JPH0238767A - ボール弁 - Google Patents
ボール弁Info
- Publication number
- JPH0238767A JPH0238767A JP18931188A JP18931188A JPH0238767A JP H0238767 A JPH0238767 A JP H0238767A JP 18931188 A JP18931188 A JP 18931188A JP 18931188 A JP18931188 A JP 18931188A JP H0238767 A JPH0238767 A JP H0238767A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- control means
- flow rate
- fluid
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- Taps Or Cocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明のボール弁は、流体流量の可変制御を行なう分野
で利用され、空調における冷温水の流量制御、化学プラ
ントにおける薬液の流量制御。
で利用され、空調における冷温水の流量制御、化学プラ
ントにおける薬液の流量制御。
ガス分野におけるガス流量の流量制御が可能である。
従来のボール弁は、例えば特開昭６２−１７７３７３号
公報、実開昭６２−１２６６７４ 。
公報、実開昭６２−１２６６７４ 。
１２６６７５号全文明細書に開示されている様に、２分
割された弁箱内に一方の側が円形の開口をなし他方の側
が扇形の開口をなす流通孔を有するボールを配置し、該
ボールの両開口側にそれぞれ接触するシール部材を装着
し、ボールの流通孔の一方側の開口が扇形になっている
ので、ボールの回動に伴なって徐々に流量の調節ができ
るものであった・ 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、ボールの加工に当っては球形状の加工物
であり、加工が困難であると共に扇形加工と円形加工と
があって、鋳造加工、切削加工のいずれも大工数を要し
、高価となっていた。
割された弁箱内に一方の側が円形の開口をなし他方の側
が扇形の開口をなす流通孔を有するボールを配置し、該
ボールの両開口側にそれぞれ接触するシール部材を装着
し、ボールの流通孔の一方側の開口が扇形になっている
ので、ボールの回動に伴なって徐々に流量の調節ができ
るものであった・ 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、ボールの加工に当っては球形状の加工物
であり、加工が困難であると共に扇形加工と円形加工と
があって、鋳造加工、切削加工のいずれも大工数を要し
、高価となっていた。
更にボール自体が専用部品となり、汎用の市販ボールを
流用できず、流量変更の場合のボール製作納期が長いと
いう欠点があった。
流用できず、流量変更の場合のボール製作納期が長いと
いう欠点があった。
又、シートが円形であるのに対して、加圧常接されるボ
ールの流体流通孔が扇形なので、シートが開閉動作によ
って偏摩耗し、シート性が劣化するという欠点があった
。
ールの流体流通孔が扇形なので、シートが開閉動作によ
って偏摩耗し、シート性が劣化するという欠点があった
。
更に、扇形の流通孔はボールの両側の平行端面に穿設さ
れているので弁体の回動にともなう流過孔とシートとの
スキ間δ（第９図参照）が弁体の回動に対して比例的に
変化しないという欠点があった。つまり、流過孔の開口
端点Ｂの回動半径ｒＩとシート開口端点Ｃのボール中心
からの半径ｒ２とが大巾に異なるため、ボールの回動角
に対するスキ間δの変化量が比例しないものであった。
れているので弁体の回動にともなう流過孔とシートとの
スキ間δ（第９図参照）が弁体の回動に対して比例的に
変化しないという欠点があった。つまり、流過孔の開口
端点Ｂの回動半径ｒＩとシート開口端点Ｃのボール中心
からの半径ｒ２とが大巾に異なるため、ボールの回動角
に対するスキ間δの変化量が比例しないものであった。
本発明は、円形の貫通穴を有する球状の弁体ｌと、該弁
体に接触するシート２とを備え、弁本体３にシート２を
固定配置し、弁体１を回動することによって流体流路を
開閉制御するボール弁において、弁体ｌの外径半径（９
４）より幾分大きな内径半径（Ｒ）の球面を有する流量
制御手段４をシート２に隣接して固定配置し、該流量制
御手段４に流体通過穴５を穿設し、弁体の回動量に対す
る流体流量を流体通過穴によって制御したことを特徴と
するものである。
体に接触するシート２とを備え、弁本体３にシート２を
固定配置し、弁体１を回動することによって流体流路を
開閉制御するボール弁において、弁体ｌの外径半径（９
４）より幾分大きな内径半径（Ｒ）の球面を有する流量
制御手段４をシート２に隣接して固定配置し、該流量制
御手段４に流体通過穴５を穿設し、弁体の回動量に対す
る流体流量を流体通過穴によって制御したことを特徴と
するものである。
弁体の円形の貫通穴と、流体制御手段の流体通過穴との
連通スキ間量は、弁体の回動量に応じて可変制御される
。更に、流量制御手段の内径半径は弁体の外径半径より
幾分大きな球面なので。
連通スキ間量は、弁体の回動量に応じて可変制御される
。更に、流量制御手段の内径半径は弁体の外径半径より
幾分大きな球面なので。
流体通過スキ間量が弁体の回動量に対して比例的に変化
する０回動防止手段により流量制御手段は弁本体に固定
配置される。
する０回動防止手段により流量制御手段は弁本体に固定
配置される。
流体は、流量制御手段の球面側から流入するので、絞り
部分における波路形状変化がゆるやかで流体の乱流発生
が防止される。
部分における波路形状変化がゆるやかで流体の乱流発生
が防止される。
本発明の一実施例を第１図〜第６図により説明すると、
弁本体３に流体入口１０と流体出口１１とが連通し、２
枚のシート２に挟持された球状の弁体１には円形の貫通
穴１２が配置されている。一方のシート２と弁本体の間
には円形板状の流量Ｍ１１手段４が配置され、シート側
の端面は弁体のボール外径半径％より幾分大きな内径半
径Ｒにて球面加工される。ｒＪＡとＲとの差はシートの
耐久摩耗量程度で良＜、１ｍｍ前後で良い、そして、流
量制御手段４には、扇形の流体通過穴５が穿設されてお
り、更に一部に切欠形状の回動防止手段６が形成されて
いる。
弁本体３に流体入口１０と流体出口１１とが連通し、２
枚のシート２に挟持された球状の弁体１には円形の貫通
穴１２が配置されている。一方のシート２と弁本体の間
には円形板状の流量Ｍ１１手段４が配置され、シート側
の端面は弁体のボール外径半径％より幾分大きな内径半
径Ｒにて球面加工される。ｒＪＡとＲとの差はシートの
耐久摩耗量程度で良＜、１ｍｍ前後で良い、そして、流
量制御手段４には、扇形の流体通過穴５が穿設されてお
り、更に一部に切欠形状の回動防止手段６が形成されて
いる。
該回動防止手段６の位置に対応して弁本体にはピン１３
が固着され、該固定ピンが円形板状の流動制御手段の回
動を規制する。弁体ｌの切欠部１４には、弁棒１５が挿
入され、該弁棒には流体の外部洩れを防止するローリン
グ１Ｂが装着される。
が固着され、該固定ピンが円形板状の流動制御手段の回
動を規制する。弁体ｌの切欠部１４には、弁棒１５が挿
入され、該弁棒には流体の外部洩れを防止するローリン
グ１Ｂが装着される。
弁本体３の上部には、電動又は空気圧、油圧操作の回動
出力アクチェータ−１７が搭載され、アクチエーター出
力によって、弁棒１５、弁体ｌが回動駆動される。流体
流れ方向は矢印Ａで示し、流体制御手段４の球面側が流
体流入側となっている。
出力アクチェータ−１７が搭載され、アクチエーター出
力によって、弁棒１５、弁体ｌが回動駆動される。流体
流れ方向は矢印Ａで示し、流体制御手段４の球面側が流
体流入側となっている。
第６図は弁の中間開度を示し、矢印Ａに示す流体の流れ
は１円形の貫通穴の開口端点Ｂと、、！！量制御手段４
の流体透過穴端点Ｃとのスキ間δによって示される流路
絞りを通って流体出口１１へ流れる。この時、開口端点
Ｂの回動半径は、略弁体の外径半径％であり、流量制御
手段４の半径Ｒと近似的に同一の半径であるので、ボー
ルの回動角に対するスキ間δの変化量が比例するもので
ある。
は１円形の貫通穴の開口端点Ｂと、、！！量制御手段４
の流体透過穴端点Ｃとのスキ間δによって示される流路
絞りを通って流体出口１１へ流れる。この時、開口端点
Ｂの回動半径は、略弁体の外径半径％であり、流量制御
手段４の半径Ｒと近似的に同一の半径であるので、ボー
ルの回動角に対するスキ間δの変化量が比例するもので
ある。
ボール状の弁体ｌとシート２は標準的な汎用品を使用で
き、流量制御手段４は円板状の素材を容易に安価に製作
できる。
き、流量制御手段４は円板状の素材を容易に安価に製作
できる。
流量変更をしたい場合には、流量制御手段４を容易に交
換できる。シート２は円形で、弁体の流体貫通穴も円形
であってシートが開閉動作されても荷重が均等に印加さ
れシートの偏摩耗が発生しない、流量制御手段４の流体
通過穴５の形状は第５図の扇形に限定されることなく、
例えば第７図のひょうたん扇形、第８図のこばん形等種
々変更した場合も未発明に含まれるものである。
換できる。シート２は円形で、弁体の流体貫通穴も円形
であってシートが開閉動作されても荷重が均等に印加さ
れシートの偏摩耗が発生しない、流量制御手段４の流体
通過穴５の形状は第５図の扇形に限定されることなく、
例えば第７図のひょうたん扇形、第８図のこばん形等種
々変更した場合も未発明に含まれるものである。
実施例は、二方口ボール弁について説明したが１本発明
を三方口、四方口、五方ロボール弁等に実施することは
当業者であれば容易にできるものであり、技術的範囲に
含まれることは言うまでもない。
を三方口、四方口、五方ロボール弁等に実施することは
当業者であれば容易にできるものであり、技術的範囲に
含まれることは言うまでもない。
本発明は、上述したように、製作が容易で安価なボール
弁を提供でき、流量制御が任意に設定できるものである
。
弁を提供でき、流量制御が任意に設定できるものである
。
特に、弁体の回動角度に対する流体流路の開ロスキ間量
δの変化が比例的に対応すると共に円形シートに円形の
弁体穴が均等に押圧されて偏摩耗がない、更に、流量制
御手段の球面側から流体が流入するので乱流が防止され
、流体、騒音が発生しない。
δの変化が比例的に対応すると共に円形シートに円形の
弁体穴が均等に押圧されて偏摩耗がない、更に、流量制
御手段の球面側から流体が流入するので乱流が防止され
、流体、騒音が発生しない。
第１図は、本発明のボール弁の一実施例を示す縦断面図
、第２図は、第１図の弁体の横断面図、第３図、第４図
、第５図はそれぞれ第１図の流量制御手段の断面図、右
側面図、左側面図、であり、第６図は第１図の弁体作動
中の上から見た断面図である。 第７図、第８図はそれぞれ流量制御手段の異なる実施例
を示す左側面図である。第９図は、従来のボール弁の弁
体作動中の上から見た断面図である。 １−、、弁体 ２ 、、、、シート３ 、、、
、弁本体 ４．、、、流量制御手段５ 、、、、
流体通過穴 ６ 、、、、回動防止手段Ｄ 、、、、
弁体の外径直径
、第２図は、第１図の弁体の横断面図、第３図、第４図
、第５図はそれぞれ第１図の流量制御手段の断面図、右
側面図、左側面図、であり、第６図は第１図の弁体作動
中の上から見た断面図である。 第７図、第８図はそれぞれ流量制御手段の異なる実施例
を示す左側面図である。第９図は、従来のボール弁の弁
体作動中の上から見た断面図である。 １−、、弁体 ２ 、、、、シート３ 、、、
、弁本体 ４．、、、流量制御手段５ 、、、、
流体通過穴 ６ 、、、、回動防止手段Ｄ 、、、、
弁体の外径直径
Claims (3)
- （１）円形の貫通穴を有する球状の弁体１と、該弁体に
接触するシート２とを備え、弁本体３に固定配置された
シート２に対して、弁体１を回動摺動させて流体流路を
開閉制御するボール弁において、弁体１の外径半径（１
／２）より幾分大きな内径半径（Ｒ）の球面を有する流
量制御手段４をシート２に隣接して固定配置し、該流量
制御手段４に流体通過穴５を穿設し、弁体の回動量に対
する流体流量を流体通過穴によって制御したことを特徴
とするボール弁。 - （２）前記流量制御手段４は円形板状部材であり、弁本
体に固定配置するための回動防止手段６を配置してなる
特許請求の範囲第１項記載のボール弁。 - （３）前記流量制御手段４の球面側を流体流入側として
なる特許請求の範囲第１項記載のボール弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18931188A JPH0238767A (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | ボール弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18931188A JPH0238767A (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | ボール弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0238767A true JPH0238767A (ja) | 1990-02-08 |
Family
ID=16239226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18931188A Pending JPH0238767A (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | ボール弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0238767A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010014280A (ja) * | 2009-10-19 | 2010-01-21 | Yamatake Corp | 低騒音回転弁 |
-
1988
- 1988-07-28 JP JP18931188A patent/JPH0238767A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010014280A (ja) * | 2009-10-19 | 2010-01-21 | Yamatake Corp | 低騒音回転弁 |
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