JPS5815735Y2 - 膜板弁 - Google Patents

膜板弁

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Publication number
JPS5815735Y2
JPS5815735Y2 JP1977164784U JP16478477U JPS5815735Y2 JP S5815735 Y2 JPS5815735 Y2 JP S5815735Y2 JP 1977164784 U JP1977164784 U JP 1977164784U JP 16478477 U JP16478477 U JP 16478477U JP S5815735 Y2 JPS5815735 Y2 JP S5815735Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
membrane plate
engagement groove
valve chamber
main body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977164784U
Other languages
English (en)
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JPS5488926U (ja
Inventor
玉森秀男
Original Assignee
株式会社ナブコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナブコ filed Critical 株式会社ナブコ
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Publication of JPS5488926U publication Critical patent/JPS5488926U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、膜板弁に関する。
従来、この種の膜板弁としては、第1図に示すものがあ
る。
これは、本体6,7と、この本体6.γ内に設けられる
ピストン2と、その内縁部101bがピストン2に取付
けられその外縁部101aが本体6.7に固定される中
空円状の膜板101と、これらピストン2と膜板101
の上側に形成され圧縮空気が給排される第1弁室9と、
下側に形成され圧縮空気が給排される第2弁室10とか
らなり、前記膜板101は、高い圧力に耐えること、膜
板の寿命を長くすること等の理由により、ゴムのような
弾性材料の2つの外層の間に、補強材として布を設けた
ものが使用されている。
しかし、このような補強材(布)入りの膜板は、ある程
度の強度を持つ反面、補強材によって伸び縮みする量が
非常に小さくなるため、膜板101の取付は結合部分は
、その気密性を保持するために、例えば、膜板101の
外縁部101aを、上下の本体6゜7によって挟圧固定
し、その内縁部101bをピストン2の受部2aと押え
部2bとの間に挾み込み、ボルト104で締付けるとい
う結合手段が用いられている。
しかし、この結合手段では、ピストンと膜板との結合部
分の気密性を十分保持できる反面、押え部、ボルト等の
数個の部分を必要とし、膜板の取付け、取外しが簡単に
行なえないという問題がある。
すなわち、この従来の膜板弁にも・ける上記問題の原因
は、補強材(布)入りの膜板を使用し且つこの膜板を挾
んでボルト締めしたところにある。
そこで、本考案は、上記従来の膜板弁に訃いて、補強材
入りの膜板を使用せず且つ、膜板をボルト締めしないで
、膜板の取付け、取外しが簡単に行なえ、しかもピスト
ンと膜板との結合部分の気密性を十分に保持することが
できるようにすることを技術的課題とする。
この技術的課題を解決するための本考案の技術的手段は
、ピストンの外周に係合溝を形成し、第1弁室側のピス
トン外周端と本体の内壁との間、第2弁室側のピストン
外周端と本体の内壁との間の各々に僅かな隙間を形成し
7、膜板を、内縁部に突条を有する弾性材より形成し、
前記ピストンの係合溝の内径よりも内縁部の内径寸法を
僅かに小さくするとともに、前記ピストンの係合溝の幅
よりも内縁部の突条の幅を僅かに小さクシ、この膜板を
前記ピストンの係合溝に嵌入したことである。
この技術的手段を有する本考案によれば、第1弁室9あ
るいは第2弁室10に圧縮空気が供給されると、この圧
縮空りが作用する膜板は第2弁室10あるいは第1弁室
9の方向へ変位し、この膜板の第2弁室側あるいは第1
弁室側がピストン2の係合溝の第2弁室側あるいは第1
弁室側に当接してこれらによって支持されることになり
、また、ピストン2の外周端と本体の内壁との隙間を小
さくしているために、膜板が直接空気圧力を受ける面積
が小さい。
従って、本考案の膜板弁は、弾性材料だけからなる膜板
を使用でき、ピストンに膜板を取付ける場合には、膜板
を引き伸ばして内縁部の内径寸法を太きくシ、ピストン
の係合溝に膜板の内縁部を嵌め込んで膜板の弾性力によ
りピストンに結合することができる。
以下、本考案の一実施例を示す図面に基いて説明する。
第2図において、膜板1はゴム性の中空円板よりなり、
その内縁部、外縁部はそれぞれ突条3a。
3bを形成し、自然に放置された状態では、その内径は
ピストン2に設けられた係合溝4の内径dよりも小であ
る。
また内縁部の突条3aの幅gは係合溝4の幅fよりも僅
かに小であって、この可撓性の膜板1を引き伸ばして、
ピストン2の係合溝4に挿入するとき、保合溝4内の空
気をその隙間から排除可能とし、容易に係合溝4の底に
嵌入できるようにした。
膜板1の外縁部の突条3bは本体6,7間の断面三角状
の係合溝3に圧入されるので十分押付けられ、この部分
の気密性は良好である。
前記膜板1とピストン2の上側には第1弁室9が、下側
には第2弁室10が各々形成され、ピストン2には弁軸
5が連絡されており、この弁軸5は、その上端の弁座1
1が給排弁12と対向している。
従って、第2弁室10内に作用する指令圧Cによって膜
板1及びピストン2が上下に変位すると、弁軸5は第1
弁室9内を上下動し、弁座11は給排弁12を制御して
、圧縮空気源Pからの圧縮空気を出力[]0からアクチ
ュエータ(図示せず)に供給したり、アクチュエータの
圧縮空気を出力口0、排出口Eを経て排出したりして圧
力制御を行う。
なお、第1弁室9側のピストン2外周端と本体6との間
に形成される距離△tと、第2弁室10側のピストン2
外周端と本体7との間に形成される距離△l′を僅かな
距離としているので、第1弁室9又は第2弁室10に作
用する圧力によって、膜板1がピストン2の係合溝4か
ら抜は出すことがない。
次に、本考案における膜板の作用および効果について説
明する。
膜板1はその内径を引き伸ばして、内縁部をピストン2
の係合溝4に嵌め込むことができ、嵌め込1れた状態で
は膜板1の弾性力が働きピストン2を締め付けてしる。
このとき、内縁部の突条3aの幅gは係合溝4の幅fよ
りも小であるので、係合溝4の底と突条3aとの間の空
気は容易にその隙間より排出され、突条3aをスムーズ
に係合溝4内に押込むことができる。
その後、外縁部を本体6,7の接合部に挿入し、本体を
締め付けて取付ける。
以−Hのように、本考案の膜板は、これを固定するボル
ト等の部品がなくても膜板の弾性力を利用して容易にピ
ストンに結合することができる。
このようにして取付けられた膜板の気密性は、次の理由
により膜板上下の圧力差が小のときでも犬のときでも良
好である。
すなわち、膜板1の上下に形成される第1弁室9と第2
弁室10との圧力差が僅少のときは、前述した膜板1の
内径とピストン2の係合溝4の内径dとの関係により、
膜板1の内縁部の突条3aは第3図の右手図に記載した
矢印の方向で保合溝4の底面に押つけられているので、
この押圧力によって十分気密性が保持される。
また、膜板1の上下の圧力差が相当大きいときは、前記
内縁部の突条3aとピストン2の係合溝4の内径との間
の押付力のほかに、第3図左半図の膜板1上に記載した
矢印のように、膜板1は圧縮空気によって弾性変形され
、本体7むよびピストン2の係合溝4に押圧さへ十分な
気密性保持がなされる。
なむ、膜板1の外縁部の突条3bは側本体6,7の斜面
によって押付けられ、確実に気密性を保持されている。
以上のように本考案の膜板弁によれば、ビストン外周に
係合溝を形成し、第1弁室側のピストン外周端と本体の
内壁との間、第2弁室側のピストン外周端と本体の内壁
との間の各々に僅かな隙間を形成するようにし、ピスト
ンの係合溝の内径よりも膜板の内縁部の内径寸法を僅か
に小さくし、かつ前記係合溝の幅よりも内縁部の突条の
幅を僅かに小さくしているため、膜板の弾性力を有効に
利用して、膜板上下の圧力差が小なるときも、犬なると
きもピストンと膜板との結合部分の気密性を確実に保持
することができ、しかも、膜板の取付け、取外しが簡単
に行なえる。
又、ピストンと膜板とは、従来装置のように固着されて
いないので、ピストンの往復運動による繰返し撓みのた
めに膜板が早期に破損するということがなく、膜板の寿
命が延びるという効果等を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の膜板弁の結合部分を示す概略図、第2図
は本考案の膜板弁の一実施例を示す断面図、第3図はそ
の作用説明図である。 1・・・膜板、2・・・ピストン、3a・・・内縁部の
突条、3b・・・外縁部の突条、4・・・係合溝、6,
7・・・本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体と、該本体内に設けられるピストンと、内縁部が前
    記ピストンに取付けられ外縁部が前記本体に固定される
    中空円状の膜板と、これら膜板とピストンの上側に形成
    され圧縮空気が給排される第1弁室ど、下側に形成され
    圧縮空気が給排される第2弁室とを備えた膜板弁におい
    て、前記ピストンの外周に係合溝を形成し、前記第1弁
    室側のピストン外周端と前記本体の内壁との間、前記第
    2弁室側のピストン外周端と前記本体の内壁との間の各
    々に僅かな隙間を形成し、前記膜板を、内縁部に突条を
    有する弾性材より形成し、前記ピストンの係合溝の内径
    よりも内縁部の内径寸法を僅かに小さくするとともに、
    前記ピストンの係合溝の幅よりも内縁部の突条の幅を僅
    かに小さくし、この膜板を前記ピストンの係合溝に嵌入
    した膜板弁。
JP1977164784U 1977-12-08 1977-12-08 膜板弁 Expired JPS5815735Y2 (ja)

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JP1977164784U JPS5815735Y2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 膜板弁

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JP1977164784U JPS5815735Y2 (ja) 1977-12-08 1977-12-08 膜板弁

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Publication Number Publication Date
JPS5488926U JPS5488926U (ja) 1979-06-23
JPS5815735Y2 true JPS5815735Y2 (ja) 1983-03-30

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JPH0529581Y2 (ja) * 1989-02-27 1993-07-28
SE533456C2 (sv) * 2009-02-05 2010-10-05 Tour & Andersson Ab Ventil försedd med en delta p-funktion och en flödesbegränsningsfunktion

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5274120A (en) * 1975-12-17 1977-06-21 Aisin Seiki Co Ltd Valve device

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JPS5274120A (en) * 1975-12-17 1977-06-21 Aisin Seiki Co Ltd Valve device

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