JPH0236207B2 - - Google Patents

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JPH0236207B2
JPH0236207B2 JP58118792A JP11879283A JPH0236207B2 JP H0236207 B2 JPH0236207 B2 JP H0236207B2 JP 58118792 A JP58118792 A JP 58118792A JP 11879283 A JP11879283 A JP 11879283A JP H0236207 B2 JPH0236207 B2 JP H0236207B2
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JP
Japan
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light
plant cultivation
sunlight
light source
fluorescent lamp
Prior art date
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JP58118792A
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English (en)
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JPS609422A (ja
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Takashi Mori
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  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、植物の栽培装置、より詳細には、収
集した直達太陽光と天空光に相当する人工光とを
効果的に組み合わせて植物の成長に最も適した光
エネルギーを供給し得るようにした植物栽培装置
に関する。
従来装置 植物を効果的に育成するには、適度の養分、
光、水、炭酸ガス、温度、湿度等を必要とする
が、これらを全て満足させようとすることは困難
である。また、植物の育成にはその成育の母体と
なる地盤を必要とするが、大都会等においては、
この植物成育の母体となる栽培空間例えば土地を
手に入れることは容易でなく、特に、植物の成育
に必要な陽の当る土地を確保することは至難の業
である。このような問題を解決するために、本出
願人は、先に、太陽光をレンズ等によつて集束し
て光導体内に導入し、該光導体を通して任意所望
の場所に設置された植物栽培装置に導いて植物に
光エネルギーを供給することについて提案した。
第1図は、本出願人が先に提案した太陽光収集
装置の一例を説明するための全体斜視図で、図
中、1は筒状の基体部、2は透明体のドーム状頭
部を示し、これらによつて太陽光収集装置用のカ
プセル3を構成し、使用状態においては、該カプ
セル内に図示のように太陽光収集装置10が収容
されている。この太陽光収集装置10は、太陽光
を集束するための多数枚(例えば、7枚、19枚)
のレンズ11、太陽の方向を検出するための太陽
光方向センサ12、これらを一体的に保持する支
持枠体13、該支持枠体13を回動するための第
1の回転軸14、該第1の回転軸14を回転する
第1のモータ15、前記レンズ11及至モータ1
5を支持する支持腕16、及び前記第1の回転軸
14と直交するよう配設された第2の回転軸1
7、該第2の回転軸17を回転する第2のモータ
(図示せず)等を有し、前記太陽光方向センサ1
2によつて太陽の方向を検出し、その検出信号に
よつてレンズ11が常に太陽の方向を向くよう前
記第1及び第2のモータを制御し、レンズ11に
よつて集束された太陽光を該レンズの焦点位置に
その受光端が配設された図示しない光導体ケーブ
ル等に導入し、該光導体ケーブルを通して植物栽
培装置に伝達し、該植物栽培装置内の植物の育成
に使用するようにしている。しかしながら、上述
のごとくして光導体内を伝搬されてくる光は、直
接太陽光成分のみで天空光(間接太陽光)成分は
含まれていない。而して、植物の成長には、当該
植物の基礎力を保持するのに必要な天空光成分
と、該植物が発芽し、開花し、結果し、更には、
結果した果実が成長、成熟するのに必要な直達太
陽光成分(強い光)を必要とする。すなわち、植
物は与えられた光エネルギーを利用して光合成を
行い、この光合成によつて生成された養分を幹、
果実等に転送するようにしているが、この転送は
光が与えられず、温度が低く、酸素があつた方が
効果的に行われる。このように、植物は光合成を
行つて養分を得ているが、この光合成は光化学反
応を行う明反応と化学反応を行う暗反応とから成
つており、光合成を効果的に行うには明反応期間
中には強力な光を与え、暗反応期間中には光を弱
くするとよい。
目 的 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、特に前述のをとき太陽光収集装置によつ
て収集された直達太陽光成分の光と、人工光源か
らの天空光成分に対応した光とを効果的に組み合
わせて植物に供給するようにし、もつて、任意所
望の箇所へ設置することができ、しかも植物の育
成をより効果的に行い得るようにした植物栽培装
置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
構 成 第2図は、本発明による植物栽培部の正面構成
図、第3図は平面構成図で、図中、100は例え
ば蛍光灯から成る人工光源装置、200は第1図
に示した太陽光収集装置によつて収集された太陽
光が伝送されてくる光導体ケーブル、300は植
物栽培床で、該植物栽培床300には植物Pが植
えられている。従つて、植物Pには人工光源10
0からの光と光導体ケーブル200を通して伝送
されてきた光とが供給されるが、該光導体ケーブ
ル200を通して伝送されてくる光は直達太陽光
成分のみで間接太陽光成分が含まれていないの
で、この間接太陽光の不足分が人工光源100に
よつて補償される。而して、光合成は高エネルギ
ーの光によつて行われ、その光反応は瞬間的に行
われるものであり、この光反応によつて生成され
た養分は当該植物の幹、果実等に転送されるが、
該光合成は、高エネルギーの光を瞬間的に印加し
た方が効果的であることは前述の通りであり、そ
のため、本発明においては、光導体ケーブル20
0を通して伝送されてくる直達光の照射を変化さ
せるように構成されており、具体的には、図示の
ように、光導体ケーブルの出光端を矢印A方向に
移動するように構成している。このようにする
と、植物には直達太陽光に相当する光と間接太陽
光に相当する光が供給され、しかも、直達太陽光
に相当する強力な光が当る植物の部分は、前方の
葉の陰になる等して前記出光端の移動に伴つて
時々刻々変化していくので、該強力な光が植物の
一箇所に固定して照射されるようなことはなく、
植物の生育をより効果的に行うことができる。な
お、その際、人工光源として蛍光灯を使用すると
より効果的であり、特に、蛍光灯として長軸管の
蛍光灯100を第3図に示すように平行に配設す
るとともに、該蛍光灯に平行に光導体ケーブル2
00を移動するようにすると、光導体ケーブル2
00から放出される光を蛍光灯100から放出さ
れる光に関係なく供給することができる。特に、
光導体ケーブル200を通して伝搬されてくる光
はクールな光であるので、該光導体ケーブルの出
光端を植物に接近させることができ、従つて、光
導体ケーブルを通して伝搬されてくる光の強弱に
応じて、或いは、植物の成長度合に応じて光導体
ケーブル200の出光端を上下方向に移動させ、
例えば、太陽光が弱い日の出、日の入り時におい
ては光導体ケーブルの出光端を植物に接近させる
等して植物をより効果的に光合成させることがで
きる。
効 果 以上の説明から明らかなように、本発明による
と、太陽光及び人工光を効果的に利用して、か
つ、日陰、ビルの地下室等の陽の当らない場所に
おいても植物を効果的に育成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明において使用される太陽光収
集装置の一例を説明するための全体斜視図、第2
図は、本発明において使用する植物栽培床部の一
例を説明するための正面構成図、第3図は、平面
構成図である。 10……太陽光収集装置、100……人工光
源、200……光導体ケーブル、300……植物
栽培床。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 太陽光を集束して光導体内に導入するための
    太陽光収集装置と、植物栽培床の上方に配設され
    た光源装置とを有し、該光源装置は人工光源と前
    記光導体の出光端を光源とする太陽光光源とから
    成り、前記人工光源は前記植物栽培床の上方に固
    定して配設され、前記光導体の出光端が移動可能
    に配設されていることを特徴とする植物栽培装
    置。 2 前記人工光源が蛍光灯であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の植物栽培装置。 3 前記蛍光灯が長軸の蛍光灯であり、該長軸の
    蛍光灯が並列に配列され、各蛍光灯間において前
    記光導体の出光端が前記蛍光灯と平行に移動可能
    に配設されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項に記載の植物栽培装置。 4 前記光導体の出光端が上下方向に移動可能に
    配設されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項に記載の植物栽培装置。
JP11879283A 1983-06-30 1983-06-30 植物栽培装置 Granted JPS609422A (ja)

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JPS609422A JPS609422A (ja) 1985-01-18
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07288424A (ja) * 1993-05-29 1995-10-31 R C S:Kk 漏洩アンテナ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6229915A (ja) * 1985-07-31 1987-02-07 森 敬 宇宙船内における植物栽培装置
JPH0647032B2 (ja) * 1988-12-21 1994-06-22 緑営建設株式会社 補光装置を設置したゴルフ場グリーン

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5863330A (ja) * 1981-10-14 1983-04-15 株式会社愛知電機工作所 電照栽培における光源照射方法

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JPS609422A (ja) 1985-01-18

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