JPH0237167Y2 - - Google Patents

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JPH0237167Y2
JPH0237167Y2 JP1982128166U JP12816682U JPH0237167Y2 JP H0237167 Y2 JPH0237167 Y2 JP H0237167Y2 JP 1982128166 U JP1982128166 U JP 1982128166U JP 12816682 U JP12816682 U JP 12816682U JP H0237167 Y2 JPH0237167 Y2 JP H0237167Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフレキシブルデイスク装置の磁気ヘツ
ド支持機構の改良に関するものである。
従来から、フレキシブルデイスクの磁気ヘツド
支持機構の改良が成されており、最近のものとし
ては、板バネの平面上の略中央部に磁気ヘツドが
載置固定され、この板バネが支持板の平面上に取
り付けられて成るもの(以下、タイプ1と呼称す
る。)と、縦断面台形状のモールド成形された固
形支持部材に、そのモールド成形時に磁気ヘツド
が取り付けられ、この磁気ヘツドが取り付けられ
た固形支持部材が支持板の平面上に載置固定され
て成るもの(以下タイプ2と呼称する。)とが知
られている。
タイプ1ものは、その板バネが柔軟性を有して
いることにより、磁気ヘツドがデイスクに接触し
ているときに、デイスクがその回転方向に波打つ
て湾曲し、デイスクの弾性力によつて磁気ヘツド
とデイスクとの接触圧力が高まつても、その接触
圧力は板バネによつて吸収緩和されるので、デイ
スクの波打ちに対する追随性は良いが、反面、こ
の板バネは湾曲しやすいので、例えば、支持板へ
の取り付けの際に板バネが湾曲していると磁気ヘ
ツドが傾き、この磁気ヘツドの微妙な位置決めを
正確に行うことに手間がかかるなど取り扱いにく
いという欠点を有している。
タイプ2のものは、磁気ヘツドの位置決めに手
間がかかるということは、タイプ1のものに比べ
て少なく比較的支持板への取り付けがし易いので
はあるが、磁気ヘツドのヘツド端面がデイスクに
接触しているときに、接触圧力が高まつた場合、
磁気ヘツドが固形支持部材に固定されているだけ
でタイプ1のもののような接触圧力の吸収緩和作
用を成す構成となつていないために、デイスクの
波打ちに対する追随性が悪く、かつ、接触圧力が
もろにデイスクにかかるために、デイスクを損傷
し易いという欠点を有していると共に、固形支持
部材への磁気ヘツドの接着時に、磁気ヘツドに接
着材固化時の応力がかかり磁気ヘツドのコアー材
にも応力の影響がおよんで、このコアー材の磁気
特性を劣化させるという欠点をも有している。
本考案は、上記従来技術の有する欠点に鑑みて
成されたものであり、本考案の目的は、磁気ヘツ
ドのコアー部材の磁気特性を低下させることな
く、かつ、デイスクの波打ちにも追随でき、しか
も、支持板への組み込みに手数のかからないフレ
キシブルデイスク装置の磁気ヘツド支持機構を提
供することにあり、本考案の特徴は、磁気ヘツド
を板バネに取り付け、このジンバルバネを筒状体
に設けて、筒状体の外周壁を掴むことによつて支
持板に取り付ける構成としたことにある。このよ
うに構成することによつて、相互に直交した2つ
のバネ部によつて磁気ヘツドは半径方向または周
方向に回動することができ、またバネ部全体によ
つて上下方向に移動可能とされる。また、磁気ヘ
ツドは該ジンバルバネに支持され筒状体の内部に
収納されているので外部の衝撃に対し保護される
ことになる。
以下に本考案に係る実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図は、フレキシブルデイスク装置の磁気ヘ
ツド支持機構を示すものであつて、この図に示す
磁気ヘツド支持機構は、下部磁気ヘツド支持機構
1と上部磁気ヘツド支持機構2とから構成されて
いる。下部磁気ヘツド支持機構1は、下部ブロツ
ク3を有しており、この下部ブロツク3はその上
面が支持板として機能するものである。下部ブロ
ツク3には、ガイド部4が設けられており、この
ガイド部4は、案内孔を有する案内筒5と図示を
簡略する案内棒6′とから構成されている。案内
棒6′は案内筒5の案内孔に挿通されており、下
部ブロツク3は、この案内棒6′の長手方向に往
復動されるようになつている。上部磁気ヘツド支
持機構2は、上部ブロツク6を有しており、下部
ブロツク3に一体に結合され、この下部ブロツク
3と共に往復動されるようになつている。下部ブ
ロツク3と上部ブロツク6との結合部には、板バ
ネ7が介在されており、ネジ8によつて締結され
ている。板バネ7には、その自由端部に支持板と
して機能するアーム板9が連設されている。この
アーム板9の先端部には、後述する磁気ヘツド1
0を支持するジンバルバネ11がネジ12,1
2,12によつて固定されている。磁気ヘツド1
0は、ジンバルバネ11の略中央部に位置されて
いる。アーム板9と上部ブロツク6との間には、
コイルスプリング13が介在されており、このコ
イルスプリング13は、磁気ヘツド10がデイス
ク14に摺接する方向に、アーム板9を常時付勢
するものである。
下部ブロツク3のデイスク14に近い側の端部
上面には、第3図に示すように後述するヘツド支
持体15取り付け用の円形の取り付け孔16が形
成されており、この取り付け孔16にヘツド支持
体15が取り付けられている。ここではヘツド支
持体15を取り付け孔16に取り付けたとき、磁
気ヘツド19の位置決めが思うようにいかなかつ
たとき等のために、ヘツド支持体15を取り付け
孔16内でスライド、もしくは、回転させて位置
を調節することが可能とされている。このヘツド
支持体15は、第4図、第5図に拡大して示すよ
うに、筒状体17と板バネとして機能するジンバ
ルバネ18とから構成されており、ジンバルバネ
18の中央部には磁気ヘツド19が取り付けられ
ている。
筒状体17は、ここでは、八角柱状のものとさ
れており、軸方向両端部に開口20,21を有し
ており、そのうちデイスク14に近い側の開口2
0の側には、筒状体17の内方に向つて突出する
内向きフランジ22が形成され、ジンバルバネ1
8の係止部とされている。筒状体17の開口20
側の端部には、この開口20を被覆するカバー2
3がその開口20側の端部から遠ざかる方向に向
つて形成されており、デイスク14を筒状体17
に対して横方向から挿入する場合に、デイスク1
4をカバー23に沿つて湾曲させて、このデイス
ク14を磁気ヘツド19のヘツド端面に衝突させ
ないようにする機能を有するものである。このカ
バー23の頂部には、磁気ヘツド19が露出する
ように開口24が形成されている。この筒状体1
7の外周壁は、筒状体17を下部ブロツク3に取
り付ける際の掴み部17aとされており、この掴
み部17aを治具等ではさみ、下部ブロツク3に
筒状体17を取り付けられるようになつている。
磁気ヘツド19を支持したジンバルバネ18
は、筒状体17の下部ブロツク3の取り付け孔1
6の側の開口21から、この筒状体17の内向き
フランジ部22に接着固定されるものである。こ
のジンバルバネ18は、第7図に示すような形状
とされており、その最外周部は、筒状体17の内
向きフランジ部22に接着する際の接着代18a
とされており、最内周部は、磁気ヘツド19の取
り付け部18bとされ、接着代18aと取り付け
部18bとの間の2つの周部がバネ部18c,1
8dとされ、このバネ部18c,18dはデイス
ク14に磁気ヘツド19が摺接しているときに、
デイスク14が波打ち、磁気ヘツド19とデイス
ク14との接触圧力が高まつてもその圧力を吸収
緩和して、デイスク14の波打ちに対して磁気ヘ
ツド19が追随できるようにする機能を有するも
のである。
磁気ヘツド19は、コアー25とヘツドスライ
ダ26とから構成されており、ここでは、コアー
25の材料としてはフエライト、ヘツドスライダ
26の部材としてはセラミツクが使用されている
ものであり、このコアー25とヘツドスライダ2
6とが接合されているものである。磁気ヘツド1
9のコアー25には、コイル27が巻回され、こ
のイル27のリード線28は、筒状体17の開口
21から引き出しうるようになつている。コアー
25は2つのヘツド端面25a,25bを有して
おり、このヘツド端面25aと25bとの間には
磁気ギヤツプ25cが形成され、この磁気ギヤツ
プ25cに磁束を集中させて、磁気ヘツド19の
記録再生機能を効率良く行わせるようになつてい
る。このヘツド支持体15を、上部ヘツド支持機
構2に使用すれば、磁気ヘツド19を支持するジ
ンバルバネ18が落下しない構成となつている。
カバー23は、デイスク14を筒状体17の上
方から挿入するようになつているものの場合に
は、必ずしも必要としないものであつて、第6図
は、その一例を示すものであり、ここでは、上記
第1実施例と同一構成要素については同一付号を
付し、その詳細な説明は省略し、異なつた部分の
みを説明することとする。
第6図において、このヘツド支持体29の筒状
体17は、第1実施例のヘツド支持体15の有す
るカバー23が形成されていないから、磁気ヘツ
ド19を支持するジンバルバネ18を筒状体17
の2つの開口20,21のどちら側からでも筒状
体17の内向きフランジ部22に係止させること
ができることとなり、このヘツド支持体29を第
1図における下部磁気ヘツド支持機構1に組み込
むときは、上部開口20からジンバルバネ18を
内向きフランジ部22に係止接着させ、上部磁気
ヘツド支持機構2に組み込むときは、下部開口2
1からジンバルバネ18を内向きフランジ部22
に係止接着させるようにすれば、磁気ヘツド19
を支持しているジンバルバネ18が落下しない構
成とすることができる。
第8図は、第1図に示す磁気ヘツド支持機構の
コンパクト化を図つたものを示すものであり、第
4図及び第5図に示すヘツド支持体15が上下両
磁気ヘツド支持機構1,2に組み込まれている。
ここでは、2つのヘツド支持体15の筒状体17
は、それぞれ下部ブロツク3及びアーム板9内に
埋設され、カバー23の基部から磁気ヘツド19
のヘツド端面迄が露出されているだけであるの
で、筒状体17の高さ分だけ、下部ブロツク3と
アーム板9との間の幅が狭められることとなつ
て、磁気ヘツド支持機構全体としての高さが低く
できることとなる。また、上部ブロツク6とコイ
ルスプリング13とのかわりに、板バネ31がア
ーム板9をヘツド19がデイスク14に摺接する
方向に付勢する構成としたので、少なくとも上部
ブロツク6の厚さ分だけは、コンパクト化できる
こととなる。他の構成要素については、第1図に
示すものと概略同一であるので、その同一構成要
素については、同一符号を付し、その説明を省略
することとする。
以上、実施例について説明したが本考案はこれ
に限らず、上記実施例においては、磁気ヘツドの
位置決めのために、ヘツド支持体の取り付け部に
回転機能とスライド機能とを備わせてあつたが、
度当りを設けてもよい。
以上説明したことから明らかなように、本考案
によれば、磁気ヘツドをジンバルバネに取り付
け、このバネを筒状体の開口に臨んで設け、かつ
この開口部分を磁気ヘツドが上下前後左右に移動
回動する湾曲空間とし、この筒状体の外周壁をピ
ンセツト等で支持板に取り付けるときの掴み部と
したことにより、磁気ヘツドには応力がかから
ず、かつ、ジンバルバネによつて磁気ヘツドとデ
イスクとの接触圧力が吸収緩和されて磁気ヘツド
はデイスクの波打ちに追従でき、しかも筒状体の
掴み部をつまんで磁気ヘツドの位置決めができる
ので、磁気ヘツドの支持板への組み込みに手数が
かからず、交換、持ち運びが容易となるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、磁気ヘツド支持機構全体を説明する
ための正面図。第2図は、第1図に示す機構のう
ちの上部磁気ヘツド支持機構を説明するめの平面
構成図。第3図は、第1図に示す機構のうちの下
部磁気ヘツド支持機構を説明するための平面構成
図。第4図は、本考案に係る第1の実施例を示す
ものであり、カバー付ヘツド支持体の拡大縦断面
図。第5図は、カバー付ヘツド支持体の平面図。
第6図は、本考案に係る第2の実施例を示すもの
であり、カバーの無いヘツド支持体の縦断面図。
第7図は、ジンバルバネの形状を説明するための
平面図。第8図は、第1図に示す機構のコンパク
ト化を図つた一例を示す正面構成図 。 1……下部磁気ヘツド支持機構、2……上部
磁気ヘツド支持機構、3……下部ブロツク(支持
板)、9……アーム板(支持板)、15,30……
ヘツド支持体、17……筒状体、17a……掴み
部、18……ジンバルバネ、19……磁気ヘツ
ド、20,21……開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同心状に配列した少なくとも2つのバネ部を相
    互に直交する方向に回動可能に設けたジンバルバ
    ネの中心部に磁気ヘツドを取り付け、該ジンバル
    バネが、軸方向に開口を有する筒状体に該筒状体
    の軸方向から前記開口に臨んで設けられ、前記開
    口部分は前記磁気ヘツドがデイスクの円周方向、
    半径方向および垂直方向に移動または回動するた
    めの前記バネの湾曲空間とされ、前記筒状体は前
    記バネ装着側端部とは反対側の端部が支持板に取
    り付けられてなり、前記筒状体の外周壁面は、掴
    み部とされていることを特徴とするフレキシブル
    デイスク装置の磁気ヘツド支持機構。
JP12816682U 1982-08-25 1982-08-25 フレキシブルデイスク装置の磁気ヘツド支持機構 Granted JPS5933172U (ja)

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JP12816682U JPS5933172U (ja) 1982-08-25 1982-08-25 フレキシブルデイスク装置の磁気ヘツド支持機構

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JP12816682U JPS5933172U (ja) 1982-08-25 1982-08-25 フレキシブルデイスク装置の磁気ヘツド支持機構

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Publication Number Publication Date
JPS5933172U JPS5933172U (ja) 1984-03-01
JPH0237167Y2 true JPH0237167Y2 (ja) 1990-10-08

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JP12816682U Granted JPS5933172U (ja) 1982-08-25 1982-08-25 フレキシブルデイスク装置の磁気ヘツド支持機構

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