JPH0235915Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0235915Y2 JPH0235915Y2 JP8765485U JP8765485U JPH0235915Y2 JP H0235915 Y2 JPH0235915 Y2 JP H0235915Y2 JP 8765485 U JP8765485 U JP 8765485U JP 8765485 U JP8765485 U JP 8765485U JP H0235915 Y2 JPH0235915 Y2 JP H0235915Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- liner
- case
- shaped head
- tapered surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011435 rock Substances 0.000 claims description 9
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は楔式割岩機に係るものである。
（従来の技術）
第３図は従来の楔式割岩機を示し、縦方向に運
動可能に配設された油圧シリンダ１のロツド２に
結合されたウエツジ３を挾着する同ウエツジ３の
テーパ面に対応するテーパ面を有するテーパライ
ナ４は、油圧シリンダ１の下端部に結合されたウ
エツジケース５に装着されたスプリング６に取付
けられている。更に前記ウエツジケース５の下面
はケースカバー７で掩覆されている。
動可能に配設された油圧シリンダ１のロツド２に
結合されたウエツジ３を挾着する同ウエツジ３の
テーパ面に対応するテーパ面を有するテーパライ
ナ４は、油圧シリンダ１の下端部に結合されたウ
エツジケース５に装着されたスプリング６に取付
けられている。更に前記ウエツジケース５の下面
はケースカバー７で掩覆されている。
（考案が解決しようとする問題点）
前記従来の楔式割岩機においては、ウエツジラ
イナ４の交換がウエツジケース５、ケースカバー
７等を分解して行なうので、多大の手間を要し、
作業条件の悪い割岩現場では前記ウエツジライナ
４の交換作業は非常な困難を伴なう。
イナ４の交換がウエツジケース５、ケースカバー
７等を分解して行なうので、多大の手間を要し、
作業条件の悪い割岩現場では前記ウエツジライナ
４の交換作業は非常な困難を伴なう。
（問題点を解決するための手段）
本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、縦方向に運動可能に配置された
油圧シリンダのロツドに結合されたウエツジと、
同ウエツジを挾着し、同ウエツジのテーパ面に対
応するテーパ面を有し、且つ頭部がＴ型形状に形
成されたウエツジライナと、ウエツジケースとよ
りなり、同ウエツジケースの底部には、前記ウエ
ツジライナが可摺動的に嵌挿され、そのＴ型形状
頭部の下面が係止する長溝孔と、同長溝孔の両端
部に連設された前記ウエツジライナのＴ型形状の
頭部が潜通しうる拡大透孔とよりなるＨ形スリツ
トが穿設されたことを特徴とする楔式割岩機に係
るものである。
案されたもので、縦方向に運動可能に配置された
油圧シリンダのロツドに結合されたウエツジと、
同ウエツジを挾着し、同ウエツジのテーパ面に対
応するテーパ面を有し、且つ頭部がＴ型形状に形
成されたウエツジライナと、ウエツジケースとよ
りなり、同ウエツジケースの底部には、前記ウエ
ツジライナが可摺動的に嵌挿され、そのＴ型形状
頭部の下面が係止する長溝孔と、同長溝孔の両端
部に連設された前記ウエツジライナのＴ型形状の
頭部が潜通しうる拡大透孔とよりなるＨ形スリツ
トが穿設されたことを特徴とする楔式割岩機に係
るものである。
（作用）
本考案は前記したように構成されているのでウ
エツジライナを取外す際、ウエツジライナをウエ
ツジの外側方向にウエツジケース底部に設けたＨ
形スリツトにおける長溝孔に沿つて移動させ、同
長溝孔端部の拡大透孔より前記ウエツジライナの
Ｔ型形状の頭部を潜通させて同ウエツジライナを
取外すものである。
エツジライナを取外す際、ウエツジライナをウエ
ツジの外側方向にウエツジケース底部に設けたＨ
形スリツトにおける長溝孔に沿つて移動させ、同
長溝孔端部の拡大透孔より前記ウエツジライナの
Ｔ型形状の頭部を潜通させて同ウエツジライナを
取外すものである。
またウエツジライナを取付ける際はそのＴ型形
状の頭部を前記ウエツジケース底部のＨ形スリツ
トにおける端部拡大透孔より上方に潜通させたの
ち、ウエツジライナを前記長溝孔を案内としてウ
エツジ挾着位置まで内央部側に移動させ、Ｔ型形
状の頭部を前記ウエツジケース底部にＨ形スリツ
トの長溝孔を跨いで係止せしめるものである。
状の頭部を前記ウエツジケース底部のＨ形スリツ
トにおける端部拡大透孔より上方に潜通させたの
ち、ウエツジライナを前記長溝孔を案内としてウ
エツジ挾着位置まで内央部側に移動させ、Ｔ型形
状の頭部を前記ウエツジケース底部にＨ形スリツ
トの長溝孔を跨いで係止せしめるものである。
（考案の効果）
このように本考案によればウエツジライナの着
脱がウエツジケース、ケースカバー等を分解する
ことなく、悪条件下でも簡単に短時間で遂行され
るものであつて、割岩工事全体の作業効率が向上
されるものである。
脱がウエツジケース、ケースカバー等を分解する
ことなく、悪条件下でも簡単に短時間で遂行され
るものであつて、割岩工事全体の作業効率が向上
されるものである。
（実施例）
以下本考案を図示の実施例について説明する。
縦方向に運動可能に配置された油圧シリンダ１
１のロツド１２に、分解を容易にするためにピン
１３を介してウエツジ１４が接続されている。
１のロツド１２に、分解を容易にするためにピン
１３を介してウエツジ１４が接続されている。
１５はウエツジ１４のテーパ面に対応するテー
パ面を有するウエツジライナでＴ型形状の頭部１
５ａが設けられている。
パ面を有するウエツジライナでＴ型形状の頭部１
５ａが設けられている。
油圧シリンダ１１の下端部に結合されたウエツ
ジケース１６の底面には、長溝孔１７ａとその両
端に連設された前記ウエツジライナ１５のＴ型形
状の頭部１５ａが潜通する拡大透孔１７ｂとより
なる第２図の斜線で示すＨ形スリツト１７が穿設
され、ウエツジケース１６の底面には前記スリツ
ト１７の長溝１７ａに可摺動的に貫挿されたウエ
ツジライナ１５の頭部の下面が係止している。
ジケース１６の底面には、長溝孔１７ａとその両
端に連設された前記ウエツジライナ１５のＴ型形
状の頭部１５ａが潜通する拡大透孔１７ｂとより
なる第２図の斜線で示すＨ形スリツト１７が穿設
され、ウエツジケース１６の底面には前記スリツ
ト１７の長溝１７ａに可摺動的に貫挿されたウエ
ツジライナ１５の頭部の下面が係止している。
更にウエツジケース１６の下端にはばね１８が
結合され、同ばね１８によつてウエツジライナ１
５がウエツジ１４のテーパ面に圧着されている。
結合され、同ばね１８によつてウエツジライナ１
５がウエツジ１４のテーパ面に圧着されている。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、ウエツジライナ１５を取外す場合、ばね１
８をウエツジケース１６より取外して同ばね１８
によるウエツジライナ１５の拘束を解除したの
ち、同ウエツジライナ１５をＨ形スリツト１７の
長溝孔１７ａに沿つて外側端部にまで移動させ、
ウエツジライナ１５のＴ型形状の頭部１５ａを拡
大透孔１７ｂより下方に潜通させることによつ
て、簡単に所期の目的を達成できる。
ので、ウエツジライナ１５を取外す場合、ばね１
８をウエツジケース１６より取外して同ばね１８
によるウエツジライナ１５の拘束を解除したの
ち、同ウエツジライナ１５をＨ形スリツト１７の
長溝孔１７ａに沿つて外側端部にまで移動させ、
ウエツジライナ１５のＴ型形状の頭部１５ａを拡
大透孔１７ｂより下方に潜通させることによつ
て、簡単に所期の目的を達成できる。
なおウエツジライナ１５の取付けは前とは逆の
手順で行なわれる。
手順で行なわれる。
前記実施例によればこのように、ウエツジライ
ナの着脱に際して、他部品の着脱を極端に少なく
し、ばね１８のみに限定し、いかなる悪条件下で
も容易にウエツジライナの交換ができるように
し、割岩工事全体の作業効率を向上するようにし
たものである。
ナの着脱に際して、他部品の着脱を極端に少なく
し、ばね１８のみに限定し、いかなる悪条件下で
も容易にウエツジライナの交換ができるように
し、割岩工事全体の作業効率を向上するようにし
たものである。
第１図は本考案に係る楔式割岩機の一実施例を
示す縦断面図、第２図は第１図の矢視−図、
第３図は従来の楔式割岩機の縦断面図である。 １１……油圧シリンダ、１２……ロツド、１４
……ウエツジ、１５……ウエツジライナ、１５ａ
……Ｔ型形状の頭部、１６……ウエツジケース、
１７ａ……長溝孔、１７ｂ……拡大透孔。
示す縦断面図、第２図は第１図の矢視−図、
第３図は従来の楔式割岩機の縦断面図である。 １１……油圧シリンダ、１２……ロツド、１４
……ウエツジ、１５……ウエツジライナ、１５ａ
……Ｔ型形状の頭部、１６……ウエツジケース、
１７ａ……長溝孔、１７ｂ……拡大透孔。
Claims (1)
- 縦方向に運動可能に配置された油圧シリンダの
ロツドに結合されたウエツジと、同ウエツジを挾
着し、同ウエツジのテーパ面に対応するテーパ面
を有し、且つ頭部がＴ型形状に形成されたウエツ
ジライナと、ウエツジケースとよりなり、同ウエ
ツジケースの底部には、前記ウエツジライナが可
摺動的に嵌挿され、そのＴ型形状頭部の下面が係
止する長溝孔と、同長溝孔の両端部に連設された
前記ウエツジライナのＴ型形状の頭部が潜通しう
る拡大透孔とよりなるＨ形スリツトが穿設された
ことを特徴とする楔式割岩機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8765485U JPH0235915Y2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8765485U JPH0235915Y2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61206794U JPS61206794U (ja) | 1986-12-27 |
| JPH0235915Y2 true JPH0235915Y2 (ja) | 1990-10-01 |
Family
ID=30640075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8765485U Expired JPH0235915Y2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0235915Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007216196A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Techno Chubu:Kk | プラスチック塊用破砕機およびプラスチック塊の破砕方法 |
-
1985
- 1985-06-12 JP JP8765485U patent/JPH0235915Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61206794U (ja) | 1986-12-27 |
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