JPH0237512Y2 - - Google Patents

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JPH0237512Y2
JPH0237512Y2 JP7352184U JP7352184U JPH0237512Y2 JP H0237512 Y2 JPH0237512 Y2 JP H0237512Y2 JP 7352184 U JP7352184 U JP 7352184U JP 7352184 U JP7352184 U JP 7352184U JP H0237512 Y2 JPH0237512 Y2 JP H0237512Y2
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JP
Japan
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kinematics
cold air
tablet
hole
powder
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Application number
JP7352184U
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JPS61117399U (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0082Dust eliminating means; Mould or press ram cleaning means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) この考案は、ベツトに貫設したウス穴内におい
て上下ストロークする下キネと、このストローク
に対応して上下ストロークする上キネにより、ウ
ス穴に装填した粉体を打錠し、下キネによつて製
錠を排出する打錠機に関するもので、打錠成型の
際の発熱に起因し、粉末や製錠がウス穴の壁面や
下キネの頂面にコビリつく現象を的確に防止でき
る簡素な手段を提供することを目的とする。
前記したような打錠機によつて打錠成型が行わ
れる際、粉体の強圧にともなう発熱があり、この
熱がウス穴付近に蓄積されると、この熱に起因し
て粉末や製錠がウス穴などにコビリつくことがあ
ることはよく知られている。そして、このような
コビリつきは、第3図に示すように、下降位置に
ある下キネ3の頂面に発生を開始する。なお符号
11は製錠排出後コビリついている固着物を示し
ている。このコビリつきは製錠を排出する際にお
ける製錠の欠壊ないし崩壊の原因となるだけでな
く、排出困難や打錠機の動作機構の故障原因とな
るので、ベツトに穿つた通水孔10に冷却水を通
じ、ウス穴を周囲から冷却する工夫もその対策と
して試みられた。
しかしながら、たとえばエポキシ樹脂とシリカ
の混合粉のように、圧縮による発熱現象や粘着性
が特に激しい場合は、前記した通水冷却の対策も
ほとんど役に立たない。
(考案の構成) この考案は、従来の打錠機における前記のよう
な欠点にかんがみ、簡素な手段によつてコビリつ
きが発生する部分を的確に冷却することができる
ようにしたもので、図示の実施例によりこの考案
を説明すれば、3は下キネで、打錠機のベツト1
に貫設したウス穴2内において上下ストロークす
るものである。すなわち、図示の例によれば、頭
部がウス穴2に嵌入している下キネ3はOリング
61,62を介して下キネ台31に固定されてお
り、図示されていない動作機構により下キネ台3
1が上下にストロークすることによつて下キネ3
がウス穴2内において上下ストロークするように
なつている。下キネ3がOリング61,62を介
して固定されているのは、後述する冷却通路5を
気密にするためである。上キネ4は下キネ3のス
トロークに対応して上下するもので、このような
下キネ3と上キネ4の対応シーケンス動作および
機構は周知であるから省略する。第1図には下降
位置にある下キネ3が示されているが、打錠原料
である粉体はこのような下キネ3上に装填され、
装填された粉体は下降してウス穴2に侵入する上
キネ4に押圧されるとともに下キネ3の上昇スト
ロークにより圧縮成型され、引続く下キネ3およ
び上キネ4の上昇ストロークにより、成型された
製錠がウス穴2からベツト1上に排出される。図
示されていないが、排出された製錠を払い除ける
手段が設けてあるのはいうまでもない。
この考案によれば、下キネ3には冷風通路5が
穿たれており、冷風通路5は図示されていない冷
風源に接続されているとともに、図示のように下
キネ3の頂部周面に開口している。
すなわち、図示の例によれば、冷風通路5は下
キネ台31に穿つた冷風通路51に接続してお
り、冷風通路51はゴムホース52を介し、図示
されていない冷風源に接続されている。冷風源と
しては、冷凍機と送風機の組合わせが通常用いら
れるが、他の適当な手段によつてもよい。図示の
例によれば、下キネ3の頭部には周溝7を隔てて
2個のフランジ81,82が張出しており、周溝
7には冷風通路5に接続する噴気孔9が開口して
いるが、噴出する冷風の分布を平均化するためで
ある。図示した例の設計によれば、下位のフラン
ジ82とウス穴2の周壁との間隙0.01mmに対し、
上位のフランジ81とウス穴2の周壁との間隙は
0.1mmとし、ウス穴2内において周溝7の下方よ
りも上方への通気をよくしているが、この考案に
おいて、下キネ3の頭部とウス穴2の周壁との間
隙については、上記のような限定を設けることは
できない。すなわち、このような間隙の量につい
ては、ウス穴2の深さ、噴気する冷風の量、粉体
の性質などによつて最適値に差異があるからであ
る。
すなわち、この考案は前記のようにしてなるの
で、下キネ3の上下ストロークに伴つてウス穴2
の周壁が、下キネ3の頭部から噴出して周壁に吹
きつけられる冷風により、下部から上部へ、上部
から下部へと折返し冷却される。粉体を装填する
ため、下キネ3の頭部がウス穴2の下部に留まる
時間が長いので、ウス穴2の下部周壁は特によく
冷却される。また、冷風が下キネ3の頭部から噴
出するため、下キネ3の頂面がよく冷却すること
は当然である。このように、ウス穴2の周壁およ
び下キネ3の頂壁がよく冷却されるので、打錠の
際の発熱が吸収される結果、少くとも装填された
粉体や製錠のそれら壁面に対するハク離性が良好
となり、コビリつき現象が防止される。このこと
は、この考案者によるつぎの実験によつても実証
された。
すなわち、前記したエポキシ樹脂、シリカの混
合粉(エポキシ樹脂粉末30%、シリカ粉末70%)
196gを密度90%に圧縮成型する打錠において、
ウス穴2(直径50mm、深さ100mm)の周囲に冷却
水通路を設けた打錠機を用いた場合、4℃に氷冷
した水を通じるかまたは通水を行わないかにかか
わりなく、数シヨツトの打錠において打錠ストロ
ークの速度低下がはじまり、10シヨツト後におい
ては欠壊した不良製錠しか排出されないのである
が、前記した実施例の冷風通路5に−10℃の冷風
を通じたときは20r.p.m.の速度で長時間の連続打
錠ができ、製錠の欠壊や面の荒れは全く見られな
いのである。
また、この考案によれば、ベツトに冷却媒体の
通路を穿つ必要もなく、冷却媒体として冷風を用
いるので、水その他液体を媒体として用いる場合
と違つて、漏れどめに厳密な配慮を要しないので
冷却機構が簡素で製作コストも低い。
なお、この考案によれば、下キネ3の頭部から
の冷風の噴気は、粉体の装填の前または後におい
ても下キネ3の上方のウス穴2内に放出されるの
であるが、この噴気はウス穴2内における粉体を
撹拌してウス穴2内における粉体の分布を平均化
する作用があり、その結果、製錠の硬度が各部に
おいて均等になる効果があることも見出された。
(考案の効果) かくして、この考案によれば、有機、無機の一
般粉体はもちろん、圧縮による発熱現象の大きい
混合粉を打錠原料とする場合についても、コビリ
つき現象の発生が一切なく、したがつて、欠壊や
表面の荒れもなく、各部の硬度が均等な良好な製
錠を高速連続打錠できるとともに、冷却機構の簡
素な打錠機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる装置をそなえる打錠
機の要部縦断面図、第2図は下キネの一部縦断側
面図、第3図はコビリついたウス穴を示す縦断面
図である。 1はベツト、2はウス穴、3は下キネ、31は
下キネ台、4は上キネ、5,51は冷風通路、5
2はゴムホース、61,62はOリング、7は周
溝、81,82はフランジ、9は噴気孔、10は
通水孔、11は固着物である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベツト1に貫設したウス穴2内において上下ス
    トロークする下キネ3と、このストロークに対応
    して上下ストロークする上キネ4により、ウス穴
    2に装填された粉体を打錠成型し、下キネ3によ
    り製錠を排出する打錠機において、下キネ3に穿
    ちかつ冷風源に接続した冷風通路5を下キネ3の
    頂部周面に開口させたことにより、下キネ3の移
    動とともにウス穴2の壁面を冷風冷却してなる打
    錠機のコビリつき防止装置。
JP7352184U 1984-05-18 1984-05-18 Expired JPH0237512Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7352184U JPH0237512Y2 (ja) 1984-05-18 1984-05-18

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JP7352184U JPH0237512Y2 (ja) 1984-05-18 1984-05-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61117399U JPS61117399U (ja) 1986-07-24
JPH0237512Y2 true JPH0237512Y2 (ja) 1990-10-11

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