JPH0237517A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH0237517A JPH0237517A JP18549388A JP18549388A JPH0237517A JP H0237517 A JPH0237517 A JP H0237517A JP 18549388 A JP18549388 A JP 18549388A JP 18549388 A JP18549388 A JP 18549388A JP H0237517 A JPH0237517 A JP H0237517A
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Landscapes
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- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は磁気ディスク、磁気ドラム、磁気テープなど磁
気記録媒体に関する。
気記録媒体に関する。
(従来の技術)
最近、磁気記録媒体にかける記録密度の高密度化の要望
に応じるために垂直磁気量方性を有する磁気薄膜に垂直
磁気記録を行なう方法が検討され高い記録密度が得られ
ている。
に応じるために垂直磁気量方性を有する磁気薄膜に垂直
磁気記録を行なう方法が検討され高い記録密度が得られ
ている。
垂直磁気異方性を有する磁気薄膜としてはスパッタリン
グ法または真空蒸着法によるコバルト・クロム合金、コ
バルト・クロム・白金合金(特開昭59−11605号
公報)等の合金磁気薄膜が知られている。
グ法または真空蒸着法によるコバルト・クロム合金、コ
バルト・クロム・白金合金(特開昭59−11605号
公報)等の合金磁気薄膜が知られている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、これらの合金磁気薄膜の垂直抗磁力は不
充分なものであり、スパッタリング時または真空蒸着時
に基板を加熱することによって垂直方向の抗磁力を30
0工ルステツド以上に向上させている。そのため加熱む
らによる磁気特性のバラツキが避けられず、また、プラ
スチック基体など耐熱性が低い基体には適用できない欠
点があった。本発明はこのような欠点のない安定して高
い垂直磁気異方性と高い垂直抗磁力を有する磁気記録媒
体を提供することを目的とする。
充分なものであり、スパッタリング時または真空蒸着時
に基板を加熱することによって垂直方向の抗磁力を30
0工ルステツド以上に向上させている。そのため加熱む
らによる磁気特性のバラツキが避けられず、また、プラ
スチック基体など耐熱性が低い基体には適用できない欠
点があった。本発明はこのような欠点のない安定して高
い垂直磁気異方性と高い垂直抗磁力を有する磁気記録媒
体を提供することを目的とする。
(21題を解決するための手段〕
本発明者は前記目的を達成するためにコバルト・クロム
・白金合金の組成及び磁気薄膜の下地処理方法について
種々検討した。
・白金合金の組成及び磁気薄膜の下地処理方法について
種々検討した。
その結果、コバルトが86原子係以下、クロムが8〜2
4原子係および白金が6〜25原子係からなる磁気薄m
は垂直磁気異方性がとくに高く、スパッタリング時また
は真空蒸着時に基体を加熱する必要もないことがわかっ
た。
4原子係および白金が6〜25原子係からなる磁気薄m
は垂直磁気異方性がとくに高く、スパッタリング時また
は真空蒸着時に基体を加熱する必要もないことがわかっ
た。
また、さらに基体上にクロムを主成分とする層を設け、
核層の上に主成分としてコバルト、クロムおよび白金か
らなる磁気薄@を形成する。ことによυ、該磁気薄膜は
垂直磁気異方性がとくに高くなり、スパッタリング時ま
たは真空蒸着時に基体を加熱する必要もないことがわか
った。
核層の上に主成分としてコバルト、クロムおよび白金か
らなる磁気薄@を形成する。ことによυ、該磁気薄膜は
垂直磁気異方性がとくに高くなり、スパッタリング時ま
たは真空蒸着時に基体を加熱する必要もないことがわか
った。
すなわち、本発明の第1は
非磁性基体上に主成分としてコバルトが86FA子係以
下、クロムが8〜24原子%および白金が6〜25原子
%からなる磁気薄膜を形成し、該磁気薄膜の表面に炭素
質の保8膜を設けた磁気記録媒体である。
下、クロムが8〜24原子%および白金が6〜25原子
%からなる磁気薄膜を形成し、該磁気薄膜の表面に炭素
質の保8膜を設けた磁気記録媒体である。
また、本発明の第2は
非磁性基体上にクロムを主成分とする層を設は核層の上
に主成分としてコバルト、クロムおよび白金からなる磁
気薄膜を形成し、該磁気薄膜の表面に炭素質の保!!@
を設けた磁気記録媒体である。
に主成分としてコバルト、クロムおよび白金からなる磁
気薄膜を形成し、該磁気薄膜の表面に炭素質の保!!@
を設けた磁気記録媒体である。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明の非磁性基体はアルミニウム板、ガラス板、合成
樹脂などの硬質成形体またはアルミ箔、ポリエステルフ
ィルムなどの軟質フィルムである。
樹脂などの硬質成形体またはアルミ箔、ポリエステルフ
ィルムなどの軟質フィルムである。
基体の表面はうねり及び凹凸を十分小さくしておく必要
がある。なお、必要によυ前記基体の表面に=ツケー・
リン合金力へ砂る硬質層または高透磁率軟磁性層を設け
ても良い。
がある。なお、必要によυ前記基体の表面に=ツケー・
リン合金力へ砂る硬質層または高透磁率軟磁性層を設け
ても良い。
コバルト、クロム層よび白金からなる磁気薄膜はスパッ
タリング法または真空蒸着法のいずれかの方法によって
付着させる。本発明の第1の発明にかい′Cは、コバル
ト、クロムおよび白金の組成比が重要である。
タリング法または真空蒸着法のいずれかの方法によって
付着させる。本発明の第1の発明にかい′Cは、コバル
ト、クロムおよび白金の組成比が重要である。
その組成比はCOが86原子%以下、Orが8〜24原
子俤、Pしが6〜25原子係の範囲でなければならない
。Orが8原子%未満では良好な垂直配向が得られず、
piが6原子チ未満では高い抗磁力を持った磁気記録媒
体が得られない。Crが24原子係を越えるか、P’z
が25原子係を越えるかまたはCOが86原子係未満で
は抗磁力がとくに上昇することがないばかりか、残留磁
束が低下したり、垂直磁気異方性が小さくなる。
子俤、Pしが6〜25原子係の範囲でなければならない
。Orが8原子%未満では良好な垂直配向が得られず、
piが6原子チ未満では高い抗磁力を持った磁気記録媒
体が得られない。Crが24原子係を越えるか、P’z
が25原子係を越えるかまたはCOが86原子係未満で
は抗磁力がとくに上昇することがないばかりか、残留磁
束が低下したり、垂直磁気異方性が小さくなる。
本発明の第2の発明においてはコバルト、クロムかよひ
白金からなる磁気薄膜の下地層としてクロムを主成分と
する層を設けることである。クロム層の厚さは100〜
10000Aが好ましい。
白金からなる磁気薄膜の下地層としてクロムを主成分と
する層を設けることである。クロム層の厚さは100〜
10000Aが好ましい。
100X未満では垂直抗磁力の高さが不充分であυ、1
0000Xを越えても垂直抗磁力がとくに上昇すること
はない。クロム層はスパッタリング法または真空蒸着法
で設ける。下地層の表面にコバルト、クロムおよび白金
からなる磁気薄膜をスパッタリング法または真空蒸着法
で付着させる。
0000Xを越えても垂直抗磁力がとくに上昇すること
はない。クロム層はスパッタリング法または真空蒸着法
で設ける。下地層の表面にコバルト、クロムおよび白金
からなる磁気薄膜をスパッタリング法または真空蒸着法
で付着させる。
コバルト、クロム層よび白金の比率はどのような比率で
あつ℃も垂直抗磁力向上の目的が達・成されるが、本発
明の第1の発明による比率にすれば垂直抗磁力の向上が
よシ進著になる。
あつ℃も垂直抗磁力向上の目的が達・成されるが、本発
明の第1の発明による比率にすれば垂直抗磁力の向上が
よシ進著になる。
保護膜は炭素質がとくに好ましい。炭素質保膿@は適度
な潤滑性と適度な硬度を有するために磁気ヘッドが損傷
することなく長期間信頼性が確保される。
な潤滑性と適度な硬度を有するために磁気ヘッドが損傷
することなく長期間信頼性が確保される。
炭素質からなる保診嗅は塗布法、蒸着法、スパッタリン
グ法等により磁気薄膜の表面に被着させる。被着法によ
りグラファイトなどのように結晶性になったり、また、
グラッシーカーボンなどのように非晶質になるが、保護
膜としての効果はいずれも同じである。保護膜の厚さは
磁気薄膜の耐久性および再生出力に鋭敏に影響する。保
iT[の厚さは100〜1ooo、Kが好ましい。
グ法等により磁気薄膜の表面に被着させる。被着法によ
りグラファイトなどのように結晶性になったり、また、
グラッシーカーボンなどのように非晶質になるが、保護
膜としての効果はいずれも同じである。保護膜の厚さは
磁気薄膜の耐久性および再生出力に鋭敏に影響する。保
iT[の厚さは100〜1ooo、Kが好ましい。
保護膜の厚さが100X未満では磁気薄膜の耐久性とく
にスチルライフが非常に短かくなる。また保護層の厚さ
が1000Xを越えると再生出力の低下によシ、再生信
号の8/N比が悪くなるため、デシタル記録再生におい
てはエラーが発生しアナログ記録再生の場合にはノイズ
発生の原因となる。
にスチルライフが非常に短かくなる。また保護層の厚さ
が1000Xを越えると再生出力の低下によシ、再生信
号の8/N比が悪くなるため、デシタル記録再生におい
てはエラーが発生しアナログ記録再生の場合にはノイズ
発生の原因となる。
(実施例)
以下、実施例および比較例によって本発明を具体的に説
明する。
明する。
実施例1〜8、比較例1
基体として外径90m、内径25m、厚さ1.2鶴のア
ルミニウム円盤からなる基体を準備した。
ルミニウム円盤からなる基体を準備した。
基体表面をラッピングしたのち無電解メツキ法でニッケ
ル・リンからなる厚さ60μ乳の硬質層を設けた。硬質
層を鏡面ポリッシュしたのち基体をマグネトロンスパッ
タ装置(徳田製作所CFS−8BS形)の試料台に固定
した。
ル・リンからなる厚さ60μ乳の硬質層を設けた。硬質
層を鏡面ポリッシュしたのち基体をマグネトロンスパッ
タ装置(徳田製作所CFS−8BS形)の試料台に固定
した。
真空度を2 x 1[1−7Torrの圧力にしたのち
アルゴンがスを導入して圧力’fr、 I X 10−
3Torrにした。
アルゴンがスを導入して圧力’fr、 I X 10−
3Torrにした。
マグネトロンスパッタ装置を動作させ、CO・Cr *
Pt合金(比較例1の場合のみco−Cr合金)をタ
ーデッドとしてスパッタ・パワー6W/crIL2、R
Fスパッタの条件で厚さ2sooXで衣1に示す種々の
比率のco−Cr−Pt合金の磁気薄膜を形成させた。
Pt合金(比較例1の場合のみco−Cr合金)をタ
ーデッドとしてスパッタ・パワー6W/crIL2、R
Fスパッタの条件で厚さ2sooXで衣1に示す種々の
比率のco−Cr−Pt合金の磁気薄膜を形成させた。
なお、磁気薄膜形成時の基体の温度は約60°Cであっ
た。
た。
ついで、黒鉛をターゲットとして、アルゴンガス圧力8
×10”−’ Torr、 スパツタパ’7−5W/
d、スパッタ速度50X/分、DCスパッタの条件で6
分間スパッタを行ない、前記磁気薄膜の上に厚さ300
Xの炭素質からなる保護膜を設は磁気ディスクとした。
×10”−’ Torr、 スパツタパ’7−5W/
d、スパッタ速度50X/分、DCスパッタの条件で6
分間スパッタを行ない、前記磁気薄膜の上に厚さ300
Xの炭素質からなる保護膜を設は磁気ディスクとした。
なお、前記保!!襖の厚さは矢のようにし℃確かめた。
すなわち、磁気ディスクから7 x 14wmの大きさ
の試料を切り出し、試料の周囲をエポキシ樹脂で包埋し
たのち、試料のトリミングを行なった。ついでダイヤモ
ンドナイフで超薄切片を作成し、透過電子顕微鏡で観察
し、保護膜の厚さを測定した。
の試料を切り出し、試料の周囲をエポキシ樹脂で包埋し
たのち、試料のトリミングを行なった。ついでダイヤモ
ンドナイフで超薄切片を作成し、透過電子顕微鏡で観察
し、保護膜の厚さを測定した。
これらの磁気記録媒体について抗磁力を測定した。抗磁
力の測定は理研電子社展の振動試料形磁力計(形式BH
V −55)を用い外部磁界15Kがクスで行なった。
力の測定は理研電子社展の振動試料形磁力計(形式BH
V −55)を用い外部磁界15Kがクスで行なった。
垂直配向性はX線回折スペクトルのロッキング曲線の半
値幅Δθ50により比較した。Δθ50の値が小さいほ
ど垂直配向性が良い。
値幅Δθ50により比較した。Δθ50の値が小さいほ
ど垂直配向性が良い。
一般にはΔθ5oが10度以下が好ましいとされ℃いる
。なお、X線回折装置はCu−Kkのターゲットこの表
から明らかなように基体上にコバルトが86原子%以下
、クロムが8〜14原子係および白金が6〜25原子%
からなる磁気薄膜を形成することにより垂直配向が低下
することなく垂直抗磁力が600以上になる。
。なお、X線回折装置はCu−Kkのターゲットこの表
から明らかなように基体上にコバルトが86原子%以下
、クロムが8〜14原子係および白金が6〜25原子%
からなる磁気薄膜を形成することにより垂直配向が低下
することなく垂直抗磁力が600以上になる。
つぎに上記の実施例2ンよび6ならびに比較例1の磁気
ディスクについて記録再生の周波数特性を測定した。こ
の場合、磁気ヘッドはアモルファスメタルヘッド(リン
グ型)を用い、相対速度3.8 m/sea 、 ト
ラック幅20μmの条件で行なった。
ディスクについて記録再生の周波数特性を測定した。こ
の場合、磁気ヘッドはアモルファスメタルヘッド(リン
グ型)を用い、相対速度3.8 m/sea 、 ト
ラック幅20μmの条件で行なった。
宍2はこれらの測定結果を示したものである。
この結果から垂直抗磁力が高い磁気ディスクの方が低周
波から高周波までの広い領域での出力が高く、周波数特
性が優れ′Cおり、したがっ℃高密度で記録再生できる
ことが明らかである。
波から高周波までの広い領域での出力が高く、周波数特
性が優れ′Cおり、したがっ℃高密度で記録再生できる
ことが明らかである。
実施例9〜16、比較例2
前記各実施例と同じ基体に同一条件で硬質廣を設け、同
一条件でポリッシュしたものを同じマグネトロンスパッ
タ装置の試料台に固定した。まずアルゴンがス圧力I
X 10−” Torr 、スパッタパワー4W/GI
IL2、DCスパッタの条件で金属クロムをターデッド
としてクロム換金付着させた。クロム膜の付着速度は1
000X/分であった。クロムのスパッタ時間を段階的
に変更することによってクロム膜の厚さが100〜10
000Xまで植種の厚みを有する8枚の基体を製作した
。比較例2としてクロムのスパッタを行なわない基体も
製作した。つぎに前記実施例6と同じ条件でCo 80
原子係、Cr10原子%およびpz 10原子係の磁気
薄膜および保護膜を形成した。
一条件でポリッシュしたものを同じマグネトロンスパッ
タ装置の試料台に固定した。まずアルゴンがス圧力I
X 10−” Torr 、スパッタパワー4W/GI
IL2、DCスパッタの条件で金属クロムをターデッド
としてクロム換金付着させた。クロム膜の付着速度は1
000X/分であった。クロムのスパッタ時間を段階的
に変更することによってクロム膜の厚さが100〜10
000Xまで植種の厚みを有する8枚の基体を製作した
。比較例2としてクロムのスパッタを行なわない基体も
製作した。つぎに前記実施例6と同じ条件でCo 80
原子係、Cr10原子%およびpz 10原子係の磁気
薄膜および保護膜を形成した。
上記磁気記録媒体の裏作をくシ返し行ない、その場合に
クロムのスパッタ時間を段階的に変更することによって
クロム膜の厚さが100A〜i ooooXまで種々の
厚みを有する8枚の磁気記録媒体を製作した。なお、比
較例2のみはクロムのスパッタを行なわなかった。これ
らの磁気記録媒体について垂直抗磁力およびロッキング
曲線の半値幅を測定した。六3に示すとおり、クロムの
層を設けることにより垂直配向が低下することなく垂直
抗磁力がいちじるしく向上した。
クロムのスパッタ時間を段階的に変更することによって
クロム膜の厚さが100A〜i ooooXまで種々の
厚みを有する8枚の磁気記録媒体を製作した。なお、比
較例2のみはクロムのスパッタを行なわなかった。これ
らの磁気記録媒体について垂直抗磁力およびロッキング
曲線の半値幅を測定した。六3に示すとおり、クロムの
層を設けることにより垂直配向が低下することなく垂直
抗磁力がいちじるしく向上した。
つぎに上記の実施例10詮よび16ならびに比較例2の
磁気ディスクについて前記実施例と同一条件で記録再生
のC/N比と周波数特性を測定した。表4はこれらの測
定結果を示したものである。
磁気ディスクについて前記実施例と同一条件で記録再生
のC/N比と周波数特性を測定した。表4はこれらの測
定結果を示したものである。
この結果から下地層としてクロムを付着したものはC/
N比が高く、また高周波での再生出力が高く高密度の記
録・再生ができることが明らかである。なおC/N比の
測定は、まず磁気ディスクに磁気ヘッドで7 MHzの
信号を書き込み、つぎに書き込まれた信号を磁気ヘッド
で読み出してスペクトラムアナライデーに通し、7MH
zにおける信号電圧と、4 M)lzにおけるノイズ電
圧を測定し、その比をdB値で表わしたものである。
N比が高く、また高周波での再生出力が高く高密度の記
録・再生ができることが明らかである。なおC/N比の
測定は、まず磁気ディスクに磁気ヘッドで7 MHzの
信号を書き込み、つぎに書き込まれた信号を磁気ヘッド
で読み出してスペクトラムアナライデーに通し、7MH
zにおける信号電圧と、4 M)lzにおけるノイズ電
圧を測定し、その比をdB値で表わしたものである。
表6はこのようにし℃得られた磁気ディスクの垂直抗磁
力およびロッキング曲線の半値幅を測定した結果を示す
ものである。この表から磁気薄膜の下にクロム層を設け
たものは垂直抗磁力が高くなっていることがわかる。
力およびロッキング曲線の半値幅を測定した結果を示す
ものである。この表から磁気薄膜の下にクロム層を設け
たものは垂直抗磁力が高くなっていることがわかる。
つぎに上記の実施例10および16ならひに比較例2の
磁気ディスクについて記録再生の周波数特性を測定した
。測定条件は前記のとおりである。
磁気ディスクについて記録再生の周波数特性を測定した
。測定条件は前記のとおりである。
茨4に示すとおり磁気薄膜の下にクロム層を設けたもの
は、0.5〜12MHz全域にわたって出力電圧が高く
なっている。
は、0.5〜12MHz全域にわたって出力電圧が高く
なっている。
実施例17〜27
!
実施例2において炭素のスパッタ時間をビル80分まで
種々変化させることにより、炭素質の保護層の厚さが5
0〜aoooXまで種々の異なる磁気ディスクを得た。
種々変化させることにより、炭素質の保護層の厚さが5
0〜aoooXまで種々の異なる磁気ディスクを得た。
これらの磁気ディスクについてスチルライ7テストを行
なってトランクに傷が入るまでの時間を調べた。また再
生出力レベルの比較を行なうために7 MHzにかける
再生出力を測定した。
なってトランクに傷が入るまでの時間を調べた。また再
生出力レベルの比較を行なうために7 MHzにかける
再生出力を測定した。
表5かられかるように■炭素質からなる保護層の厚さが
1ooX未満ではスチル・ライフテストの値が極度に短
かいこと。すなわち耐久性がないこと、■炭素質からな
る保護層の厚さが10口OAを越えると7 MHzにひ
ける再生出力が0.25vp−p未満に低下することで
高周波の領域にかける信号又は情報再生が困難になる。
1ooX未満ではスチル・ライフテストの値が極度に短
かいこと。すなわち耐久性がないこと、■炭素質からな
る保護層の厚さが10口OAを越えると7 MHzにひ
ける再生出力が0.25vp−p未満に低下することで
高周波の領域にかける信号又は情報再生が困難になる。
すなわち、保護膜が炭素質からなる場合にはその厚さは
100〜1ooo!の範囲が耐久性および高周波の再生
特性の双方に優れていることになる。なお、スチルライ
フテストは周波数特性評価に用いた磁気へラドであるア
そルファスメタルヘツrを用いた。
100〜1ooo!の範囲が耐久性および高周波の再生
特性の双方に優れていることになる。なお、スチルライ
フテストは周波数特性評価に用いた磁気へラドであるア
そルファスメタルヘツrを用いた。
トラック@20μm、摺動面100μmx100μmの
形状を有するヘッドを媒体との相対速度り、8 m/s
ecで接触状態で走行させ、そのときの出力変動が−3
dB低下したときのテスト時間で判定した。
形状を有するヘッドを媒体との相対速度り、8 m/s
ecで接触状態で走行させ、そのときの出力変動が−3
dB低下したときのテスト時間で判定した。
表5
(発明の効果)
本発明の磁気記録媒体は垂直抗磁力が高くて安定してい
る。さらに、記録再生のC/N比が高く周波数特性が優
れているので、とくに高密度記録再生に適している。
る。さらに、記録再生のC/N比が高く周波数特性が優
れているので、とくに高密度記録再生に適している。
Claims (2)
- (1)非磁性基体上に主成分としてコバルトが86原子
%以下、クロムが8〜24原子%および白金が6〜25
原子%からなる磁気薄膜を形成し、該磁気薄膜の表面に
炭素質の保護膜を設けた磁気記録媒体。 - (2)非磁性基体上にクロムを主成分とする層を設け、
該層の上に主成分としてコバルト、クロムおよび白金か
らなる磁気薄膜を形成し、該磁気薄膜の表面に炭素質の
保護膜を設けた磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63185493A JP2785276B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63185493A JP2785276B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0237517A true JPH0237517A (ja) | 1990-02-07 |
JP2785276B2 JP2785276B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=16171733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63185493A Expired - Lifetime JP2785276B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2785276B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05168122A (ja) * | 1991-12-18 | 1993-07-02 | Yazaki Corp | コルゲートチューブ及びその取付構造 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5911605A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-21 | エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン | 磁気記録素子 |
JPS5988806A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-22 | Nec Corp | 磁気記憶体 |
JPS61267929A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-11-27 | Hitachi Metals Ltd | 磁気記録媒体 |
JPS63187414A (ja) * | 1987-01-20 | 1988-08-03 | インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン | 磁気記録媒体 |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP63185493A patent/JP2785276B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5911605A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-21 | エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン | 磁気記録素子 |
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JPS61267929A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-11-27 | Hitachi Metals Ltd | 磁気記録媒体 |
JPS63187414A (ja) * | 1987-01-20 | 1988-08-03 | インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン | 磁気記録媒体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05168122A (ja) * | 1991-12-18 | 1993-07-02 | Yazaki Corp | コルゲートチューブ及びその取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2785276B2 (ja) | 1998-08-13 |
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