JPH0237091A - チューブ式負圧シール - Google Patents

チューブ式負圧シール

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JPH0237091A
JPH0237091A JP63186956A JP18695688A JPH0237091A JP H0237091 A JPH0237091 A JP H0237091A JP 63186956 A JP63186956 A JP 63186956A JP 18695688 A JP18695688 A JP 18695688A JP H0237091 A JPH0237091 A JP H0237091A
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Japan
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tube
negative pressure
suction cup
suction
spring
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JP63186956A
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Youzou Fukagawa
容三 深川
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [a業上の利用分野] 本発明は負圧吸着式壁面走行ロボットのような壁面移動
機構の吸盤装置に用いられるチューブ式負圧シールに関
し、詳しくは、チューブ内に突出部を有するとともにば
ねを介して吸盤装置本体に取り付けられ、バンク時にも
該突出部およびばねによりシール効果を維持できるよう
にしたチューブ式負圧シールに関する。
[従来の技術] 従来、原子力発電所内のライニング槽や廃液用の大型タ
ンク等の壁面における清掃その他の作業では、吸盤装置
により壁面等の吸着面に吸着して移動する壁面g動機構
が用いられている。これらのタンク等の面は極めて平滑
であるが、走行8動の際に障害となるものとしては、溶
接ビードの肉盛等が考えられる。
このような壁面移動機構の吸盤装置の壁面に対する摺動
部に用いられる従来の負圧シールとしては、例えば、第
5〜7図に示すような負圧シールが知られている。
第5図の負圧シールは繊維状物質を一方向に多数配置し
て成るブラシ16を環状枠6に取り付けて構成され、ブ
ラシの中心部にはさらに非通気性シ−ト17を取り付け
て吸着面5とのシール性を高めている(特開昭82−2
21981号公報参照)。
第6図の負圧シールはプラスチックまたはピアノ線等の
線材を心線18として、フィルム19とブラシ16を小
さなチャンネルで束ねたものである。該シールは、従来
のブラシ型シールに、フィルム19を挿入してシール性
を高めたもので、摩擦抵抗が少なく吸着面5の凹凸に対
しても柔軟に対応することができるブラシ型シールの特
徴をベースとしているため、シール面が摺動するタイプ
の負圧シールとしては、それ以前のものに比べて、優れ
ている点が多かった。
第7図のチューブ式負圧シール1はゴム性薄膜2からな
る中空ゴムチューブを環状枠Bに取り付はシールとして
用いたものであり、チューブ内部は大気圧以上(0、2
kgf/cm” G以下)に保たれ、空気ばねの特徴に
よって、吸着面5の凹凸に対して高い追従性を持ちシー
ルの接触部での押付は力を、はぼ−様とすることができ
る。シールからの空気漏洩量は、シール押付は力に深く
係わつていることから、このようにシール全体が−様な
力で押付けられるチューブ型シールは構造的に有利であ
る。
[発明が解決しようとする課題] 例えば、第5図のシールのように、ブラシを負圧シール
材に用いると、摺動摩擦抵抗は小さいが、走行方向が変
化した際にブラシ部にまくれ等が生じシール性能が変化
してしまい、シール性能押付ける力が足りないとシール
性能の再現性が乏しいため比較的強いシール押付は力が
必要である。
また、第7図のチューブ式負圧シールの場合は、ブラシ
型のように、吸着面との接触が点接触ではなく面接触で
あり、材質もゴムのように摩擦係数の高い材料を用いて
いるため、シールに生じる摩擦抵抗が大きくなったり、
使用中に生じる小さな傷などで、チューブ内の空気が漏
れてしまったり、バンクしてシール性能が著しく低下す
る恐れがある。
また、バンクの危険を避けるためソリッドゴム製のタイ
ヤ(ノーバンクタイヤ)を用いた負圧シールもあるが、
材質がソリッドゴム(ウレタン)であるために、バンク
は起こらないもののスプリング効果(弾力性)が減少す
るという欠点がある。
本発明の目的は、前記従来例の問題点に鑑み、壁面移動
機構の走行方向が変化した際あるいは吸着面の凹凸に乗
り上げた際にも高いシール性能を有し、しかもバンクし
た際にもシール性能を維持できる、壁面移動機構に用い
られるチューブ式負圧シールを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明では、吸着面に対し吸盤
装置により吸着して移動する壁面移動機構の吸盤装置に
取り付けられ、吸盤装置本体と吸着面との間に介在して
、吸盤装置と吸着面との間に形成される負圧空間を密閉
するための弾性体チューブを備えたチューブ式負圧シー
ルにおいて、チューブ内部において吸盤装置本体側から
吸着面側へ突出した突出部を有する断面形状とし、ばね
を介して吸盤装置本体に取り付けるようにしている。
なお、本発明のチューブ式負圧シールにおいては、バン
クや破損の危険を少なくするために、チューブを保護カ
バーで覆うことが望ましい。
[作用] この構成において、前記ばねは、負圧発生時すなわち壁
面移動機構の作動時には常に縮んでいて、前記負圧シー
ルを吸着面に対し押しつけている。ここで、バンクが発
生したとすれば、ばねは伸び、チューブ内の突出部を吸
着面に押しつけるため、シール性の著しい減少が防止さ
れ、垂直壁面や天井面での壁面移動機構の落下防止が図
られる。
また、チューブの周囲、少なくとも吸着面と接触する面
が保護カバーで覆われている場合には、シール性能を低
下させずに、吸着面の表面の小突起物からチューブが保
護されるとともに接触面の摩擦係数が減少し、したがっ
て、バンクの危険性が少なくかつスムーズな壁面移動が
行なわれる。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るチューブ式負圧シール
の縦断面図である。同図に示すようにこのチューブ式負
圧シール1は、環状枠6に取り付けられた中空ゴムチュ
ーブ4 (以下、チューブという)を備え、このチュー
ブ4はゴム製薄膜2およびチューブ内において吸着面5
方向に突出しチューブの全長に渡たる凸状の突出部3か
ら構成されている。
第2図(a)および(b)は、第1図のチューブ式負圧
シールを用いた壁面移動車の動作を示す説明図である。
この壁面移動車7は不図示の駆動手段によって駆動され
る車輪8によって吸着面5上を9勤する。吸着面5に対
する吸着は、壁面移動車本体9に対しユニバーサルジヨ
イント10を介して取り付けられた吸盤装置11により
行なう。この吸盤装置11は吸着面5との間に負圧空間
12を形成することにより吸着面5に吸着するが、吸着
面5との間に第1図のチューブ式負圧シール1を備え、
負圧空間12を摺動可能にシールしている。チューブ式
負圧シールlは不図示のばねを介して吸盤装置11の本
体に取り付けられている。チューブ式負圧シール1の摺
動面はテフロン等でコーティングして滑りやすくするの
が好ましい。また、吸盤装置11は不図示の真空発生装
置を備えており、これにより負圧空間12を形成し、吸
着面5に吸着することができる。この構成により、壁面
移動車7は、吸着面5に凹凸のない場合は同図(a)に
示すような状態で走行するが、同図(b)に示すように
溶接ビード13等に乗り上げた場合にも、前記ばねが若
干伸びまたユニバーサルジヨイント10の働きにより、
さらにチューブ式負圧シール1の特性により、吸着面5
に対する良好な追従性を持って吸着面5に吸着すること
ができる。
第3図はチューブ上端に備えられたばねの伸縮動作を示
す説明図であり、同図(a)は通常の使用気が抜け、圧
力が減少すると、同図(b)に示すように、バネ14が
伸び、チューブ内突出部3が吸着面5に押しつけられ、
これによりシール性能の低下を防ぐことができる。
第4図は本発明の他の実施例に係るチューブ式負圧シー
ルの縦断面図である。このチューブ式負圧シール1は第
1図のものと同様に環状枠6に取り付けられており、さ
らに突出部3とチューブ式負圧シールlの側面および吸
着面5に灯する接触面を覆うケブラー(ksvlar:
デュポン社登録商標)等の繊維からなる保護カバー15
を備えている。従来のチューブ式負圧シールは高いシー
ル性能を持っている反面、チューブ自体の厚みが薄いた
め、バンク破損等が生じやすかフたが、本実施例のよう
にチューブ4の周囲を保護カバー15で覆うことにより
吸着面の小突起物からチューブを守り、保護カバー自体
の摩擦係数が低いためバンクを防止し、さらに、シール
性能を低下せずに滑りやすくすることを可能にしている
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、チューブ式負圧シ
ールにおいて、チューブ内部に凸状突出部を設けばねを
介して吸盤装置に取り付けるようにしたため、バンク時
に空気が抜けてもばねが伸びチューブ内の突起物が吸着
面に押しつけられ、シール性能の著しい低下を防ぐこと
ができる。また、チューブの周囲をケブラー等の繊維か
らなる保護カバーで覆うようにしたため、吸着面の表面
の小突起物からチューブを保護してバンクを防止し、ま
たシール性能を低下せずに低い摩擦係数を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のチューブ式負圧シールの一実施例を
示す縦断面図、 第2図(a)および(b)は本発明のチューブ式負圧シ
ールを用いた壁面移動車の動作を示す説明図、 第3図(a)および(b)は本発明のチューブ式負圧シ
ールの上端に備えられたばねの伸縮動作を示す説明図、 ′!J4図は、本発明のチューブ式負圧シールの他の実
施例を示す縦断面図、 13 : 15 = 17 : 19 : 溶接ビード、  14: 保護カバー 16= 非通気性シール、 フィルム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、吸着面に対し吸盤装置により吸着して移動する壁面
    移動機構の吸盤装置に取り付けられ、吸盤装置本体と吸
    着面との間に介在して、吸盤装置と吸着面との間に形成
    される負圧空間を密閉するための弾性体チューブを備え
    たチューブ式負圧シールであって、断面形状がチューブ
    内部において吸盤装置本体側から吸着面側へ突出した突
    出部を有し、ばねを介して吸盤装置本体に取り付けられ
    ることを特徴とするチューブ式負圧シール。 2、前記チューブを覆う保護カバーを具備する特許請求
    の範囲第一項記載のチューブ式負圧シール。
JP63186956A 1988-07-28 1988-07-28 チューブ式負圧シール Expired - Lifetime JPH0649470B2 (ja)

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JPH0237091A true JPH0237091A (ja) 1990-02-07
JPH0649470B2 JPH0649470B2 (ja) 1994-06-29

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6691811B2 (en) * 1999-12-07 2004-02-17 Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh Safety configuration for an apparatus that can be moved over a surface
CN112584991A (zh) * 2018-08-29 2021-03-30 Abb瑞士股份有限公司 机器人关节和用于密封机器人关节的关节间隙的方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52141998A (en) * 1976-05-21 1977-11-26 Fukashi Uragami Seal of adsorptive transfer device
JPS62279176A (ja) * 1986-05-27 1987-12-04 Fuji Electric Co Ltd 真空吸着走行装置

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