JPH0236498Y2 - - Google Patents

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JPH0236498Y2
JPH0236498Y2 JP8457483U JP8457483U JPH0236498Y2 JP H0236498 Y2 JPH0236498 Y2 JP H0236498Y2 JP 8457483 U JP8457483 U JP 8457483U JP 8457483 U JP8457483 U JP 8457483U JP H0236498 Y2 JPH0236498 Y2 JP H0236498Y2
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pulse
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voltage generation
stage
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JP8457483U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、歯ずい診断器に関し、更に詳しく
は歯牙に対しプローブを接触させるに伴ない自動
的に電気的刺激信号を印加し且つその刺激量を漸
増させることより、プローブを歯から離した時点
に対応する刺激量の強さから歯ずいを診断するも
のに関する。
この種の歯ずい診断器は第2図に示す如くプロ
ーブと歯牙との接触を検知する信号S1を用い、こ
の接触検出信号に対応して経時的にステツプを踏
んで漸増する信号S2を発生させ、且つ該信号S2
ら信号S2のような一定数のパルス信号(パルスパ
ースト)を作成し、これをパルストランスを用い
高電圧の刺激パルスS4に高めて歯牙に印加させる
ものであつた。ところで、このパルストランスを
用いた従来方式のものにあつては、信号S2とS4
比較から明らかなように実際に歯牙に印加される
電気刺激としての高電圧パルスS4は信号S2の立下
りに同期して立上り、しかる後減衰するパルスで
あるが故に、表示手段により表示する電気刺激の
強さ(量)と、実際に歯牙に加えられた電気刺激
の強さ(量)とが正確に対応しにくい。何故な
ら、電気刺激はパルス電圧(実効値)と印加時間
から求められるが、信号S4においてはピーク値が
不正確でどこのレベルを印加電圧として考えれば
よいのか、どこまでを印加時間とすればよいの
か、判定基準が一定せず、一般に基準電圧側、即
ち信号S2をもつて電気刺激の強さを表わす従来方
式では、実際の印加電気刺激量との間に差を生じ
る。従つて、歯ずいの良否判定も正確なものにな
らない。
この考案はかかる点に鑑みなされたもので、第
2図の信号S6に示す如く制御パルス信号S5に対応
する矩形波のパルス信号を歯牙に対し電気刺激と
して加える歯ずい診断器の提供を目的とする。
即ち、この考案は歯牙に対するプローブの接触
をもつて該歯牙に刺激信号を印加するものにおい
て、接触検出段と、この接触検出信号によつて作
動する高電圧発生段と、この高電圧発生段に経時
的にステツプアツプする基準電圧を入力する基準
電圧発生段と、上記刺激信号を作成する印加パル
ス作成段とを含み、上記高電圧発生段が商用電源
を直流化した電圧を上記基準電圧に比例して高め
る定倍直流電圧発生回路を有し、また印加パルス
作成段がこれに入力される制御パルスに従い定倍
直流電圧から矩形波の印加パルスを作成するトラ
ンジスタ・スイツチング回路であり、この印加パ
ルスを電気刺激に用いるようにした歯ずい診断器
であることを特徴とする。
かく構成されたものにあつては、高電圧発生段
において定倍直流電圧発生回路を用い、商用電源
を直流化した電圧を基にしてこれの定倍電圧まで
定め、この定倍電圧をトランジスタ・トランジス
タ回路でパルスの幅と高さの明確な矩形波のパル
ス信号に置換して歯牙に印加するので、歯牙に実
際に印加される電気刺激量(矩形波パルス)の電
圧値と印加時間が明確であり、これを適当な表示
手段で表示するならば、その表示値と実際の印加
値とが正確に対応し、ために適正な歯ずい診断を
施こすことができるのである。
しかも、パルス波高(電圧)、パルス幅(時間)
の設定が自由に行なえ、電気刺激量の制御が簡単
であると共に、パルス波高とパルス幅の設定を個
別にできるので、使用上の便利がある。
以下、この考案の望ましい実施例回路を第1図
を用いて説明する。
この回路は、高電圧発生段と、印加パルス作
成段と、接触段と、接触検出段と、基準電
圧発生段と、マイクロコンピユーターよりなる
制御パルス発生段を備えてる。
高電圧発生段は商用電源を入力とし、基準電
圧発生段で作成する基準電圧の定数倍の電圧を
発生するように構成されており、トランスTの二
次側に発生する交流電圧を倍電圧整流回路1によ
つて直流の高電圧に変換し、この直流電圧中のリ
プル(電源周波数の2倍の周波数のリプル)をロ
ーパス・フイルタ2で除去したのち、トランジス
タQ1のベースに加え、出力電圧制御用の電源と
する。一方、オペアンプOP1は、基準電圧発生段
からの経時的にステツプアツプする基準電圧S2
と、トランジスタQ1の出力電圧を抵抗R1,R2
分圧した電圧とを比較し、フイードバツクするこ
とで基準電圧の(R1+R2)/R2倍となる電圧直
流を印加パルス作成段に入力する。つまり定倍
直流電圧発生回路3を含んでいる。
印加パルス作成段は高電圧発生段で作成し
た電圧直流をスイツチング作用によつて矩形の印
加パルス電圧とするもので、次の如き動作をす
る。トランジスタQ2のベースにつながる制御パ
ルス入力端子4にマイクロコンピユーターよりな
る制御パルス発生段より制御パルスS5が入力さ
れず、0Vに保たれているとすると、トランジス
タQ2はオン、これに従いトランジスタQ2もオン
となり、このトランジスタQ2のエミツタ・コレ
クタ間電圧はほぼ0Vとなつている。この状態か
ら制御パルス入力端子4に制御パルス入力S5を入
力してトランジスタQ2のエミツタと同電位にす
ると、トランジスタQ2,Q3は共にオフとなり、
トランジスタQ3のエミツタ・コレクタ間には抵
抗R3を介し、高電圧発生段からの出力電圧が
かかる。この電圧はコンデンサC1、FETトラン
ジスタQ4を通しプローブ5に導かれ、抵抗R4
介して歯牙6に加えられる。C1は直流カツト用
である。更に、この状態から制御パルス入力端子
4を0Vに落とすと、トランジスタQ2,Q3のオフ
故にプローブへの電圧供給が絶たれる。従つて、
制御パルス入力端子4の電圧制御により矩形の印
加パルス電圧がプローブ5側、つまり接触段に
送られることが分かる。この時の印加パルスの幅
は、制御パルス入力端子4に加えられる制御パル
スの幅で決定されることは自明であり、印加パル
スの高さ(電圧)は高電圧発生段で発生する電
圧によつて決定される。そして、この高電圧は基
準電圧の定数倍であるので、結局印加パルスの高
さは基準電圧で決定される。
基準電圧発生段は、高電圧発生段Iの出力電
圧を制御するための基準電圧を発生する。即ち、
D/AコンバータDACにはBitφ〜Bit7にマイク
ロコンピユータより8ビツトのバイナリー信号が
与えられ、オペアンプOP2、抵抗R5〜R8、コン
デンサC2,C3と共に設定電圧を発生する。R9
C4はD/Aコンバータの出力電圧のグリツヂを
除くためのローパス・フイルタである。
接触検出部は、プローブ5の先端が歯牙6に
接触したことを検出し、これを制御パルス発生段
のマイクロコンピユーターに知らせ、該コンピ
ユータの判判断によつて測定を自動的にスタート
させる。なお、,,等は周知の技術で適宜
構成されている。はその一例である。
更に、マイクロコンピユーターよりなる制御パ
ルス発生段は接触検出段の出力に基づき、基
準電圧発生段に前述の8ビツト・バイナリー信
号を与え、この発生段から高電圧発生段に送
る基準電圧S2を経時的にステツプを踏んで高めて
ゆくものであり、更に制御パルス入力端子4に制
御パルスS5を加える。
従つて、第1図回路を商用電源に投入した状態
よりプローブ5を歯牙6に接触させるならば、プ
ローブ5に流れる電流で接触検出段が作動し、
接触検出出力端子7に接触検出信号S1が表われ、
マイクロコンピユーターよりなる制御パルス発生
段が作動し、基準電圧発生段から高電圧発生
段に基準電圧が送られて、電圧直流が発生さ
れ、一方制御パルス入力端子4に制御パルスS5
加わることで、矩形波の印加パルスS6が歯牙6に
加えられる。患者が痛みを発せず、プローブ5を
該歯牙6に接触させた状態を保つならば、高電圧
発生段に送られる基準電圧が一定時間毎にステ
ツプ上昇し、故に印加パルスの高さ、つまり電気
刺激の強さが漸増する。そして患者が痛みを発し
た時点でプローブ5を歯牙6から離すに伴ない第
1図回路の動作は停止し、その時の電気刺激の量
を適当な表示手段で表示させれば、その表示値よ
り歯ずいの診断器ができるに至る。
この考案は以上のように良好に所期の目的を達
するに至つた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す電気回路
図、第2図はこの考案と従来例との比較に用いる
信号波形図である。 符号の説明、……高電圧発生段、……印加
パルス作成段、……接触検出段、……基準電
圧発生段、3……定倍直流電圧発生回路、5……
プローブ、6……歯牙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 歯牙に対するプローブの接触をもつて該歯牙に
    電気刺激を加えるものにおいて、接触検出段と、
    この接触検出信号によつて作動する高電圧発生段
    と、この高電圧発生段に経時的にステツプアツプ
    する基準電圧を入力する基準電圧発生段と、上記
    刺激信号を作成する印加パルス作成段とを含み、
    上記高電圧発生段が商用電源を直流化した電圧を
    上記基準電圧に比例して高める定倍直流電圧発生
    回路を有し、また印加パルス作成段がこれに入力
    される制御パルスに従い定倍直流電圧から矩形波
    の印加パルスを作成するトランジスタ・スイツチ
    ング回路であり、この印加パルスを電気刺激に用
    いるようにしたことを特徴とする歯ずい診断器。
JP8457483U 1983-06-02 1983-06-02 歯ずい診断器 Granted JPS59188406U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8457483U JPS59188406U (ja) 1983-06-02 1983-06-02 歯ずい診断器

Applications Claiming Priority (1)

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JP8457483U JPS59188406U (ja) 1983-06-02 1983-06-02 歯ずい診断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59188406U JPS59188406U (ja) 1984-12-14
JPH0236498Y2 true JPH0236498Y2 (ja) 1990-10-04

Family

ID=30214529

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JP8457483U Granted JPS59188406U (ja) 1983-06-02 1983-06-02 歯ずい診断器

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JPS59188406U (ja) 1984-12-14

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