JPH0237473Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0237473Y2
JPH0237473Y2 JP1984154359U JP15435984U JPH0237473Y2 JP H0237473 Y2 JPH0237473 Y2 JP H0237473Y2 JP 1984154359 U JP1984154359 U JP 1984154359U JP 15435984 U JP15435984 U JP 15435984U JP H0237473 Y2 JPH0237473 Y2 JP H0237473Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
frame
fixed
formwork
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984154359U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6172343U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984154359U priority Critical patent/JPH0237473Y2/ja
Publication of JPS6172343U publication Critical patent/JPS6172343U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0237473Y2 publication Critical patent/JPH0237473Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はラス網等の金網で補強されたALC板
を製造する際に補強用金網を型枠内にセツトする
ために用いる逆U字型の構造のセツト棒を固定す
る装置に関し、更に詳しくは、多数枚のALC板
を一つの型枠内で製造するために多数列に並べら
れた逆U字型の構造のセツト棒を簡単な操作で整
列固定できる金網セツト棒の固定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のALC補強金網として自立性のない金網、
例えばラス網を使用する場合には、実公昭49−
32615号公報に示され、かつ本考案に添付した第
9図に示したように、逆U字型のセツト棒5の間
にラス網6を挿入しており、又この逆U字型のセ
ツト棒5は、断面がL字状でその一面が櫛状であ
るセツト枠20を使用して固定していた。
さらに詳述すれば、逆U字型のセツト棒5の先
端を型枠底板1に差し込んだ後、セツト棒5の間
にラス網6を挿入し、その後、セツト棒5の上部
の逆U字部分を固定するために、セツト枠20の
断面L状の一面の櫛状の溝部にセツト棒5の上部
の逆U字部分が差し込まれるようにセツト枠20
を横方向から水平に挿入すると共に、逆L字状の
固定片21を反対側から当接させる。セツト枠2
0の縦片と固定片21の縦片との間隔を一定にさ
せるためにこの固定片21にはハンドル22が設
けられており、このハンドル22で両者を当接状
態が離れないように固定する。その後、セツト枠
20自体は第8図に示すように各々型枠側板2に
ピン23で留めて位置決めする。
このような個々に独立したセツト枠を使用して
の作業を、第8図に示したように、複数列繰り返
して、型枠内の全ての金網セツト棒を固定するこ
とにより、型枠内に所定枚数の自立性に乏しいラ
ス網を所定の位置に固定していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、実公昭49−32615号公報に記載された
上述の固定手段では、実公昭49−32615号公報の
第3図に示されているように、セツト枠20の使
用箇所が2カ所と言う極めて少ない場合はセツト
棒5の固定にそれぼど労力を必要としないが、長
いALC板を製造するために長いラス網を使用し、
多数箇所にセツト棒5を並べてラス網6を固定す
る時や、例えば第8図に示すように、このラス網
6を型枠1の長さ方向にも数多くセツトする場合
は、多くのセツト枠20を使用するとになり、こ
れらを所定の位置に所定の精度で固定するために
は多大の作業時間を要するという欠点があつた。
本考案は、一つの型枠内に多数列に並べられた
逆U字型の構造のセツト棒を簡単な操作で精度よ
く整列固定できる金網セツト棒の固定装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上述の問題点に鑑み、複数のセツト枠
11を回動可能に一つの大きなフレーム13の中
に収めると共に、下方に「ハ」の字状に開いてい
るセツト棒挿入ガイドを設けることにより、位置
決め作業の簡易化と精度向上を図るものである。
即ち、金網6をセツトするための逆U字型のセ
ツト棒5の上部を固定するセツト枠11を一つの
長方形の枠状フレーム13内に複数個有すると共
に、その個々のセツト枠11が櫛状体であつて、
そのセツト枠11が回転軸で回動ができるように
回転軸体に固定され、その個々の回転軸体が上記
長方形の枠状フレーム13に回転可能に固定され
ており、更に前記個々の回転軸体の下方には、下
方に「ハ」の字状に開いているセツト棒挿入ガイ
ド19を有することを特徴とする金網セツト棒の
固定装置とすることにより、前記問題点の解決を
図るものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例により説明する。本考
案の全体図を第1図に示し、第1図に見られる
a,b,c部の詳細を各々第2図、第3図、第4
図に示し、更に第3図の走行ベアリング部分の詳
細を第7図に示し、また第4図のセツト棒挿入に
関する説明図を第5図に示し、逆U字型のセツト
棒5がセツト枠により固定された状態の部分詳細
を第6図に示す。
第1図の状態にするために、セツト枠11を複
数個固定保持するフレーム13は、クレーン等の
運搬治具によつて型枠側板2上に移動される。こ
の際、セツト棒挿入ガイド19の存在により、逆
U字型のセツト棒5の上端が整列されてセツト枠
11の処理範囲内に入る。このように、フレーム
13が型枠側板2上に移動された後、例えば、型
枠の固定端板3及び型枠の移動端板4を基準にし
て、フレーム13は所定の位置に移動され、固定
される。この位置決めを更に短時間で行うには、
第2図や第3図に示したようなトグルクランプ1
7及び17’を用いて駆動される挿入ガイドピン
16及び16’によつて位置決めすればよい。
なお、型枠は、その側板2が底板1上に固定さ
れず、注入ALCスラリーの発泡硬化膨張によつ
て側板2に位置ずれが発生するが、常時底板1上
に固定され位置決めされている固定端板3の上
や、またセツトピン(但し図示されていない)に
よつて底板1上に位置決めされている移動端板4
の上にフレーム13をセツトすれば、側板2の位
置ずれに関係なく、フレーム13を型枠底板1に
対する位置関係を正確に設定できる。この際、第
3図や第7図に示すように、フレーム13の下部
にベアリング14を設けておくと位置決めが更に
円滑になり、更に精度良い定位置でのフレームの
固定が可能になる。
また、前記したトグルランプ及び挿入ガイドピ
ンを用いての位置決めは、型枠底板1の短辺方向
(第1図A方向)に於ける位置決めであるが、長
辺方向(第1図B方向)の位置決めは、第2図や
第3図に見られるような型枠の側板2に固定され
た長辺方向位置決めストツパー18によつて行う
ことができる。この際には、ストツパー18のフ
レーム13と接する面はフレーム13との滑りを
良くするために、スライドペアリングを装着する
と良い。
さて、このフレーム13に取付けられた複数個
のセツト枠11は櫛状体であつて、そのセツト枠
11が回転軸で回動ができるように回転軸体に固
定され、その回転軸体が上記フレーム13に回転
可能に固定されている。すなわち、フレーム13
に固定された複数のセツト枠11でセツト棒5の
上部が一定位置にセツトできるように、第4図に
示す通り、その個々のセツト枠11にはハンドル
12が取付けられ、上下方向に90゜回転できるよ
うになつている。
また、セツト枠11には、セツト棒5が少し曲
がつて立つていても容易に櫛状体で一定位置で固
定できるように、第3図や第4図・第6図に示す
ような「ハ」の字状の挿入ガイド19が付けられ
ている。
次に、このセツト枠11と挿入ガイド19とを
夫々複数個保持しているフレーム13の使い方に
ついて述べる。
先ず、型枠底板1に開けられた複数個の穴10
の中に逆U字型のセツト棒5を複数本挿入し直立
させた後、第4図に示すようにセツト棒5の間に
ラス網6を挿入する。この後、複数個のセツト枠
11と挿入ガイド19を保持しているフレーム1
3がクレーン等により型枠の側板2上に装着され
る。これに伴いセツト枠11は短辺方向(第1図
A方向)に並んだセツト棒5上に降ろされる。こ
の際、「ハ」の字状の挿入ガイド19が設けられ
ているので、フレーム13の降下に伴つてセツト
棒5がセツト棒挿入ガイド19を通る。このこと
によつて、セツト枠11の処理範囲内にセツト棒
5の上端が整列されることになる。一方、図示し
た装置では、型枠の側板2上に装着されたフレー
ム13は、トグルクランプ17を押し倒し、挿入
ガイドピン16及び16’をフレーム13に挿入
することによつて、型枠の固定端板3及び型枠の
移動端板4に位置決めされる。
次いで、第3図に示すように、セツト枠11に
付いているハンドル12を下方に90゜回転させる
ことによつて、セツト枠11全体90゜回転し、セ
ツト枠11が水平に移動することなく固定された
状態で、セツト枠11につけられた凹凸のある櫛
状の溝間に逆U字型のセツト棒5が入り込み、セ
ツト棒5の上端間隔が保持されて位置決めされ
る。
尚、セツト枠11の形状は、図示したL字形以
外に、プレート状、T字型、コの字形等種々の形
状が考えられ、要は、櫛状刃を有する櫛状体のも
のであればよい。
(考案の効果) 本考案は、回転可能な複数のセツト枠とセツト
棒案内ガイドとを一つのセツト枠に収めることに
より、多数のセツト枠の位置決めを一度に行える
とするとともに、その個々のセツト枠を櫛状体と
し、かつ、回転軸体を上記フレームに回転可能に
固定し、個々のセツト枠をその回転軸で回動がで
きるように固定することによつて、上記の複数の
セツト枠が水平移動することなくセツト棒の上端
を所定の間隔に保持固定できるので、従来の複数
個のセツト枠毎に型枠側板状で行つていたセツト
棒の上端の位置を正確に所定の位置に固定する為
のフレーム枠の位置決め作業が、著しく簡素化さ
れ、且つ、セツト枠の位置決め精度、即ち、セツ
ト棒上端の位置決め精度も著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置が型枠状に置かれた状態
を示す斜視図であり、第2図は第1図のa部の詳
細を示す斜視図であり、第3図は第1図のb部の
詳細を示す斜視図であり、第4図は第1図のc部
の型枠上に置かれる前の状態の詳細を示す斜視図
であり、第5図と第6図は第4図の状態から固定
するまでの状態を順次示す図面である。また第7
図は第3図の走行ベアリング部分に関する部分詳
細図である。第8図は従来のセツト棒の固定状態
を示す平面図であり、第9図は第8図の固定状態
を部分的に示す斜視的な説明図である。 1……型枠底板、2……型枠側板、3……型枠
固定端板、4……型枠移動端板、5……セツト
棒、6……ラス網、10……固定穴、11……セ
ツト枠、12……ハンドル、13……フレーム、
19……セツト棒挿入ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金網をセツトするための逆U字型の構造のセツ
    ト棒の上部を固定するセツト枠を一つの長方形の
    枠状フレーム内に複数個有すると共に、その個々
    のセツト枠が櫛状体であつて、そのセツト枠が回
    転軸で回動ができるように回転軸体に固定され、
    その個々の回転軸体が上記長方形の枠状フレーム
    に回転可能に固定されており、更に前記個々の回
    転軸体の下方には、下方に「ハ」の字状に開いて
    いるセツト棒挿入ガイドを有することを特徴とす
    る金網セツト棒の固定装置。
JP1984154359U 1984-10-15 1984-10-15 Expired JPH0237473Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984154359U JPH0237473Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984154359U JPH0237473Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6172343U JPS6172343U (ja) 1986-05-16
JPH0237473Y2 true JPH0237473Y2 (ja) 1990-10-11

Family

ID=30712357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984154359U Expired JPH0237473Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0237473Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4932615U (ja) * 1972-06-22 1974-03-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4932615U (ja) * 1972-06-22 1974-03-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6172343U (ja) 1986-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6034740B2 (ja) 十字動載物台
JPH0237473Y2 (ja)
EP0050210A3 (de) Bohrschablone
US3203069A (en) Apparatus for casting panels from plurality of brick-like bodies
CN220109282U (zh) 一种快速搭扣连接式表带
DE3476174D1 (en) Method and device for manufacturing a composite prestressed wooden beam
JPH0139529Y2 (ja)
CN217711392U (zh) 一种钢筋定位装置
JPS644488Y2 (ja)
CN211728857U (zh) 电子产品加工用装夹机构
JPH0120094Y2 (ja)
JP3543015B2 (ja) 鉄筋組み立て用治具
CN219727705U (zh) 物料加工辅助装置及刻印系统
CN219657809U (zh) 可拼装测试工具
JPH06297443A (ja) 補強網の配列方法およびその方法に使用されるセット棒
CN112372201B (zh) 钢筋网片焊接定位模具更换装置
CN216109370U (zh) 桥梁遮板预制件的钢筋笼定位装置
JP3026551U (ja) 枠組組み付け治具
KR940001145Y1 (ko) 체인을 사용한 곡면유리 성형틀
GB1529502A (en) Building frame and method for its erection
JPS5837575Y2 (ja) 枠組作業台構造
SU1359165A1 (ru) Прибор дл воспроизведени кривых
SU1620170A1 (ru) Устройство дл направлени проката
JPH10217231A (ja) 型枠成形における補強鉄筋支持装置
JPH0350687B2 (ja)