JPH0236663Y2 - - Google Patents

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JPH0236663Y2
JPH0236663Y2 JP18850585U JP18850585U JPH0236663Y2 JP H0236663 Y2 JPH0236663 Y2 JP H0236663Y2 JP 18850585 U JP18850585 U JP 18850585U JP 18850585 U JP18850585 U JP 18850585U JP H0236663 Y2 JPH0236663 Y2 JP H0236663Y2
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JP
Japan
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pilot hole
guide pin
workpiece
circular arc
radius
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JP18850585U
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JPS6295839U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、磁気記録に用いるヘツド支持板で
あるジンバルの如き50μm〜100μmの極薄板の高
精度加工において被加工材の加工位置を正確に位
置決めできるパイロツトホール構造に関する。
従来薄板の高精度加工においては打抜折り曲げ
等の各工程を多段階で行なう所謂プログレツシン
グ加工が行なわれるのが普通であり、従つて被加
工材はその段階毎にパイロツトホールによつて位
置定めがされている。
而して従来のパイロツトホールは打抜き又はエ
ツチングによつて穿設されるがいずれの方法にお
いても穴の寸法精度は±10μの誤差を伴なう。
然るに最近の製品精度は±5μ又はそれ以下の
精度を要求されていて従来のパイロツトホールで
は実現不能である。
本案は被加工材の弾性を利用して正確な位置定
めができるパイロツトホール構造を提供するもの
である。
即ち被加工材である極薄板に設けるパイロツト
ホールを案内ピン円柱部の半径を有する円弧部と
これよりも半径の小さい円に接する直線又は大曲
率円弧でなる案内ピン当接部を中心対称に3〜4
箇所設けて形成すると共に前記当接部の外周部に
近接して逃げ穴を穿設したものであつて、案内ピ
ンが変形穴に挿入された際、案内ピンの円柱部側
面により前記当接部が拡張されて真円となつて正
確な位置定めを行ない、所定の加工後に案内ピン
を抜脱すると再び元形状に復帰して次の工程に備
えるようにしたものである。
本案を図について説明する。
1は被加工材の極薄板であつて実際のものはプ
ログレツシング加工のため帯状に形成されてお
り、被加工部2を除く部分に所定間隔で多数のパ
イロツトホール3がエツチング又はプレス加工に
よつて穿設されている。
本案の変形パイロツトホールは、挿入される案
内ピンの半径と等しい円弧部3aと中心対称の4
ケ所に形成した直線当接部3bが連接されて形成
されている。
更に直線当接部3bの外側には夫々変形逃げ穴
4が形成されている。
このような変形パイロツトホールを穿設された
被加工材は所定の加工位置に移送される都度案内
ピン5が下降して位置定めが行なわれる。
案内ピン5が挿入されると当接部3bはピンの
テーパ部6に当つて位置を矯正されると共にその
後ピンの側面5aによつて拡張され、第2図に示
す状態になつて、中心及び定位置を正確に規定す
る。
この状態で所定の加工が施されてピンが抜かれ
ると第3図のように復元して元の変形穴となる。
本案においてはパイロツトホールと案内ピンと
の間に間隙がないから高精度の位置定めが可能で
ある上、仮令長期間使用して案内ピンの直径が変
化してもこれによつて精度が低下するというおそ
れもなく常に高精度の加工を保償することができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案構造の一部拡大平面図、第2図
イ,ロは、案内ピン挿入時の拡大平面図及び仝縦
断側面図、第3図イ,ロは、案内ピン抜出時の復
元状態を示す平面図及び縦断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状被加工材の被加工部を除く部面に設けられ
    る位置決め用パイロツトホールであつて、該パイ
    ロツトホールの円弧部に連接して該円弧の半径よ
    り小さい半径の円に接する直線又は大曲率円弧で
    なる案内ピン当接部が中心対称に少なくとも3箇
    所設けられて形成されると共に前記当接部の夫々
    の外周部に近接して変形用逃げ穴が形成されてな
    るパイロツトホール構造。
JP18850585U 1985-12-09 1985-12-09 Expired JPH0236663Y2 (ja)

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JP18850585U JPH0236663Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

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Publication Number Publication Date
JPS6295839U JPS6295839U (ja) 1987-06-18
JPH0236663Y2 true JPH0236663Y2 (ja) 1990-10-04

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