JPH0237718A - イオンビームによる加工方法 - Google Patents

イオンビームによる加工方法

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JPH0237718A
JPH0237718A JP18840688A JP18840688A JPH0237718A JP H0237718 A JPH0237718 A JP H0237718A JP 18840688 A JP18840688 A JP 18840688A JP 18840688 A JP18840688 A JP 18840688A JP H0237718 A JPH0237718 A JP H0237718A
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JP
Japan
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mark
machining
detecting
shape
processing
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Pending
Application number
JP18840688A
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English (en)
Inventor
Akira Shimase
朗 嶋瀬
Fumikazu Ito
伊藤 文和
Satoshi Haraichi
聡 原市
Takahiko Takahashi
高橋 貴彦
Yoshihiko Okamoto
好彦 岡本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は集束イオンビームによる半導体装置等の加工l
こ係り、特に加工前のマーク検出を高精度に行なった上
で、高速に加工する゛のに好適なイオンビーム集束状態
制御に関する。
〔従来の技術〕
従来の集束イオンビーム装置としては、特開昭59−1
68652号公報、4!開昭62−229956号公報
等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では大口径ビームでのマーク検出はビーム
径が大きいため、位置精度がビーム径に近い値までし力
)得られず、半導体装置等を加工する際には周辺ζこ加
工禁止御所がある領域を避け、広い余裕のある領域で、
粗い位置決め精度を考慮に入れて、広めの加工領域を設
定していた。このため、特定の余裕のある領域しか加工
できない上、加工領域が広いため加工時間が長く、スル
ーグツトを制限していた。
本発明の目的は大口径ビームにおいても小口径ビームと
同等の位置検出精度を実現させ、大口径ビームでの加工
の適用範囲を広げると共に、スループットを向上させる
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は適当なイオン光学系を選択し、レンズに印加
する電圧を変化させて、ビームの集束状態を変え、マー
ク検出に最適な集束状態と加工に最適な集束状態とを切
り替えることにより達成される。
〔作用〕
通常、ビームの集束状態は第5図に示したレンズ電極ロ
ヘ印加する電圧(レンズ電圧と呼ぶ。)を変えて変化さ
せられる。第5図はレンズ電圧モ変化させた時のビーム
形状の変化の例を示している。レンズ電圧が低い囚状態
はビーム径の大きなお椀形のビームであるが、レンズ電
圧を少し上げるとビーム径が小さくなり吊蝋形のω)状
態に移る。
さらIこ、(Q状態ではビームの裾が広がり始め、(2
)状態では大きく裾の広がったビームとなる。ところが
Q)状態ではビーム中心lこ鋭いピークを持っている。
さらにレンズ電圧を上げると(ト)状態の様にピークが
下がり裾がさらに広がり、■状態ではピークが完全に消
失したなだらかな分布lこ変化する0この変化は使用す
るレンズ系によって異なるが、特定のレンズを用いて上
述の変化を顕著に示させることができる。
マーク検出の分解能はビームのピーク巾で決まる。この
ため、■)状態のビームのマーク検出分解能が最も高い
。これをマーク検出に使うとして、この形状をMD形状
(Mark Detection)と呼ぶとする。MD
形状のビームでは第6図に示す様lこマーク中心を検出
した時の分布が狭く、要求される精度を満足する。し力
)し、裾が広く、ビーム電流の大部分がこの傭の中に含
まれるため、狭い領域を加工すると狙った加工領域内に
裾部の電流が入らない。したがって、加工領域の周辺部
を広く加工することになり、加工領域内の加工深さがイ
オンドーズ量から見積った深さに対し1/4から1/3
程度になり、実質的な加工速度が遅い。一方、第5図の
のン状態はピーク巾は広く、#I6図の様lこマーク検
出には適さないが、裾の広がりが小さいため加工領域が
小さくても裾部が加工領域外へ外れる割合が小さく、加
工深さはイオンドーズ量から見積った深さtこ近い値が
得られる。このため、加工時lこはこの形状のビームを
使用する方が有利で、この形状8ML形状(MiLJ 
ing )と呼ぶことfこする0 上記の様lζマーク検出(こはMD形状、加工IこはM
L形状が適しているため、それらを必要に応じ使い分け
る墨で、高精度な位置決めをした上で、高速な加工が可
能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例iこついて図面を用いて具体的に
説明する。
第3図は本発明の集束イオンビーム加工装置の一実施例
を示した図である。集束イオンビームを形成する際、イ
オン源7としては輝度の高い一液体金属イオン源等を使
用し、そこ力)ら引き出したイオンビーム1をレンズ1
1.12.13で集束し、被加工物17であるウェハ等
へ照射し加工する。この時、イオン源7からのビーム放
出をコントロールするコントロール′電極8.ビームを
引き出すための電圧を印加する引き出し電極9.被加工
物17上でのビーム電流とビーム径を決めるデイファイ
デイングアパーチャ10.ビームをオンオフするための
ビームブランキング電極14とビームブランキングアパ
ーチャ15.さらlこビームの偏向と形状調整を行なう
デフレクタ・スティグマ電極16を通過させ、ビームに
所定の電流、形状、方向を与える。イオンビーム加工に
おいて目的に応じて2種類以上のビーム径を使い分ける
事は非常に有用で、このためにデイファイデイングアバ
−チャ10に2つ以上のアパーチャを穿孔し、これを切
り替える。21は2次粒子像8表示TるCRT’E=有
するデイ7レクタコントクーラであるっ22CRT上で
は加工領域を設定する手段である025はテーブルコン
トローラである。24はコントロール電極8.引出し電
極9、靜i1Eレンズ11 、12.15をフントロー
ルするコントロール電源である。25はブランキング電
極14をコントロールするブランキングコントローラで
ある。26はコントロール電源24.ブランキングコン
トローラ25.デイ7レクタコントローラ21.テーブ
ルコントローラ23を制御するコンピュータで加工領域
設定手段22や他のコントロールデータに基いて各コン
トローラを制御するものである。
半導体装置等の加工では加工位置を設定するためIこ、
まず、2次粒子検出器2旧こよってCRTに表示させて
マーク検出を行なう。マーク検出精度は加工対策によっ
て変化するが3μmルールの半導体装置に対しては±0
.5μm以下が求められる。
例えば2孔のデイファイデイングアパーチャ10でビー
ムを決める場合を考える。この時のマーク検出と加工l
こ関する模式図をl!4図に示した。小口径の孔を通っ
たビームは電流は小さいが、ビーム径が小さいため、例
えば第4図の様なマークをビームが横切った場合、2次
粒子検出器20#こより2次電子、または、2次イオン
等の2次粒子を検出すると、マークエツジ部で鋭いピー
クが得られる。これを基にマーク中心を求めるとマーク
中心の検出分布も鋭いピークとなり、求められる検出精
度から逸脱する確率は低い。しかし、加工速度は電流が
小さいため遅い。一方、大口径の孔を通ったビームは電
流が大きいため、加工速度は速い。
ところが、ビーム径が大きいためマーク上を走査した時
、検出信号は広い山が重なった形となり、マーク中心の
検出分布も広がり、要求される検出精度を満足しなくな
る。
1つの方法として小口径 ビームでマーク検出した上で
大口径゛ ビームに切り替えて加工することも考えらち
る。しかし、ビーム径の切り替えには機械的な動作が伴
なうため、ビーム中心が1μmオーダから、10μmオ
ーダでずれ、そのずれ量も常に同一とは限らない。した
がって、事前に位置ずれを測定しておいても位置の再現
に信頼性が乏しい0 本発明に従い大電流ビームで半導体装置等を加工する方
法を第1図に示す。加工のシーケンスをスタートさせ、
まず、マーク検出のためにビームをMD形状に変える様
コンピュータ26に指令信号27により指令し、コント
ロール電源24を介して静電レンズ11.12.1+の
電圧を調整する。このビームで±0.5μm以内の精度
で2次粒子検出器20でマー、りを検出し11次に加工
のためEこML形状lこなる様ニコンピュータ26に指
令信号27により指令し、コントロール電源24を介し
て再度静電レンズ11゜12、15の電圧を調整する。
ML形状で所定の位置に所定の深さまで加工した後、次
の加工をする力ζ再度マーク検出するかを判断してコン
ピュータ26に指令し、次のシーケンスへ進む。全加工
が終了したら、シーケンスをストップする。これらの動
作プログラムをコンピュータ26内のメモリに記憶して
おき、このプログラムによってコントロール電源24を
介して静電レンズ11 、12.13をfAut、でも
よいことは明らかである。レンズ電圧の調整は通常下記
の様に行なう。MD形状のビームでは2次粒子検出器2
0で2次粒子を検出して走査電子顕微鏡と同じ原理で得
られる走査イオン顕微鏡像(SIM)の像分解能が最も
高くなる様ζこマニュアルでコントロール電源24によ
りレンズ電圧を調整するか、適当なパターン上でビーム
を走査し、2次粒子検出器20により検出された2次粒
子信号のピーク値が最も高くなる電圧をコンピュータ2
6は自動検出する。ML形状のビームは事前に第5図に
示すビーム形状を調べ、上記の様に手動または自動で求
められるMD形状のビームを得るレンズ電圧力)ら変化
させる電圧を求めておき、コンピュータ26に記憶させ
、コンピュータ26はコントロール電源24を介してレ
ンズ電圧をその電圧にv4整Tる。または、コンピュー
タ26からの指令でレンズ電圧を変化させつつ、ナイフ
ェツジを横切る様にビームを走査させ、コンピュータ2
6がML形状に一致するレンズ電圧を捜す方法で調整す
る。
機械的に第3図のデイファイデイングアバ−チャ10を
切り替える場合に比べて小さくその量は一定だが、MD
形状とML形状でのビーム中心はソース中心のずれ、ま
たは、レンズ電極間の軸ずれが原因でずれる。このため
、このずれtをx、y両方について測定し、加工の際l
こ補正する必要がある。ずれ量の測定法としては、例え
ば第2図の様に、ML形状で加工したライン4から距離
りだけ離してMD形状でライン3を加工する。次に、こ
れら2本のラインを横切る様にビーム1そ走査し、2次
粒子信号6を検出する。コンピュータ26はこの信号で
それぞnのラインの中心を示す2っのピーク値間の距1
1Al+ −4,Is・・・Inをディフレクタコント
ローラ21力)ら得られるビーム走査電圧と走査距離の
関係211)ら求め、それらの平均値!とLとの差力1
らMD形状とML形状のビーム中心のずれを求める方法
がある。
〔発明の効果〕
以上説明したようlこ本発明fこよれば、大口径のアパ
ーチャを通した大電流のビームでも、分解能の高いマー
ク検出が行なえるため、位置決め精度が高い加工を高速
で行なうことができる0
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る加ニジーケンスを示す図、第2図
は本発明に係るビーム中心ずれそ求める方式を説明する
斜視図、第5図は本発明lこ係るイオンビーム加工装置
の一実施例を示す概略構成囚、第4図は従来の2絞りf
こよるビームを用いたマーク検出と加工の状態を示す説
明図、第5図は本発明に係るレンズ電圧の変化lこよる
ビーム形状変化を示すビームIwL流分布図、第6図は
本発明の基となる大口径ビームでの2つのタイプのビー
ムiこよるマーク検出と加工の状態を示す説明図である
01・・・イオンビーム  2・・・ライン走査3・・
・MDビーム加工跡 4・・・MLビーム加工跡 5・・・検出走査    6・・・検出信号7・・・イ
オン源    8・・・コントロール電極9・・・引き
出し電極 10・・・デイファイデイングアパーチャ11 、12
.15・・・レンズti 14・・・ビームブランキング電極 15・・・ブランキングアパーチャ 16・・・偏向電極    17・・・被加工物フイ°
オ′)ジ争、 10司1カ絞り 16fBI51)電極 1附1)jJD工物

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、集束イオンビームを被照射物に照射する過程におい
    て、上記被照射物上での照射位置を特定するためのマー
    クを検出する際と照射する際とのビーム集束状態を変え
    ることを特徴とするイオンビームによる加工方法。 2、上記マークを検出する際のビーム集束状態として上
    記イオンビームのビーム中心に鋭いピークが存在する状
    態を選択し、上記照射する際のビーム集束状態として上
    記イオンビームのビームテールの短い状態を選択するこ
    とを特徴とする請求項1記載のイオンビームによる加工
    方法。
JP18840688A 1988-07-29 1988-07-29 イオンビームによる加工方法 Pending JPH0237718A (ja)

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JP18840688A JPH0237718A (ja) 1988-07-29 1988-07-29 イオンビームによる加工方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002270124A (ja) * 2001-03-06 2002-09-20 Topcon Corp 基準テンプレートの製造方法及び当該方法によって製造された基準テンプレート
JP2009170117A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Hitachi High-Technologies Corp イオンミリング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002270124A (ja) * 2001-03-06 2002-09-20 Topcon Corp 基準テンプレートの製造方法及び当該方法によって製造された基準テンプレート
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