JPH0236770Y2 - - Google Patents

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JPH0236770Y2
JPH0236770Y2 JP1983090332U JP9033283U JPH0236770Y2 JP H0236770 Y2 JPH0236770 Y2 JP H0236770Y2 JP 1983090332 U JP1983090332 U JP 1983090332U JP 9033283 U JP9033283 U JP 9033283U JP H0236770 Y2 JPH0236770 Y2 JP H0236770Y2
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JP
Japan
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frame
rod
hydraulic
air cylinder
transmission body
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JP1983090332U
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JPS59195047U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はダンプカー、ミキサー車等を工事中の
トンネル内とか狭い場所で方向転換させるターン
テーブルに関するものである。
(従来の技術) この種ターンテーブルとしては従来、第1図に
示すようなものがあつた。これは、フレームAの
上にダンプカー、ミキサー車等をのせるテーブル
Bを回転自在なるよう設置し、フレームAとテー
ブルBとの間に回転用ローラCを設け、テーブル
B内にブレーキ付モータDとウオム減速機Eとを
内臓し、減速機Eに連結してあるギヤFとフレー
ムAから上方に円周状に突出させたピンGとを噛
合させたものである。そしてこれは、ブレーキ付
モータDを回転させるとウオム減速機Eを介して
ギヤFが減速回転し、これによりギヤFがピンG
に沿つて公転してテーブルBが360゜回転するよう
にしたものである。
このターンテーブルはピンラツク方式であるた
め、例えば、フレームAの設置場所が凹凸してい
るためにフレームAが多少歪んだり、ねじれたり
してもギヤFとピンGとの噛合が外れにくいとい
う特徴がある。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前記ターンテーブルは設置場所の凹凸
が著しい場合には噛合が不十分になつたり、外れ
たりすることがないとは限らない。噛合が不十分
になるとテーブル2が円滑に回転しにくゝなり、
フレームAが歪んだりねじれたりするとテーブル
2が回転しなくなることがある。
又、ブレーキ付モータD、ウオム減速機Eを使
用し、しかもピンラツク方式にしてあるため構成
部材が多くなり、そのため構造が複雑化したりコ
スト高になるとか、故障が多いとか保守点検が面
倒になるといつた各種難点もある。
更に、この種ターンテーブルは10〜数10tもの
重量の大きいダンプカーやミキサー車等を載せて
回転させるものであるため、ねじれに強いフレー
ムが必要とされる。特にピンラツク方式のもので
はフレームAがねじれるとギヤFとピンGとの噛
合が不十分になつたり、両者の噛合が外れたりす
ることがあるため、特にねじれに強いフレームが
要求される。
しかし、ねじれに強いフレームにするためには
フレーム材を肉厚にしなければならないため、重
量が重くなると共にコスト高になるという難点が
あり、また重量が重くなるとトンネル内への持運
びや移動等の取扱いが面倒になるという難点もあ
つた。
(考案の目的) 本考案の目的は前記各種難点を解消し、簡潔な
構造で、しかも確実に回転するターンテーブルを
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案のターンテーブルは第2図、第3図のよ
うに、少なくともフレーム1と、フレーム1の上
に回転軸16により回転自在に設けられたテーブ
ル2と、テーブル2がスムースに回転するように
フレーム1とテーブル2との間に設けられた回転
用ローラ3と、ロツド81が直線的に伸縮し且つ
ケーシングのロツド側端部5aがフレーム1に水
平方向に揺動可能に取付けられた油圧又はエアー
シリンダ51と、ロツド82が直線的に伸縮し且つ
ケーシングのロツド側端部5bがテーブル2に水
平方向に揺動可能に取付けられた油圧又はエアー
シリンダ52と、それらのロツド81,82の伸縮
による直線運動を回転運動に変えてテーブル2を
回転させる伝達体6とから構成され、同伝達体6
はその支点部分6aが前記フレーム1とテーブル
2との間に前記回転軸16により回転自在に設け
られ、同伝達体6の第1の連結部18がフレーム
1に取付けられた油圧又はエアシリンダ5のロツ
ド81に連結され、第2の連結部21がテーブル
2に取付けられた油圧又はエアシリンダ52のロ
ツド82に連結されて、同伝達体6が前記シリン
ダー51,52の直線運動により前記回転軸16を
中心にして回転するようにしたものである。
(作用) 第2図イ,ロの様に構成されている本考案のテ
ーブル2を回転させるには、第3図イに示すよう
に、テーブル2に固定されている油圧又はエアー
シリンダ52のロツド82を伸ばしておき、フレー
ム1に固定してある油圧又はエアーシリンダ51
のロツド81を縮めておく。この状態で前記油圧
又はエアーシリンダ51のロツド81を伸ばすと伝
達体6の第1の連結部18が第3図ロの右方向に
押されて回転軸16を支点として同図ロの左方向
に90゜回転する。これによりテーブル2も90゜回転
する。
次にこの状態で前記油圧又はエアーシリンダ5
のロツド82を収縮させれば、伝達体6がそれ以
上回転できないため、油圧又はエアーシリンダ5
が固定されているテーブル2が第3図ハのよう
に更に90゜回転し、同テーブル2が第3図イの状
態から180゜回転する。
従つてテーブル2に車両を載せておけば、油圧
又はエアーシリンダ51のロツド81、油圧又はエ
アーシリンダ52のロツド82を伸縮させるだけで
テーブル2が回転してその上の車両を方向転換さ
せることができる。
(実施例) 第2図、第3図は本考案のターンテーブルの一
実施例である。
第2図、第3図において1はフレーム、2はテ
ーブルである。このテーブル2はそれに固定され
ている回転軸16を、フレーム1の取付部9に回
転自在なるように取付て回転自在としてある。
第2図の3は回転用ローラであり、これは前記
回転軸16の外周に一定間隔でリング状に配列さ
れ、更にその外側にも一定間隔でリング状に配列
されている。これらの回転用ローラ3は第2図ロ
のようにフレーム1の上方へ突出させてテーブル
2の下面を支持するようにしてあり、これにより
テーブル2の回転がスムースになるようにしてあ
る。
第2図、第3図の4は前傾させた案内通路であ
り、これは車両が乗り降りするためのものであ
る。
第2図、第3図の6は油圧又はエアーシリンダ
の直線運動を回転運動に変えてテーブル2を回転
させる伝達体である。この伝達体6は第2図イに
明示されているように三角形の板状であり、その
一つの角部(支点部分)が同図ロに明示されてい
るように回転軸16によりフレーム1とテーブル
2との間に取付けられて、同回転軸16を支軸と
して回動自在なるようにしてある。
第2図、第3図の51,52は直線方向に伸縮す
る油圧又はエアーシリンダである。
この油圧又はエアーシリンダ51,52のうち一
方の油圧又はエアーシリンダ51は、そのケーシ
ングのロツド側先端部5aを、例えばトラニオン
30を介して水平方向に揺動可能なるようにフレ
ーム1に固定すると共に、そのロツド81の先端
17を前記伝達体6の第1の連結部18に回転自
在なるように連結してある。
他方の油圧又はエアーシリンダ52はそのケー
シングのロツド側先端部5bを、例えばトラニオ
ン31を介して水平方向に揺動可能なるようにテ
ーブル2の裏面19に固定すると共にそのロツド
2の先端20を前記伝達体6の第1の連結部2
1に回転自在なるように連結してある。これによ
り、油圧又はエアーシリンダ51,52のロツド8
,82が伸縮すると、その直線運動により前記伝
達体6が回転軸16を中心に回転して、同直線運
動が回転運動に変換されるようにしてある。
(考案の効果) 本考案のターンテーブルは次のような効果があ
る。
油圧又はエアーシリンダ51,52のロツド8
,82の伸縮運動を、伝達体6を介してテーブ
ル2に伝達して同テーブル2を回転させるもの
であるため、構造が極めて簡潔であり、製作、
取扱いが容易である。
構造が簡潔であるため、構成部材の数も少な
く、従つて故障も少なく、保守管理も容易とな
る。更には軽量になるため移動、運搬等の取扱
いも容易になり、しかも低廉なものとなる。
設置場所が凹凸していたり、フレーム1が多
少ねじれたり、歪んだりしてもテーブル2が円
滑に回転するため、工事中のトンネル内のよう
に地面が凹凸している場所に設置するのに適す
る。
フレーム1が多少ねじれたり、歪んだりして
もテーブル2が円滑に回転するためフレーム1
を肉厚材で形成する必要がなく、従つてターン
テーブル全体の重量がより一層軽くなり、トン
ネル内への持運びやトンネル内での移動がより
一層容易になる。また軽量にできる分だけコス
トが低減し、価格もより一層低廉になる。
テーブル2を回転させるのにチエーンを使用
しないので、チエーンの伸びが発生せず、チエ
ーンの長さ調整が不要であるため、メンテナン
スも容易である。
テーブル2の回転機構にギアが使用されない
ため、大トルク伝達用ギア及びギアボツクスが
不要であり、安価なものとなる。
油圧又はエアーシリンダ51,52のケーシン
グのロツド側端部5a,5bが、夫々フレーム
1、テーブル2に水平方向に揺動可能となるよ
うに取付けられているので、夫々のロツド81
2のストロークエンドの伸び時に座屈が発生
しない。
全体の回転機構が油圧又はエアーシリンダ5
,52、伝達体6等の大型部品を主体とした単
純構造であるため、ターンテーブル内に泥水が
入つても機能上のトラブルが発生しにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図イは従来のターンテーブルの平面概略説
明図、同図ロは縦断概略側面図、第2図イは本考
案に係るターンテーブルの平面概略説明図、同図
ロは同ターンテーブルの縦断概略側面図、第3図
イは同ターンテーブルのテーブルを回転する前の
平面概略説明図、同図ロはテーブルを90゜回した
状態の平面概略説明図、同図ハはテーブルを180゜
回転した状態の平面概略説明図、同図ニは第3図
イの2−2断面概略図である。 1はフレーム、2はテーブル、3は回転用ロー
ラ、6は伝達体、51,52は油圧又はエアーシリ
ンダ、5a,5bはケーシングのロツド側端部、
1,82はロツド、16は回転軸、18は第1の
連結部、21は第2の連結部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくともフレーム1と、フレーム1の上に
    回転軸16により回転自在に設けられたテーブ
    ル2と、テーブル2がスムースに回転するよう
    にフレーム1とテーブル2との間に設けられた
    回転用ローラ3と、ロツド81が直線的に伸縮
    し且つケーシングのロツド側端部5aがフレー
    ム1に水平方向に揺動可能に取付けられた油圧
    又はエアーシリンダ51と、ロツド82が直線的
    に伸縮し且つケーシングのロツド側端部5bが
    テーブル2に水平方向に揺動可能に取付けられ
    た油圧又はエアーシリンダ52と、それらのロ
    ツド81,82の伸縮による直線運動を回転運動
    に変えてテーブル2を回転させる伝達体6とか
    ら構成され、同伝達体6はその支点部分6aが
    前記フレーム1とテーブル2との間に前記回転
    軸16により回転自在に設けられ、同伝達体6
    の第1の連結部18がフレーム1に取付けられ
    た油圧又はエアシリンダ51のロツド81に連結
    され、第2の連結部21がテーブル2に取付け
    られた油圧又はエアシリンダ52のロツド82
    連結されて、同伝達体6が前記シリンダー51
    2の直線運動により前記回転軸16を中心に
    して回転するようにしたことを特徴とするター
    ンテーブル。 (2) 前記テーブル2が180゜回転するようにしたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のターンテーブル。
JP9033283U 1983-06-13 1983-06-13 タ−ンテ−ブル Granted JPS59195047U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9033283U JPS59195047U (ja) 1983-06-13 1983-06-13 タ−ンテ−ブル

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JP9033283U JPS59195047U (ja) 1983-06-13 1983-06-13 タ−ンテ−ブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59195047U JPS59195047U (ja) 1984-12-25
JPH0236770Y2 true JPH0236770Y2 (ja) 1990-10-05

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JP9033283U Granted JPS59195047U (ja) 1983-06-13 1983-06-13 タ−ンテ−ブル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57148571U (ja) * 1981-03-13 1982-09-18

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JPS59195047U (ja) 1984-12-25

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