JPH0236882Y2 - - Google Patents

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JPH0236882Y2
JPH0236882Y2 JP8037584U JP8037584U JPH0236882Y2 JP H0236882 Y2 JPH0236882 Y2 JP H0236882Y2 JP 8037584 U JP8037584 U JP 8037584U JP 8037584 U JP8037584 U JP 8037584U JP H0236882 Y2 JPH0236882 Y2 JP H0236882Y2
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JP
Japan
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valve
optical fiber
exhaust gas
passage
cooling
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JP8037584U
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JPS60194108U (ja
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  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、吸排気弁体等を有する内燃機関に係
り、特に、吸排気弁体によつて開閉制御される吸
排気ガス通路に設けられ上記弁体等の損傷を感知
して通路の気密性を監視する吸排気弁吹き抜け検
知装置に関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 一般に吸排気弁を有する内燃機関では、燃焼室
に外部と連通する吸排ガス通路を形成し、その燃
焼室側通路に形成されたバルブシートに、上記弁
体のバルブフエイスを密着させて燃焼室の気密化
を図つている。
しかし、燃焼室の気密性は、上記各弁体の損傷
と共に損われてしまうため、上記バルブシートと
バルブフエイスとの損傷箇所から上記吸排ガス通
路に吹き抜ける排ガスを感知するために、上記バ
ルブシートとバルブフエイスとの後方に、吸排気
弁吹き抜け検知装置が通路に臨ませて設けられて
いた。この吸排気弁吹き抜け装置は第3図に示す
ように、上記損傷箇所から漏洩する排ガス光を感
知しその光信号を外部に伝達すべく外部より上記
排ガス通路に臨んで挿通された光フアイバ5とそ
の挿通される光フアイバ5の外周を適宜包囲して
上記排ガス通路に挿通された冷却装置8とから構
成されている。上記冷却装置8は、上記光フアイ
バ5の外周部に沿つて適宜間隔のジヤケツト9を
設け、そのジヤケツト9内に仕切管10を設けて
内側通路11と外側通路12を形成すると共に、
ジヤケツトの先端でその内側通路11と外側通路
12とを連通して上記内側通路11から外側通路
12に水等の冷却流体を流して上記光フアイバ5
を冷却させるものである。
しかしながら上記冷却装置8は光フアイバ5を
冷却する上で構造複雑であるばかりか、排ガス通
路に晒された光フアイバ5の先端部13に対して
の冷却は施されていなかつた。また上記先端部1
3が直接排ガスと接触するため、これに排ガス中
に含まれるカーボンが付着成長して光信号伝達が
不能になる欠点を有していた。
[考案の目的] 本考案は上記問題点を解消すべく創案されたも
ので、本考案の目的は、吸排ガス通路を適切に開
閉する弁体の損傷を早期発見すると共に、その信
頼性と耐久性を向上させる吸排気弁吹き抜け検知
装置を提供することにある。
[考案の概要] 本考案は、上記目的を達成すべく弁体のバルブ
フエイスをバルブシートに着座させて適宜吸排気
ガスの通路を開閉制御する内燃機関のバルブ装置
において、上記弁体のバルブフエイスの後方の上
記通路内に漏洩された排ガス光を感知する光フア
イバと、該光フアイバに接続され感知した排ガス
光を変換判断する光検知制御装置と、上記光フア
イバの外周を保護すべく包囲するように設けられ
た冷却管と、該冷却管に接続され冷却流体を上記
冷却管を通じて上記通路内に吹き出させる冷却供
給手段とから構成され、上記光フアイバを上記冷
却管内に挿入した状態で、その冷却管を外部から
上記排ガス通路に臨んで挿通し、その冷却管を通
じて上記通路に流体供給手段より冷却流体を吹き
出させて光フアイバを冷却すると共に、その冷却
流体で常に光フアイバを包囲して排ガス中に含ま
れる付着物を付着させず、安定した光フアイバの
性能を発揮させるものである。
[考案の実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図に示すように、燃焼室15の上端には、
これを閉塞するシリンダヘツド16が設けられて
いる。そのシリンダヘツド16には、燃焼室15
と外部とに連通する吸気または排気ガスの通路3
が形成されている。一方、上記通路3には、シリ
ンダヘツド16上方から弁体1のバルブステム1
7を摺動自在に案内すると共に、その先端部に形
成されたバルブシート18に密着するバルブフエ
イス2が上記通路3の吸気端または排気端と一致
して挿入され、バルブガイド19に沿つてバルブ
ステム17が上下動するとバルブフエイス2とバ
ルブシート18とが密着または離れて、上記吸気
または排気ガス通路3が開閉して、上記燃焼室1
5を密閉または開放するためのバルブ装置4が構
成されている。
上記バルブフエイス2とバルブシート18の後
方側の上記吸気または排気ガスの通路3壁には、
外部からシリンダヘツド16を貫通し、さらに上
記通路3内に臨むように挿通されると共に、上記
バルブフエイス2とバルブシート18との隙間ま
たは欠損部から漏洩する排ガス光を感知して通路
3の外部に伝達するための光フアイバ5が設けら
れている。光フアイバ5の後端部は、光フアイバ
5によつて伝達された光信号を変換判断するため
の光パワーメータ20と制御装置21から成る光
検知制御装置14に接続されている。一方上記吸
気または排気ガスの通路3に挿通された光フアイ
バ5は第2図に示すように後端が光フアイバ5に
よつて閉塞されると共に先端が開放された冷却管
6によつて包囲されており、その冷却管6の後端
部には、冷却管6に冷却流体を供給するための冷
却流体供給管7が設けられている。さらに、その
冷却流体供給管7の後端側には第1図に示す冷却
流体圧を調節する調圧弁22が設けられ、この調
圧弁22を適宜調節して、上記冷却流体供給管7
より冷却管6を通じて上記通路3内に冷却流体を
吹き出させると共に、上記光フアイバ5を冷却流
体で覆うべく構成されている。
以下、本考案の実施例の作用について具体的に
説明する。
燃焼室15を適宜外部と連通させて吸気または
排ガスを吸入或は排出するために、燃焼室15の
上端にはこれを閉塞すると共に、上記吸気または
排ガスの通路3が形成されたシリンダヘツド16
が密着して設けられ、その通路3の吸気端または
排気端にはバルブ装置4が設けられ、そのバルブ
装置4によつて適宜上記通路3が開閉されて燃焼
室15と外部に連絡している。このバルブ装置4
は弁体1のバルブステム17を摺動自在に案内す
ると共に、先端部のバルブシート18に弁体1の
バルブフエイス2を密着させることによつて上記
燃焼室15に連通する外部との通路3を遮断し、
また、上記バルブシート18とバルブフエイス2
とを開放することによつて燃焼室15は通路3を
通じて外部に連絡自在にされている。一方上記バ
ルブフエイス2の後方側通路3内に外部から上記
シリンダヘツド16を貫通し、さらに通路を臨ん
で設けられた光フアイバ5は、バルブフエイス2
より後方の通路3内に漏洩する排ガス光を感知す
ると共に、その感知した光を後方に伝達する。光
フアイバ5の後端部は光パワーメータ20と制御
装置21からなる光検知制御装置14と接続され
ており、その光検知制御装置14によつて光信号
が変換判断され上記弁体1のバルブフエイス2と
バルブシート18との欠損部、或は隙間の有無を
判定されるものである。また、上記光フアイバ5
は後端部を閉塞するように、また先端部が開放さ
れた冷却管6と共に、上記シリンダヘツド16を
貫通し、さらに上記通路3を臨ませて設けられて
いるため、上記冷却管6の後端部に接続された冷
却流体供給管7より冷却流体が供給されると、そ
の冷却流体は、冷却管6を通じて通路3内に吹き
出されることになり、吹き出される冷却流体は上
記光フアイバ5と上記冷却管6との間で同時にそ
れらを冷却し、また、その冷却流体に光フアイバ
5が包囲されたことになり、その結果、光フアイ
バ5の表面に、排ガス中に含まれるカーボン等を
一切寄せつけず、常に鮮明な状態で排ガス光を感
知し、上記光検知制御装置14に伝達されるもの
である。また、上記冷却管6に供給する冷却流体
の流量の調整は、上記冷却流体供給管7に接続さ
れた調圧弁22によつてなされるものである。
[考案の効果] 以上、本考案によれば次の如き優れた効果を発
揮する。
(1) 弁体のバルブフエイスの後方に、外部よりシ
リンダヘツドを貫通し、さらに吸気または排気
ガスの通路に光フアイバを臨ませて挿通したこ
とによつて、バルブフエイス後方の通路内に漏
洩する排ガス光を感知させ、弁体のバルブフエ
イスまたはバルブガイドのバルブシート等の欠
損部の有無確認を容易に早期発見することがで
きる。
(2) 上記光フアイバを冷却管で包囲させて上記通
路に挿入し、その冷却管に冷却供給装置より冷
却流体を冷却供給管を通じて供給し、さらにそ
の冷却流体を冷却管の先端部より通路に吹き出
させるようにしたので、常に冷却流体は光フア
イバと冷却管を同時に冷却保護し、またその冷
却流体で光フアイバを包囲させることによつて
常に光フアイバの表面を鮮明にすることができ
る。
(3) 上記光フアイバを冷却保護する冷却管は構造
簡易であるため、小形化が可能になり、その結
果、上記吸気または排気ガスの通路の取付スペ
ースに影響されず、また吸気、排気抵抗を少な
くすることができる。
(4) 光パワーメータ及び制御装置を機関外部に設
置可能なので、それらを機関から発生する熱や
振動から守ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は内燃機関のシリンダヘツドに設けられ
た本考案の実施例である吸排気弁吹き抜け検知装
置の概略断面図、第2図は第1図の要部詳細図、
第3図は従来の弁体のバルブフエイス後方の通路
に設けられた光フアイバと、その冷却装置を示す
概略断面図である。 図中1は弁体、2はバルブフエイス、3は吸排
気ガスの通路、5は光フアイバ、6は冷却管、7
は冷却流体供給手段、14は光検知制御装置、1
8はバルブシートである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁体のバルブフエイスをバルブシートに着座さ
    せて適宜、吸排気ガスの通路を開閉制御する内燃
    機関のバルブ装置において、上記弁体のバルブフ
    エイスの後方の上記通路内に漏洩された排ガス光
    を感知する光フアイバと、該光フアイバに接続さ
    れ感知した排ガス光を変換判断する光検知制御装
    置と、上記光フアイバの外周を保護すべく包囲す
    るように設けられた冷却管と、該冷却管に接続さ
    れ冷却流体を上記冷却管を通じて上記通路内に吹
    き出させる冷却供給手段とを備えたことを特徴と
    する吸排気弁吹き抜け検知装置。
JP8037584U 1984-06-01 1984-06-01 吸排気弁吹き抜け検知装置 Granted JPS60194108U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8037584U JPS60194108U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 吸排気弁吹き抜け検知装置

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JP8037584U JPS60194108U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 吸排気弁吹き抜け検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60194108U JPS60194108U (ja) 1985-12-24
JPH0236882Y2 true JPH0236882Y2 (ja) 1990-10-05

Family

ID=30626167

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8037584U Granted JPS60194108U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 吸排気弁吹き抜け検知装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9308355B2 (en) 2012-06-01 2016-04-12 Surmodies, Inc. Apparatus and methods for coating medical devices

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9308355B2 (en) 2012-06-01 2016-04-12 Surmodies, Inc. Apparatus and methods for coating medical devices

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JPS60194108U (ja) 1985-12-24

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