JPH023839Y2 - - Google Patents

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JPH023839Y2
JPH023839Y2 JP12229385U JP12229385U JPH023839Y2 JP H023839 Y2 JPH023839 Y2 JP H023839Y2 JP 12229385 U JP12229385 U JP 12229385U JP 12229385 U JP12229385 U JP 12229385U JP H023839 Y2 JPH023839 Y2 JP H023839Y2
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sludge
continuous spiral
pipe
fan
spiral blade
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JP12229385U
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高温流体が通る螺旋状パイプを有す
る汚泥撹拌移送用回転体を、乾燥室内に配置する
と共に駆動装置に連動させた汚泥乾燥機に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、乾燥室の汚泥供給側から汚泥排出側に汚
泥を移送する正転方向にのみ回転体を駆動するよ
うに構成し、汚泥供給側から汚泥排出側の全体に
わたつて螺旋状パイプを配置していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、汚泥の含水率が高かつたり、あるい
は、汚泥の性状が乾燥しにくい場合、乾燥室から
排出される汚泥の含水率を十分に低くするため
に、螺旋状回転体の速度をかなり遅くして、汚泥
の乾燥時間を長くする必要があり、回転体速度低
下に伴つて汚泥撹拌機能が低下して、乾燥効率が
劣化し、その上、螺旋状パイプでは乾燥により塊
状化した汚泥を粉砕する能力が不十分なため、汚
泥の含水率が余り低下せず、通常40〜50%程度以
下の乾燥汚泥を得ることはできず、さらに一層の
改良の余地があつた。
本考案の目的は、汚泥撹拌機能を低下させずに
汚泥乾燥時間を適度に増長できるようにすると共
に、塊状化した汚泥を十分に細粉砕できて、極め
て低い含水率に汚泥乾燥できるようにする点にあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、螺旋状パイプを有する回
転体の駆動装置に正逆転切換用操作部を設け、設
定時間毎に正逆転切換を行うように前記操作部を
自動操作する制御器を設け、前記回転体におい
て、前記螺旋状パイプよりも汚泥移送方向に位置
させて、第1連続螺旋翼、破砕用突起、第2連続
螺旋翼、及び高温流体内蔵の扇形状パドルをその
順に汚泥移送方向に並べて備えさせたことにあ
り、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、制御器によつて、回転体を設定時間だ
け正転させた後設定時間だけ逆転させる状態が繰
返されるものであり、正転時間と逆転時間の比
を、汚泥の性状に見合つて乾燥室からの排出汚泥
の含水率が十分に低くなるように設定すれば、回
転体の速度を撹拌に十分な高速に維持しながら、
適度の乾燥時間を確保できる。
また、螺旋状パイプの作用で乾燥されかつ塊状
化した汚泥を、正転時に第1連続螺旋翼により破
砕用突起に送り、第2連続螺旋翼より破砕用突起
に一旦破砕された汚泥を戻すから、汚泥を破砕用
突起により十分に細かくでき、その上、その細粉
砕した汚泥を扇形状パドルで加熱、粉砕及び撹拌
するから、汚泥の含水率を極めて低く、例えば10
〜30%程度にできる。
〔考案の効果〕
その結果、汚泥の性状いかんにかかわらず、適
度の乾燥時間と十分な粉砕でもつて十分に汚泥を
乾燥できると共に、回転体による十分な撹拌作用
により効率良く乾燥処理でき、乾燥性能及び処理
量のいずれにおいても優れた汚泥乾燥機を提供で
きるようになつた。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第1図及び第2図に示すように、ジヤケツト1
を備えたケーシング2によつて汚泥乾燥室3を形
成し、乾燥室3の一端側に汚泥供給路4をかつ他
端側に乾燥汚泥排出路5を夫々接続し、3本の回
転体A1,A2,A3を乾燥室3内に並設してある。
第3図に示すように、回転体A1,A2,A3夫々
において、螺旋状パイプ11、第1連続螺旋翼1
2a、破砕用突起13、第2連続螺旋翼12b及
び扇形状パドル18をその順に汚泥移送方向に並
べて直管状パイプ10に付設し、螺旋状パイプ1
1を1〜2ピツチ毎に分割形成すると共に、第4
図に示すようにそれら分割パイプ部分夫々の両端
開口部11a,11bを直管状パイプ10に連通
させ、第1及び第2連続螺旋状翼12a,12b
を第5図に示すように、かつ、扇形状パドル18
を第7図に示すように、夫々直管状のパイプ10
に連通させてある。
第1図に示すように、スチームやオイル等の高
温流体を供給する装置14を、ケーシング2のジ
ヤケツト1に供給管15a及び回収管16aによ
り接続すると共に、直管状パイプ10に供給管1
5b、回収管16b、ロータリージヨイント17
により接続し、もつて、供給路4からの汚泥を、
排出路5に向かつて撹拌移送しながら、ジヤケツ
ト1、パイプ10,11、連続螺旋翼12a,1
2b及びパドル18内に高温流体により加熱乾燥
するように構成してある。
第3図に示すように、回転体の隣り合うものど
うしA1,A2及びA2,A3において、螺旋状パイプ
11、第1及び第2連続螺旋翼12a,12bが
互いに逆戻りになるように形成し、螺旋状パイプ
11、第1及び第2連続螺旋翼12a,12b、
扇形状パドル18をほぼ等ピツチPになるように
配置し、螺旋状パイプ11、第1及び第2連続螺
旋翼12a,12b、破砕用突起13、扇形状パ
ドル18を互いに入り込むように配置し、第6図
に示すように破砕用突起13を互いに衝突しない
回転位相になるように配置してある。
第1図に示すように、モータMに連動させた減
速兼正逆転切換装置6をチエーン7により両端側
の回転体A1,A3に、それらを同方向に回転させ
るように連動させ、一端側の回転体A1を中央の
回転体A2に逆転用ギヤ8により連動させて、隣
り合う回転体A1,A2及びA2,A3を互いにほぼ等
速で逆向きに回転させ、供給路4からの汚泥を回
転体A1,A2,A3により排出路5に向かつて撹拌
移送するように構成し、塊状汚泥を粉砕するよう
に構成してある。
操作指令発信手段9a及び入力手段9bを有す
る制御機9を正逆転切換装置6に、それを自動操
作するように連係させ、入力手段9bによつて人
為的に設定した正転時間及び逆転時間でもつて、
回転体A1,A2,A3を繰返して正逆転させるよう
に構成してある。
第2図に示すように、中央の回転体A2をその
回転軸芯方向に摺動自在にケーシングに取付け、
その回転体A2に相対回転のみ自在に外嵌させた
摺動部材19を、回転ネジ軸20に螺合させ、回
転ネジ軸20にモータ22をハンドル付減速機2
3、正逆転切換兼停止装置24、チエーン25を
介して連動させ、摺動部材19に作用する一対の
リミツトスイツチLS1,LS2並びに、それらリミ
ツトスイツチLS1,LS2からの情報に基づいて正
逆転切換兼停止装置24を自動操作する制御器2
6を設け、もつて、螺旋状パイプ11、連続螺旋
翼12a,12b、扇形パドル18のピツチPに
近い距離だけ、中央の回転体A2を回転軸芯方向
に自動的に往復摺動させて、回転体A1,A2及び
A2,A3どうしが付着汚泥を除去し合うように構
成してある。
尚、螺旋状パイプ11の外周側に汚泥掻取用ス
クレーパ27を付設し、また、扇形状パドル18
の端部に汚泥移送用羽根28を付設してある。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
回転体A1,A2,A3の設置本数は自由に変更で
きる。
回転体A1,A2,A3の駆動構成は、電動式、流
体圧式、内燃機式等において適当に変更でき、そ
れらを駆動装置Mと総称する。また、回転体A1
A2,A3の正逆転切換を行うための操作構成は、
ギヤ式、ベルト式、クラツチ式、その他適宜変更
でき、それらを正逆転切換用操作部6と総称す
る。
制御器9の具体構成は不問であり、また、正逆
転比は汚泥性状に応じて適当に設定すればよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部切
欠平面図、第2図は一部切欠側面図、第3図は回
転体の平面図、第4図は第3図の−線断面
図、第5図は第3図の−線断面図、第6図は
第3図の−線断面図、第7図は第3図の−
線断面図である。 3……乾燥室、6……正逆切換用操作部、9…
…制御器、11……螺旋状パイプ、12a……第
1連続螺旋翼、12b……第2連続螺旋翼、13
……破砕用突起、18……扇形状パドル、A1
A2,A3……回転体、M……駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高温流体が通る螺旋状パイプ11を有する汚泥
    撹拌移送用回転体A1,A2,A3を、乾燥室3内に
    配置すると共に駆動装置Mに連動させた汚泥乾燥
    機であつて、前記駆動装置Mに正逆転切換用操作
    部6を設け、設定時間毎に正逆転切換を行うよう
    に前記操作部6を自動操作する制御器9を設け、
    前記回転体A1,A2,A3において、前記螺旋状パ
    イプ11よりも汚泥移送方向に位置させて、第1
    連続螺旋翼12a、破砕用突起13、第2連続螺
    旋翼12b、及び高温流体内蔵の扇形状パドル1
    8をその順に汚泥移送方向に並べて備えさせてあ
    る汚泥乾燥機。
JP12229385U 1985-08-08 1985-08-08 Expired JPH023839Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12229385U JPH023839Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12229385U JPH023839Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6231296U JPS6231296U (ja) 1987-02-25
JPH023839Y2 true JPH023839Y2 (ja) 1990-01-29

Family

ID=31012345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12229385U Expired JPH023839Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

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JPS6231296U (ja) 1987-02-25

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