JPH0238002B2 - Jikohotsuiantena - Google Patents
JikohotsuiantenaInfo
- Publication number
- JPH0238002B2 JPH0238002B2 JP9421084A JP9421084A JPH0238002B2 JP H0238002 B2 JPH0238002 B2 JP H0238002B2 JP 9421084 A JP9421084 A JP 9421084A JP 9421084 A JP9421084 A JP 9421084A JP H0238002 B2 JPH0238002 B2 JP H0238002B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- self
- plane
- complementary
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/16—Resonant antennas with feed intermediate between the extremities of the antenna, e.g. centre-fed dipole
- H01Q9/28—Conical, cylindrical, cage, strip, gauze, or like elements having an extended radiating surface; Elements comprising two conical surfaces having collinear axes and adjacent apices and fed by two-conductor transmission lines
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Description
[発明の技術分野]
本発明は移動用アンテナに適した自己補対アン
テナに関する。 [従来技術とその欠点] 従来、自己補対アンテナとは、第1図に示すよ
うな形状で、導体板11,12で構成し、回転す
ると完全に重ね合わすことのできるアンテナを言
う。このようなアンテナの入力端子F1,F2から
見たインピーダンスは概略188[Ω]となることが
知られている。 しかしながら、このような構造のアンテナで
は、指向性が8字特性となるため、移動用アンテ
ナとしては不適当であつた。 [発明の目的] 本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、入力インピーダンスの広帯域性を保ち
つつ指向性を出来るだけ無くし、更にアンテナ長
が短い状態で高いインピーダンスを得ることので
きる移動用アンテナに好適な自己補対アンテナを
提供することにある。 [発明の要点] 本発明は、外縁が、等しい長さの2本線を各中
央で交差させ、かつその先端部を2次曲線で結ん
だ形状をなす2枚の導体板を傾斜して構成し、そ
の中央部に給電部を設けてなる自己補対アンテナ
である。 [発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。本発明の自己補対アンテナは、第1図に示
した導体板11、及び導体板12を第2図及び第
3図に示すように傾斜させて構成したものであ
る。すなわち、導体板11及び導体板12の外形
は、等しい長さの2本線を中央で交差させ、かつ
その先端部を2次曲線で結んだ形状をなすもので
ある。これら導体板11及び導体板12の直線部
のなす角すなわち中心角をφ、直線部の長さを
L、全長をBとし、座標をX、Y軸、紙面に垂直
な方向をZ軸とする。このアンテナは、φの範囲
が30〜120度、B/Lの比が0.7〜2.0付近の場合
がその特性は良好となる。なお、給電は、中央部
のF1,F2より行なうものである。 第2図は第1図の導体板11及び導体板12を
そのまま傾斜させ、頂角θ1となるように配置した
Y−Z面の正面図を示し、また第3図は同じくY
−Z面の側面図を示すものである。 上記実施例に於いては、導体板11及び導体板
12を平板状としたが、第4図乃至第6図に示す
ような構成としてもよい。すなわち、この実施例
に於いては、第1図の導体板11及び導体板12
を、第4図に示すように円錐形面13の表面に密
着するように折曲げて構成したものである。第5
図はそのY−Z面の正面図を示すもので、頂角は
θ2とする。また、第6図は同じくX−Z面の側面
図を示し、中心角はφ2である。 第7図は上記円錐形面13上に構成したアンテ
ナに於けるインピーダンスの抵抗分の特性例を、
従来のダイポールアンテナと比較して示すもので
ある。ここに、アンテナ長Bは31.5cmで一定であ
る。次表に、各アンテナの諸元及び指向性を示
す。
テナに関する。 [従来技術とその欠点] 従来、自己補対アンテナとは、第1図に示すよ
うな形状で、導体板11,12で構成し、回転す
ると完全に重ね合わすことのできるアンテナを言
う。このようなアンテナの入力端子F1,F2から
見たインピーダンスは概略188[Ω]となることが
知られている。 しかしながら、このような構造のアンテナで
は、指向性が8字特性となるため、移動用アンテ
ナとしては不適当であつた。 [発明の目的] 本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、入力インピーダンスの広帯域性を保ち
つつ指向性を出来るだけ無くし、更にアンテナ長
が短い状態で高いインピーダンスを得ることので
きる移動用アンテナに好適な自己補対アンテナを
提供することにある。 [発明の要点] 本発明は、外縁が、等しい長さの2本線を各中
央で交差させ、かつその先端部を2次曲線で結ん
だ形状をなす2枚の導体板を傾斜して構成し、そ
の中央部に給電部を設けてなる自己補対アンテナ
である。 [発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。本発明の自己補対アンテナは、第1図に示
した導体板11、及び導体板12を第2図及び第
3図に示すように傾斜させて構成したものであ
る。すなわち、導体板11及び導体板12の外形
は、等しい長さの2本線を中央で交差させ、かつ
その先端部を2次曲線で結んだ形状をなすもので
ある。これら導体板11及び導体板12の直線部
のなす角すなわち中心角をφ、直線部の長さを
L、全長をBとし、座標をX、Y軸、紙面に垂直
な方向をZ軸とする。このアンテナは、φの範囲
が30〜120度、B/Lの比が0.7〜2.0付近の場合
がその特性は良好となる。なお、給電は、中央部
のF1,F2より行なうものである。 第2図は第1図の導体板11及び導体板12を
そのまま傾斜させ、頂角θ1となるように配置した
Y−Z面の正面図を示し、また第3図は同じくY
−Z面の側面図を示すものである。 上記実施例に於いては、導体板11及び導体板
12を平板状としたが、第4図乃至第6図に示す
ような構成としてもよい。すなわち、この実施例
に於いては、第1図の導体板11及び導体板12
を、第4図に示すように円錐形面13の表面に密
着するように折曲げて構成したものである。第5
図はそのY−Z面の正面図を示すもので、頂角は
θ2とする。また、第6図は同じくX−Z面の側面
図を示し、中心角はφ2である。 第7図は上記円錐形面13上に構成したアンテ
ナに於けるインピーダンスの抵抗分の特性例を、
従来のダイポールアンテナと比較して示すもので
ある。ここに、アンテナ長Bは31.5cmで一定であ
る。次表に、各アンテナの諸元及び指向性を示
す。
【表】
ここで、a、bはそれぞれ本発明のアンテナの
特性を示し、また、cはΩ=10(Ω=21n2h/a、
aはダイポール素子の半径、hは同素子の長さを
示す。)のダイポールアンテナの特性を示すもの
である。 アンテナa、bはいずれもダイポールアンテナ
cよりも特性の変化は緩く安定している。直線部
分の長さLが長いと、特性は低い周波数で良くな
る。指向性はX−Z面に強くでるが、X−Y面に
も出る。一般に、頂角θ2が180度のとき、X−Y
面で8字特性を呈し、角度を小さくしてゆくと、
8字特性の切り込みは少なくなり、無指向性に近
ずく。 [発明の効果] 以上のように本発明によれば、小形で、広帯域
特性を有するので、周波数の共用が容易となり、
移動用アンテナとして好適な自己補対アンテナを
提供できる。
特性を示し、また、cはΩ=10(Ω=21n2h/a、
aはダイポール素子の半径、hは同素子の長さを
示す。)のダイポールアンテナの特性を示すもの
である。 アンテナa、bはいずれもダイポールアンテナ
cよりも特性の変化は緩く安定している。直線部
分の長さLが長いと、特性は低い周波数で良くな
る。指向性はX−Z面に強くでるが、X−Y面に
も出る。一般に、頂角θ2が180度のとき、X−Y
面で8字特性を呈し、角度を小さくしてゆくと、
8字特性の切り込みは少なくなり、無指向性に近
ずく。 [発明の効果] 以上のように本発明によれば、小形で、広帯域
特性を有するので、周波数の共用が容易となり、
移動用アンテナとして好適な自己補対アンテナを
提供できる。
第1図は従来の自己補対アンテナを示す構成
図、第2図は本発明の一実施例に係る自己補対ア
ンテナのY−Z面の正面図、第3図は同じくY−
Z面の側面図、第4図は本発明の他の実施例に係
る自己補対アンテナの構成図、第5図は同アンテ
ナのY−Z面の正面図、第6図は同じくX−Z面
の側面図、第7図は本発明のアンテナと従来のダ
イポールアンテナを比較して示す特性図である。 11,12……導体板、13……円錐形面。
図、第2図は本発明の一実施例に係る自己補対ア
ンテナのY−Z面の正面図、第3図は同じくY−
Z面の側面図、第4図は本発明の他の実施例に係
る自己補対アンテナの構成図、第5図は同アンテ
ナのY−Z面の正面図、第6図は同じくX−Z面
の側面図、第7図は本発明のアンテナと従来のダ
イポールアンテナを比較して示す特性図である。 11,12……導体板、13……円錐形面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外縁が、等しい長さの2本線を各中央で交差
させ、かつその先端部を2次曲線で結んだ形状を
なす2枚の導体板を傾斜して構成し、その中央部
に給電部を設けてなる自己補対アンテナ。 2 前記2枚の導体板はそれぞれ平板状である特
許請求の範囲第1項記載の自己補対アンテナ。 3 前記2枚の導体板はそれぞれ円錐形面に沿う
ように折曲げ形成されてなる特許請求の範囲第1
項記載の自己補対アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9421084A JPH0238002B2 (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | Jikohotsuiantena |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9421084A JPH0238002B2 (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | Jikohotsuiantena |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60237702A JPS60237702A (ja) | 1985-11-26 |
JPH0238002B2 true JPH0238002B2 (ja) | 1990-08-28 |
Family
ID=14103949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9421084A Expired - Lifetime JPH0238002B2 (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | Jikohotsuiantena |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0238002B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005094437A (ja) * | 2003-09-18 | 2005-04-07 | Mitsumi Electric Co Ltd | Uwb用アンテナ |
JP4176613B2 (ja) * | 2003-10-24 | 2008-11-05 | 株式会社ワイケーシー | 超広帯域アンテナ及び超広帯域高周波回路モジュール |
JP3964382B2 (ja) * | 2003-11-11 | 2007-08-22 | ミツミ電機株式会社 | アンテナ装置 |
JP4197684B2 (ja) * | 2005-03-23 | 2008-12-17 | 株式会社東芝 | 携帯無線機 |
-
1984
- 1984-05-11 JP JP9421084A patent/JPH0238002B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60237702A (ja) | 1985-11-26 |
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