JPH0236070B2 - - Google Patents

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JPH0236070B2
JPH0236070B2 JP60065646A JP6564685A JPH0236070B2 JP H0236070 B2 JPH0236070 B2 JP H0236070B2 JP 60065646 A JP60065646 A JP 60065646A JP 6564685 A JP6564685 A JP 6564685A JP H0236070 B2 JPH0236070 B2 JP H0236070B2
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JP
Japan
Prior art keywords
chip
layer wiring
lower layer
stress
wiring pattern
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60065646A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61224438A (ja
Inventor
Takeyuki Inoe
Shinzo Sato
Osamu Ooba
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP6564685A priority Critical patent/JPS61224438A/ja
Publication of JPS61224438A publication Critical patent/JPS61224438A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、半導体チツプを樹脂封止した場合、
樹脂と半導体チツプの熱膨脹の違いから特にチツ
プ周辺の下層アルミニウム配線と上層アルミニウ
ム配線との交差部において層間絶縁膜にクラツク
が生じ配線間シユートの問題を生じていた点を改
善するもので、下層、上層の配線パターンの縁部
がその交差部において従来の様に直角でなく鈍角
になるようにすることで交点でのストレス集中を
なくしクラツクの発生を抑制したものである。
〔産業上の利用分野〕 本発明は下層と上層の配線パターンを有する半
導体チツプに係るものである。
〔従来技術〕
一般に半導体チツプ表面に2層のAl配線パタ
ーンを設ける場合、例えば下層は横方向のみ、上
層は縦方向のみとし、その交差部ではPSG膜の
如き層間絶縁を介して直交している。そして下層
配線と上層配線とが直交する場合両配線パターン
は通常帯状パターンのためその両縁部に注目して
も上、下層の縁部はやはり直交しているのであ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この様な半導体チツプを樹脂封止した場合、チ
ツプ表面を被覆する樹脂と半導体チツプとの熱膨
脹率が大きく異なることから、樹脂からのストレ
スが層間絶縁膜にかかるクラツクが生じる問題が
ある。このクラツクの生じるところは、上記スト
レスが最も大となるチツプの周辺部であり、且つ
表面に段差がある下層と上層の配線パターンの交
差部である。
第2図に従来のチツプ全体図とそのクラツクの
生じる方向を概略的に示した。チツプ2の周辺部
分においてチツプ中心4から外部へ向う線に直角
方向にクラツク6が生じるのが確認されている。
さらに第3図に示すように、クラツクは主に下
層配線Al−1と上層配線Al−2の交差部にて生
じており特に両パターン縁部の交差点でチツプ中
心4から外へ向う線に直角の方向に生じているの
である。よつてチツプ周辺部でも左側と右側とで
はクラツクの生じる場所が異なつているのであ
る。
このようなクラツクの発生原因については、未
だ解明されていないが、本発明者らは次の様に考
えた。
第4図に平面図、第5図は斜視図、第6図は第
5図のA−A′断面図を示している。第6図にあ
るように、基板8上に下層配線Al−、層間
PSG絶縁膜10、上層配線Al−、カバーPSG
膜12、その上に封止用の樹脂14がある。そし
て上、下層配線の交差部ではこの断面図にあるよ
うに断差があり、樹脂からのストレスFがその断
差部にかかり図に示す如き層間絶縁膜10にクラ
ツク6が入るものと思われる。このストレスはチ
ツプの中心に向かう方向にかかるのである。そし
てこのクラツク6により上、下層配線Al−,
間が短絡していることが確認されている。
このクラツクが生じる原因は、おそらくは上下
層配線が交差する部分の特にパターン縁部の交差
部16に、上、下層配線に伴う段差へのストレス
が集中し、そのストレス方向がチツプ中心部へ向
かつていることから、第2図に示す如き方向への
クラツクが生じるものと思われる。すなわち、第
4,5図に示したように、交差部16へのストレ
スはF1の他に、その周りの下層配線Al−にか
かるストレスF2と上層配線Al−にかかるスト
レスF3とにより生じる配線縁方向の成分f21,f31
とが共に交差部16に集中するものと思われる。
そしてそのストレスの集中点である交差部16は
2層の配線が重なりその段差が最も大でそこにあ
るカバー絶縁膜には弱いものとなつていることも
一つの理由と考えられる。さらに縁部に沿うスト
レスf21,f31はPSG10,12に対しねじれる方
向へかかるためその影響は大と思われる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点であるクラツクの発生を抑
制し、上、下配線間シユートをなくすことを目的
とし、その手段は上、下配線パターンの縁部につ
いて両配線が実質的に直交しているにもかかわら
ず、その交差部で鈍角になるようパターンを施こ
すことにある。
〔作用〕
このように鈍角にすることで上記したストレス
の交差部への集中が緩和され、クラツクの発生率
が抑えられるものと思われる。時にこの鈍角とい
うのは、チツプ中心点から外へ向う線を含む角に
ついて鈍角であれば良い。ストレスがその線上方
向にあるからである。
〔実施例〕
第1図に本発明の構成を示し、第7図にその詳
細図、第8図にチツプ全体の各部の配線パターン
図を示す。
第1図に示すように、まず第1に下層配線Al
−と上層配線Al−とが実質的に直交してい
るのである。本例では上層配線Al−が横方向
に真つすぐであり、下層配線Al−はその上部
20、下部22の方向から明らかなように、実質
的に縦側方向に走つているので両者は実質的に直
交している。
そして第2に下層配線パターンAl−の縁部
24と上層配線パターンAl−の縁部26とが
その交差部で鈍角θに交差している点である。こ
れは上層か下層のいずれか一方の縁部を曲げるこ
とにより実現でき、第7図に示す例では上層側を
曲げている。
さらに第3に上記鈍角θはチツプ中心6から外
へ向かう線28が含まれる角である点である。こ
れはストレスが線28方向にあるため、それに伴
うストレス集中を緩和するためである。
なお、18はパシドでチツプ2の周辺部に設け
てある。ストレスによるクラツクが周辺部に発生
しやすいことに伴うのである。
第7図でなぜストレス集中が緩和されるのかに
ついて本発明者らの考えを説明する。第7図には
ストレスF1,F2,F3について第4図と同様に示
しており、本例では下層配線Al−のの縁部2
4を曲げたことで、下層配線にかかるストレス
F2の交差部16へ向う成分がなくなり、結果的
にその集中が緩和されるものと思われる。
第8図はチツプ2の全体の各周辺部それぞれの
本発明の実施例を示している。
左側周辺部30、中心周辺部32、右側周辺部
34においては、それぞれでチツプ中心点6から
外へ向う線(省略)が方向が異なることに伴い鈍
角θの方向が異なつているのである。
なお上記実施例では上層と下層とが完全に交差
する例で説明したが、例えば下層配線が上層配線
直下で基板の拡散層等に接続されて下層配線の下
部22が存在しない場合も、両配線が実質的に交
差しているものとし、本発明の範囲に入るのであ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、交差部
16へのストレスの集中が緩和されることで、そ
の部分に生じていたクラツクの発生率を抑えるこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、第2図は従来のチツ
プ全体とクラツク方向を示す平面図、第3図は従
来の2層配線パターンとクラツクを示す平面図、
第4図は従来のパターンのクラツクを示す平面
図、第5図は同斜視図、第6図は同断面図、第7
図は本発明の一実施例を示す平面図、第8図は同
他の実施例を示す平面図である。 図中、2……半導体チツプ、Al−……下層
配線パターン、Al−……上層配線パターン、
24,26……縁部、θ……鈍角。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体チツプと、 該チツプ表面に形成された下層の配線パターン
    と、 該下層配線パターン上に層間絶縁膜を介して設
    けられ該下層配線パターンとは実質的に直交する
    上層配線パターンとを有し、 さらに該下層配線パターンの縁部と該上層配線
    パターンの縁部とがその交差部で鈍角になつてい
    ることを特徴とする半導体装置の配線パターン形
    状。
JP6564685A 1985-03-29 1985-03-29 半導体装置の配線パタ−ン形状 Granted JPS61224438A (ja)

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JP6564685A JPS61224438A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 半導体装置の配線パタ−ン形状

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JPS61224438A JPS61224438A (ja) 1986-10-06
JPH0236070B2 true JPH0236070B2 (ja) 1990-08-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2710252B2 (ja) * 1988-10-18 1998-02-10 三洋電機株式会社 半導体装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414690A (en) * 1977-07-06 1979-02-03 Hitachi Ltd Semiconductor device and its manufacture

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