JPH0236036B2 - Taikurumatsushinshisutemu - Google Patents
TaikurumatsushinshisutemuInfo
- Publication number
- JPH0236036B2 JPH0236036B2 JP20975482A JP20975482A JPH0236036B2 JP H0236036 B2 JPH0236036 B2 JP H0236036B2 JP 20975482 A JP20975482 A JP 20975482A JP 20975482 A JP20975482 A JP 20975482A JP H0236036 B2 JPH0236036 B2 JP H0236036B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- traffic
- signal
- information
- intersection
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、路側に設置された通信装置から車両
に設けられたラジオ受信機等の受信装置に道路交
通情報等の情報を伝達する対車通信システムに関
するものである。
に設けられたラジオ受信機等の受信装置に道路交
通情報等の情報を伝達する対車通信システムに関
するものである。
従来例の構成とその問題点
従来より走行する車両に対する交通情報等の情
報伝達は放送を受信する手段の他、路側に設けら
れた通信装置から電磁波または誘導磁界により、
符号や音声情報の伝達を受ける方法がある。
報伝達は放送を受信する手段の他、路側に設けら
れた通信装置から電磁波または誘導磁界により、
符号や音声情報の伝達を受ける方法がある。
この場合、情報の長さや車両の走行速度に応じ
た通信ゾーンを設定する必要があり、漏洩同軸ケ
ーブルや長大ループコイルを道路にそつて伸展布
設する方法、あるいは無指向性ダイポールアンテ
ナ等で必要な通信ゾーンを設定することが行われ
ている。高速道路のように交差点がなく、また分
岐点も比較的少ない道路においては、一定長の情
報を走行する車両に伝達するための、十分な区間
を単位とする通信ゾーンを設定することは容易で
ある。これに対して一般市街地において、例えば
15秒の情報を2回、毎時40キロメートルで走行す
る車両に伝達するためにはおよそ420メートル以
上の区間を単位とする通信ゾーンが必要となる。
このように一般市街地においては1通信ゾーンに
多くの交差点が含まれることとなり、交差点単位
でのきめ細かい情報をドライバーに伝達すること
は困難となる。
た通信ゾーンを設定する必要があり、漏洩同軸ケ
ーブルや長大ループコイルを道路にそつて伸展布
設する方法、あるいは無指向性ダイポールアンテ
ナ等で必要な通信ゾーンを設定することが行われ
ている。高速道路のように交差点がなく、また分
岐点も比較的少ない道路においては、一定長の情
報を走行する車両に伝達するための、十分な区間
を単位とする通信ゾーンを設定することは容易で
ある。これに対して一般市街地において、例えば
15秒の情報を2回、毎時40キロメートルで走行す
る車両に伝達するためにはおよそ420メートル以
上の区間を単位とする通信ゾーンが必要となる。
このように一般市街地においては1通信ゾーンに
多くの交差点が含まれることとなり、交差点単位
でのきめ細かい情報をドライバーに伝達すること
は困難となる。
このように、従来方法を一般市街地道路に適用
するには問題があつた。
するには問題があつた。
発明の目的
本発明は上記従来例の問題点を除去し、一般市
街地においてもきめ細かな交通情報等をドライバ
ーに伝達できる対車通信システムを提供すること
を目的とするものである。
街地においてもきめ細かな交通情報等をドライバ
ーに伝達できる対車通信システムを提供すること
を目的とするものである。
発明の構成
本発明は、上記目的を達成するために交差点に
設置された交通信号機に着目し、信号機の赤現示
で停止している車両に対し、その停止時間内に交
通情報等の情報を伝達することにより、1通信ゾ
ーンを交差点とその周辺に限定することができ、
したがつて、一般的には交差点ごとのきめ細かい
情報をドライバーに伝達可能とするものである。
設置された交通信号機に着目し、信号機の赤現示
で停止している車両に対し、その停止時間内に交
通情報等の情報を伝達することにより、1通信ゾ
ーンを交差点とその周辺に限定することができ、
したがつて、一般的には交差点ごとのきめ細かい
情報をドライバーに伝達可能とするものである。
実施例の説明
以下に本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示している。
本実施例は、交差点に設置された交通信号機11
と、該交差点またはその附近に設置され、交通信
号機11と結合された対車通信装置12とアンテ
ナ13および該対車通信装置12に結合された標
示板制御装置14と標示板15より成る。対車通
信装置12は、交通信号機11より現示状態情報
を常時受信し、交差点の方向別に赤現示の状態を
判定する。第2図に第1図に示す実施例における
主道路および従道路の現示状態、および標示板と
情報伝達のタイムシーケンスの一例を示す。
本実施例は、交差点に設置された交通信号機11
と、該交差点またはその附近に設置され、交通信
号機11と結合された対車通信装置12とアンテ
ナ13および該対車通信装置12に結合された標
示板制御装置14と標示板15より成る。対車通
信装置12は、交通信号機11より現示状態情報
を常時受信し、交差点の方向別に赤現示の状態を
判定する。第2図に第1図に示す実施例における
主道路および従道路の現示状態、および標示板と
情報伝達のタイムシーケンスの一例を示す。
いま、主道路が赤現示に移行したことを対車通
信装置12が判定したとき、交差点の主道路側に
設けられた標示板15を用いて、先づ情報提供が
開始されたこと、並びに車両の受信装置で該情報
を受信するための指定周波数を視覚で伝達する。
さらに対車通信装置12は、主道路の赤現示移行
後一定時間車両が交差点に滞留するのを待つて電
磁波または電磁界によつて車両に交通情報等を伝
達する。なお、赤現示で交差点に滞留する車両
は、主道路、従道路ともそれぞれ方向別に2群あ
るため、電磁波あるいは電磁界の周波数を異なら
せ方向別の個別情報とすることもできる。第3図
はこれを説明するもので、f1とf2の2周波を主道
路と従道路が交互に、かつ東行と西行、または南
行と北行の方向別に情報を伝達することを示す。
このような現示と方面別指定周波数は標示板15
によつてドライバーに知らされる。
信装置12が判定したとき、交差点の主道路側に
設けられた標示板15を用いて、先づ情報提供が
開始されたこと、並びに車両の受信装置で該情報
を受信するための指定周波数を視覚で伝達する。
さらに対車通信装置12は、主道路の赤現示移行
後一定時間車両が交差点に滞留するのを待つて電
磁波または電磁界によつて車両に交通情報等を伝
達する。なお、赤現示で交差点に滞留する車両
は、主道路、従道路ともそれぞれ方向別に2群あ
るため、電磁波あるいは電磁界の周波数を異なら
せ方向別の個別情報とすることもできる。第3図
はこれを説明するもので、f1とf2の2周波を主道
路と従道路が交互に、かつ東行と西行、または南
行と北行の方向別に情報を伝達することを示す。
このような現示と方面別指定周波数は標示板15
によつてドライバーに知らされる。
電磁波または電磁界によつて構成される通信ゾ
ーンは交差点に赤現示によつて滞留する車両群の
長さを確保すればよく、1つの無指向性ダイポー
ルアンテナ、あるいは交互方向別に設けた複数の
漏洩同軸ケーブルや長大ループコイル等、いづれ
のアンテナ形式であつても微弱電波の小電力で十
分通信ゾーンを構成できる。
ーンは交差点に赤現示によつて滞留する車両群の
長さを確保すればよく、1つの無指向性ダイポー
ルアンテナ、あるいは交互方向別に設けた複数の
漏洩同軸ケーブルや長大ループコイル等、いづれ
のアンテナ形式であつても微弱電波の小電力で十
分通信ゾーンを構成できる。
第4図は本発明の第2の実施例を示している。
本実施例は対車通信装置12の車両に対する通
信内容に関し、必要に応じて対車通信中央制御装
置16から通信回線17によつて遠隔制御するこ
とを特徴とする。対車通信中央制御装置16が交
通信号機の集中制御を行う交通管制センター等に
設置されている場合には街路の交通状況は交通管
制センターで常時把握されており、対車通信中央
制御装置16は該交通情報を基に、対車通信装置
12に対し適切な交通情報を通信回線17を介し
て伝送することにより、より効果的な情報伝達が
可能となる。車両との通信に用いる電磁波または
磁界の周波数は交差方向別に複数設定することが
できる。これに対応して標示板15も交差方向別
に複数設けることにより情報を提供中であること
並びに指定する受信周波数を容易にドライバーに
伝えることができる。
信内容に関し、必要に応じて対車通信中央制御装
置16から通信回線17によつて遠隔制御するこ
とを特徴とする。対車通信中央制御装置16が交
通信号機の集中制御を行う交通管制センター等に
設置されている場合には街路の交通状況は交通管
制センターで常時把握されており、対車通信中央
制御装置16は該交通情報を基に、対車通信装置
12に対し適切な交通情報を通信回線17を介し
て伝送することにより、より効果的な情報伝達が
可能となる。車両との通信に用いる電磁波または
磁界の周波数は交差方向別に複数設定することが
できる。これに対応して標示板15も交差方向別
に複数設けることにより情報を提供中であること
並びに指定する受信周波数を容易にドライバーに
伝えることができる。
第5図は、本発明の第3の実施例を示してい
る。
る。
本実施例は交通信号機11および対車通信装置
12ともに中央制御装置によつて遠隔制御する場
合の実施例を示す。
12ともに中央制御装置によつて遠隔制御する場
合の実施例を示す。
交通信号機11の現示状態は、信号制御中央装
置18によつて常にリアルタイムに把握されてお
り該現示状態情報を対車通信中央制御装置19に
リアルタイムで転送すれば交差点現場で交通信号
機11と対車通信装置12を結合する必要はな
く、特に既存の集中制御された信号制御システム
と連携を取つて対車通信のためのシステムを導入
する場合に有効である。対車通信中央制御装置1
9は一般に信号制御中央装置18の設置される交
通管制センターや警察署に設置されるため、中央
装置相互間の結合も容易である。さらに標示板1
5が標示板制御装置14を介して交通信号機11
に結合され、信号制御中央装置18から交通信号
機11を経由して遠隔制御される構成例を示した
が、第1図および第4図に示した如く、対車通信
装置12を経由して制御してもよい。なお第5図
において20,21はそれぞれ通信回線である。
置18によつて常にリアルタイムに把握されてお
り該現示状態情報を対車通信中央制御装置19に
リアルタイムで転送すれば交差点現場で交通信号
機11と対車通信装置12を結合する必要はな
く、特に既存の集中制御された信号制御システム
と連携を取つて対車通信のためのシステムを導入
する場合に有効である。対車通信中央制御装置1
9は一般に信号制御中央装置18の設置される交
通管制センターや警察署に設置されるため、中央
装置相互間の結合も容易である。さらに標示板1
5が標示板制御装置14を介して交通信号機11
に結合され、信号制御中央装置18から交通信号
機11を経由して遠隔制御される構成例を示した
が、第1図および第4図に示した如く、対車通信
装置12を経由して制御してもよい。なお第5図
において20,21はそれぞれ通信回線である。
車両との通信に用いる電磁波または電磁界の周
波数は交差方向別に複数設定することもできる。
波数は交差方向別に複数設定することもできる。
同様に標示板15も、交差方向別に複数設ける
ことにより、情報伝達中であること、並びに指定
する受信周波数を容易にドライバーに知らせるこ
とができる。
ことにより、情報伝達中であること、並びに指定
する受信周波数を容易にドライバーに知らせるこ
とができる。
なお上記実施例は、電磁波または電磁界を用い
て情報を伝達する例であるが、電磁波、電磁界で
なくても光、超音波等の無線通信が可能であれば
よいものである。
て情報を伝達する例であるが、電磁波、電磁界で
なくても光、超音波等の無線通信が可能であれば
よいものである。
また、上記実施例は赤現示に同期して情報を伝
達する例であるが、黄現示又は青現示に同期して
情報伝達を制御することも可能である。
達する例であるが、黄現示又は青現示に同期して
情報伝達を制御することも可能である。
本実施例によれば、交差点の信号待ちで停止す
る車両に対する情報伝達のため走行する車両に対
するよりも通信ゾーンが小さくてよい。そのため
長い区間に伸展するアンテナや、無指向性アンテ
ナによる大きな通信ゾーンも必要とせず、交差点
間隔の一般に短い街路において交差点ごとに個別
の情報伝達のための通信ゾーン構成が容易であ
る。また本実施例によればドライバー側にとつ
て、走行中に情報の伝達を受けるよりも停止中に
情報を受けられるため安全であり、かつ音声によ
る情報の場合でも聞き取り易い利点もある。
る車両に対する情報伝達のため走行する車両に対
するよりも通信ゾーンが小さくてよい。そのため
長い区間に伸展するアンテナや、無指向性アンテ
ナによる大きな通信ゾーンも必要とせず、交差点
間隔の一般に短い街路において交差点ごとに個別
の情報伝達のための通信ゾーン構成が容易であ
る。また本実施例によればドライバー側にとつ
て、走行中に情報の伝達を受けるよりも停止中に
情報を受けられるため安全であり、かつ音声によ
る情報の場合でも聞き取り易い利点もある。
発明の効果
本発明は上記実施例より明らかなように、主道
路現示手段と従道路現示手段のそれぞれが赤現示
の場合に、対車通信装置を介して停車中の情報伝
達をするという構成にしたので、移動中の車両に
情報伝達をする場合に比べ通信ゾーンが小さくて
すみ、一般市街地においてもきめ細かな交通情報
等をドライバーに伝達できるという効果を有す
る。
路現示手段と従道路現示手段のそれぞれが赤現示
の場合に、対車通信装置を介して停車中の情報伝
達をするという構成にしたので、移動中の車両に
情報伝達をする場合に比べ通信ゾーンが小さくて
すみ、一般市街地においてもきめ細かな交通情報
等をドライバーに伝達できるという効果を有す
る。
第1図は本発明の一実施例における対車通信シ
ステムを実施する装置のブロツク図、第2図は同
装置のタイムチヤート、第3図は同装置の信号現
示と周波数との関係を示す図、第4図、第5図は
それぞれ本発明の他の実施例のブロツク図であ
る。 11……交通信号機、12……対車通信装置、
13……アンテナ、14……標示板制御装置、1
5……標示板、16……対車通信中央制御装置、
17……通信回線、18……信号制御中央装置、
19……対車通信中央制御装置、20,21……
通信回線。
ステムを実施する装置のブロツク図、第2図は同
装置のタイムチヤート、第3図は同装置の信号現
示と周波数との関係を示す図、第4図、第5図は
それぞれ本発明の他の実施例のブロツク図であ
る。 11……交通信号機、12……対車通信装置、
13……アンテナ、14……標示板制御装置、1
5……標示板、16……対車通信中央制御装置、
17……通信回線、18……信号制御中央装置、
19……対車通信中央制御装置、20,21……
通信回線。
Claims (1)
- 1 交通信号機11と、対車通信装置12と、ア
ンテナ13と、標示板制御装置14と、標示板1
5とを有し、上記交通信号機11は主道路現示信
号イおよび従道路現示信号ロによりそれぞれ赤、
青、黄色の表示をするものであり、上記対車通信
装置12は上記交通信号機11より上記主道路現
示信号イおよび上記従道路現示信号ロを常時受信
し、交差点の方向別に上記赤信号を判別し、赤信
号の場合は車両が交差点に滞留する所定時間経過
後、上記アンテナ13を介して上記車両へ交通情
報を出力するものであり、上記標示板制御装置1
4は、上記赤信号に移行した場合、上記交差点に
設けられた上記標示板15を介して上記車両へ上
記交通情報提供の開示、指定チヤンネルの表示を
するものであり、上記アンテナによる通信ゾーン
は上記交差点に滞留する上記車両群の長さにした
ことを特徴とする対車通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20975482A JPH0236036B2 (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | Taikurumatsushinshisutemu |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20975482A JPH0236036B2 (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | Taikurumatsushinshisutemu |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5999598A JPS5999598A (ja) | 1984-06-08 |
JPH0236036B2 true JPH0236036B2 (ja) | 1990-08-15 |
Family
ID=16578075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20975482A Expired - Lifetime JPH0236036B2 (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | Taikurumatsushinshisutemu |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0236036B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6421499U (ja) * | 1987-07-24 | 1989-02-02 | ||
JPH03166697A (ja) * | 1989-11-27 | 1991-07-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 道路交通情報提供装置 |
JP3547300B2 (ja) * | 1997-12-04 | 2004-07-28 | 株式会社日立製作所 | 情報交換システム |
JP5136301B2 (ja) * | 2008-09-02 | 2013-02-06 | 日本電気株式会社 | 通話品質測定装置、そのシステム、その方法及びそのプログラム |
JP2010170241A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 通信制御装置とこれを備えた路側通信機 |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP20975482A patent/JPH0236036B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5999598A (ja) | 1984-06-08 |
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