JPH0237480Y2 - - Google Patents
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- JPH0237480Y2 JPH0237480Y2 JP7479587U JP7479587U JPH0237480Y2 JP H0237480 Y2 JPH0237480 Y2 JP H0237480Y2 JP 7479587 U JP7479587 U JP 7479587U JP 7479587 U JP7479587 U JP 7479587U JP H0237480 Y2 JPH0237480 Y2 JP H0237480Y2
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- mold sand
- mold
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- 238000005303 weighing Methods 0.000 claims description 13
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 10
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 4
- 239000003110 molding sand Substances 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 238000004260 weight control Methods 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、型砂を所要形状に加熱成形して鋳造
用中子(シエル)を製造する中子製造装置におい
て、中子製造用金型内に所定量の型砂を供給する
ための中子用型砂定量供給装置に関する。
用中子(シエル)を製造する中子製造装置におい
て、中子製造用金型内に所定量の型砂を供給する
ための中子用型砂定量供給装置に関する。
(従来技術及びその問題点)
従来、鋳造用中子を製造する場合には、型砂供
給位置で型砂供給ホツパーから型砂タンク内に型
砂を所定の設定時間だけ供給し、次にその型砂タ
ンクを型砂排出装置の金型直上まで移動させ、し
かる後該排出位置に設けた圧着シリンダによつて
型砂タンクを金型に連接させ、続いて型砂タンク
内に噴出エアを圧入して型砂タンク内の型砂を金
型内に強制的に供給し、その金型の加熱により、
金型内の型砂を焼成し、中子を製造していた。
給位置で型砂供給ホツパーから型砂タンク内に型
砂を所定の設定時間だけ供給し、次にその型砂タ
ンクを型砂排出装置の金型直上まで移動させ、し
かる後該排出位置に設けた圧着シリンダによつて
型砂タンクを金型に連接させ、続いて型砂タンク
内に噴出エアを圧入して型砂タンク内の型砂を金
型内に強制的に供給し、その金型の加熱により、
金型内の型砂を焼成し、中子を製造していた。
しかし、この従来の製造装置では、型砂をタイ
マー制御で供給しているため、型砂の流れが悪い
場合には、型砂タンク内に予定量の型砂が供給さ
れず、また反対に、型砂の流れが良い場合には、
型砂タンク内に予定量以上の型砂が供給されてし
まうという問題があり、型砂の供給量にばらつき
が生じやすく、型砂の供給量を一定に保つことが
困難であつた。また、上述のように型砂の供給量
がばらつきがあるため、型砂の供給不足が生じな
いように、型砂タンク内には金型への必要供給量
の二倍程度多い目に入れているが、このため次の
ような問題があつた。即ち、型砂を金型内へ供給
した際の金型内のエア抜きが型砂タンク内の型砂
に邪魔され、そのエア抜きに時間がかかる。ま
た、型砂を別の種類に変える場合に、型砂タンク
内から型砂を抜き取るのに時間がかかる。そし
て、エア圧が金型内の型砂に十分かからず、圧密
度が不十分となり、「つまり」の良い中子を製造
することができず、またばらつきも多かつた。
マー制御で供給しているため、型砂の流れが悪い
場合には、型砂タンク内に予定量の型砂が供給さ
れず、また反対に、型砂の流れが良い場合には、
型砂タンク内に予定量以上の型砂が供給されてし
まうという問題があり、型砂の供給量にばらつき
が生じやすく、型砂の供給量を一定に保つことが
困難であつた。また、上述のように型砂の供給量
がばらつきがあるため、型砂の供給不足が生じな
いように、型砂タンク内には金型への必要供給量
の二倍程度多い目に入れているが、このため次の
ような問題があつた。即ち、型砂を金型内へ供給
した際の金型内のエア抜きが型砂タンク内の型砂
に邪魔され、そのエア抜きに時間がかかる。ま
た、型砂を別の種類に変える場合に、型砂タンク
内から型砂を抜き取るのに時間がかかる。そし
て、エア圧が金型内の型砂に十分かからず、圧密
度が不十分となり、「つまり」の良い中子を製造
することができず、またばらつきも多かつた。
(考案の目的)
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、いわゆる
重量制御により、型砂タンク内への型砂の供給量
にばらつきが生じないようにした中子用型砂定量
供給装置を提供することを目的とする。
重量制御により、型砂タンク内への型砂の供給量
にばらつきが生じないようにした中子用型砂定量
供給装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記従来の問題点を解決するために、型砂供給
位置イで型砂16が供給された型砂タンク9を型
砂排出位置ロまで移動させ、且つ、該型砂タンク
9を下降させて金型2に連接させ、型砂タンク9
内の型砂16を噴出エアによつて金型2内に強制
的に供給するようにした中子用型砂定量供給装置
において、型砂タンク9は、流体圧シリンダ8を
介して昇降自在に支持され、型砂排出位置ロでは
該流体圧シリンダ8に押圧されて型砂タンク9を
金型2に連接させるようにし、また型砂供給位置
イには、流体圧シリンダ8の無負荷状態で型砂タ
ンク9を計重する計重機33が設けられ、型砂供
給位置イの型砂供給用ホツパー22には、その型
砂供給口23の開閉弁24を計重機33からの計
重信号に基づいて開閉動作させる開閉弁駆動装置
30が設けられてなる構成を採用するものであ
る。
位置イで型砂16が供給された型砂タンク9を型
砂排出位置ロまで移動させ、且つ、該型砂タンク
9を下降させて金型2に連接させ、型砂タンク9
内の型砂16を噴出エアによつて金型2内に強制
的に供給するようにした中子用型砂定量供給装置
において、型砂タンク9は、流体圧シリンダ8を
介して昇降自在に支持され、型砂排出位置ロでは
該流体圧シリンダ8に押圧されて型砂タンク9を
金型2に連接させるようにし、また型砂供給位置
イには、流体圧シリンダ8の無負荷状態で型砂タ
ンク9を計重する計重機33が設けられ、型砂供
給位置イの型砂供給用ホツパー22には、その型
砂供給口23の開閉弁24を計重機33からの計
重信号に基づいて開閉動作させる開閉弁駆動装置
30が設けられてなる構成を採用するものであ
る。
(作用)
上記構成において、型砂供給位置イで、流体圧
シリンダ8の負荷から解放された状態で、型砂タ
ンク9のみが計重機33により計重され、次に型
砂供給用ホツパー22の開閉弁24が開動して該
ホツパー22内から型砂タンク9内に型砂16が
供給され、その供給重量が設定値になると、開閉
弁駆動装置30によりホツパー22の開閉弁24
が閉動し、続いて型砂タンク9は型砂排出位置ロ
の金型2直上まで移動させられた後、上記流体圧
シリンダ8に押圧されて該タンク9を金型2に連
接させ、これに続いてその型砂タンク9内に噴出
エアが圧入され、型砂タンク9内の型砂16が金
型2内に強制的に供給される。
シリンダ8の負荷から解放された状態で、型砂タ
ンク9のみが計重機33により計重され、次に型
砂供給用ホツパー22の開閉弁24が開動して該
ホツパー22内から型砂タンク9内に型砂16が
供給され、その供給重量が設定値になると、開閉
弁駆動装置30によりホツパー22の開閉弁24
が閉動し、続いて型砂タンク9は型砂排出位置ロ
の金型2直上まで移動させられた後、上記流体圧
シリンダ8に押圧されて該タンク9を金型2に連
接させ、これに続いてその型砂タンク9内に噴出
エアが圧入され、型砂タンク9内の型砂16が金
型2内に強制的に供給される。
(実施例)
本考案の一実施例を第1図〜第3図に基づいて
説明する。この実施例は中子製造装置における型
砂定量供給装置に関するものであつて、型砂供給
位置イには一対の支持枠1が並列配置され、該両
支持枠1の上端から型砂排出位置ロの金型2直上
位置まで水平桁3が延設され、該水平桁3の下面
には、その水平桁3の長手方向に一対の取付板4
が配列され、その各取付板4の外側面下端にはガ
イドレール5が取付けられている。その両ガイド
レール5には、その各ガイドレール5を挟持する
ガイドローラ6を介して台車7が水平移動自在に
吊り下げ支持されている。その台車7には昇降用
流体圧シリンダである第1エアシリンダ8が取付
けられ、該シリンダを介して型砂タンク9が昇降
自在に支持されると共に、一端が台車7に連結さ
れ、他端が支持枠1の横桟19に取付けられた第
2エアシリンダ20により型砂タンク9は型砂供
給位置イと型砂排出位置ロとの間を往復移動させ
られる。
説明する。この実施例は中子製造装置における型
砂定量供給装置に関するものであつて、型砂供給
位置イには一対の支持枠1が並列配置され、該両
支持枠1の上端から型砂排出位置ロの金型2直上
位置まで水平桁3が延設され、該水平桁3の下面
には、その水平桁3の長手方向に一対の取付板4
が配列され、その各取付板4の外側面下端にはガ
イドレール5が取付けられている。その両ガイド
レール5には、その各ガイドレール5を挟持する
ガイドローラ6を介して台車7が水平移動自在に
吊り下げ支持されている。その台車7には昇降用
流体圧シリンダである第1エアシリンダ8が取付
けられ、該シリンダを介して型砂タンク9が昇降
自在に支持されると共に、一端が台車7に連結さ
れ、他端が支持枠1の横桟19に取付けられた第
2エアシリンダ20により型砂タンク9は型砂供
給位置イと型砂排出位置ロとの間を往復移動させ
られる。
上記型砂タンク9は、上部が円筒部10Aとさ
れ、下部が横方向へ広がつた膨出部10Bとされ
た略筒状のタンク本体10と、該タンク本体10
の下面を塞ぎ、その中央部に長孔11を貫設した
底蓋12と、該底蓋12の下面に配設され、金型
2の型砂投入口13に対応した位置に長孔11と
連通する吹出口14を貫設したブロー板15と、
タンク本体10内において底蓋12に接近して設
けられ、型砂16の重量が長孔11にかからない
ようにして長孔11及び吹出口14から型砂16
が自然に流出しないようにした邪魔板17とから
構成され、上記円筒部10Aは第1エアシリンダ
8及び台車7を貫通しており、該円筒部10Aの
外周側に第1エアシリンダ8のピストン8Aが固
定されている。なお、8B,8Cはエアポートで
ある。また前記膨出部10Bの外面四隅から水平
方向へ支持腕18がのび、後述のように計重機3
3に載置されるようになつている。
れ、下部が横方向へ広がつた膨出部10Bとされ
た略筒状のタンク本体10と、該タンク本体10
の下面を塞ぎ、その中央部に長孔11を貫設した
底蓋12と、該底蓋12の下面に配設され、金型
2の型砂投入口13に対応した位置に長孔11と
連通する吹出口14を貫設したブロー板15と、
タンク本体10内において底蓋12に接近して設
けられ、型砂16の重量が長孔11にかからない
ようにして長孔11及び吹出口14から型砂16
が自然に流出しないようにした邪魔板17とから
構成され、上記円筒部10Aは第1エアシリンダ
8及び台車7を貫通しており、該円筒部10Aの
外周側に第1エアシリンダ8のピストン8Aが固
定されている。なお、8B,8Cはエアポートで
ある。また前記膨出部10Bの外面四隅から水平
方向へ支持腕18がのび、後述のように計重機3
3に載置されるようになつている。
型砂供給位置イの上方には型砂供給用ホツパー
22が設けられ、このホツパー22の型砂供給口
たる型砂供給筒23の下部には、これに遊嵌合す
る型砂漏洩防止筒28が取付けられると共に、該
防止筒28を介してその下方には開閉弁たるダン
パー24が配設されている。このダンパー24は
ほぼ正四角形であつて、前記両取付板4の下面の
ガイド枠25に水平移動自在に支持され、その中
央部には上記防止筒28に設けたノズル27と連
通する連通孔26が開設されている。上記ダンパ
ー24は両支持枠1に横桟29を介して支持され
た開閉弁駆動装置たる第3エアシリンダ30によ
つて水平移動させられる。なお、上記型砂供給筒
23の上部には手動開閉ダンパー31が適宜設け
られている。
22が設けられ、このホツパー22の型砂供給口
たる型砂供給筒23の下部には、これに遊嵌合す
る型砂漏洩防止筒28が取付けられると共に、該
防止筒28を介してその下方には開閉弁たるダン
パー24が配設されている。このダンパー24は
ほぼ正四角形であつて、前記両取付板4の下面の
ガイド枠25に水平移動自在に支持され、その中
央部には上記防止筒28に設けたノズル27と連
通する連通孔26が開設されている。上記ダンパ
ー24は両支持枠1に横桟29を介して支持され
た開閉弁駆動装置たる第3エアシリンダ30によ
つて水平移動させられる。なお、上記型砂供給筒
23の上部には手動開閉ダンパー31が適宜設け
られている。
型砂供給位置イの下部には計重機たる歪ゲージ
式重量センサ(ロードセル)33が設けられ、そ
の各センサ33は支持枠1の受棚34上に設置さ
れ、第1エアシリンダ8の負荷により支持された
型砂タンク9と衝突しない高さ位置に配置されて
いる(第1図仮想線状態)。
式重量センサ(ロードセル)33が設けられ、そ
の各センサ33は支持枠1の受棚34上に設置さ
れ、第1エアシリンダ8の負荷により支持された
型砂タンク9と衝突しない高さ位置に配置されて
いる(第1図仮想線状態)。
型砂排出位置ロの上部には、噴出エア圧入装置
36が設けられている。このエア圧入装置36
は、水平桁3を貫通すると共にその水平桁3に固
定された圧着用流体圧シリンダたる第4エアシリ
ンダ37と、該第4エアシリンダ37のシリンダ
チユーブと一体化され、上方へのびるエア供給口
38と、該エア供給口38の上端に固定され、エ
ア源に連通させられた三方切換弁39と、第4エ
アシリンダ37の内部に嵌装され、その上端部が
エア供給口38内に貫入するエア供給筒40であ
つてその外周に固定されたピストン37Aに負荷
するエア圧によつて昇降するエア供給筒40と、
該エア供給筒40の下端に固定され、最降下した
ときには型砂タンク9のタンク本体10の上端に
当接するラツパ状のブローフランジ41とからな
り、該ブローフランジ41には防砂フイルター4
2が配設されている。なお、37B,37Cはエ
アポートである。
36が設けられている。このエア圧入装置36
は、水平桁3を貫通すると共にその水平桁3に固
定された圧着用流体圧シリンダたる第4エアシリ
ンダ37と、該第4エアシリンダ37のシリンダ
チユーブと一体化され、上方へのびるエア供給口
38と、該エア供給口38の上端に固定され、エ
ア源に連通させられた三方切換弁39と、第4エ
アシリンダ37の内部に嵌装され、その上端部が
エア供給口38内に貫入するエア供給筒40であ
つてその外周に固定されたピストン37Aに負荷
するエア圧によつて昇降するエア供給筒40と、
該エア供給筒40の下端に固定され、最降下した
ときには型砂タンク9のタンク本体10の上端に
当接するラツパ状のブローフランジ41とからな
り、該ブローフランジ41には防砂フイルター4
2が配設されている。なお、37B,37Cはエ
アポートである。
上記構成に基づき、型砂16の供給手順につい
て説明する。まず、第1図仮想線に示すように、
第1エアシリンダ8により上昇位置に負荷され保
持された型砂タンク9を型砂供給位置イにもたら
している状態から、第1エアシリンダ8への圧力
エアの供給を停止し、該シリンダ内を大気に解放
し、無負荷状態に切換えることによつて、タンク
本体10は自重により降下し、支持腕18を介し
て各センサ33上に載せられる。これによつて台
車7に固着されている第1エアシリンダ8に対
し、タンク本体10は自由状態となるから、各セ
ンサ33にはタンク本体10の荷重だけがかか
る。
て説明する。まず、第1図仮想線に示すように、
第1エアシリンダ8により上昇位置に負荷され保
持された型砂タンク9を型砂供給位置イにもたら
している状態から、第1エアシリンダ8への圧力
エアの供給を停止し、該シリンダ内を大気に解放
し、無負荷状態に切換えることによつて、タンク
本体10は自重により降下し、支持腕18を介し
て各センサ33上に載せられる。これによつて台
車7に固着されている第1エアシリンダ8に対
し、タンク本体10は自由状態となるから、各セ
ンサ33にはタンク本体10の荷重だけがかか
る。
次に、タンク本体10の重量が各センサ33に
かかつたことを各センサ33からの出力信号によ
り検知し、その検知信号により第3エアシリンダ
30を作動させ、ダンパー24を開放位置に移動
させる。これにより、第3図に示すように、該ダ
ンパー24の連通孔26とノズル27とが連通
し、ホツパー22内の型砂16がタンク10内に
供給される。そして、その供給重量は各センサ3
3により計重され、その計重値が設定値と一致し
たならば、この検知信号によつて第3エシシリン
ダ30を再び作動させてダンパー24を閉鎖位置
に移動させ、ノズル27を閉鎖する。この場合、
タンク本体10内に供給される型砂16の供給量
を、従来のようにタイマー制御で調整せず、重量
制御で調整していることから、型砂16の流れの
良し悪しに関係なく、正確に定量ずつ計重するこ
とができる。例えば設定重量が10Kgであるとする
と、計重機による計重値が10Kgになつて時点でダ
ンパー24を閉動させることにより、常に定量ず
つ計重することができる。
かかつたことを各センサ33からの出力信号によ
り検知し、その検知信号により第3エアシリンダ
30を作動させ、ダンパー24を開放位置に移動
させる。これにより、第3図に示すように、該ダ
ンパー24の連通孔26とノズル27とが連通
し、ホツパー22内の型砂16がタンク10内に
供給される。そして、その供給重量は各センサ3
3により計重され、その計重値が設定値と一致し
たならば、この検知信号によつて第3エシシリン
ダ30を再び作動させてダンパー24を閉鎖位置
に移動させ、ノズル27を閉鎖する。この場合、
タンク本体10内に供給される型砂16の供給量
を、従来のようにタイマー制御で調整せず、重量
制御で調整していることから、型砂16の流れの
良し悪しに関係なく、正確に定量ずつ計重するこ
とができる。例えば設定重量が10Kgであるとする
と、計重機による計重値が10Kgになつて時点でダ
ンパー24を閉動させることにより、常に定量ず
つ計重することができる。
続いて、第1エアシリンダ8を作動させて、そ
のピストン8Aを上昇させ、第1図に仮想線で示
すように、型砂タンク9を上昇させ、各センサ3
3から離間させる。その後、第2エアシリンダ2
0により台車7を介して、第1図及び第2図に実
線で示すように、型砂タンク9を型砂排出位置ロ
の金型2の直上まで移動させる。
のピストン8Aを上昇させ、第1図に仮想線で示
すように、型砂タンク9を上昇させ、各センサ3
3から離間させる。その後、第2エアシリンダ2
0により台車7を介して、第1図及び第2図に実
線で示すように、型砂タンク9を型砂排出位置ロ
の金型2の直上まで移動させる。
次に第1エアシリンダ8を作動させて、第2図
仮想線に示すように、型砂タンク9を下降させ、
その吹出口14と金型2の型砂投入口13とを連
接させる。続いて、圧着シリンダである第4エア
シリンダ37を作動させて、そのピストン37A
を降下させ、ブローフランジ41をタンク本体1
0の上端に当接させる。そして、三方切換弁39
を切り換えてエア源よりエア供給筒40を介して
型砂タンク9内に噴出エアを圧入させると、その
エア圧により、型砂タンク9内の型砂16が邪魔
板17と底蓋12との間の隙間及び長孔11を通
つて吹出口14から金型2内に圧入される。
仮想線に示すように、型砂タンク9を下降させ、
その吹出口14と金型2の型砂投入口13とを連
接させる。続いて、圧着シリンダである第4エア
シリンダ37を作動させて、そのピストン37A
を降下させ、ブローフランジ41をタンク本体1
0の上端に当接させる。そして、三方切換弁39
を切り換えてエア源よりエア供給筒40を介して
型砂タンク9内に噴出エアを圧入させると、その
エア圧により、型砂タンク9内の型砂16が邪魔
板17と底蓋12との間の隙間及び長孔11を通
つて吹出口14から金型2内に圧入される。
圧入終了後、三方切換弁39を切り換えて、型
砂タンク9内を大気に連通させ、その型砂タンク
9内のエア圧を抜く、この場合、型砂タンク9の
上端は防砂フイルター42で塞がれているので、
型砂タンク9内の型砂16が外部へ飛散すること
はない。
砂タンク9内を大気に連通させ、その型砂タンク
9内のエア圧を抜く、この場合、型砂タンク9の
上端は防砂フイルター42で塞がれているので、
型砂タンク9内の型砂16が外部へ飛散すること
はない。
その後、第4エアシリンダ37によりエア供給
筒40を引き上げると共に、第1エアシリンダ8
により型砂タンク9を引き上げ、第2エアシリン
ダ20により型砂タンク9を型砂供給位置イに戻
し、上述した作用をくり返せばよい。
筒40を引き上げると共に、第1エアシリンダ8
により型砂タンク9を引き上げ、第2エアシリン
ダ20により型砂タンク9を型砂供給位置イに戻
し、上述した作用をくり返せばよい。
上記実施例では、計重機として、4台のセンサ
33を用いたが、第4図に示すように、1台のセ
ンサ33上に、ガイドローラ44により昇降のみ
自在に支持されたコの字形のガイド枠45を載置
し、そのガイド枠45上に型砂タンク9を載せて
計重するようにしてもよい。また計重機として
は、台ばかり等の種々のはかりを用いることがで
きる。
33を用いたが、第4図に示すように、1台のセ
ンサ33上に、ガイドローラ44により昇降のみ
自在に支持されたコの字形のガイド枠45を載置
し、そのガイド枠45上に型砂タンク9を載せて
計重するようにしてもよい。また計重機として
は、台ばかり等の種々のはかりを用いることがで
きる。
(考案の効果)
本考案の鋳造用型砂定量供給装置によれば、計
重機による重量制御により型砂の供給量を調整す
るものであるから、型砂タンク内への型砂の供給
量を常に正確に保つことができる。また、型砂タ
ンク内には、金型への必要供給量の型砂を供給す
るだけでよいから、型砂を金型内へ供給した際の
金型内のエア抜きが迅速におこなわれる。また型
砂を別の種類に換える場合に、型砂タンク内に型
砂がほとんど残つていないから、型砂タンク内の
型砂を迅速に抜き取ることができる。そして、エ
ア圧を金型内の型砂に直接的に十分かけることが
できるから、型砂の圧密度が大きく、「つまり」
の良い中子をばらつきなく製造することができ
る。
重機による重量制御により型砂の供給量を調整す
るものであるから、型砂タンク内への型砂の供給
量を常に正確に保つことができる。また、型砂タ
ンク内には、金型への必要供給量の型砂を供給す
るだけでよいから、型砂を金型内へ供給した際の
金型内のエア抜きが迅速におこなわれる。また型
砂を別の種類に換える場合に、型砂タンク内に型
砂がほとんど残つていないから、型砂タンク内の
型砂を迅速に抜き取ることができる。そして、エ
ア圧を金型内の型砂に直接的に十分かけることが
できるから、型砂の圧密度が大きく、「つまり」
の良い中子をばらつきなく製造することができ
る。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は鋳造用型砂定量供給装置の一部切欠き正面
図、第2図は第1図の−矢視図、第3図は同
装置の型砂供給状態の縦断面図、第4図は本考案
の他の実施例を示す型砂供給状態の縦断面図であ
る。 2……金型、8……流体圧シリンダ(第1エア
シリンダ)、9……型砂タンク、16……型砂、
22……型砂供給用ホツパー、24……開閉弁
(ダンパー)、30…開閉弁駆動装置(第3エアシ
リンダ)、33……計重機(歪ゲージ式重量セン
サ)、36……エア圧入装置、イ……型砂供給位
置、ロ……型砂排出位置。
1図は鋳造用型砂定量供給装置の一部切欠き正面
図、第2図は第1図の−矢視図、第3図は同
装置の型砂供給状態の縦断面図、第4図は本考案
の他の実施例を示す型砂供給状態の縦断面図であ
る。 2……金型、8……流体圧シリンダ(第1エア
シリンダ)、9……型砂タンク、16……型砂、
22……型砂供給用ホツパー、24……開閉弁
(ダンパー)、30…開閉弁駆動装置(第3エアシ
リンダ)、33……計重機(歪ゲージ式重量セン
サ)、36……エア圧入装置、イ……型砂供給位
置、ロ……型砂排出位置。
Claims (1)
- 型砂供給位置で型砂が供給された型砂タンクを
型砂排出位置まで移動させ、且つ、該型砂タンク
を下降させて金型に連接させ、型砂タンク内の型
砂を噴出エアによつて金型内に強制的に供給する
ようにした中子用型砂定量供給装置において、型
砂タンクは、流体圧シリンダを介して昇降自在に
支持され、型砂排出位置では該流体圧シリンダに
押圧されて型砂タンクを金型に連接させるように
し、また型砂供給位置には、流体圧シリンダの無
負荷状態で型砂タンクを計重する計重機が設けら
れ、型砂供給位置の型砂供給用ホツパーには、そ
の型砂供給口の開閉弁を計重機からの計重信号に
基づいて開閉動作させる開閉弁駆動装置が設けら
れてなる中子用型砂定量供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7479587U JPH0237480Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7479587U JPH0237480Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63184646U JPS63184646U (ja) | 1988-11-28 |
JPH0237480Y2 true JPH0237480Y2 (ja) | 1990-10-11 |
Family
ID=30920345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7479587U Expired JPH0237480Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0237480Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-19 JP JP7479587U patent/JPH0237480Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63184646U (ja) | 1988-11-28 |
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