JPH023798Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH023798Y2
JPH023798Y2 JP14079187U JP14079187U JPH023798Y2 JP H023798 Y2 JPH023798 Y2 JP H023798Y2 JP 14079187 U JP14079187 U JP 14079187U JP 14079187 U JP14079187 U JP 14079187U JP H023798 Y2 JPH023798 Y2 JP H023798Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
waste
input port
blades
crushing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14079187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6444043U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14079187U priority Critical patent/JPH023798Y2/ja
Publication of JPS6444043U publication Critical patent/JPS6444043U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH023798Y2 publication Critical patent/JPH023798Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、植木の剪定廃木、大小雑多な廃木材
(製材工場から排出される雑木、古家具、古パレ
ツト等の産業用木質廃棄物、農林業廃棄物、家庭
から排出される粗大ゴミ等)その他の産業廃棄物
をチツプ状に破砕処理する新規な破砕処理装置に
関する。
(従来の技術) 都市街路樹は、都市の美観或いは環境保全に大
きく寄与しているが、その成育のなすがままにし
ておくと荒涼として却つて美観が低下したり、道
路交通標識の障害となつたりする為、適宜その剪
定がなされる。亦、一般家庭や工場等から排出さ
れる各種産業廃棄物は、そのまま埋め立て地に埋
設処理したり或いは焼却処理したり、更には廃棄
物の種類によつては再生処理もなされたりする。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記剪定された街路樹等の廃木は、
その後枝払いなどしてトラツク等で処理場に運ば
れ適宜処理されるが、生木である為焼却処理が難
しくしかも嵩が高くて扱い難く、加えて排出量が
年々多くなり、従つて自治体ではその処理に頭を
悩ましているのが実情である。
亦、上記木質系廃棄物は、その種類によつてパ
ーテイクルボードや製紙用パルプ原料等に再生利
用されたり、再生不可のものは埋立処理されたり
するが、原形のままだと再生加工が出来ず、また
埋立処理するにしても嵩高い場合には輸送性や埋
立スペース上の不利益が大きい為、適宜チツプ状
に粉砕されることが望まれていた。
更に、上記その他の産業廃棄物もそのままの状
態では嵩高く、その輸送性が悪くまた各処理工程
に多くの労力とスペースを要する。
本考案は、上記に鑑みなされたもので、剪定廃
木の如く水分を多く含んだ生木であつても簡易に
破砕処理し、これを堆肥等としての利用を可能と
すると共に、その他の木質系廃棄物や産業廃棄物
であつても効率的に破砕しその後の再生処理や輸
送性の向上に寄与する新規な廃棄物の破砕処理装
置を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成する為の本考案の構成を添付の
実施例図に基づき説明する。第1図は本考案破砕
処理装置の一実施例を示す部分縦断正面図、第2
図は第1図線部の分解斜視図、第3図は第1図
線部の別の実施例を示す平面図、第4図はその
横断面図である。即ち、本考案の廃棄物の破砕処
理装置は、片側上部に開口した被処理物投入口1
1及び該投入口11の反対側底部に開口した排出
口12を備えたハウジング1と、該ハウジング1
内の投入口11下部に配設された回転駆動軸20
及び該駆動軸20の周体に螺旋状に隔設された複
数の切断刃3…を含んで被処理物を破断すると共
にこれを排出側に搬送せしめる破断手段2と、上
記駆動軸20の先端側に同軸的に連設され周体に
複数の刃体5…を隔設具備してケーシング1内壁
との間で破断処理物を破砕する回転破砕手段4と
より成ることを要旨とするものである。
破断手段2と回転破砕手段4とは同軸的に連設
されているが、これらを同一の駆動源により同時
に軸回転させること或いは図の如く別個の駆動源
により個別に軸回転させることいずれも可能であ
る。また、ハウジング1は破断手段2の末端部か
ら破砕手段4にかけて円筒状で、その内面に硬質
金属の内張体13が添設され、破砕手段4との間
に狭い間隙40が形成されている。そして該破砕
手段4の末端部分下部が処理物の排出口12とさ
れている。
(作用) 上記構成の装置に於いて、投入口11から投入
された被処理物は、破断手段2の軸回転に伴う切
断刃3…の剪断作用により逐次破断される。そし
て、該切断刃3…が駆動軸20の周体に螺旋状に
配置されているから、その回転により破断された
処理物は前方に搬送されて破砕手段4に至り、更
に後続の破断処理物の押圧力を受け前記間隙40
内に強制圧入される。ここに圧入された破断処理
物は、破砕手段4の回転に伴いその周体に隔設さ
れた刃体5…とケーシング1内面の上記内張体1
3との圧縮摩砕乃至剪断作用により破砕され、木
質系廃棄物などは粒径15mm以下のチツプ状となつ
て排出口12から逐次排出される。従つて、被処
理物が剪定廃木の如く水分を多く含んだ腰の強い
生木であつても、破断手段2の剪断作用により粗
砕され、更に破砕手段4とケーシング1との圧縮
摩砕乃至剪断作用により上記の如くチツプ状に簡
易に破砕される。このようにチツプ状になつた生
木は、全体の嵩が極めてコンパクトとなり輸送時
等の取り扱い性が飛躍的に向上すると共にその特
性状堆肥等に好適に使用され得るもので、前述の
如き剪定廃木処理の問題点が一気に解消される。
(実施例) 次に実施例について述べる。図に於いて、ハウ
ジング1の被処理物投入口11は大きく開口さ
れ、その上部に投入用ホツパー10が装備されて
いる。該ホツパー10は、同図のものに限定され
ずその開口が拡幅されたものも採用可能である。
該ハウジング1の底部には駆動軸20が配設さ
れ、その両端部がハウジング1外でベアリング2
1,21により軸支されると共に一端部で図外の
モーターに連結されている。
投入口11下部の上記駆動軸20の周体には複
数の切断刃3…が螺旋状に隔設されているが、こ
の隔設態様を更に詳述すれば、第2図に示す如く
駆動軸20の周体に、複数の分割型スリーブユニ
ツト30…が止具(例えば、ボルト)301…に
て相互に結着されて嵌装され、各スリーブユニツ
ト30…はキー31により駆動軸20に一体とさ
れている。そしてこのスリーブユニツト30の周
体には螺旋羽根32が形成され、該螺旋羽根32
にはボルト33により切断刃3…が等間隔に止着
固定されている。図例では、螺旋羽根32と組し
た切断刃3…の隔設態様を示したが、スリーブユ
ニツト30の周体にパドル状の取付基部(不図
示)を螺旋状に隔設し、これに切断刃3…を止着
固定したものも除外するものではない。また、破
断手段2に対応するケーシング1の底部には、複
数の固定刃14…が、切断刃3…の間に位置する
よう固設され、駆動軸20の軸回転に伴う切断刃
3…と該固定刃14…との剪断作用により軟弾性
の被処理物(例えば、剪定廃木等)であつても効
率良く破断すると共に処理物の先滑りを防止して
ここで充分に粗砕することが可能とされる。
切断刃3は、上述の如く駆動軸20の軸心の廻
りに回転しながら被処理物を破断するものである
ため、その刃先は略周方向若しくは遠心方向に配
向されているべきであり、この条件が充たされる
限りその形状は自由に採択される。
破砕手段4は、前記駆動軸20の排出側にベア
リング41,41を介して相回動可能に套嵌され
た回転ブロツク42と、該ブロツク42の周体に
螺旋状に固設された複数の刃体5…とより成る。
該回転ブロツク42は、上記駆動軸20の周体に
嵌装固定されたブロツクユニツト30より連続的
に径大化したテーパー部分421と、該テーパー
部分421に連なる等径の径大部分422とより
成り、この径大部分422の周体に上記刃体5…
がボルト51…により交換可能に固設されてい
る。
刃体5…は、第1図の場合、方形板状であり、
上記回転ブロツク42の周体に止着ボルト51…
によつて螺旋状に隔設されている。この場合、そ
の回転方向にエツジ部を有しこのエツジ部とケー
シング1の内張体13との間で破断処理物を圧潰
するよう破砕する。第3図及び第4図に示す刃体
5…は、板状平片刃であり、楔状固定部材52…
及び取付ボルト53…を介しそのみね部が回転ブ
ロツク42の周体に埋設状態で且つ刃先が遠心方
向に向くよう固設され、回転ブロツク42の回転
に伴い前記間隙40内に圧入された破断処理物を
逐次剪断するものである。この場合も上記同様各
刃体5…は螺旋状に配置されることが望ましく、
また、各刃体5…の回転方向側面に隣接した回転
ブロツク42の周面には第4図に示す如くぬすみ
部43…が凹設され、これにより被処理物の噛み
込みを助長して破砕の効率化が図られるようにな
されている。
そして上記回転ブロツク42の終端にはプーリ
ー423が固設され、該プーリー423を介し図
外のモーターにより上記駆動軸20とは別個に回
転駆動するようになされており、その回転速度を
独自に設定して処理物の性状(脆いもの、弾性が
あり腰の強いもの等)に応じた対応が可能とされ
ている。該ブロツク42の別個の回転は処理材料
の性状に応じた対応が可能である点で望ましく採
用されるが、投入される廃棄物が一定であれば、
該ブロツク42と駆動軸20とを一体として1個
のモーターにより駆動させることも除外するもの
ではない。
ケーシング1の上記破砕手段4に対応する部分
は前述の如く円筒形であり、その内面には硬質金
属の内張体13が交換可能に添設されている。該
内張体13の内径は先向漸縮径状で、これにより
破砕手段4との前記間隙40が漸次狭くなり、圧
入された破断処理物がその進行に伴い更に強力に
圧縮破砕される。図例では、内張体13先向漸縮
径状とすることにより間隙40を漸次狭くするよ
うにしたが、内張体13を等径としブロツク42
の外径を先向漸拡径状とすること、或いは処理物
の性状によつては間隙40を等間隔にすることも
除外するものではない。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案廃棄物の破砕処理装置によ
れば、投入口11から投入された被処理物は、駆
動軸20の回転に伴う破断手段2の切断刃3…の
剪断作用により破断された後破砕手段4に強制送
致されるから、該破砕手段4にはそれほど負荷が
かからず、ここで効率的にチツプ状に破砕され
る。従つて剪定廃木の如く水分を多く含んだ腰の
強い生木であつてもその破砕処理が極めて簡易に
なされ、しかもこのようにチツプ状となつた剪定
廃木は嵩低くなりその後の処理がし易く、且つそ
の特性上堆肥等として充分活用することが出来、
剪定廃木に関する前記の問題点が一気に解消され
ると共にその有効利用の道も開かれる。その他の
木質系廃棄物や産業廃棄物も本装置を用いればさ
したる動力も要さず極めて簡易且つ効率的に処理
することが出来、これら廃棄物の再生処理を促進
することになり、その産業的利益は頗る大である
と言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案破砕処理装置の一実施例を示す
部分縦断正面図、第2図は第1図線部の分解斜
視図、第3図は第1図線部の別の実施例を示す
平面図、第4図はその横断面図である。 符号の説明、1……ケーシング、11……投入
口、12……排出口、2……破断手段、20……
回転駆動軸、3……切断刃、4……回転破砕手
段、5……刃体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 片側上部に開口した被処理物投入口11及び該
    投入口11の反対側底部に開口した排出口12を
    備えたハウジング1と、該ハウジング1内の投入
    口11下部に配設された回転駆動軸20及び該駆
    動軸20の周体に螺旋状に隔設された複数の切断
    刃3…を含んで被処理物を破断すると共にこれを
    排出側に搬送せしめる破断手段2と、上記駆動軸
    20の先端側に同軸的に連設され周体に複数の刃
    体5…を隔設具備してケーシング1内壁との間で
    破断処理物を破砕する回転破砕手段4とより成る
    廃棄物の破砕処理装置。
JP14079187U 1987-09-14 1987-09-14 Expired JPH023798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14079187U JPH023798Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14079187U JPH023798Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6444043U JPS6444043U (ja) 1989-03-16
JPH023798Y2 true JPH023798Y2 (ja) 1990-01-29

Family

ID=31405286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14079187U Expired JPH023798Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH023798Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016083625A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 三愛エコシステム株式会社 破砕処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6444043U (ja) 1989-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5438918A (en) Apparatus for separating food contents
US5074992A (en) Woodwaste processing system with contaminate separation
KR20010091740A (ko) 음식물 쓰레기의 자동처리 및 사료제조장치
US4493459A (en) Multi-purpose centrifugal mill
DE60228411D1 (de) Zerkleinerungs- und entwässerungsvorrichtung für organische abfallstoffe
US3554454A (en) Shredder and separator unit
JPH023798Y2 (ja)
JPH11262750A (ja) 植物繊維化システム
KR0172570B1 (ko) 음식물쓰레기 처리장치
JPH048998Y2 (ja)
JP2000085968A (ja) 粕類輸送システム
KR100309176B1 (ko) 야채쓰레기 처리장치
CN203091040U (zh) 城市生活垃圾分选处理设备
JP2002282831A (ja) 生ゴミ等混合物の異質混入物分離装置
JP3701812B2 (ja) 生ごみリサイクル車
KR20040051916A (ko) 나무 뿌리를 활용한 이동식 톱밥 및 우드칩 제조장치
KR101910464B1 (ko) 음식물 쓰레기에 포함된 비닐류를 제거하기 위한 음식물 쓰레기 분쇄장치
KR20010069851A (ko) 나무 뿌리 파쇄장치
JP2937921B2 (ja) 貝類減容装置
JPS6314916Y2 (ja)
KR200242182Y1 (ko) 나무 뿌리 파쇄장치
JP3281340B2 (ja) 石膏ボードの破砕選別装置
JPH10180129A (ja) 破砕装置
KR200284246Y1 (ko) 다목적 분쇄장치
JPS588341Y2 (ja) 粉砕機