JPH0238140Y2 - - Google Patents

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JPH0238140Y2
JPH0238140Y2 JP11107885U JP11107885U JPH0238140Y2 JP H0238140 Y2 JPH0238140 Y2 JP H0238140Y2 JP 11107885 U JP11107885 U JP 11107885U JP 11107885 U JP11107885 U JP 11107885U JP H0238140 Y2 JPH0238140 Y2 JP H0238140Y2
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mounting
valve body
gasket
screw
valve
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は電磁弁、特に複数の電磁弁のマニホー
ルド等の基台への取付技術に関する。
〔背景技術〕
従来マニホールド等の取付基台に電磁弁を取付
ける構造としては、たとえば実公昭59−22326号
公報に開示されるように、弁本体を貫通する円形
の取付穴を開設して取付ねじで緊締するものが一
般的に知られている。しかし、上記取付構造では
円形の取付穴の存在により弁本体の内部機構に十
分なスペースをとろうとすると弁本体の巾が大き
くなり、マニホールドへの取付ピツチが大きくな
るという問題がある。
そこで、弁本体の側面に断面U字状のねじ取付
溝を形成して弁本体の内部機構に十分なスペース
を確保して、しかも取付ピツチは通常の寸法で行
うことができる弁取付構造が考えられる。
しかし、上記取付構造では、ねじの取付溝が断
面U字状であるため、マニホールドへの弁本体の
取付作業の際に取付溝に取付ねじを保持しておく
ことが難しく、ねじが側方に脱落し易い。そのた
め弁本体およびガスケツトも分離脱落してしまい
組立性が良好でないという問題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、電磁弁の取付構造において、
内部機構に十分なスペースを有し、しかも組立性
の良好な弁取付技術を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は、弁本体の側面に、少なくとも一部が
取付ねじの側方へ脱落を防止できる断面を有する
取付ねじ挿通用の取付溝を形成し、かつ弁本体の
取付面側にガスケツト保持穴を設け、前記ガスケ
ツトの弁本体側には前記ガスケツト保持穴に嵌合
保持されるリブを突設し、かつ前記ガスケツトは
前記取付溝と整合する位置に前記取付ねじの先端
側を挿通する孔を備えてなる弁取付構造とするこ
とにより、ねじ穴に制限されることなく内部機構
に十分なスペースを確保でき、しかもマニホール
ドへの取付作業に際しても弁本体から取付ねじが
脱落することを防止できる組立性が良好な弁取付
技術を提供することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例である電磁弁のマニ
ホールドへの取付構造を示す一部切り欠き断面
図、第2図は弁本体の部分平面図、第3図はガス
ケツトを示す平面図である。
本実施例での電磁弁1の弁本体2は、内部構造
は図示しないが、磁力発生部3a,3bが弁機構
部4を介して対向位置に取付られたいわゆるダブ
ルソレノイド型電磁弁であり、取付基台であるマ
ニホールド6の内部に穿孔された流通路6a,6
bを流通する流体の切換制御を行うためのもので
ある。
弁本体2はほぼ角柱形状を有しており、この弁
本体2は複数個を並列に並べた状態でガスケツト
7を介してマニホールド6に装着されるものであ
る。上記弁本体2の長さ方向と平行な側面の一側
には縦方向に一部が断面U字状の取付ねじ挿通用
の取付溝8が形成されている。前記取付溝8の幅
は後述の取付ねじ9の軸部9aの直径よりもやや
長さに形成されており、側面方向からの溝加工お
よび取付ねじ9の装着が横方向から容易に可能な
ようになつている。また、前記取付溝8の最上部
には取付ねじ9のねじ頭部9bを保持する座ぐり
部10が穿設されている。この座ぐり部10は全
円である必要はないが、少なくとも半円以上の円
周部を有している。すなわち、半円以上の円周部
を設けることによつて、ねじ頭部9bが弁本体2
から離脱するのを防止するためである。なお、弁
本体2の他側面側にも同様の取付ねじ挿通用の取
付溝8および座ぐり部10が形成されている。
一方、上記弁本体2の取付面側すなわち座ぐり
部10が形成されている面とは反対側の面には、
流体通路用ポート11が開設されており、本実施
例ではこの流体通路用ポート11の周囲には前記
流体通路用ポート11よりもやや大径のガスケツ
ト保持穴12が流体通路用ポート11と同軸状に
形成されている。
ガスケツト7は所定形状に加工された薄板形状
を有しており、前記弁本体2の流体通路用ポート
11に対応した部位には流体流通孔13が開設さ
れており、その流体流通孔13の周囲には前記弁
本体2の取付面側のガスケツト保持穴12に対応
した形状のリブ14が突設されている。さらに、
前述の弁本体2の取付溝8と整合する位置には前
記取付ねじ9の先端側を挿通するねじ挿通孔15
を備えている。
次に、本実施例の作用について説明する。
弁本体2をマニホールド6に取付ける際には以
下の様に作業が行われる。
まず、弁本体2にガスケツト7の取付を行う
が、このとき、ガスケツト7には弁本体2のガス
ケツト保持穴12に対応する部位にリブ14が突
設されている。したがつて、前記リブ14をガス
ケツト保持穴12に嵌合させることによりガスケ
ツト7は弁本体2に保持された状態となる。
次に、取付ねじ9を弁本体2に装着するが、こ
の取付ねじ9の装着は、まずねじ先端を前記ガス
ケツト7のねじ挿通孔15に挿通し、ねじ頭部9
bを弁本体2の座ぐり部10に収容する。このと
き、弁本体2の取付溝8は断面がU字状であるた
め、弁本体2への取付ねじ9の装着が極めて容易
にでき、しかも装着後はねじ頭部9bは弁本体2
の座ぐり部10に保持され、ねじ先端はガスケツ
ト7のねじ挿通孔15に挿通保持されているた
め、取付ねじ9が弁本体2から離脱することを防
止できる。
したがつて、弁本体2とガスケツト7および取
付ねじ9は相互に組立状態で保持できるので、こ
の組立体をマニホールド6の所定位置に載置して
取付ねじ9の先端をマニホールド6のねじ孔に螺
入することにより、弁本体2はガスケツト7を介
してマニホールド6に組立性良く容易に組み付け
ることができる。
以上本考案を実施例に基づき具体的に説明した
が、本考案は前記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
たとえば、ガスケツト7のリブ14は流体流通
路13の周囲に突設した場合についてのみ説明し
たが、これに限らずガスケツト7の表面の別の部
位に突設してもよい。この場合、リブに整合する
弁本体2の取付面側にもリブに対応した凹部が形
成されている必要がある。
〔効果〕
(1) 弁本体の側面に、少なくとも一部が取付ねじ
の側方への脱落を防止できる断面を有する取付
ねじ挿通用の取付溝を形成し、かつ弁本体の取
付面側にガスケツト保持穴を設け、前記ガスケ
ツトの弁本体側には前記ガスケツト保持穴に嵌
合保持されるリブを突設し、かつ前記ガスケツ
トは前記取付溝と整合する位置に前記取付ねじ
の先端側を挿通する孔を備えてなる弁取付構造
とすることにより、ねじ穴に制限されることな
く内部機構に十分なスペースを確保できかつ弁
の取付巾の減少による取付ピツチの縮小を図る
ことができ、しかもマニホールドへの取付作業
に際しても弁本体から取付ねじが脱落すること
が防止できる組立性が良好な弁取付技術を提供
することができる。
(2) 弁本体の取付溝を、前記取付ねじの頭部を挿
入する部分は半円よりも大きい断面を有し、前
記取付ねじの軸部を挿通する部分は半円または
それよりも小さい断面を有する形状とすること
により、取付ねじの装着を容易に行うことがで
き、しかも前記取付ねじの弁本体からの脱落を
有効に防止することができる。
(3) 取付溝を弁本体の側面に形成することによつ
て、弁本体の内部機構に十分なスペースを確保
することができるため、弁本体の内部機構の設
計や加工の自由度を増加させることができる。
(4) 前記(1),(3)により、弁本体の小形化を促進す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である電磁弁のマニ
ホールドへの取付構造を示す一部切り欠き断面
図、第2図は弁本体の部分平面図、第3図はガス
ケツトを示す平面図である。 1……電磁弁、2……弁本体、3a,3b……磁
力発生部、4……弁機構部、6……マニホール
ド、6a,6b……流通路、7……ガスケツト、
8……取付溝、9……取付ねじ、10……座ぐり
部、11……流体通路用ポート、12……ガスケ
ツト保持穴、13……流体流通孔、14……リ
ブ、15……ねじ挿通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電磁弁を取付ねじによりガスケツトを介して
    マニホールドに取付ける弁取付構造であつて、
    弁本体の側面に、少なくとも一部が取付ねじの
    側方への脱落を防止する断面を有する取付ねじ
    挿通用の取付溝を形成し、かつ弁本体の取付面
    側にガスケツト保持穴を設け、前記ガスケツト
    の弁本体側には前記ガスケツト保持穴に嵌合保
    持されるリブを突設し、かつ前記ガスケツトは
    前記取付溝と整合する位置に前記取付ねじの先
    端側を挿通する孔を備えてなる弁取付構造。 (2) 前記弁本体の前記取付溝が、前記取付ねじの
    頭部を挿入する部分は半円よりも大きい断面を
    有し、前記取付ねじの軸部を挿通する部分は半
    円またはそれよりも小さい断面を有することを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の弁取付構造。 (3) 前記ガスケツトの前記リブが、前記弁本体の
    流体通路用ポートまたは前記取付溝と整合する
    位置の周囲に突設されていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の弁取付構
    造。
JP11107885U 1985-07-22 1985-07-22 Expired JPH0238140Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11107885U JPH0238140Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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JP11107885U JPH0238140Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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Publication Number Publication Date
JPS6220276U JPS6220276U (ja) 1987-02-06
JPH0238140Y2 true JPH0238140Y2 (ja) 1990-10-15

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JPS6220276U (ja) 1987-02-06

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