JPH023730A - 直線往復運動装置およびそれを用いた光学式カード記録読取装置 - Google Patents

直線往復運動装置およびそれを用いた光学式カード記録読取装置

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JPH023730A
JPH023730A JP63238820A JP23882088A JPH023730A JP H023730 A JPH023730 A JP H023730A JP 63238820 A JP63238820 A JP 63238820A JP 23882088 A JP23882088 A JP 23882088A JP H023730 A JPH023730 A JP H023730A
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JP
Japan
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acceleration
optical card
cam
linear reciprocating
section
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JP63238820A
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English (en)
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Koichi Kobayashi
光一 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/12Gearings comprising primarily toothed or friction gearing, links or levers, and cams, or members of at least two of these types
    • F16H37/124Gearings comprising primarily toothed or friction gearing, links or levers, and cams, or members of at least two of these types for interconverting rotary motion and reciprocating motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H21/00Gearings comprising primarily only links or levers, with or without slides
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    • F16H21/22Crank gearings; Eccentric gearings with one connecting-rod and one guided slide to each crank or eccentric
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
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    • G06K13/0843Feeding or discharging cards from or back into the same magazine
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、定速回転駆動を直線往復運動に変換する装置
に係り、特に任意の速度パターンで直線往復運動を行な
える直線往復運動装置およびそれを用いた光学式カード
記録読取装置に関する。
(従来の技術) 従来の直線運動装置としては、モータの正転。
逆転を一往復毎に繰返して、これをベルトまたはラック
およびピニオン等によって直線往復運vJに変換する方
法がある。しかし、このように−往復毎にモータの正転
、逆転を繰返す方法では短時間のうちにモータを高速回
転に立上げたり急減速して逆回転立上げを繰返す必要が
あり、モータのパワーをある程度大きく設定する必要が
ある。
これに対し、例えば第26図に示すようなクランク機構
を用いる構造とすることにより、モータを一方向に連続
回転させて直線往復運動を得ることができる。この例で
は、直線往復運動装置が適用された光学式カード記録読
取装置を示している。
ここでクランクアームlotの腕の長さをR1連接捧1
03の長さをL、光学式カード105の直線往復運動の
ストロークをSとする。 クランクアーム101の腕が
モータ107の回転により一定角度ωで回転すると、光
学式カード105のストロークSはS=L+R(1−c
osc、+t) −4L”−R”sinωt となる、この光学式カード105の直線往復運動は。
クランクアーム101の長さRの値や連接棒103の長
さLの値を変えることにより速度パターンを変化そせる
ことができるが、任意の速度パターンを得るにはある程
度限界があり、例えば光学式カード105を等速往復運
動させるのは困難である。
一方、光学式カード105の記録を読取るにはある程度
の精度をもった等速直線往復運動が必要とされている。
このようにクランク機構を用いて等速直線往復運動を得
るには、クランク機構の移動速度およびクランク機構の
角度、位相を検出して、これらをモータ107の回転駆
動部にフィードバックし、 かつフィードバック値とモ
ータ回転速度とを比較してモータ107の回転速度を変
化させる電気的回転速度制御を行なうことが考えられる
0反面、このような方法では、制御回路が大がかりにな
るばかりでなく、高速化等の要請に対し、モータ107
側の慣性や電気的加速・減速制御の負担が大きくなると
いった問題が生じていた。
この間層に対し、本出願人は1例えば第27図に示すよ
うに光学式カードの速度パターンを加速区間および減速
区間の加速度が一定となるようにする発明を開示した(
特開昭62−127559号公報参照)。
ところで、光学式カードの記録読取装置の場合、直線往
復遠度のそれぞれの片道のストロークの中で、等速区間
とその前後に立−ヒリ加速区間および減速区間とが存在
する。
しかるに1本出願人が既に開示した装置によると第28
図のように加速度線図は等速状態から減速状態に移行す
るときや加速状態から等速状態になるとき、加速度の変
化がステップ状に急激に行なわれ、これに伴い被駆動体
の質量による慣性力も急激に変化する。
このため、駆動モータの負荷トルクが急変動したり、往
復運動の反転の際には被駆動体の慣性力が衝突力として
作用し、往復運動駆動装置に性能ト有害な振動を生じ第
29図のように速度線図が乱れたり、不要で耳ざわりな
動作音を発生する原因になることがわかった。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように、従来の直線往復運動装置では。
駆動モータの一方向連続回転で所望の速度パターンで直
線往復運動をさせることができるが、加速度が急激に変
化する状態が存在し被駆動体の慣性力が装置に衝撃振動
などの形で影響を与え速度パターンが乱される虞れがあ
ることがわかった。
また、被駆動体の慣性力が衝撃力となって装置に騒音が
発生する虞れもある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、駆動用モー
タの一方向連続回転で所望の速度パターンで直線往復運
動が行なえる構成でありながら、更に往復運動の加速度
が急変せず安定した速度パターンが得られる直線往復運
動装置およびそれを用いた光学式カード記録再生装置を
提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明においては、被駆動体
と、この被駆動体が直線往復運動するよう該被駆動体を
案内支持する支持手段と、この支持手段に支持された被
駆動体を直線往復運動させるための一方向に定速回転す
る駆動用モータと、 この駆動用モータの回転運動を前記被駆動体の直線往復
運動に変換し、かつ腕の長さが伸縮可能なクランク機構
と。
このクランク機構の腕の長さの伸縮量を決定し、前記被
駆動体が所定の速度パターンで直線往復運動するように
前記腕を案内するカムとを具備し。
このカムは、前記被駆動体の速度パターンの加速度が直
線往復運動中のいずれの状態においても非ステツプ状に
変化するような形状をしている構成とした。
また上記構成の直線往復運動装置を利用し、被駆動体と
して光学式カードを用い、この光学式カードに情報を記
録あるいは記録された情報を読取る光学式ヘッド装置を
具備した光学式カード記録読取装置とした。
(作用) 上記構成において、駆動用モータを一方向に定速回転さ
せると、クランクアームがカムにより案内されてその腕
の長さを伸縮させながらこの回転を変換して支持手段に
支持された被駆動体を直線往復運動させる。このとき、
被駆動体の運動は、加速度が直線往復運動のいずれの状
態においてもカムにより連続的に変化する。
(実施例) 以下図面に基づき、この発明の実施例な詳細に説明する
第1図は本発明の直線往復運動装置の一実施例を示す主
要部の分解斜視図、第2図は第1図の組付斜視図、第3
図は作用説明例を示す。
第1図および第2図において、クランクサブアーム1に
は駆動用モータ(図示省略)側からの回転力が伝達され
る軸3が設けられ、クランクサブアーム1は軸3を中心
に回転自在となっている。
クランクアーム5には長手方向に2つの長穴7a。
7bが設けられ、長穴7a、 7bはクランクサブアー
ム1に植立された2つのピン9a、 9bと摺動自在に
嵌合している。従って、クランクアーム5は長欠7a。
7bとピン9a、9bとの摺動によってクランクサブア
ーム1に対してスライド可能となっており、軸3からク
ランクアーム5の一端に固定されたピン11までの長さ
、つまりクランク機構の腕の長さが伸縮可能となってい
る。なお、これら長欠7a、7bおよびピン9a、9b
によるスライド機構は他の構成で代用してもよい。
クランクアーム5の一端に固定されたピン11には連接
棒13の一端が回転自在に係合し、連接棒13の端には
被駆動体(図示しない)が連結されている。被駆動体は
図示しない支持手段により直線往復運動するよう案内支
持されている。
クランクサブアーム1の軸3は案内カム15の軸受17
に嵌合し、ピン11の案内カム15側に回動自在に嵌合
されたカムフォロアローラ19が案内カム15のカム溝
21に係合している。従って、クランクサブアーム1が
軸受17に対し軸3を中心に回転すると、カムフォロア
ローラ19がカム溝21に案内されて案内カム15で定
められた軌跡を描き前述の腕の長さが変化する。
なお、案内カム15の形状は被駆動体に所望のパターン
で直接往復運動させるように幾何学的に決定されている
。この実施例では案内カム15の形状が略楕円で、クラ
ンクサブアーム1の回転中心が楕円の中心と一致してい
ない。
このため、クランクサブアーム1が第3図中で反時計ま
わりに回転すると、第3図(a)、(b)、(c)の順
にクランクアーム5はピン9a、9bに対して長穴7a
、7bがスライドし腕の長さが変化して回転する。そし
て被駆動体が直線往復運動する。
次に、この実施例を光学式カード式記録読取装置に組込
んだ場合の適用例について図面を参照して説明する。
まず最初に被駆動体としての光学式カード23は。
記録を読取るには等速成線運動をする必要があるので第
4図および第5図を参照して光学式カード23が記録、
読取中等速で直線運動をするように。
クランクアーム5と連接棒13の連結点Q(第5図に示
す)の軌跡を定めることにする。以下にその手順を述べ
る。
光学式カード23は、読取時は等法面線運動をし。
運動の方向を変えるときには減速、加速を行なう。
そこで、速度と時間の関係は第6図に示すような線図と
なる。すなわち、縦軸に速度V、横軸に時間Tがパラメ
ータとして設定され、光学式カード23を時間Oからt
8の間に速度OからVまで加速し、その後等速度Vで直
線運動を行なった後、再び1sの時間で速度Vから0ま
で減速して半サイクルの動作が行なわれる。そして、次
の半サイクルでは逆方向に同様に加速−等速一減速の直
線運動が行なわれて、1サイクルの動作が終了している
そして、この実施例では、加速区間1等速区間および減
速区間、往復運動反転時やこれらの各状態が移り変ると
き、加速度が不連続にステップ状態に変化したり加速度
の大きさが急変したりしないように、即ち加速度αの微
分係数dα/dtの値が無限大や、大きな値になったり
しないよう第7図に示すように切れ目がなく連続した直
線で結ばれた形状にする構成とする。
なお、光学式カード23の加速度の微分係数dα/dt
の値が無限大になったり、大きな値になったりしなけれ
ば、加速度線図は、第7図の例に限られるものではない
、他の例については後述する。このような加速度線図で
、第6図のような速度線図の得られる機構の案内カム1
5の例について説明する。
第6図に示すように、半サイクルの動作に要する時間を
T、加速と減速に要する時間をそれぞれt8とする。
また、第5図および第8図に示すように、直線往復運動
の全ストロークをST、  等速運動区間のストローク
をSc、加速区間および減速区間のストロークをそれぞ
れSlとする。
第6図において立上り0からt8の区間の速度yは次式
で表わされる。
y=−vx”/ls”+2vx/1g そしてこの区間の立上りストロークS8はとなり1次式
が求まる。
S、=2vt8/3 ・・・■ また、往復運動の片道の全ストロークsTは57=28
.+(T−2tg)v          −■となり
、0式および■式より t s= 3 T S−72(St+ S−)    
          ”’  ■となる。
次に、第5図に示すクランクアーム5は0点を中心とし
て一定角速度ω(度/秒)で回転するものとすると、半
サイクルの時間Tの間にクランクアーム5が1801回
転するので である。
また、加速区間および減速区間のそれぞれの時間t8で
クランクアーム5が回転する角度をOSとすると、 θ5= ω1s ・・・■ である。
従って、(3)式、(4)式および0式より08は08
= 2708よ/(St+St)         ・
・・0となる。
次に、第6図および第8図を参照して、クランクアーム
5が任意の回転角度θのときのストロークSを求める。
第8図の加速区間(ab間)でのストロークSabは、 となり、これを変形すると次式のようになるωT  =
  180 ・・・(4) Sab=1.5S、(02/θg”−o3/(:aθS
3)   ・・、■次に定速区間(bc間)でのストロ
ークSheは、5bc=81+Sc(θ−θs)/ (
180−2・0g)  −・・■となる。
更に減速区間(cd間)でのストロークScdは、5c
d= 5T−t、ss、 ((180−〇)”10g−
(tso−〇)’/(3−083))・・・0 のようになる。
次に第5図で、クランクアーム5と連接棒13の連結点
Q(x、y)はQlからQ2の方向へ移動していくもの
とし、Q、からQ2すなわち、 θ=08がらθ=18
0−03の範囲で光学式カード23は等法面線運動をす
る。
そして、連接棒13の光学式カード23側との連結点を
P(p、o)とし、加速終了時、すなわち等速連動区間
の最初の点の座標をP+(PteO)とする。
ここで、連接棒13の長さをLとすると、Q点の軌跡の
座標の(x、y)は次の関係式で表わせる。
ここでP点は等法面線運動をすることから(へ)式%式
%(12) そして、第5図Q点がQiからQ2へ向って移動すると
き、 θ=08からo=tao−08までの6値につい
て(12)式、 (10)式、 (11)式を満たすQ
点の座w(Xl y)を求めることにより1等速運動区
間の軌跡が定まる。 この時に第9図(a) 、 (b
) 、 (c)のようにQの6値によって、求めるQ点
は06点と04点との2つが存在する。06点又はQl
の選択は、第9図(b)のようにQα=Qβの時以外は
、クランクアーム5の回転中心からの距離が近い方。
すなわち、第9図(a)では06点が、第9図(c)で
は04点がQ点の軌跡として採用される。 このQ点の
軌跡は連続的でなければならず、つまりクランクアーム
5の回転角0の増加に伴なって、 06点の軌跡からQ
a点の軌跡に円滑に切換っていく必要があり、切換点は
Qα=Qβすなわち第9図(b)に示す状態である。
このことからQα=Qβとなる点が存在することが条件
となり、(lO)式、 (11)式から導かれる二次方
程式 %式%(13) の判別式りが、D≧0と等号も成立するようにLの値が
選定されなければならない。
(13)式は条件D;ii:Oより L2≧p” sin”θ すなわち L≧ p  sinθ ・・・(]4) となる。
(12)式を(14)式に代入すると、L≧(p”  
Sc(θ−θg) / (1802・θs)) sin
θとなり、したがって、 L=max(pt−8c(θ−θg)/ (1802・
θ5))sinθ・・・(15) このように連接棒13の長さLの値を決定することがで
きる。
以上のごとく、 θ8≦0180−08の範囲における
Q点の軌跡は、設計条件として半サイクルの時間T、往
復運動の全ストロークSTs  等速走行区間のストロ
ークS C+  等速運動が等速運動にな、る最初の点
P、の座標(pt−0)を決定すると、(12)式、 
(15)式、 (10)式、 (11)式より各Q点の
座標(x、y)を求めることで求めることができる。
次に、 0≦0≦08の範囲は第7図に示されるように
加速度は直線的に変化し、速度は二次曲線の形で増加し
ている期間である。したがって第10図におけるP点の
座標(p、O)は0式よりp=p++s、−t、5si
(θ2/θs2−θ3/(3θ53))−・・(16) となり、同様ニ(16)式、 (15)式、 (10)
式、 (11)式より加速区間の各Q点の座411(x
t y)を求めることができ、Q点の軌跡が求まる。
さらに、180−08≦θ≦180の範囲では、第7図
に示されるように加速度は直線的に変化し、速度は二次
曲線の形で減少している区間である。従って第11図の
形で減少している区間である。従って第11図における
P点の座標(p、O)は0式よりp=p、+s、−sT
+t、ss、((180−θ)27θg”−(180−
(1)”/(3・08勺)・・・(17) となり、同様に(17)式、 (tS)式、 (10)
式、 (11)式より減速区間の各Q点の座標(x、y
)を求めることができ、Q点の軌跡が求まる。
このようにして、クランクアーム5の回転角度θがO′
から180’までの範囲でクランクアーム5と連接棒1
3の連結点Qの軌跡が求まる。クランクアーム5の回転
角度θが180”から360 ”までの範囲でのQ点の
軌跡はX軸と線対称であることは明らかである。
以上述べてきたように設計条件として往復運動の全スト
ロークSTe  等速走行区間のストロークS Ce加
速区間から等速運動に移る最初の点P1の座II(p 
、 、 O)を決めると、加速区間および減速区間のク
ランクアーム5の回転角θ8が求まり、連接棒13の長
さLも計算されていて、光学式カード23が記録や読取
り中に等速で運動し、その前後には所定の加速度線図を
もった加速や減速を行いながら直線往復運動をするクラ
ンクアーム5と連接棒13の連結点Qの軌跡を求めるこ
とができる。
このような連結点Qの軌跡を求める方法について更に他
の実施例をいくつか説明する。
先に述べたように第1の実施例においては直線往復運動
の加速度線図は第7図に示したようになるが、本発明の
主な目的である往復運動の動作の円滑さの向上をはかる
には加速度線図もできるだけ連続的に滑らかな曲線にな
ることが望ましい。
つまり加速度が急激に変化しないことが重要である。
このような加速線図の好ましい形状はおおよそ第12図
に示されたようになり、曲線cd区間。
de区間vfg区間はそれぞれ曲線ab区間と対称な曲
線形状になっている。
動作の円滑さに寄与する要因としては次のようなものが
考えられる。
(ト)加速度αの最大値oaあるいはOdあるいはog
(第12図参照)ができるだけ小さくなるようにする。
■ ay b@ Op dg e* L g各点での加
速度αの微分係数dα/ s tが0または0に近い値
になるようにすると加速度線図が滑らかになる。
■ ab区間あるいはcd区間、dc区間、fg区間の
いずれの位置でも加速度の勾配が急にならないようにす
る。
加速度αを時間tで微分した微分係数dα/dtを考え
てみると、 時間1=0からtsまでの区間でdα/d
tは第13図のような形状になる。第12図の加速度線
図で時間1sの区間でab区間のように加速度αは正の
値からOまで減少しているのでdα/dtは負の値をと
り、また前述の動作を滑らかにする要因の■よりdα/
dtは時間t=0およびt3で0または0に近い小さな
値をとるべきである。
ここで第2の実施例としてこのような曲線の次式を選び
これによりカムの軌跡すなわち連結点Qの軌跡を求める
ことを説明する。
d a/d t =−Asin(z t/ ts)・・
・(I8) 加速度αは(18)式をtで積分することによりa=A
cos(s t/ls)+A ・・・(19) 時間0からt8までの区間でdα/dtおよび加速度α
は第14図に示すような線図になる。加速度αを更に七
で積分すると時間0(立上り)からt8の区間の速度y
は次のようになる。
y=(Ats/π) sin (zt/ls)+At 
 ・+ll (20)速度yがOから立上り時間1=1
.のとき速度Vまで立上るものとすると(20)式より v  =  Ats ・・・(21) 速度yを更にtで積分すると往復運動の全ストロークS
Tは次のようになる。
5t=A(ts/π)”(1−cos(πt/1s))
+At”/2・・・(22) 立上りストロークS1は立上りの時間をt = t q
、とSabは おいて S、=At、”(4+π”)/(2π勺・・・(23) (21)式と(23)式よりAを消去してS、=(4+
π”)v t、/(2g”)=0.70264v tg
・・・(24) (24)式と0式よりVを消去すると ts=s、T/(0,70264ST+0.59472
S、)  ・(25)従って、加速区間、減速区間のそ
れぞれの時間t!Iでクランクアーム5が回転する角度
を06とすると、 θ、=18O8,/(0,70264Sア+0.594
72S、)  ・・・ (26)となる。
次に、第6図、第8図を参照してクランクアーム5が任
意の回転角θのときのストロークSを求める。第8図の
加速区間(ab間)でのストローク=0.14425.
(1−cos(gθ/θg)+0.5(πθ/θ8)2
)・・・(27) 次に定速区間におけるストロークSbcは(へ)式の通
りつまり。
5be=Si+Sc(θ−8g)/ (1802・θ、
)  ・QIK)である。
更に減速区間cd間でのストロークSadは5ea= 
s、−0,1442S、[1−eos(x (180−
8)/θ3)+O,S(π(180−θ)/θ3)2]
    ・・・(28)となる。
前述の第1の実施例と同様に連結点Q点の軌跡の座標(
x、y)は前記の(lO)式、 (11)式の通り、つ
まり。
y  = (tanθ)X ・・・ (10) (x−p)”+y”=L” ・・・(11) より算出される。Lは前述の(15)式により定められ
る。pの値は(27)式よりO≦θ≦08のときP ”
 P x + S t  S ab=p、+s、−0,
1442S、(1−cos(πθ/θS)+0.5(π
θ/θ5)2)        ・・・(29)θ8≦
θ≦180−θBのときは先に示した(12)式と同様
になり P=Pt  SI 5bc =pi−8c(θ−θg)/(180203)・・・(
12) 180−08≦θ≦180のとき P=Pi + St  5ad =px+S、ST+0−1442S1[1cos(g(
180−θ)/θ3)+0.5(π(180−θ)/θ
8)2]       ・・直(9))である、θを0
から180までの各値を代入して(lO)式、 (11
)式を解くことにより連結点Q点の軌跡の座JRCxe
 y)を求めることができる。
次に第3の実施例として時間Oからt5までの区間で加
速度αの微分係数dα/dtの値が負の値をもち、その
両端(時間0およびts)で0になる次のような式を選
ぶことにする dα/d t =A t (t −ts)      
  ・・・(31)この場合時間Oからtgまでの区間
でdα/dtおよび加速度αは第15図に示したような
線図になる。
先に述べた第2の実施例と同様な手順でQ点の軌跡の座
標(x、y)を求めることができる。
この第3の実施例では、 θ5=180s、/(0,7St+0.6S、)   
   ・・・(32)となり、pを求める式は 0≦θ≦08のとき P=Px+5t−s1o″(2B”  51?” θg
+10θg3)/(7θg’)・・・(33) θ3≦θ≦180−0.のときは先述の(12)式と同
様に、 P=Pn−8c(θ−θs)/ (180−2θS)・
・・(12) 180−08≦O≦180のとき p=p、+S、−5t+Sm(180−θ)”(2(1
80−〇)3−5 (180−02)θ8+lOθs”
)/(7θ、s)・・・(34) のようになる。
これらをもちいて先の(lO)式、 (11)式、 (
15)式よりθの0から180”までの各値における連
結点Qの軌跡の座標(x*y)を求めることができる。
次に第4の実施例として d a/d t=A((t−0,5cg)”−(0,5
tl、)”)・・・(35) ただし、(1=14,3.・・−Agoであるとすると
、 この場合も時間1=0からT3までの区間でdα/
dtは負の値になり、その両端(時間1=0およびts
)でOとなるので動作の円滑なカムの軌跡としての連結
点Qを求めることができる。
なお、T1=1の場合は前述用3の実施例と同一である
またnを大きくしていくと最初に述べた第1の実施例の
加速度線図に近づいていき加速度αの線図は第7v4の
ようになる。
次に第5の実施例として dα/ d t =A(cos2πt/18−1)  
 ・・・(36)ただし、A〉0 とすると、 この場合も時間1=0からtsまでの区間
でdα/dtは負の値をとり、その両端(時間1=0お
よびts)で0となるので動作の円滑なカムの軌跡とし
ての連結点Qを求めることが可能である。dα/dtと
αの線図を第16図に示す。
更に第6の実施例として として、カムの軌跡としての連結点Qを求めることも可
能である。
時間0からtsまでの区間で加速度αと微分係数dα/
dtの線図は第17図のようになる。
一般にdα/dt=f(t)においてf (0)= f
 (ts)=0で時間1=0からt3までの区間でf(
t)<0になるような関数を選ぶことにより加速度αの
線図を第12図のようになだらかに変化するようにする
ことができる。関数dα/dt=f(t)はこれまで述
べた第1乃至第6の実施例に限られるものではなく、ま
だまだほかに多く存在する。
またdα/dt=f(t)は、これまで述べた実施例の
ような時間0からt8までの区間でt=t、s/2の軸
に対称形になるものと限らない、またf(0)≠o 、
 f(ts)≠Oになるようなdα/dt=f(t)で
あっても実用上支障のない円滑動作を得ることも可能で
ある。
なお、第12図に示したような加速度線図の案内カム1
5の形状は概略第18図に示すように楕円形状となり、
またその回転中心は偏心した位置にあることが理解され
る。
さらには、加速度線図第7図、第12pq 、第14図
乃至第17図のものにおいては加速区間中油速度αは連
続的に徐々に小さくなっていき加速区間終了時に0又は
微小値となるような特性となっているが、加速区間の最
終の部は等加速度、あるいは加速度が大きくなっていき
、略等速区間に移る近傍で連続的に徐々に小さくなって
いくような特性としてもよいことはもちろんであり1本
発明は加速区間から略等速区間に移る直前および略等速
区間から減速区間に移った直後に加速度をどのように変
化させるかという点に注目したものもである。
したがって、加速度線図第7図、第12図、第14図乃
至第17図のものは各々加速区間から略等速区間に移る
直前および略等速区間から減速区間に移った直後に適用
されるもので加速区間、減速区間のすべてに適用されな
くてもよい。
また1本発明は加速区間、減速区間のどちらか一方にだ
け適用した場合も有用である。
このようにして求められた軌跡をもつ案内カム15に案
内されてクランクアーム5が回転することによって目的
とする光学式カード記録読取装置が実現される。
以下、この光学式カード記録読取装置の構成を説明する
第19図は、本発明に係る光学式カード記録読取装置の
外観図、第20図は第19図の内部の断面図、第21図
は第19Ip4の分解斜視図である。
第19図乃至第21図において、被駆動体たる光学式カ
ード23は支持手段たるシャトル本体25に保持されて
いる。支持手段たるガイドバー27.29はシャトル本
体25の運動方向を案内するためにシャトル本体25を
摺動可能に支持し、その両端はメインシャーシ31に固
定されている。
シャトル本体25は、平板状の主部33.主部33の四
隅に突設された軸受35.37および主部33の上部に
形成され光学式カード23の上面を抑える抑え板39よ
りなっている。そして、ガイドバー27.29はこの軸
受35,3フをローディング方向(図中X方向)に貫通
されている。
このように主部33を平板状とすることによりシャトル
本体25が柔構造となり、シャトル本体25自体のねじ
れ変形がガイドバー27.29間で矯正されて光学式カ
ード23の面振れを小さくすることができる。また、シ
ャトル本体25を箱状とするより軽破化が図れ、往復運
動反転時の慣性力を小さくすることができる。さらに、
軸受35.37は主部33の図中y方向に対して外側に
突設しているため、同方向に対する軸受35.37間の
距離がある程度大きくなり光学式カード23の面振れ振
動を小さくするのに寄与できる。
抑え板39は例えば主部33のローディング方向に対す
る両側部に形成されているが、−側部側の抑え板39の
一部が光学式カード23の巾方向に延設されている。こ
のように抑え板39の面積を大きくすることにより、光
学式カード23のそりをローディング中又はアンローデ
ィング中に矯正することができる。
なお、シャトル本体25の下部にあって光学式カード2
3をシャトル本体25に保持させる機構は、板ばねで直
接光学式カード23を付勢する構成としてもよく、また
光学式カード23の下面に対して面接触する爪をスプリ
ングにより付勢する構成としてもよい。
クランクアーム5には長穴7a、7bが設けられ、この
長穴7a、 7bにクランクサブアーム1の両端に植設
されたピン9a、 9bが係合している。また、クラン
クアーム5の一端はピン11を介して連接棒13の一端
に同動自在に連結されている。連接棒13の他端は、ピ
ン41を介してシャトル本体25に回動自在に連結され
ている。
案内カム15の形状は先に述べた方法で、シャトル本体
25が略等速で直線往復運動をするように定められてい
る。そして案内カム15の所定の位置には軸受17が設
けられ、この軸受17にはクランクサブアーム1の略中
央に植設された軸3が係合し、この軸3の下端には大型
の歯車43が固着されている。Fi車43には駆動用モ
ータ45の駆動軸47に固着されたビニオンギア49が
噛合され、歯車43を通じて駆動用モータ9の回転力が
クランクサブアーム1を介してクランクアーム5に伝達
される。
この実施例では大型の歯車43を用い駆動用モータ45
から一段で減速する構成としたが、小型の歯車の複数組
合わせて減速してもよい、ところが。
大型の歯車43を用いることにより、速度の変動誤差を
小さくすることができ安定した速度パターンを得ること
ができる。
クランクアーム5のピン11にはカムフォロア0−ラ1
9が取付けられ、カムフォロア0−ラ19の外周面は案
内カム15のカム溝21に嵌合している。駆動用モータ
45の駆動によりピニオンギヤ49を介して歯車43が
回転すると、クランクアーム5が回転する。そして、ク
ランクアーム5のピン11に係合しているカムフォロア
ローラ19が案内カム15のカム溝21の形状に沿って
軌跡を描き、長穴7a、 7bをピン9a、 9bが摺
動することにより9回転の中心である軸受17からは相
対的にクランクアーム5の長さが伸縮することになる。
案内カム15および駆動モータ45等は、サブシャーシ
51に組込まれている。サブシャーシ51は、メインシ
ャーシ31に対して光学式カード23のローディング方
向に移動自在となっている。メインシャ−シ31には同
方向にスリット53a、 53bが形成され。
サブシャーシ51にはスリット53a、 53bと係合
するピン55a、 55bが植立されている。これによ
り、サブシャーシ51の移動方向が規制されている。
なお、メインシャーシ31にピン55a、 55bを植
立し、サブシャーシ51にピン55a、 55bと係合
するスリット53a、 53bを形成してもよいことは
いうまでもない。
光学式カード23をローディングするには、まず例えば
第22図(a)に示すように光学式カード23を挿入口
57から挿入する。このとき、シャトル本体25の前部
は位mAの状態にある0位置Aは光学式カード23を挿
入するときおよび取出すときのシャトル本体25の状態
で光学式カード23の端は装置の挿入口57から外部に
露出しており、把むことができる位置にある。
その後、第22図(b)のように光学式カード23が装
置内に挿入されると、シャトル本体25の前部は第22
図(C)のように位1iBの状態に移動し、光学式カー
ド23は挿入口57から完全に内部に引込まれる。一方
、アンローディングの際には、シャトル本体25の前部
が位置Bから位置Aに移動する。そして、この状態から
第22図(d)のように位置B、C間を所定のストロー
クSで往復動作が行なわれる。
第22図のシャトル本体25を位FZAから位WIBに
移動させる移動機構は、例えば第21図に示されている
ようなシフトレバ−59、ウオームホイール61、ウオ
ーム63おびローディング駆動モータ65等により構成
されている。
シフトレバ−59は略り字形をしており、支点67を中
心として回動自在となっており、シフトレバ−59の一
端にはピン69が植立され、このピン69がサブシャー
シ51の切欠き部71に係合している。
シフトレバ−59の他端には長穴73が形成される一方
、ウオームホイール61上にはピン75が植立されてお
り、このピン75が長穴73に係合している。
ウオームホイール61にはローディング駆動モータ65
の駆動軸77に連結されたウオーム63が噛合している
上記のような移動機構は、ローディングブラケット79
に組込まれてメインシャーシ31の下側に配置されてい
るが、メインシャーシ31の上面から透視図的にこれら
の関係を示すと第23図(a)、 (b)のようになる
ここで、第23図(a)は第22図の(c)又は(d)
の状態であり、第23図(b)は第22図の(a)又は
(b)の状態である。
第23図(a)から第23図(b)への状態の切換え動
作はローディング駆動モータ65が駆動し、ウオーム6
3からウオームホイール61に回転が伝達され、これに
よりピン69が長孔73内を摺動しつつシフトレバ−5
9を回動させる。これによりシフトレバ−59のピン6
9がサブシャーシ51をストロークHだけ動かすことが
できる。
第23図(a)、 (b)のそれぞれのウオームホイー
ル61の回動角はローディングブラケット79に取付け
られたマイクロスイッチ81等で検知され、その位置で
ウオームホイール61が停止するように制御される。
また、シャトル本体25が、直線往復運動を終了して停
止するときは、シャトル本体25.クランクアーム5お
よび歯車43等のいずれかの位置をセンサー(図示省略
)で検知して第22図(c)の位置Bにシャトル本体が
来るように制御される。この状態から光学式カード23
のローディングまたはアンローディングのためにサブシ
ャーシがストロークHだけ移動すると、サブシャーシ5
1に組込まれている案内カム15.クランクアーム5や
連接棒13も一体的に移動され、シャトル本体25もス
トロークHだけ移動されて第22図(e)状態から(b
)状態への切換動作が行なわれるのである。
なお、以上のようなローディング駆動モータ65と駆動
モータ45とを兼用し、シフトカムを用いてメインシャ
ーシ31に対するサブシャーシ51の相対移動を行なわ
せることもできる。これに対し、この実施例によれば、
ローディング駆動モータ65と駆動用モータ45とを相
互に独立させたため、兼用による設計上の複雑さを回避
することができる。
第22図(a)や(b)の状態で光学式カード23を出
し入れしようとするとき、シャトル本体25は後退する
ことなくその位置を保持していなければならない、この
ため、クランクアーム5が回動できないようにロックガ
イド83でロックしておく必要がある。ロックガイド8
3は略コの字状の一体形状をなしてメインシャーシ31
にねじ止めされ、シフトレバ−59が第23図(a)か
ら(b)状態に変ると、第24図(a)から(b)に示
すようにクランクアーム5の一端がロックガイド83と
係合し、クランクアーム5が回動できないようにロック
される。
このようなロックガイド83は一体形状をなしているが
、従来例で示した特開昭62−127559号公報で既
に開示したようにロックレバ−、ブツシュアームおよび
ばねの三点構造を適用してもよい、ところが、この実施
例のように一体形状のロックガイド83を用いることに
より、部品点数が削減できて管理工数および組付工数を
低減することができコストダウンを図ることができる。
なお、光学式カード23は第25図に示すようにカード
23に直線状の平行な情報記録トラックがあり、カード
23は前述のシャトル本体25に保持されてトラックと
平行な方向(X方向)に前述の直線往復運動装置により
直線往復運動させられる。
そして、前述の直線往復運動装置の上部に情報記録又は
再生用の光学式ピックアップ装置90を装着し、この光
学式ピックアップ装置を周知の駆動手段(図示省略)に
より光学式カード23の直線往復運動の折返し毎に1ト
ラツクずつ隣のトラック(X方向)へ移動させて、情報
を記録又は読み取り再生していくものである。
以上述べてきた実施例においては、本発明の直線往復運
動装置を光学式カード記録・読取装置に組込んだ場合に
ついて説明してきたが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。つまり光学式カード23は、記録・読取時に
は等速で直線往復運動をさせることがあり、案内カムの
形状も被駆動体であるシャトル本体25が等速成線往復
運動をするように幾何学的に決定したが、本発明は往復
のうち片道のみ等速性をもたせる場合や、不等速で往復
運動を行なわせる場合にも、案内カム15の形状を変え
ることにより所望の速度パターンとすることができる。
(発明の効果〕 以上詳述してきたように本発明によれば、駆動用モータ
を正転・逆転させることなしに一方向の定速連続回転で
直線運動を実現でき、しかもカムの形状を変えることに
より種々の速度パターンの直線往復運動とすることがで
きる。
そして、カムの形状の決定にあたって1本発明で詳述し
たように被駆動体の加速度パターンを不連続なステップ
状にならないようにすることによって、往復運動の速度
誤差が少なく、往復運動の反転時の衝撃反動力や衝撃音
を小さくすることが可能となり、安定した高性能な直線
往復運動装置を経済的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係わる直線往復運動装置
の分解斜視図、第2図は第1図の組付斜視図、第3図は
第1図の作用説明図、第4図および第5図は第1図のカ
ム形状を設定するための説明図、第6図乃至第8図は本
発明の直線往復運動装置の第1の実施例に係わる運動特
性説明図、第9図乃至第11図は本発明のカム形状を設
定するための説明図、第12図乃至第17図は本発明の
直線往復運動装置の第2乃至第6の実施例の運動特性説
明図、第18図は本発明のカム形状の概略形状を示す図
、第19図は本発明の直線往復運動装置が適用された光
学式カード記録読取装置の外観斜視図、第20図は第1
9図の■−■断面図、第21図は第19図の分解斜視図
、第22図乃至第24図は第19図の作用説明図、第2
5図は光学式カードの記録再生の概念を説明する図、第
26図は従来のカム形状を設定するための説明図、第2
7図乃至第29図は第26図の装置の運動原理説明図で
ある。 15・・・案内カム 23・・・光学式カード(被駆動体) 45・・・駆動用モータ 90・・・光学式ピックアップ装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被駆動体と、この被駆動体が直線往復運動するよ
    う該被駆動体を案内支持する支持手段と、この支持手段
    に支持された被駆動体を直線往復運動させるための一方
    向に定速回転する駆動用モータと、 この駆動用モータの回転運動を前記被駆動体の直線往復
    運動に変換し、かつ腕の長さが伸縮可能なクランク機構
    と、 このクランク機構の腕の長さの伸縮量を決定し、前記被
    駆動体の速度パターンが加速区間、略等速区間、減速区
    間から成り直線往復運動するように前記腕を案内するカ
    ムとを具備し、このカムは、前記被駆動体の略等速区間
    近傍の加速区間もしくは減速区間の少なくとも一方の加
    速度が連続的に変化するような形状をしていることを特
    徴とする直線往復運動装置。
  2. (2)光学式カードを保持するシャトル本体と、このシ
    ャトル本体が直線往復運動するように案内支持する支持
    手段と、 前記光学式カードに情報を記録するあるいは記録された
    情報を再生するための光学ヘッド装置と、 この支持手段に支持された前記シャトル本体を直線往復
    運動させるための一方向に定速回転する駆動用モータと
    、 この駆動用モータの回転運動を前記シャトル本体の直線
    往復運動に変換し、かつ腕の長さが伸縮可能なクランク
    機構と、 このクランク機構の腕の長さの伸縮量を決定し、前記シ
    ャトル本体が加速区間、略等速区間、減速区間から成り
    直線往復運動するように前記腕を案内するカムとを具備
    し、 このカムは、被駆動体の略等速区間近傍の加速区間もし
    くは減速区間の少なくとも一方の加速度が連続的に変化
    するような形状をしていることを特徴とする光学式カー
    ド記録読取装置。
  3. (3)前記腕を案内するカムの形状は略楕円形状であり
    、このカムの回転中心が楕円の中心位置から偏心した位
    置であることを特徴とする請求項1記載の直線往復運動
    装置または請求項2記載の光学式カード記録読取装置。
  4. (4)前記カムは、前記被駆動体または前記シャトル本
    体の往復運動ストロークの始点と終点で運動方向を反転
    する際、前記被駆動体または前記シャトル本体に作用す
    る加速度の絶対値が最大値をとり、加速区間終了時およ
    び減速区間開始時に加速度が0若しくは微小値になるよ
    うな形状をしていることを特徴とする請求項1記載の直
    線往復運動装置または請求項2記載の光学式カード記録
    読取装置。
  5. (5)前記カムは、前記被駆動体または前記シャトル本
    体の往復運動中の現移動方向を正と定義した時にその移
    動方向における加速区間および減速区間において、加速
    度の時間による微分値が負の値をとり、前記加速区間開
    始時および加速区間終了時に前記微分値が0若しくは微
    小値になるような形状をしていることを特徴とする請求
    項1記載の直線往復運動装置または請求項2記載の光学
    式カード記録読取装置。
  6. (6)前記カムは、前記被駆動体または前記シャトル本
    体の加速区間若しくは減速区間において、前記被駆動体
    または前記シャトル本体の加速度パターンが略一次直線
    で表わされ、この加速度の時間による微分値パターンが
    略一定値となるような形状をしていることを特徴とする
    請求項1記載の直線往復運動装置または請求項2記載の
    光学式カード記録読取装置。
  7. (7)前記カムは、前記被駆動体または前記シャトル本
    体の加速区間若しくは減速区間において、前記被駆動体
    または前記シャトル本体の加速度パターンが略sin曲
    線で表わされ、この加速度の時間による微分値パターン
    も略sin曲線で表わされるような形状をしていること
    を特徴とする請求項1記載の直線往復運動装置または請
    求項2記載の光学式カード記録読取装置。
  8. (8)前記カムは、前記被駆動体または前記シャトル本
    体の加速区間若しくは減速区間において、前記被駆動体
    または前記シャトル本体の加速度パターンが略3次曲線
    で表わされ、この加速度の時間による微分値パターンが
    略2次曲線で表わされるような形状をしていることを特
    徴とする請求項1記載の直線往復運動装置または請求項
    2記載の光学式カード記録読取装置。
  9. (9)前記カムは、前記被駆動体または前記シャトル本
    体の加速区間若しくは減速区間において、前記被駆動体
    または前記シャトル本体の加速度パターンが略(2n+
    1)次曲線(ただしn=1、2、3、・・・)で表わさ
    れ、この加速度の時間による微分値パターンが略2n次
    曲線(ただしn=1、2、3、・・・)で表わされるよ
    うな形形状をしていることを特徴とする請求項1記載の
    直線往復運動装置または請求項2記載の光学式カード記
    録読取装置。
  10. (10)前記シャトル本体は平板形状であることを特徴
    とする請求項2記載の光学式カード記録読取装置。
  11. (11)前記光学式カードは前記シャトル本体に移動方
    向に沿った両側方で抑え板により保持され、少なくとも
    一方の抑え板は、前記光学式カードの記録領域近傍まで
    延びて保持することを特徴とする請求項2記載の光学式
    カード記録読取装置。
  12. (12)前記支持手段は、前記シャトル本体の移動方向
    に沿った両側方に各々配置されるガイドバーと、これら
    ガイドバーに各々前記シャトル本体を摺動自在に支持す
    る軸受とからなり、これら軸受は前記シャトル本体の移
    動方向に直交する幅よりも離れて前記シャトル本体に取
    付けられることを特徴とする請求項2記載の光学式カー
    ド記録読取装置。
JP63238820A 1988-03-30 1988-09-26 直線往復運動装置およびそれを用いた光学式カード記録読取装置 Pending JPH023730A (ja)

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