JPH0237195A - ベーンポンプ - Google Patents
ベーンポンプInfo
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- JPH0237195A JPH0237195A JP9523589A JP9523589A JPH0237195A JP H0237195 A JPH0237195 A JP H0237195A JP 9523589 A JP9523589 A JP 9523589A JP 9523589 A JP9523589 A JP 9523589A JP H0237195 A JPH0237195 A JP H0237195A
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- JP
- Japan
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- vane
- rotor
- center housing
- cylindrical groove
- center
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 8
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/30—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F04C2/34—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members
- F04C2/344—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member
- F04C2/3441—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member the inner and outer member being in contact along one line or continuous surface substantially parallel to the axis of rotation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
- F01C21/0809—Construction of vanes or vane holders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
- F01C21/0809—Construction of vanes or vane holders
- F01C21/0818—Vane tracking; control therefor
- F01C21/0827—Vane tracking; control therefor by mechanical means
- F01C21/0836—Vane tracking; control therefor by mechanical means comprising guiding means, e.g. cams, rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は内燃機関の過給機等に適したベーンボ・ンプに
関するものであり、さらに詳しく述べると、ベーンのロ
ータからの突出長を規制してベーン先端とケーシング内
周面の間に微小なりリアランスを保持するようにしたベ
ーンポンプに係るものである。
関するものであり、さらに詳しく述べると、ベーンのロ
ータからの突出長を規制してベーン先端とケーシング内
周面の間に微小なりリアランスを保持するようにしたベ
ーンポンプに係るものである。
[従来技術]
ベーンの先端がセンターハウジングの内周面に沿って移
動する無潤滑型ベーンポンプは、ベーンがロータから遠
心力で突出するため、ロータが高速回転すると、ベーン
先端とセンターハウジング内周面の摺動抵抗による損失
が急激に増大する。
動する無潤滑型ベーンポンプは、ベーンがロータから遠
心力で突出するため、ロータが高速回転すると、ベーン
先端とセンターハウジング内周面の摺動抵抗による損失
が急激に増大する。
これを解決するベーンポンプとしては、ベーンの側面か
らガイドビンを突出させ、そのガイドピンを案内するガ
イド溝をサイドハウジングに設け、それらの案内機構に
よってベーンのロータからの突出長を規制してベーン先
端とセンターハウジング内周面の摺動抵抗を減少させた
ものが特開昭54−5207号に開示されている。
らガイドビンを突出させ、そのガイドピンを案内するガ
イド溝をサイドハウジングに設け、それらの案内機構に
よってベーンのロータからの突出長を規制してベーン先
端とセンターハウジング内周面の摺動抵抗を減少させた
ものが特開昭54−5207号に開示されている。
[発明が解決しようとする課題]
上記公報に記載されたベーンポンプは、ベーンに作用す
る遠心力をガイドピンを介してガイド溝内周面で受ける
が、ロータを高速回転すると、遠心力が太きくなる上に
、ガイドビンがガイド溝内周面を摺動するため、摩耗が
非常に早く、長期間の使用に酎えないという問題があっ
た。又、ガイド溝内周面とセンターハウジング内周面を
相似形状にしているため、センターハウジングとベーン
の間に微小なりリアランスを設けることは不可能であり
、その結果、ベーン先端とセンターハウジング内周面の
摺動接触による発熱と摩耗の問題を解決することはでき
なかった。
る遠心力をガイドピンを介してガイド溝内周面で受ける
が、ロータを高速回転すると、遠心力が太きくなる上に
、ガイドビンがガイド溝内周面を摺動するため、摩耗が
非常に早く、長期間の使用に酎えないという問題があっ
た。又、ガイド溝内周面とセンターハウジング内周面を
相似形状にしているため、センターハウジングとベーン
の間に微小なりリアランスを設けることは不可能であり
、その結果、ベーン先端とセンターハウジング内周面の
摺動接触による発熱と摩耗の問題を解決することはでき
なかった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり
、その目的とするところは、ベーンのロータからの突出
長を規制する案内機構を備えたベーンポンプであって、
その案内機構は長期間使用しても摩耗せず、ベーン先端
とセンターハウジング内周面の間には常に微小なりリア
ランスを保持することができるものを提供することにあ
る。
、その目的とするところは、ベーンのロータからの突出
長を規制する案内機構を備えたベーンポンプであって、
その案内機構は長期間使用しても摩耗せず、ベーン先端
とセンターハウジング内周面の間には常に微小なりリア
ランスを保持することができるものを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段]
前記目的を達成するため1本発明が採用する手段は、第
1図に示すように、センターハウジングlOと、そのセ
ンターハウジングを挟むフロント及びリアハウジング1
1.12と、センターハウジング内の偏心位置において
回転駆動可能に前記フロント及びリアハウジングによっ
て支持され・たロータ20と、そのロータに直径方向出
入自在に支持された一枚のベーン30とを備え、たベー
ンポンプにおいて、ベー730の両側中央に突出体を設
け、その突出体を受ける円筒溝18をフロント及びリア
ハウジング11.12に設け、その円筒溝の中心はロー
タの回転中心とセンターハウジング内周面の中心とを結
ぶ線上の中間に設け、その直径を突出体の直径よりもロ
ータの偏心量だけ長くし、センターハウジングの内周面
をベーンの両端の軌跡に所定のクリアランスを加えた形
状にしたことにある。
1図に示すように、センターハウジングlOと、そのセ
ンターハウジングを挟むフロント及びリアハウジング1
1.12と、センターハウジング内の偏心位置において
回転駆動可能に前記フロント及びリアハウジングによっ
て支持され・たロータ20と、そのロータに直径方向出
入自在に支持された一枚のベーン30とを備え、たベー
ンポンプにおいて、ベー730の両側中央に突出体を設
け、その突出体を受ける円筒溝18をフロント及びリア
ハウジング11.12に設け、その円筒溝の中心はロー
タの回転中心とセンターハウジング内周面の中心とを結
ぶ線上の中間に設け、その直径を突出体の直径よりもロ
ータの偏心量だけ長くし、センターハウジングの内周面
をベーンの両端の軌跡に所定のクリアランスを加えた形
状にしたことにある。
第2図に示すように、ロータ20を二つの半円体20a
、20bと、第1図に示すように、それを前後から挟持
するフロント及びリアプロっ・り21.22から組立て
て二つの半円体の間にベーン溝27を形成し、そのフロ
ント及びリアブロックをフロント及・びリアハウジング
11.12によってそれぞれ回転自在に支持し、そのフ
ロント及びリアブロックの一方を回転駆動可使に形成す
ることが望ましい。
、20bと、第1図に示すように、それを前後から挟持
するフロント及びリアプロっ・り21.22から組立て
て二つの半円体の間にベーン溝27を形成し、そのフロ
ント及びリアブロックをフロント及・びリアハウジング
11.12によってそれぞれ回転自在に支持し、そのフ
ロント及びリアブロックの一方を回転駆動可使に形成す
ることが望ましい。
[作用]
プーリとして形成したフロントブロック21に回転を伝
達すると、第2図の矢印方向に、ロータ20が回転する
。ベーン30もロータ20と共に回転し、ベーン30の
突出体すなわち玉軸受33は円筒溝18の内周面に沿っ
て転動する。ベー730に作用する遠心力はセンターハ
ウジング10とロータ20の間の空隙の広い側ヘベーン
30を突出させようとするが、その突出長は玉軸受33
と円筒溝18によって規制され、ベー730の先端とセ
ンターハウジング10内周面の間には所定のクリアラン
スが残る。空隙の狭い側のベーン30の先端は遠心力に
よってベーン溝27に退入するので、センターハウジン
グの内周面に接触するおそれはない。
達すると、第2図の矢印方向に、ロータ20が回転する
。ベーン30もロータ20と共に回転し、ベーン30の
突出体すなわち玉軸受33は円筒溝18の内周面に沿っ
て転動する。ベー730に作用する遠心力はセンターハ
ウジング10とロータ20の間の空隙の広い側ヘベーン
30を突出させようとするが、その突出長は玉軸受33
と円筒溝18によって規制され、ベー730の先端とセ
ンターハウジング10内周面の間には所定のクリアラン
スが残る。空隙の狭い側のベーン30の先端は遠心力に
よってベーン溝27に退入するので、センターハウジン
グの内周面に接触するおそれはない。
このように、ベーン先端とセンターハウジング内周面の
間にはポンプ効率に影響を与えない程度の微小なりリア
ランスが保持されるので、ベーン先端とセンターハウジ
ング内周面の摺動による発熱と摩耗は防止される。ベー
ン30に作用する遠心力は玉軸受33を介して円筒溝1
8によって受けるが、玉軸受33は円筒溝18に転勤接
触する上に、ベーンは直径方向に両側へ延長するので、
半径方向に片側のみを延長するベーンに比べると遠心力
の作用も小さいので、突出体と円筒溝の摩耗もほとんど
ないといえる。
間にはポンプ効率に影響を与えない程度の微小なりリア
ランスが保持されるので、ベーン先端とセンターハウジ
ング内周面の摺動による発熱と摩耗は防止される。ベー
ン30に作用する遠心力は玉軸受33を介して円筒溝1
8によって受けるが、玉軸受33は円筒溝18に転勤接
触する上に、ベーンは直径方向に両側へ延長するので、
半径方向に片側のみを延長するベーンに比べると遠心力
の作用も小さいので、突出体と円筒溝の摩耗もほとんど
ないといえる。
[実施例]
本発明のポンプを図面に示す実施例に基づいて説明する
。第1図及び第2図に示すように、センターハウジング
lOのフロント側にフロントハウジング11が、リア側
にリアハウジング12がそれぞれボルトを介して固定さ
れる。ただしボルトは1本のみ示し他は省略している。
。第1図及び第2図に示すように、センターハウジング
lOのフロント側にフロントハウジング11が、リア側
にリアハウジング12がそれぞれボルトを介して固定さ
れる。ただしボルトは1本のみ示し他は省略している。
フロント及びリアハウジング11.12には固定軸13
.14がナツトを介して固定される。センターハウジン
グlOの内側の偏心位置にロータ20が配置され、その
ロータのフロント側端面にプーリとしてのフロントブロ
ック21がリア側端面にはリアブロック22がそれぞれ
ボルト23.24を介して一体に固定される。フロント
ブロック21はフロント側の固定軸13に1.リアブロ
ック22はリア側の固定軸14にそれぞれ軸受を介して
回転自在に外嵌される。ロータ20は二つの円筒状の半
円体20a、20bを組合せたものであり、二つの半円
体20a、20bはスペーサ25を介してボルト26で
連結される。二つの半円体20&、20bの間にはベー
ン溝27が形成され、そのベーン溝に直径方向に延長す
る一枚のベーン30が挿入される。ベーン30には長孔
35が設けられ、ロータ20のスペーサ25とボルト2
6はその長孔35を貫通する。ベー730の上下の先端
に対接するセンターハウジングlOのさしわたし長さは
上下に微小なりリアランスが残るようにベー730の上
下の長さよりもわずかに大きく設定される。
.14がナツトを介して固定される。センターハウジン
グlOの内側の偏心位置にロータ20が配置され、その
ロータのフロント側端面にプーリとしてのフロントブロ
ック21がリア側端面にはリアブロック22がそれぞれ
ボルト23.24を介して一体に固定される。フロント
ブロック21はフロント側の固定軸13に1.リアブロ
ック22はリア側の固定軸14にそれぞれ軸受を介して
回転自在に外嵌される。ロータ20は二つの円筒状の半
円体20a、20bを組合せたものであり、二つの半円
体20a、20bはスペーサ25を介してボルト26で
連結される。二つの半円体20&、20bの間にはベー
ン溝27が形成され、そのベーン溝に直径方向に延長す
る一枚のベーン30が挿入される。ベーン30には長孔
35が設けられ、ロータ20のスペーサ25とボルト2
6はその長孔35を貫通する。ベー730の上下の先端
に対接するセンターハウジングlOのさしわたし長さは
上下に微小なりリアランスが残るようにベー730の上
下の長さよりもわずかに大きく設定される。
ベー730のフロント及びリア側の端面の中央に突起3
1,32が設けられ、その突起に玉軸受33.34が嵌
着される。フロント側の突起31と玉軸受33は固定軸
13の端面に形成された円筒溝17に、リア側の突起3
2と玉軸受34は固定軸14に形成された円筒溝18に
挿入される。ここで、玉軸受と円筒溝の直径差はロータ
20のセンターハウジングIOに対する偏心量、すなわ
ちベーン30のロータ20からの最大突出長の半分に設
定される。
1,32が設けられ、その突起に玉軸受33.34が嵌
着される。フロント側の突起31と玉軸受33は固定軸
13の端面に形成された円筒溝17に、リア側の突起3
2と玉軸受34は固定軸14に形成された円筒溝18に
挿入される。ここで、玉軸受と円筒溝の直径差はロータ
20のセンターハウジングIOに対する偏心量、すなわ
ちベーン30のロータ20からの最大突出長の半分に設
定される。
センターハウジング10とロータ20の接するトップを
中心としてその両側に吸入口41と吐出口42が設けら
れる。センターハウジングの内周面はロータよりもその
偏心量だけ大きな半径の円筒内面にしてもよいが、ポン
プ効率を高めるため、センターハウジングの内周面はベ
ーン先端の軌跡に沿う形状にすることが望ましい、その
作図法は、第3図に示すように、先ず、座標の中心0.
0を最下点としてロータの偏心量raCを直径とする円
を描く。この円はベーン中心の軌跡になるから、この同
上の任意の点(x 、 y)から最上点(0,C)を通
る直線をひき、その直線を点G (x 、 y)から内
側にベーンの半長Rで切って点H(X、Y)を描く。図
示していないが、反対側も半長Rで切って点H′を描く
、このようにして順次描いた点H(X、Y)、H′ (
X′、Y′) を連結スルトクリアランスのないハウジ
ング内周面が得られる。これを外側にクリアランス分だ
け拡大すると所定のクリアランスのあるハウジングの内
周面が得られる。な・お、点H(X、Y)は次式によっ
ても得られる。
中心としてその両側に吸入口41と吐出口42が設けら
れる。センターハウジングの内周面はロータよりもその
偏心量だけ大きな半径の円筒内面にしてもよいが、ポン
プ効率を高めるため、センターハウジングの内周面はベ
ーン先端の軌跡に沿う形状にすることが望ましい、その
作図法は、第3図に示すように、先ず、座標の中心0.
0を最下点としてロータの偏心量raCを直径とする円
を描く。この円はベーン中心の軌跡になるから、この同
上の任意の点(x 、 y)から最上点(0,C)を通
る直線をひき、その直線を点G (x 、 y)から内
側にベーンの半長Rで切って点H(X、Y)を描く。図
示していないが、反対側も半長Rで切って点H′を描く
、このようにして順次描いた点H(X、Y)、H′ (
X′、Y′) を連結スルトクリアランスのないハウジ
ング内周面が得られる。これを外側にクリアランス分だ
け拡大すると所定のクリアランスのあるハウジングの内
周面が得られる。な・お、点H(X、Y)は次式によっ
ても得られる。
X = Rc o Sφ−rsinθ
Y=Rsinφ−r c o、sθ+rここで、0はベ
ーン−中心の軌跡円上の点Gの座標原点(0、0)から
の回転角、φはθの2分の1、rはCの2分の1である
。
ーン−中心の軌跡円上の点Gの座標原点(0、0)から
の回転角、φはθの2分の1、rはCの2分の1である
。
次に、本発明のポンプの動作について説明する。第1図
のブーりとしてのフロンドブO,り21にベルトを掛け
て回転を伝達すると、ロータ20は、第4図に示すよう
に、吐出口42側からトップを経て吸入口41側へ至る
方向に回転する。第5図に示すように、ベー730の先
端が吸入口41の終端を越えるまで空気は吸入口41か
ら作動室43に吸気され、他方の作動室の空気は吐出口
42から排気される。この際に吐出口42にリード弁な
どの逆止弁を設けると排気の逆流が防止され、より効率
が向上する。ついで、第6図に示すように、ベー730
の反対側の先端が吐出口42の始端を越えると、作動室
43の空気は吐出口42から排気され、作動室44へは
新たな空気が吸気される。さらに、その先端が吐出口4
2の終端を越えると、作動室43の排気は終了する。こ
のように、プーリ21を回転させると空気が吸入口41
から吸気されて吐出口42から排気されるポンプ作用が
なされる。
のブーりとしてのフロンドブO,り21にベルトを掛け
て回転を伝達すると、ロータ20は、第4図に示すよう
に、吐出口42側からトップを経て吸入口41側へ至る
方向に回転する。第5図に示すように、ベー730の先
端が吸入口41の終端を越えるまで空気は吸入口41か
ら作動室43に吸気され、他方の作動室の空気は吐出口
42から排気される。この際に吐出口42にリード弁な
どの逆止弁を設けると排気の逆流が防止され、より効率
が向上する。ついで、第6図に示すように、ベー730
の反対側の先端が吐出口42の始端を越えると、作動室
43の空気は吐出口42から排気され、作動室44へは
新たな空気が吸気される。さらに、その先端が吐出口4
2の終端を越えると、作動室43の排気は終了する。こ
のように、プーリ21を回転させると空気が吸入口41
から吸気されて吐出口42から排気されるポンプ作用が
なされる。
第4図ないし第7図において、矢印方向にロータ20が
回転すると、ベーン30も共に回転するから、ベー73
0の両端面に付設された玉軸受33は円筒溝17の内周
面を転勤する。又、ベーン30は回転に伴い遠心力を生
じ、その遠心力はベーン先端のベーン溝27からの突出
長が長い方ヘベーン30を押し出す方向に作用するが、
ベーン30のベーン溝27からの突出長は玉軸受33と
円筒溝17によって規制されるため、ベーン30は遠心
力の作用によって過度に突出することは防止される。し
たがって、ベーン30の遠心力方向の先端とセンターハ
ウジング10の内周面の間には常に所定の効率を低下さ
せない程度のクリアランスが保持される0反対側のベー
ン先端も、ベーン30のベーン111t27への過度の
退入が玉軸受33と円筒溝17によって規制されている
ため、センターハウジング内周面との間のクリアランス
は拡大することなく一定に保持される。このように、ベ
ーン30の先端とセンターハウジングlOの内周面は直
接接触しないので、ベー730の先端とセンターハウジ
ングlOの内周面の摺動抵抗による損失と発熱は未然に
防止される。
回転すると、ベーン30も共に回転するから、ベー73
0の両端面に付設された玉軸受33は円筒溝17の内周
面を転勤する。又、ベーン30は回転に伴い遠心力を生
じ、その遠心力はベーン先端のベーン溝27からの突出
長が長い方ヘベーン30を押し出す方向に作用するが、
ベーン30のベーン溝27からの突出長は玉軸受33と
円筒溝17によって規制されるため、ベーン30は遠心
力の作用によって過度に突出することは防止される。し
たがって、ベーン30の遠心力方向の先端とセンターハ
ウジング10の内周面の間には常に所定の効率を低下さ
せない程度のクリアランスが保持される0反対側のベー
ン先端も、ベーン30のベーン111t27への過度の
退入が玉軸受33と円筒溝17によって規制されている
ため、センターハウジング内周面との間のクリアランス
は拡大することなく一定に保持される。このように、ベ
ーン30の先端とセンターハウジングlOの内周面は直
接接触しないので、ベー730の先端とセンターハウジ
ングlOの内周面の摺動抵抗による損失と発熱は未然に
防止される。
ベーン30に作用する遠心力は玉軸受33.34を介し
て円筒溝17.1Bの周面を転動する上に、遠心力その
ものもベーン30の突出長の差によるものだけの比較的
小さなものであるから、玉軸受33.34と円筒溝17
.18が摩耗するおそれはないといえる。
て円筒溝17.1Bの周面を転動する上に、遠心力その
ものもベーン30の突出長の差によるものだけの比較的
小さなものであるから、玉軸受33.34と円筒溝17
.18が摩耗するおそれはないといえる。
第8図に示すように、センターハウジング10のトップ
を中心とする付近、例えば中心角40@の範囲の形状を
先に述べた作図又は計算式によることなく、ロータ20
の半径よりクリアランス(例えば0.05mm)だけ大
きな半径の円弧に形成すると、センターハウジングlO
とロータ20のトップ部分のシール性を高めることがで
きる。
を中心とする付近、例えば中心角40@の範囲の形状を
先に述べた作図又は計算式によることなく、ロータ20
の半径よりクリアランス(例えば0.05mm)だけ大
きな半径の円弧に形成すると、センターハウジングlO
とロータ20のトップ部分のシール性を高めることがで
きる。
ロータ20を高速で回転させる場合、第9図に示すよう
に1円筒溝17.18に玉軸受33.34の外輪を嵌着
し、内輪で突起31.32を支持すると、玉直径の大き
な玉軸受を使用することができる。又、玉軸受33.3
4をオイル潤滑するオイル潤滑システム50を設けると
、玉軸受33.34の寿命をさらに延長することができ
る。オイル潤滑システム50は固定軸13.14に設け
た入口51.52と、その入口から玉軸受33.34に
至るオイル潤滑路53.54と、その玉軸受からフロン
ト及びリアブロック21.22を軸受する玉軸受59.
80に至るオイル潤滑路55.5Bと、フロント及びリ
アハウジング11.12に設けられた出口57.58か
らなり、フロント及びリアブロック21、22の玉軸受
53.54もオイル潤滑する。
に1円筒溝17.18に玉軸受33.34の外輪を嵌着
し、内輪で突起31.32を支持すると、玉直径の大き
な玉軸受を使用することができる。又、玉軸受33.3
4をオイル潤滑するオイル潤滑システム50を設けると
、玉軸受33.34の寿命をさらに延長することができ
る。オイル潤滑システム50は固定軸13.14に設け
た入口51.52と、その入口から玉軸受33.34に
至るオイル潤滑路53.54と、その玉軸受からフロン
ト及びリアブロック21.22を軸受する玉軸受59.
80に至るオイル潤滑路55.5Bと、フロント及びリ
アハウジング11.12に設けられた出口57.58か
らなり、フロント及びリアブロック21、22の玉軸受
53.54もオイル潤滑する。
[発明の効果]
上記の通り、本発明のベーンポンプはベーンが中心から
両側へ延長する直径タイプであるから遠心力が小さく、
そのベーンのベーン溝からの突出長を規制する手段はベ
ーン両側面から突出する突出体と、その突出体を案内す
る円筒溝からなるが1両者は転勤接触であるから、従来
の遠心力が大きな半径タイプのベーンに突起を設け、そ
の突起と案内溝が摺動接触するものに比べると、規制手
段の摩耗はほとんどなく、長期間の使用に十分1耐える
という格別の効果が得られる。
両側へ延長する直径タイプであるから遠心力が小さく、
そのベーンのベーン溝からの突出長を規制する手段はベ
ーン両側面から突出する突出体と、その突出体を案内す
る円筒溝からなるが1両者は転勤接触であるから、従来
の遠心力が大きな半径タイプのベーンに突起を設け、そ
の突起と案内溝が摺動接触するものに比べると、規制手
段の摩耗はほとんどなく、長期間の使用に十分1耐える
という格別の効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例のベーンポンプの縦断面図、
第2図は第1図の■−II線に沿う断面図。
第3図はセンターハウジングの内周面の作図を示す略図
、 第4図ないし第7図はポンプ作用を示す略図、第8図は
他の実施例のセンターハウジングとロータの部分拡大断
面図。 第9図は別の実施例の第1図に相当する図である。 図において、符号lOはセンターハウジング、11はフ
ロントハウジング、12はリアハウジング、13.14
は固定軸、17.18は円筒溝、20はロータ、21は
フロントブロック、22はリアブロック、30はベーン
、31.32は突起、33.34は玉軸受をそれぞれ示
す。 出願人 日本ピストンリング株式会社 第2図 吐出口 第4 図 第6 図 第5 図 第7 図
、 第4図ないし第7図はポンプ作用を示す略図、第8図は
他の実施例のセンターハウジングとロータの部分拡大断
面図。 第9図は別の実施例の第1図に相当する図である。 図において、符号lOはセンターハウジング、11はフ
ロントハウジング、12はリアハウジング、13.14
は固定軸、17.18は円筒溝、20はロータ、21は
フロントブロック、22はリアブロック、30はベーン
、31.32は突起、33.34は玉軸受をそれぞれ示
す。 出願人 日本ピストンリング株式会社 第2図 吐出口 第4 図 第6 図 第5 図 第7 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)センターハウジングと、前記センターハウジングを
挟むフロント及びリアハウジングと、前記センターハウ
ジング内の偏心位置において前記フロント及びリアハウ
ジングに回転駆動可能に支持されたロータと、前記ロー
タに直径方向に出入自在に挿入された一枚のベーンと、
前記ベーンのロータからの突出長を制限する規制手段と
を備えたベーンポンプであって、前記フロント及びリア
ハウジングは前記ロータと同軸の固定軸を備え、前記ロ
ータは前記固定軸に回動自在に外嵌するフロント及びリ
アブロックを備え、前記規制手段は前記ベーンの両側面
に設けられた突出体と前記固定軸の内端面に設けられた
円筒溝からなり、前記円筒溝の内径と前記突出体の外径
の差は前記ロータの偏心距離に等しく設定され、前記セ
ンターハウジングの内周面は前記ベーンの先端に所定の
クリアランスを加えたものの軌跡に沿う形状に設定され
たことを特徴としてなるベーンポンプ。 2)トップ(センターハウジングとロータの接点)の両
側の中心角40゜以内の範囲においてセンターハウジン
グ内周面をロータと同心でその半径よりも所定のクリア
ランスだけ大きな半径の円弧に沿う形状にしたことを特
徴としてなる請求項1に記載のベーンポンプ。 3)突出体はベーン両側中央に設けられた突起とそれに
外嵌されたころがり軸受からなり、前記ころがり軸受の
外径と円筒溝の内径の差がロータの偏心距離に等しく設
定されたことを特徴としてなる請求項1に記載のベーン
ポンプ。 4)突出体はベーン両側中央の突起からなり、円筒溝に
ころがり軸受が内嵌され、前記ころがり軸受の内径と前
記突起の外径の差がロータの偏心距離に等しく設定され
たことを特徴としてなる請求項1に記載のベーンポンプ
。 5)固定軸にころがり軸受の給油手段を設けたことを特
徴としてなる請求項4に記載のベーンポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9523589A JPH0237195A (ja) | 1988-04-27 | 1989-04-17 | ベーンポンプ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249688 | 1988-04-27 | ||
JP63-102496 | 1988-04-27 | ||
JP9523589A JPH0237195A (ja) | 1988-04-27 | 1989-04-17 | ベーンポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0237195A true JPH0237195A (ja) | 1990-02-07 |
Family
ID=26436507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9523589A Pending JPH0237195A (ja) | 1988-04-27 | 1989-04-17 | ベーンポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0237195A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015505457A (ja) * | 2012-01-20 | 2015-02-23 | ジーイーエイ・フード・ソリューションズ・バーケル・ベスローテン・フェンノートシャップ | 塊供給システム |
-
1989
- 1989-04-17 JP JP9523589A patent/JPH0237195A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015505457A (ja) * | 2012-01-20 | 2015-02-23 | ジーイーエイ・フード・ソリューションズ・バーケル・ベスローテン・フェンノートシャップ | 塊供給システム |
US9949493B2 (en) | 2012-01-20 | 2018-04-24 | Gea Food Solutions Bakel B.V. | Mass supply system |
US11166470B2 (en) | 2012-01-20 | 2021-11-09 | Gea Food Solutions Bakel B.V. | Mass supply system |
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