JPH0237252B2 - - Google Patents

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JPH0237252B2
JPH0237252B2 JP57066118A JP6611882A JPH0237252B2 JP H0237252 B2 JPH0237252 B2 JP H0237252B2 JP 57066118 A JP57066118 A JP 57066118A JP 6611882 A JP6611882 A JP 6611882A JP H0237252 B2 JPH0237252 B2 JP H0237252B2
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JP
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hydraulic pressure
ring
hydraulic
die
shaped recess
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Kazuhiko Nakamura
Takeo Nakagawa
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AMINO TETSUKOSHO KK
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AMINO TETSUKOSHO KK
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Priority to AT83103876T priority patent/ATE28808T1/de
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D22/00Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
    • B21D22/20Deep-drawing
    • B21D22/205Hydro-mechanical deep-drawing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は対向液圧成形法とりわけ周液圧重畳方
式による対向液圧成形法に関するものである。 板材から深いカツプ状製品を成形する方法とし
て深絞り加工法がある。この深絞り加工における
破断限界はフランジ部とダイス肩部での縮み抵
抗、曲げ抵抗および摩擦抵抗に対する成形側壁部
の伝達可能力によつて決定される。従つて、破断
限界を向上させるには、深絞りに要するこれらの
抵抗を減少させ、側壁での伝達力を増加させる必
要があるが、通常の金型絞り加工法では板材の絞
り性をいかによくしても1回の絞り成形量には限
界があり、限界絞り比はせいぜい2〜2.3程度に
止まる。 このような成形側壁部での伝達力を増加させる
方法として、対向液圧を利用した深絞り法があ
る。この方法は原理的にはダイの下に液体を満た
した液圧室を形成し、パンチによりブランクを直
接液圧室内に押込み、それにより生じた液圧を利
用してブランクをポンチに巻付けるもので、具体
的な手法としては、第1図のごとくダイ1′の上
面にブランクWの下面と接するパツキン40を取
付け、これにより液圧の漏れを防いで対向液圧を
高く保持する方法と、第2図のごとくダイ面上に
パツキンを取付けず、素板の押込みにより生じた
液圧を積極的にフランジから流出させ、ダイ1′
としわ押え5′の開放空隙41から排出させる方
法とが用いられている。 このような対向液圧成形法によれば、成形側壁
部の摩擦保持効果により伝達力が増加し、かつと
くに第2図の方法ではフランジから流体が強制的
に流出させられる際にブランクとダイス間の摩擦
軽減効果が得られる。従つて、慣用の金型深絞り
加工法に比べ限界絞り比が向上し、ことに第2図
の方法は摩擦軽減効果が働くため第1図の方法よ
りも一般に高い絞り比となる。 しかし、これら従来の対向液圧法では、摩擦保
持効果に十分な液圧が得られたとしても、フラン
ジ部をポンチによりダイスとポンチのすき間に引
張り込む変形であるため、ブランク直径を大きく
してフランジ部の抵抗が大きくなると、摩擦保持
効果の存在できないダイス肩部によつて破断が生
ずる。また、従来の対向液圧絞りでは、第2図の
方法によつてもブランクとダイス間の摩擦軽減効
果が得られるだけであるため、ブランクとしわ押
えの間にはかなり大きな摩擦抵抗が存在する。従
つて、従来の対向液圧絞りも一般に絞り比が約
2.6〜2.9が限界で、それ以上の限界絞り比の向上
は期待できなかつた。 本発明は前記した対向液圧成形法を更に改良す
るために研究と実験を重ねて創案されたもので、
その目的とするところは、特別な装置を要さず簡
単な手法により大幅な破断限界の向上を図ること
のできる新規な対向液圧成形法を提供することに
ある。 この目的を達成するため本発明は、対向液圧絞
りの特徴を生かしさらに、ブランクに周方向液圧
を作用させるだけでなく、ブランク両面すなわ
ち、ブランク下面とダイ面およびブランク上面と
ブランクホルダ下面の流体潤滑を行い、フランジ
部分の摩擦抵抗を減じるようにしたもので、すな
わち、液圧室の上方のダイ上面に突周壁を残して
素材外径より大きくかつ素材板厚より深いリング
状凹所を形成し、このリング状凹所の半径方向端
部に近く液圧室と通じる通路を穿設するととも
に、突周壁にブランクホルダの下面と接するシー
ル材を取付けた装置を用い、前記リング状凹所に
素材を配し、ブランクホルダを突周壁に密接させ
ることで素材板厚より大きなリング状隙間を形成
し、ポンチにより素材を液圧室に絞り込むことで
前記通路を通して対向液圧を素材外周に作用させ
ると共に、素材下面とリング状凹所底面間および
素材面上とブランクホルダ下面間にそれぞれ対向
液圧を流通させながら所要ストロークまで対向液
圧絞りすることを特徴とするものである。 以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明す
る。 第3図ないし第6図は本発明に係る周液圧重畳
式対向液圧成形法の実施例を示すもので、 それらの実施例において、1はダイ、2は液圧
室で、ダイに直接か又はダイの下に設けたブロツ
ク3に凹設されている。4はポンチ、5はブラン
クホルダであり、第1実施例においては、ダイ1
の上面に、内側がダイ肩部11を介して液圧室2
と通じ外側が突周壁6により閉じられたリング状
凹所7が形成され、突周壁6の上面にはブランク
ホルダ5の下面と密接されるシール材8が取付け
られている。 前記リング状凹所7の外径は深絞りすべき素材
Wの外径より大きく構成され、かつリング状凹所
7の高さhは素材Wの板厚よりも適度に大きく形
成されることが必要である。そして、さらに前記
リング状凹所7の半径方向端部に近い位置には、
凹所底壁とダイ肩部11よりも下の液圧室2とを
バイパス状に結ぶ通路9が形成されている。この
通路9は斜孔であることは必要でなくL状孔であ
つてもよいが、リング状凹所7の全周に均一に液
圧を供給給できるよう所定の孔径と間隔で形成す
べきである。 第7図ないし第9図は本発明を適用した深絞り
用対向液圧成形装置の一例を示すもので、ダイ1
の下部にドーム用ブロツク3を設置し、深い液圧
室2を形成している。この液圧室2は底部の導路
10を介して外部の対向液圧制御回路12と連絡
されており、対向液圧制御回路12はリリーフ弁
14と切換弁15およびポンプ16とを備えてい
る。この対向液圧制御回路12は単なる一例であ
つて、他の回路構成を採用してもよいのは勿論で
ある。ポンチ4はインナースライド17と連結さ
れ、ブランクホルダ5はアウタスライド18と連
結されている。 一方、ダイ1にはダイ肩11より下の位置に円
周を8等分する間隔で横孔91が形成され、リン
グ状凹所7の外端部に近い位置には、下端が横孔
91と通じた2個ずつの縦孔92,92が穿設さ
れ、これらにより周液圧用の通路9を形成してい
る。 しかして、本発明で深絞り加工を行うにあたつ
ては、第3図のように液圧室2に液体Aを満し、
ポンチ4とブランクホルダ5をダイ1と離間させ
た状態で素材W(この場合は平板)をリング状凹
所7の装着する。次いで、ブランクホルダ5を下
降すると共にポンチ4を下降する。これにより第
4図のごとくブランクホルダ5の外側下面部分が
突周壁6の上面61と接するためリング状凹所7
は上側が閉じられたリング状隙間7′に変容する。
素材Wはこのリング状隙間7′に遊装された状態
となり、素材外周と突周壁6のあいだには空部が
形成される。このとき、液体Aは図示のごとくリ
ング状凹所7の底面まで満されていてもよいし、
図示しないがリング状凹所7の上面まで満されて
いてもよい。後者の場合はポンチの下降開始から
液圧を発生させることができる。 そして次にポンチ4が下降して素材Wに接しこ
れを液圧室内に押込むことにより第5図のごとく
液圧室には対向液圧Pcが自然発生し、この対向
液圧により素材Wはポンチ4の肩部に緊密に巻き
つけられて容器底が成形され、さらに引続くポン
チ4の押込みにより漸進的に側壁部が絞り込まれ
る。 このときに成形側壁部Waに対向液圧Pcが作用
するため対向液圧成形法の特徴である摩擦保持効
果が得られ、また対向液圧Pcがダイ肩部11と
側壁部のすき間を通つて素材フランジ部Wbの下
面方向に流れ込むためいわゆる素材とダイ下面の
流体潤滑効果が得られる。しかも本発明はこれだ
けに止まらない。すなわち、本発明ではリング状
隙間7′と液圧室2とを通路9によりバイパス状
に結んでいる。そのためポンチ4のダイ1への押
込みにより対向液圧Pcが創成されると同時に、
その高圧液の一部が通路9を上昇してリング状隙
間7′の外端付近に圧送供給される。これにより
第5図のごとく素材Wの半径方向外周部Wcに対
向液圧が直接作用し、素材外周から半径方向に圧
縮力Pc′として加えられ、このように半径方向に
圧縮力を加えながら引続くポンチ4の下降により
第6図のごとく所定のストロークまで絞り込まれ
るものである。 こうしたことから、本発明では深絞り成形時に
側壁部Waに生ずる引張り力が軽減され、さらに
素材Wを半径方向に圧縮した対向液圧Pc′がリン
グ状隙間7′の上側すなわちブランクホルダ5の
下面と素材Wの上面との間の微少なすき間20に
流れ込み、ポンチ4とブランクホルダ5のすき間
を通つて上昇してゆく挙動を示すため、素材Wと
ブランクホルダ5間にも流体潤滑効果が期待でき
る。すなわち素材両面が流体潤滑されながら絞り
込まれる。 なお、ブランクホルダ5がダイ1と接したのち
目的成形ストロークまで対向液圧絞りが行われて
いる間、ブランクホルダ5に一定のしわ押え力を
加えておくか又はロツク機構によりブランクホル
ダ5をダイ1としつかり接触せしめておき、リン
グ状隙間7′の高さhが変化しないようにする。 ところで液圧室に素材を絞り込むことにより創
成される対向液圧をフランジ外周部に作用させる
方法としては、第10図のように、単純に素材W
とダイ肩部11の間からリング状隙間7′に供給
する方式も考えられる。この方法によつても従来
の対向液圧絞り法に比べ限界絞り比を向上するこ
とは可能であるが、ポンチ4が液圧室2内に押込
まれ、液圧がある程度高くなつてから周圧用液圧
がフランジ外周部に達するためフランジ押込み効
果に時間的遅れが生じ、成形初期でのパンチ肩部
での板厚減少が増す。そのため絞り成形に高い液
圧が必要となると共に、破断限界の向上度合が本
発明より低くなることを避けられない。本発明の
場合には、液圧室での対向液圧の発生と同時にフ
ランジ外周部に周圧縮用の液圧が存在するため全
く問題がない。 本発明の基本的な構成は以上のとおりである
が、そのほか次の方法も本発明に含まれることは
言うまでもない。 すなわち、そのひとつは第16図に示すような
しごき深絞り加工があげられる。この方法は、ポ
ンチ4とダイ穴を所定のしごき率が得られる径に
構成しておき、ダイ1とブランクホルダ5のあい
だにリング状隙間7′を形成した状態で、ポンチ
4により素材Wを液圧室2にしごき成分を加味し
つつ絞り込み、この絞り込みにより創成された対
向液圧Pcを液圧室2から伸びるバイパス状の通
路9を通してリング状隙間7′に供給することに
より素材Wの外周から半径方向圧縮力Pc′を付加
することはさきの実施例と同様であるが、本法は
さらに液圧室2とダイ肩11間にもバイパス状の
通路9′を形成しておき、前記圧縮力Pc′の付加と
同時にダイ肩11に液圧Pc″を供給し、これによ
りダイ肩を流体潤滑するものである。この方法に
よれば、よりいつそう深い容器を作ることができ
る。 次に本発明の具体的な実施状況を説明する。 実施例 第7図に示す装置および第8図と第9図に示
すダイを用いて本発明法により対向液圧深絞り
成形を行つた。 (1) 工具条件はポンチがdp30.0mm、rp5mm、ダ
イがdp32.4mm、rd5mmであり、ダイには直径
φ120mm、深さ0.83mmのリング状凹所を形成し
た。プレスは複動油圧プレス(インナ30ton、
アウタ15ton)を用い、液圧上昇はポンチ押
込みによる自然増圧とし、リリーフバルブの
設定圧力に達すると一定となる条件で最高液
圧420Kg/cm2の範囲で実験を行つた。対向液
圧用の液体は作動油(日本石油製商品名スー
パーハイランド32)を用いた。 (2) 素板は公称板厚0.8mmのA1100−0材を用
いた。その機械的性質を示すと下記第1表の
とおりである。
【表】 各絞り比でリリーフバルブの設定圧力を変化
させた時の本発明による成形状況を示すと第1
1図のとおりである。この第11図から明らか
なように本発明では対向液圧成形の特徴に加
え、対向液圧によるフランジ押しおよびフラン
ジ両面潤滑の効果により設定圧力175Kg/cm2
3.2、設定圧力400Kg/cm2で4.0までの限界絞り
比が得られている。 本発明法の効果を評価するため、定圧しわ押
え法および固定しわ押え法による慣用金型絞り
法と第2図の対向液圧絞り法(以下従来法とい
う)で夫々深絞りを行つた。素板条件、工具寸
法、プレス条件は(1)(2)と同様にした。その結果
を示すと第12図のとおりである。 限界絞り比は、定圧しわ押え法による金型絞
りでは2.25、固定しわ押え法では2.30程度であ
るのに対し、従来法では、2.63までの向上を示
している。これは、側壁での摩擦保持効果、素
板とダイ面の流体潤滑効果によるものである。
しかしそのような従来の対向液圧絞りでは上記
した本発明に比べ著しく成形限界は低い。 次いで周液圧供給機構の効果をみるため、素
板とダイス間から流出する対向液圧を利用する
方式(第10図)で深絞りを行つた。その結果
を示すと第13図のとおりであり、成形可能領
域が狭く、しかも本発明に比べ高い液圧を要し
ており、設定圧力230Kg/cm2で3.0が限界絞り比
である。 この方法(比較法)と本発明法における対向
液圧深絞り時の液圧−ストローク線図を示すと
第14図および第15図のとおりである。第1
4図は絞り比(Do/dp)が2.6の場合、第15
図は絞り比が3.0の場合である。第14図には
あわせて従来の対向液圧絞りの液圧−ストロー
ク線を併示した。これらの図から明らかなよう
に、比較法ではポンチ押込みにより対向液圧絞
りと同一の傾きで液圧が増加し、素板とダイス
間を液体が流出してフランジ外周部に達すると
一時的な減少を示し、その後フランジ外周部を
半径方向に押しながらさらに増加し、素板とブ
ランクホルダ間から液体が流出すると大きな液
圧減少を示している。 これに対し本発明法では、ポンチ押込みと同
時にフランジ外周部に液体が存在するため、素
板とダイ間を液体が流出する時の液圧減少は示
さず、初期からフランジ外周部を押しながら液
圧が増加し、素板とブランクホルダ間から液体
が流出するときに大きな液圧減少を示してい
る。 上記の点から比較法はフランジ押込み効果の
タイムラグがあるのに対し、本発明法は成形初
期からフランジ押し効果があり、そのため初期
でのポンチ肩部の板厚減少が抑制され、破断限
界が向上するもので、本発明の方が周液圧深絞
り法として優れていることがわかる。 以上説明した本発明によれば、液圧室2の上方
のダイ上面に突周壁6を残して素材外径より大き
くかつ素材板厚より深いリング状凹所7を形成
し、このリング状凹所の半径方向端部に近く液圧
室2と通じる通路9を穿設するとともに、突周壁
6にブランクホルダ5の下面と接するシール材8
を取付けた装置を用い、前記リング状凹所7に素
材Wを配し、ブランクホルダ5を突周壁6に密接
させることで素材板厚より大きなリング状隙間
7′を形成し、ポンチ4により素材を液圧室2に
絞り込むことで前記通路9を通して対向液圧を素
材外周に作用させると共に、素材下面とリング状
凹所底面間および素材上面とブランクホルダ下面
間にそれぞれ対向液圧を流通させながら所要スト
ロークまで対向液圧絞りするようにしたので、対
向液圧による成形側壁部Waへの摩擦保持力効果
と素材半径方向外周部Wcへの圧縮力に加え、素
材上面とダイ下面間の流体潤滑効果および素材上
面とブランクホルダ下面間の流体潤滑効果が同時
に得られ、フランジ部分の摩擦抵抗が減じられた
条件下で絞りが行われるため、これらの相乗効果
によりきわめて高い絞り限界比を実現することが
できる。 そのうえ、ブランクホルダを下降させれば、リ
ング状凹所7により自動的に周液圧および素材両
面潤滑のための所定寸法の面状通路が形成される
ため、複雑な制御回路や制御機器と煩雑な操作を
要さず、きわめて容易かつ確実に上記特徴を得る
ことができ、操業も楽で設備コストも安価なもの
とすることができるなどのすぐれた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は従来の対向液圧成形法を示す
断面図、第3図ないし第6図は本発明の実施例を
示す断面図、第7図は本発明の実施に使用する装
置の一例を示す断面図、第8図は第7図における
ダイの半部平面図、第9図は第8図X−X線に沿
う断面図、第10図は周液圧を素材とダイ間から
の流出方式とした場合の断面図、第11図は本発
明による成形状況を示すグラフ、第12図は慣用
金型絞りと従来の対向液圧絞りの成形状況を示す
グラフ、第13図は第10図の周液圧供給方式に
よる場合の成形状況を示すグラフ、第14図は絞
り比2.6における本発明法と従来法および比較法
の液圧−ストローク線図、第15図は絞り比3.0
における本発明と比較法の液圧−ストローク線
図、第16図は本発明をしごき深絞り成形に適用
した実施例を示す断面図である。 1……ダイ、2……液圧室、4……ポンチ、5
……ブランクホルダ、6……突周壁、7……リン
グ状凹所、7′……リング状隙間、8……シール
材、9……通路、W……素板、Pc……対向液圧、
Pc′……周液圧(圧縮力)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液圧室2の上方のダイ上面に突周壁6を残し
    て素材外径より大きくかつ素材板厚より深いリン
    グ状凹所7を形成し、このリング状凹所の半径方
    向端部に近く液圧室2と通じる通路9を穿設する
    とともに、突周壁6にブランクホルダ5の下面と
    接するシール材8を取付けた装置を用い、前記リ
    ング状凹所7に素材Wを配し、ブランクホルダ5
    を突周壁6に密接させることで素材板厚より大き
    なリング状隙間7′を形成し、ポンチ4により素
    材を液圧室2に絞り込むことで前記通路9を通し
    て対向液圧を素材外周に作用させると共に、素材
    下面とリング状凹所底面間および素材上面とブラ
    ンクホルダ下面間にそれぞれ対向液圧を流通させ
    ながら所要ストロークまで対向液圧絞りすること
    を特徴とする周液圧重畳式対向液圧成形法。 2 素材の絞り込みで対向液圧を素材外周に作用
    させると共に、別の通路9′により液圧をダイス
    型部に供給し、しごき成分を含む対向液圧深絞り
    を行うことを含む特許請求の範囲第1項記載の周
    液圧重畳式対向液圧成形法。
JP57066118A 1982-04-20 1982-04-20 周液圧重畳式対向液圧成形法 Granted JPS58181431A (ja)

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JPS58181431A JPS58181431A (ja) 1983-10-24
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