JPH0236124A - 抗ウイルス剤 - Google Patents

抗ウイルス剤

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Publication number
JPH0236124A
JPH0236124A JP63184539A JP18453988A JPH0236124A JP H0236124 A JPH0236124 A JP H0236124A JP 63184539 A JP63184539 A JP 63184539A JP 18453988 A JP18453988 A JP 18453988A JP H0236124 A JPH0236124 A JP H0236124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panax
component
ginseng
medicated
antiviral agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63184539A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Yonezawa
米澤 司郎
Noboru Ueha
上羽 昇
Satoru Muramatsu
村松 了
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAJIRUSHI JOZO KK
Osaka Prefecture
Eneos Corp
Original Assignee
YAMAJIRUSHI JOZO KK
Nippon Mining Co Ltd
Osaka Prefecture
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMAJIRUSHI JOZO KK, Nippon Mining Co Ltd, Osaka Prefecture filed Critical YAMAJIRUSHI JOZO KK
Priority to JP63184539A priority Critical patent/JPH0236124A/ja
Publication of JPH0236124A publication Critical patent/JPH0236124A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は薬用エンジンから得られる抗ウィルス剤、特に
は日本脳炎ウィルスに有効に作用する抗ウィルス剤に関
する。
〔従来の技術〕
オタネエンジン(Panax ginseng C,A
、 Meyer)。
チクセツエンジン(Panax japonicus 
C,A、 Meyer)、アメリカエンジン(Pana
x quinquefolium Linne)、三七
エンジン(Panax notoginsang F、
 )1. Chen)等の薬用エンジンの根は、古来よ
り、有用漢方薬として広く利用され、強壮、長生、鎮静
、興奮、利尿作用等の薬効が知られている。
また、薬用エンジン中の成分についての薬理作用は、サ
ポニン成分について、抗糖尿病作用(特開昭55−12
2721号公報)、抗腫瘍作用(特開昭54−8901
2号公報)が、また多糖成分について、生体防御能亢進
作用(特開昭61−18722号公報)を有することが
知らている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、薬用エンジンに含まれている糖タンパク
成分についてはほとんど研究がなされていない。
薬用エンジン中の糖タンパクに新たな薬効が見出されれ
ば、すぐれた薬が提供できることになるのである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上記現状に鑑み、鋭意研究を進めた結果、
薬用エンジン中の糖タンパク成分に抗ウィルス作用を有
するものがあることを見出した。
薬用エンジン中の糖タンパク成分の抗ウィルス作用は新
たな知見であり、本発明は副作用が極めて少ないと考え
られる新規抗ウィルス剤を提供するものである。
本発明は、薬用エンジンの抽出物であって、平均分子量
が3 、000〜70,000の糖タンパク成分を有効
成分とする抗ウィルス剤に関するものである。
本発明でいう薬用エンジンとは、ウコギ科(Arali
aceae) 、パナックス属(Panax)に属する
植物で、オタネエンジン、チクセツエンジン、アメリカ
エンジン、三七エンジンなどを例示することができる。
これらの植物で抽出すべき部分は、根部が良く、またそ
の乾燥物を用いると抽出効率が高く、特に好ましい。ま
た、本発明においては。
上記のパナックス属の植物を通常の手段により組織培養
して得られた培養物を用いることもできる。
抽出は、上記薬用エンジンをそのまま或いは破砕した後
、水もしくは水溶性有機溶媒を用いて行うことができる
。この場合、多糖成分が抽出されるのをできるだけ抑え
た方が好ましく、抽出液のヨード−デンプン反応の陽性
への変化により、抽出を終了させるようにすると良い。
このようにして得られる抽出物から平均分子量が3,0
00〜70,000の糖タンパク成分を分画するのであ
るが、先ずは、この抽出物からサポニン成分を除くこと
が好ましい。このサポニン成分は、メチルアルコール、
エチルアルコール、プロピルアルコール、ブチルアルコ
ール等の低級アルコールで抽出することにより除くこと
ができる。次に、これを、イオン交換樹脂やゲル濾過剤
等を用いたクロマトグラフィーを適宜組合わせることに
より、上記分子量を有する糖タンパク成分の両分を得。
溶媒等を除去することにより目的成分を得ることができ
る。
上記糖タンパク成分は、それ自体でまたは製剤用の賦形
剤、結合剤或いは希釈剤等と適宜混合して用いることが
でき、粉末、顆粒、錠剤、カプセル剤、シロップ剤、注
射剤等の形態で経口的或いは非経口的に投与することが
できる。また、必要に応じ、他の薬剤と調合して用いて
も良い。投与量は、年齢、体重、症状により適宜決定さ
れるが、経口的には、成人、−日当たり、0.1 ”−
1000mgの範囲で選定すると良い。
〔実施例〕
抽遇1旦l聚 乾燥薬用エンジン100gに蒸留水400+ilを加え
、室温で撹拌しつつ、ヨード−デンプン反応が陽性にな
るまで抽出した。得られた抽出液をガーゼで濾過した後
、再度蒸留水400m1を加え、同様の操作を繰返した
。これらの両袖出液を合わせ、8.00Orpmで、3
0分間遠心分離し、上清を得、これを減圧下に30++
+1まで濃縮した。この濃縮液を10倍容量のメタノー
ル中へ滴下し、室温で静置後、上澄を除去し、残部を遠
心分離し、得られた沈殿を少量の蒸留水で溶解した。こ
の溶液から遠心分離して不溶物を除去した後、等容量の
n−ブタノールを加え、残存するサポニンを抽出した。
このサポニンを除いた水層を減圧下に濃縮し、凍結乾燥
して、粗抽出物5gを得た。
抽出物の精製 上記粗抽出物を50mM )−リス−塩酸緩衝液(p)
18.0)に溶解し、これを、同緩衝液で羊衡化したジ
エチルアミノエチル(DEAE)−陰イオン交換体(D
EAE−トヨパー/L/650M)を充填したカラム(
2,OX 15.Ocm)に通した後、吸着成分を0.
5Mの塩化ナトリウムを含む同緩衝液でグラジェントさ
せて溶出した。非吸着画分及び溶出させた吸着画分をそ
れぞれ透析し、凍結乾燥して非吸着成分(DE−A)及
び吸着成分(DE−8)を得た。(DE−A及びDE−
8は第1図に示す。)rウィルス作 ゛果試隨 (1)試験動物 ddy、v8雄性マウスの4〜5週齢のもの60匹を1
群として本試験に用いた。
(2)試験方法 上記で得られたDE−A及びDE−8をそれぞれリン酸
緩衝生理食塩水(P B S +)に溶解し、上記マウ
スの各群に対し、前老を1 、5mg /マウス、後者
を2.5mg/マウス、それぞれ腹腔内投与を行った。
この投与から1日経過後、各マウスに対し、日本脳炎ウ
ィルス(JaTH−1,60株)を、 0.28%牛血
清アルブミンを含むトリス塩酸緩衝液(pH7,4)で
10−’ (IPFUlo、2m1)まで希釈して腹腔
内に接種した。このウィルス接種後の死亡率1体重、一
般症状を観察した結果、第1表の通りであった。
尚、対照としてP B S (+)のみを与えたものに
ついても第1表に併記した。
この結果から明らかなように、薬用エンジンの抽出物に
抗ウィルス作用があることが分かる。
皿貰璽り立性 上記DEAE−陰イオン交換体によるカラムクロマトグ
ラフィーの検出波長280nmでの溶出結果を第1図に
示した。次に、上記DE−AをセファデックスG−75
を充填したカラム(2,0X72c層)を用い、ゲルろ
過を行った。溶出には50mMのリン酸バッファー(p
H7,2)を用い、280nmの波長で検出した。この
結果を第2図に示した。さらに、このゲルろ過により得
られた主溶出画分(八〇−■)について、OOSを充填
したカラム(2,OX 40cIl)を用いて、逆相タ
ンパク液体クロマトグラフィー(FPLC)を行った。
バッファーとして、0.1%トリフルオロ酢酸(TFA
)を用い、アセトニトリルを0〜60%の範囲でグラジ
ェントさせて溶出した。このクロマトグラフ第3図に示
した。
これらの結果から、イオン交換により得られた活性画分
は、ゲル濾過による精製で、その分画範囲内(ML 7
0.000〜3,000)に紫外吸収(280nm)が
有り、また、FPLCでタンパク質様の溶出パターンを
示したことから、上記抽出物DE−A及びDE−Bの有
効成分ハ、分子−ffi 3,000〜70,000(
7)間にあり、さらに、これらの両分がビューレット反
応、ニンヒドリン反応で陽性を示したことにより、タン
パク質を含み、フェノール硫酸反応で、陽性を示し、糖
を含むことが判明し、これらの両分は糖タンパク成分で
あることが分かった。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の抗ウィルス剤は、新たな、しかも
副作用が極めて少ないと考えられ、抗ウィルス剤として
極めて有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例における粗抽出物のDEAE−陰イオ
ン交換クロマトグラフィーの溶出状態を示すクロマトグ
ラフ、第2図は抽出物DE−Bのゲルろ過のクロマトグ
ラフ、第3図は、抽出物DE−B中のAG−■のFPL
Cのクロマトグラフである。 代理人 弁理士 戸 1)親 男 第 図 勇 図 「 ワラクシ3シ秩 第 図 す 薗 oO 溶ム埼閲 (mint

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 薬用エンジンの抽出物であって、平均分子量が3,00
    0〜70,000の糖タンパク成分を有効成分とする抗
    ウィルス剤。
JP63184539A 1988-07-26 1988-07-26 抗ウイルス剤 Pending JPH0236124A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63184539A JPH0236124A (ja) 1988-07-26 1988-07-26 抗ウイルス剤

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JP63184539A JPH0236124A (ja) 1988-07-26 1988-07-26 抗ウイルス剤

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JPH0236124A true JPH0236124A (ja) 1990-02-06

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6953580B2 (en) * 2001-07-24 2005-10-11 Nitto Denko Corporation Composition having physiological activity and production method thereof
CN102406048A (zh) * 2011-11-29 2012-04-11 山东好当家海洋发展股份有限公司 利用海参漂烫液制取海参糖蛋白的方法
CN102805282A (zh) * 2011-06-01 2012-12-05 陕西理工学院 西洋参多糖肽的制备生产方法

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