JPH0238170B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0238170B2
JPH0238170B2 JP59264100A JP26410084A JPH0238170B2 JP H0238170 B2 JPH0238170 B2 JP H0238170B2 JP 59264100 A JP59264100 A JP 59264100A JP 26410084 A JP26410084 A JP 26410084A JP H0238170 B2 JPH0238170 B2 JP H0238170B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
hole
soil
golf course
green
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59264100A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61141821A (ja
Inventor
Tadashi Shibata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshoku Corp
Original Assignee
Nisshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshoku Corp filed Critical Nisshoku Corp
Priority to JP59264100A priority Critical patent/JPS61141821A/ja
Publication of JPS61141821A publication Critical patent/JPS61141821A/ja
Publication of JPH0238170B2 publication Critical patent/JPH0238170B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主にゴルフ場のグリーンにおける深層
土壌の改良方法に係るものである。
(従来の技術) 従来よりゴルフ場のグリーンにおいては、プレ
ーヤーの踏圧や管理作業機械の転圧あるいは自然
の圧密等により土壌が固結してくることから、通
気,通水性が悪くなり芝の生育に支障をきたした
り、病害虫の発生を諾起することが知られてい
る。そこでこの改良方法としてグリーンセアー等
の表層穿孔器を用いて改良する方法が実施されて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが表層穿孔器ではあくまでグリーンの表
層部5〜8cmの改良の為、根本的な通気,通水性
の改良にはなつていない。
又、グリーンセアー等をかけるとグリーン表面
に小穴があき、凹凸の状態となり、プレーに支障
をきたすことも指摘されている。
そこで本発明者等は、グリーンの状態をいため
ることなく、根本的な土壌改良ができる方法はな
いかと種々検討した結果、カツプをきる時用いる
コアぬきにより芝草及び表層土をくりぬき、その
下部のいわゆる深層土壌を改良し形成される耕盤
層を除去すれば根本的な土壌改良ができるとして
本発明に到達した。
(問題点を解決する為の手段) すなわち本発明はゴルフ場のグリーンにおいて
適宜箇所にコアをくりぬき、該コアくりぬき部あ
るいはホールカツプ部の下部をドリル掘削して掘
削孔を形成し、掘削に際し掘り上げられた土壌を
撤去した後該掘削孔に砂を充填せしめることを特
徴とするゴルフ場グリーンの深層土壌改良方法で
ある。
以下本発明の構成につき説明する。
施工は通常1週間に2回程度行なわれるホール
カツプ切りに合わせて行なわれる。
まずグリーン1の適宜箇所(特に水はけの悪い
ところ)にホールカツプ切りでコア2をくりぬ
き、そのコアはそのままその付近においておく。
次に以前に切られているホールと今回切つたホ
ールに、ホールより若干小さめの掘削孔3をオー
ガドリルで約30〜60cmの深さにあけ、掘削に際し
掘り上げられた土壌を撤去した後、該掘削孔に砂
4を充填し、以前あけたホールにコアを埋め戻
し、今回あけたホールにはカツプをはめ込むとい
う手順で行う。
上記ホールカツプ切りは、特にグリーンの表面
水がよくたまる場所を選び、縦横あるいは暗渠排
水溝直上部に計画的に行うのが良く、一年間には
かなりの部分が改良されることとなる。
以上が通常の施工であるが、特に表面水がよく
停留するグリーンにあつては、ホールカツプの移
動時のみでなく、集中的に上記の方法でコアをく
りぬき、そのコアはそのままその付近においてお
いて、オーガドリルで掘削孔を形成し、掘削に際
し掘り上げた土壌は撤去して該掘削孔に砂を充填
し、その上にコアを埋め戻すという手順で数個所
あるいは数十個所行なえばよく、この場合、コア
はもとのホールに埋め戻すこととなるので、グリ
ーンをいためることはない。
尚、上記の深層土壌の改良方法において掘削孔
に充填した砂の上から、ポリエチレンオキサイ
ド,ポリビニールアルコール,ポリアクリルアマ
イド,ポリオレフイン,水溶性尿素樹脂等の土壌
団粒化剤の希釈液を時として注入する場合もあ
り、そうすれば土壌改良効果が一層高まる。
(発明の効果) 以上のように本発明はゴルフ場のグリーンにお
いて適宜個所にコアをくりぬき、該コアくりぬき
部あるいはホールカツプ部の下部をドリル掘削し
て掘削孔を形成し、掘削に際し掘り上げられた土
壌を撤去した後該掘削孔に砂を充填せしめること
を特徴とするゴルフ場グリーンの深層土壌改良方
法であるから、グリーンをいためることなく、グ
リーンの改良が行なえ、プレーに支障をきたすこ
とがない。
又、グリーンの土壌改良は今まで地表面だけで
排水不良のガンである耕盤の改良までにはいたつ
ていなかつたが、本発明によると掘削孔に砂を充
填して空隙部を作るものであるためその耕盤の除
去が行なえ地表水をすみやかに地下に侵透させる
ことができるので、根本的な土壌改良ができる。
そのうえ、ホールカツプきりでコアをくりぬい
てもコアはもとどおりに埋め戻されるので、グリ
ーンセアーのようにグリーン表面に凹凸をつくり
グリーンをいためるというようなことはなくな
り、スムーズにプレーが行なえる等数々の効果を
有するもののである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の深層土壌改良方法を完了させた
ところを示す断面図。 図中1はグリーン,2はコア,3は掘削孔,4
は砂である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ゴルフ場グリーンにおいて適宜箇所にコアを
    くりぬき、該コアくりぬき部あるいはホールカツ
    プ部の下部をドリル掘削して掘削孔を形成し、掘
    削に際し掘り上げられた土壌を撤去した後該掘削
    孔に砂を充填せしめ、くりぬかれたコアを埋め戻
    すことを特徴とするゴルフ場グリーンの深層土壌
    改良方法。 2 ゴルフ場グリーンにおいて適宜箇所にコアを
    くりぬき、該コアくりぬき部あるいはホールカツ
    プ部の下部をドリル掘削して掘削孔を形成し、掘
    削に際し掘り上げられた土壌を撤去した後、該掘
    削孔に砂を充填せしめた上から土壌団粒化剤を注
    入して、くりぬかれたコアを埋め戻すことを特徴
    とするゴルフ場グリーンの深層土壌改良方法。
JP59264100A 1984-12-13 1984-12-13 ゴルフ場グリ−ンの深層土壌改良方法 Granted JPS61141821A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59264100A JPS61141821A (ja) 1984-12-13 1984-12-13 ゴルフ場グリ−ンの深層土壌改良方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59264100A JPS61141821A (ja) 1984-12-13 1984-12-13 ゴルフ場グリ−ンの深層土壌改良方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61141821A JPS61141821A (ja) 1986-06-28
JPH0238170B2 true JPH0238170B2 (ja) 1990-08-29

Family

ID=17398509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59264100A Granted JPS61141821A (ja) 1984-12-13 1984-12-13 ゴルフ場グリ−ンの深層土壌改良方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61141821A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61141821A (ja) 1986-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104264557A (zh) 一种半填半挖生态路基结构及施工方法
CN103924987B (zh) 一种smw工法桩盾构洞门防渗水结构及其施工方法
CN109594442B (zh) 园林道路施工工艺
CN203796288U (zh) 一种smw工法桩盾构洞门防渗水结构
CN111997072A (zh) 一种适用黄土滑坡裂缝回填处理方法
JPH0238170B2 (ja)
JPH0238171B2 (ja)
CN105839676B (zh) 渠式水泥土连续墙的冷缝处理方法
CN109083122B (zh) 深厚泥炭土地区施工操作平台的施工方法
JPH03206212A (ja) 管状杭における土留工法および管状杭
CN206829116U (zh) 一种改良的软土地基加固结构
JP2876265B2 (ja) 地下連続壁用矢板及び地下連続壁工法
JP3568860B2 (ja) 土中通路形成工法
JP3841570B2 (ja) 鋼管柱列土留壁における地下水通水孔の開設方法
JPH0241605B2 (ja)
CN111778959B (zh) 一种采用水泥稳定土处治隧址区黄土陷穴的施工方法
JP2002201632A (ja) 地下水流保全機能を有する遮水性山留め壁とその地下水流保全方法
CN113832929A (zh) 一种灌排渠道防流砂的方法
JPS61169505A (ja) ゴリフ場グリ−ン床の排水促進方法
CN110552266A (zh) 一种沙漠道路碾压路床施工工艺
CN206512700U (zh) 桩基孔口加固布局结构
Diyaljee Discussion of ‘Performance of stiffened slab-on-grade foundation on shrink-swell soils: Case study of the Ellison office building, College Station, Texas’ by Remon Abdelmalak and Jean-Louis Briaud
CN117071643A (zh) 农业盐碱地改造的施工方法和地下施工锯条
JP2023171017A (ja) 既存杭の引抜き工法、及び流体供給装置
JPS6140817B2 (ja)