JP3203234B2 - 単純tげた橋用型枠 - Google Patents

単純tげた橋用型枠

Info

Publication number
JP3203234B2
JP3203234B2 JP32357198A JP32357198A JP3203234B2 JP 3203234 B2 JP3203234 B2 JP 3203234B2 JP 32357198 A JP32357198 A JP 32357198A JP 32357198 A JP32357198 A JP 32357198A JP 3203234 B2 JP3203234 B2 JP 3203234B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
clamp
fixed
fixing
side frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32357198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000144638A (ja
Inventor
敏夫 川端
洋治郎 工藤
淳 須賀川
Original Assignee
株式会社東葉製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東葉製作所 filed Critical 株式会社東葉製作所
Priority to JP32357198A priority Critical patent/JP3203234B2/ja
Publication of JP2000144638A publication Critical patent/JP2000144638A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3203234B2 publication Critical patent/JP3203234B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単純Tげた橋用型枠に
係るものであって、橋脚上に跨がって架設する単純Tげ
たを形成するための型枠に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示す如く、川等に橋を架け
る場合、橋脚に跨がって単純Tげたを配置する。この川
等に架け渡す単純Tげたは、川に対して直角に架けられ
る場合もあるが、川に対して直角に配置されない場合も
多々ある。そして、この単純Tげたは、両端方向を幅広
に形成し、中央部を細幅の本体部とし、その本体部と幅
広部とを連結する部分に、幅広部から本体への細幅部に
変化をする拡幅部を形成している。
【0003】そして、川に橋げたを直角に配置する場合
には、この単純Tげたを川と直角に配置すると共に、橋
脚も川と平行に配置するものとなる。ところが、取付道
路等の関係で、川に対して直角に単純Tげたを配置しな
い場合には、橋脚は川と平行に配置されるが、単純Tげ
たは、図4に示す如く、川に対して直角とは異なる一定
の角度をもって配置されるものとなる。
【0004】この、川に対して直角とは異なる一定の角
度をもって配置される場合に於ても、安全性の要求か
ら、単純Tげたの両端面は、橋脚と平行に形成されなけ
ればならない。そのために、図4に示す如く、単純Tげ
たの両端面は、橋脚の軸方向と平行に形成されるものと
なる。この場合、単純Tげたの軸方向に対してその両端
部は斜角を形成するものとなる。
【0005】この斜角は、単純Tげたを配置する工事現
場毎に異なる場合が多く、この斜角は70度であった
り、80度であったり、その他の種々の角度に形成され
るものとなる。すると、この斜角は単純Tげたの両端部
のみならず、幅広部から本体への細幅部に変化をする拡
幅部の両端に於ても同一の斜角を形成する。
【0006】図6に示す場合に於ては、幅広部の端面に
70度の斜角を形成する一例であって、拡幅部に於ても
その両端部を70度の斜角に形成している。
【0007】また、図7は、80度の斜角を形成した例
を示すものであって、拡幅部の両端も80度の斜角を形
成している。単純Tげたを形成する場合に於ては、地表
面等に配置された底枠の両脇に側枠を立設し、この側枠
間にコンクリートを打設して単純Tげたを形成するもの
である。
【0008】その場合に、この側枠がコンクリートの膨
張圧によって外側に移動してしまう事を防止するため、
クランプでこの側枠を、固定枠に取り外し可能に固定す
る事が行われている。従来のクランプは、側枠がコンク
リートの膨張圧によって外方に移動する事を防止するた
め、底枠と一体に形成した固定枠に、固定軸で移動する
事なくクランプを固定する構成となっている。
【0009】この移動不能の固定は、クランプの接続軸
を挿通する穴を固定枠に1個形成し、この接続軸の挿通
穴に、接続軸を挿通してクランプを固定する事により、
クランプの移動を阻止している。しかしながら、この様
にクランプが移動不能に形成すると、側枠を安定良く保
持するという面では良好な効果を生むものであるが、前
述の図6、図7に示す如く、斜角の異なるTげたを形成
する場合には不都合なものとなる。
【0010】即ち、拡幅部の斜角が異なると、図9に示
す如く、拡幅部の斜角に対応させて本体部及び幅広部の
側枠を配置させる場合、斜角が70度の場合と80度の
場合の如く異なると、側枠の幅方向の配置位置も異なる
ものとなる。
【0011】例えば、図9に於て、70度の斜角の場合
には、側枠が全体的に下方向に張り出すものとなる。ま
た、斜角が80度の場合には、側枠が上方向に張り出す
ものとなる。そのため、クランプが固定的に固定枠に配
置されていると、この側枠の位置を移動する事が出来な
い。そのため、この様な斜角の異なる単純Tげたを形成
する場合に、拡幅部の形状に対応出来ないものとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】その結果、従来は拡幅
部の斜角が異なる毎に、それぞれ斜角に対応する様にク
ランプを構成した底枠を形成していた。従って設置現場
毎に種々異なる斜角を有する単純Tげたのために、それ
ぞれの斜角毎の底枠を形成する必要があり、多数の底枠
を用意しなければならず、作業効率を低下させるばかり
でなく施工費を高価なものとしていた。
【0013】本発明は上述の如き課題を解決し、単純T
げたの幅広部の斜角が異なる場合に於ても、1種類の底
枠及びクランプによって対応する事が可能となる様に構
成し、廉価な工事と迅速な単純Tげた形成を可能にしよ
うとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課
題を解決するため、長さ方向の両端に設けた幅広部と、
中央部に設けた細幅の本体部とを連結する拡幅部とを形
成した単純Tげた用の型枠に於て、拡幅部の底枠の両端
に側枠を配置し、この側枠の外面に臨ませて、側枠固定
用のクランプを配置するとともに、底枠よりも外側に底
枠と一体に固定枠を固定形成し、この固定枠に、接続軸
を介してクランプの下方向を回動可能に接続し、この接
続軸を、側枠に対して直角方向となるよう固定枠に形成
した長穴に、摺動可能に挿通するとともに、接続軸を介
して側枠とは反対側のクランプと固定枠間に、クサビの
打込み部を形成して成るものである。
【0015】また、接続軸は、ボルト及びナットにより
形成し、固定枠の長穴にクランプを締付固定し得るもの
としたものであっても良い。
【0016】また、接続軸は、固定枠の長穴への、クラ
ンプの締付固定手段を備えないものであっても良い。
【0017】また、固定枠の外面には、補助長穴及び接
続軸の挿通口を開口した補助板を配置し、この補助板の
挿通口及び長穴を介してクランプに、接続軸を挿通する
とともに補助長穴に挿通した固定ボルトを、固定枠に締
め付け可能に固定したものであっても良い。
【0018】
【作用】本発明は、上述の如く構成したものであるか
ら、単純Tげたを形成しようとする場合には、まず接続
軸を挿通した長穴に従ってクランプを前後動自在に配置
する。クランプは、接続軸に回動可能に接続し、長穴に
接続するものであるからクサビを打ち込む以外に於て
は、自由にその位置を側枠に対して前後方向に移動する
事が可能となっている。
【0019】この状態に於て、底枠の両側に側枠を配置
するものとすれば、例えば図6に示す70度の斜角を有
する単純Tげたを形成する場合も、図7に示す斜角80
度の単純Tげたを形成する場合に於ても、側枠は自由に
前後に移動する事が可能となる。そのため、図9に示す
1点破線で示す70度の斜角の場合、若しくは2点破線
で示す80度の斜角の場合に対応して、側枠を移動配置
する事が可能となる。
【0020】そして、この最適の位置に側枠を配置した
後は、クランプの接続軸を長穴内に於て、側枠方向に押
圧移動し、側枠とクランプの先端部が接触した状態に於
てクサビを、クランプ固定枠間に打ち込む。このクサビ
は、側枠に対し接続軸を介して反対側に形成し、固定枠
とクランプとの間に介在させるものであるから、クサビ
を打ち込む事によって、クランプは接続軸を支点として
側枠方向に回動し、側枠の外面に固定したL型鋼の上面
を強く押圧する。
【0021】また、このクサビの打ち込みによって、ク
ランプの接続軸は、上部方向に上昇しようとする力が作
用するため、接続軸の上面が長穴の上面に強く押圧され
る。その結果、クランプは不動的に強く固定されるもの
となる。この状態に於て、側枠及び底枠間にコンクリー
トを打設する事によって、コンクリートは底枠の上面に
打ち込まれ、単純Tげたを形成する事が可能となるもの
である。
【0022】この様に、本発明方法に於ては、拡幅部の
斜角が異なる事から生じる、側枠の幅方向の異なる配置
にも、自由にクランプを対応させ移動しながら固定する
事が出来るから、一種類の拡幅部用底枠を形成すれば、
全ての斜角の異なる拡幅部の形成に対応する事が出来る
ものとなる。そのため、単純Tげたの廉価な製造を可能
とする。また、異なる斜角毎に拡幅部の型枠を用意する
必要がないために単純Tげたの成型を迅速に行う事が可
能となるものである。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に於て説明す
れば、図4は川(1)の両側に橋脚(2)を配置し、この橋
脚(2)上に単純Tげた(3)を載置した状態を示すもので
ある。橋脚(2)は、川(1)の両側に川(1)の流れ方向と
ほぼ平行に配置するが、この橋脚(2)上に設置する単純
Tげた(3)は、道路の取付状況等に応じて川(1)の流れ
方向と直角に形成する場合と、直角以外の一定の角度を
もって配置される場合がある。
【0024】図4に示す事例は、単純Tげた(3)が川
(1)の流れ方向と直角に形成しない場合を示すものであ
って、単純Tげた(3)は、両端方向に幅広部(4)を形成
するとともに中央方向を細幅な本体部(5)としている。
そして、この細幅な本体部(5)と幅広な幅広部(4)との
間を拡幅部(6)によって接続している。
【0025】また、単純Tげた(3)は両端面を橋脚(2)
と平行に配置する必要があるため、その単純Tげた(3)
の両端面には、単純Tげた(3)が、川(1)と直角に配置
されない場合には斜角(7)が生じるものとなる。この斜
角(7)は、例えば図6に示す場合と、図7に示す場合と
では異なるものとなる。
【0026】そして、図6に示す場合は、一例に於て
度の斜角(7)を単純Tげた(3)の端面に形成する場合
の型枠(8)を示し、その底枠(10)の平面図を示してい
る。そして、2点鎖線で示す部分は、単純Tげた(3)を
形成するためのコンクリートの打設位置を示している。
従って、この2点鎖線で示す位置の外側に側枠(11)を
配置するものとなる。
【0027】また、図7に示す場合は、一例に於て80
度の斜角(7)を単純Tげた(3)の端面に形成する場合の
型枠(8)を示し、その底枠(10)の平面図を示してい
る。そして、2点鎖線で示す部分は、単純Tげた(3)を
形成するためのコンクリートの打設位置を示している。
従って、この2点鎖線で示す位置の外側に側枠(11)を
配置するものとなる。
【0028】そして、図8はこの図7に於ける80度の
斜角(7)を有する単純Tげた(3)と、図6に示す70
の斜角(7)を有する単純Tげた(3)とを、複合して配置
した説明図となっている。そして、図9は図8の拡幅部
(6)部分の拡大図である。
【0029】この拡大図でも明らかな様に、70度の斜
角(7)を形成した場合と、80度の斜角(7)を形成した
場合とでは、拡幅部(6)の両端部も、それぞれ同じく7
0度又は80度に形成されるものとなる。そのため、側
枠(11)の両側位置が、斜角(7)が70度の場合と80
度の場合とでは異なるものとなる。即ち、70度の場合
に於ては図9に於て下方向に側枠(11)が移動するし、
80度の場合に於ては上方向に側枠(11)が移動するも
のとなる。
【0030】そのため、この斜角(7)に応じて配置を移
動する側枠(11)を、クランプ(12)で固定するには、
側枠(11)の外側に配置したクランプ(12)を、側枠
(11)に従って移動させ固定する。このクランプ(12)
は、図1に示す如く、本体固定部(13)と、この本体固
定部(13)の下端に、やや側枠(11)方向に傾斜した接
続部(14)を突出して、変形のT字型に形成している。
また、底枠(10)の側面には、接続部(14)の挿入間隔
(15)を設けて固定枠(16)を一定間隔毎に複数個突出
し、この固定枠(16)の挿入間隔(15)に、クランプ
(12)の接続部(14)を挿入する。
【0031】そして、この接続部(14)には、接続軸
(17)をカラー(19)を介して回動可能に貫通配置して
いる。この接続軸(17)は、固定枠(16)に、底枠(1
0)と平行で側枠(11)方向に形成した長穴(18)に挿
通している。この長穴(18)は、接続軸(17)を長穴
(18)内に於て摺動可能となる様に配置している。
【0032】この様に配置したものに於てクランプ(1
2)は、本体固定部(13)を接続軸(17)に従って回動
可能としているから、側枠(11)が拡幅部(6)の斜角
(7)に対応して前後に移動しても、自由にその位置を側
枠(11)に従って移動する事が可能となる。この状態に
於て、側枠(11)の外面に固定したL型鋼(20)に、ク
ランプ(12)の先端固定部(21)を配置し、側枠(11)
にクランプを押し付ける。
【0033】この押し付けた状態に於て、クサビ(22)
を、クランプ(12)のクサビ凹部(23)に打ち込む。こ
のクサビ凹部(23)は、固定枠(16)の上面とクランプ
(12)の間隔であって、底枠(10)に対して接続軸(1
7)とは反対側に配置している。そして、クサビ(22)
の外側への離脱を防止するため、外側に凸部(24)を設
けてクサビ凹部(23)を形成したものである。
【0034】このクサビ凹部(23)にクサビ(22)を打
ち込む事により、クランプ(12)は接続軸(17)を支点
として先端固定部(21)方向に回動する力が作用するか
ら、先端固定部(21)は側枠(11)のL型鋼(20)に強
く押圧固定される。また、同時にクサビ(22)の打ち込
みによりクランプ(12)が上部方向に上昇する力が作用
するため、接続軸(17)は長穴(18)の上面に強く押圧
され、位置を確実に固定する事が可能となる。そのた
め、側枠(11)間にコンクリートを打設した場合にも、
クランプ(12)がそのコンクリート圧によって外側に移
動したりする事がない。
【0035】また、この接続軸(17)は、上述の如くク
サビ(22)の打ち込みによってクランプ(12)自身の力
により、強くその位置を固定されるものであるから、接
続軸(17)を特別の手段によって固定枠(16)に固定す
る必要は必ずしもない。しかし、一実施例に於ては、図
2、図3に示す如く、ボルト(25)及びナット(26)に
より接続軸(17)を形成し、クランプ(12)を固定枠
(16)に固定するものとしている。
【0036】この場合は、ボルト(25)を、固定枠(1
6)の長穴(18)から接続部(14)の挿通口(27)に貫
通し、反対側に突出したボルト(25)に、管状に形成し
たナット(26)を螺着固定して締め付けを行う。ナット
(26)を管状に長く形成する事により、固定枠(16)の
外側からのボルト(25)とナット(26)の締め付け作業
を容易にする。この様に、ボルト(25)とナット(26)
を締め付けることにより、カラー(19)が固定枠(16)
に締め付け固定されるから、締め付けを行わない場合に
比較し、クランプ(12)の長穴(18)への摺動方向に対
する確実な固定が可能となる。
【0037】しかし、この場合、固定枠(16)に締め付
け固定されるのはカラー(19)であって、クランプ(1
2)の接続部(14)はカラー(19)及び固定枠(16)に
対して回動可能となっている。従って、側枠(11)間に
打設したコンクリートが固化した後に、側枠(11)を取
り外すには、クサビ(22)を抜き取るのみによって、接
続軸(17)のカラー(19)に従ってクランプ(12)を側
枠(11)とは反対側に回動するのみで、ボルト(25)と
ナット(26)の締め付けを緩めることなく側枠(11)の
取り外しが可能となる。
【0038】また、上記の実施例に於ては、固定枠(1
6)に形成した長穴(18)に接続軸(17)を挿通する事
によって、クランプ(12)を固定枠(16)に摺動及び固
定可能に配置している。しかし、他の異なる実施例に於
ては、図10乃至図13に示す如く、固定枠(16)の外
面に補助板(28)を配置する。
【0039】この補助板(28)は、接続軸(17)の挿入
口(30)を1個若しくは複数個開口するとともにこの挿
入口(30)とは別個に補助長穴(31)を形成している。
そして、この挿入口(30)には、クランプ(12)の挿通
口(27)を介して接続軸(17)を挿通する様に構成して
いる。
【0040】また、補助板(28)の補助長穴(31)には
固定ボルト(32)を挿通し、この固定ボルト(32)を固
定枠(16)に螺着固定している。そして、この固定ボル
ト(32)を緩めた状態に於ては、補助板(28)は固定枠
(16)の外面を自由に摺動し得る様に形成している。そ
して、前述の如く、斜角(7)に対応して側枠(11)及び
クランプ(12)を移動し、その位置が決定した場合に
は、クランプ(12)を側枠(11)側に押圧した状態に於
て、クサビ(22)をクサビ凹部(23)に打ち込む事によ
って、クランプ(12)は前述の作用により定位置に固定
される。
【0041】この状態で、固定ボルト(32)を固定枠
(16)に締め付け固定すれば、固定ボルト(32)の締め
付け力によって、補助板(28)は固定枠(16)の外面に
強固に固定される。そのため、挿通口(27)に挿通して
いる接続軸(17)も位置を固定されるものとなり、クラ
ンプ(12)の位置固定を更に強固に行う事が可能とな
る。この補助板(28)を設けた場合は、接続軸(17)は
ボルト(25)、ナット(26)等を用いる事なく構成し、
単に抜け落ちを防止するための、止めピンを挿通するピ
ン穴(33)を接続軸(17)に形成するのみで良い。
【0042】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したものであ
るから、単純Tげたの両端に形成される斜角の変化に対
応して、拡幅部の側枠を自由に移動しながら、クランプ
もその固定位置を自由に決定する事が出来るから、従来
の如く斜角が異なる毎に拡幅部の型枠を形成する必要が
なく、1つの拡幅部によって広く斜角の異なる単純Tげ
たの形成が可能となる。そのため、廉価な単純Tげたの
製造を可能とする事が出来る。また一種類の拡幅部用の
型枠で異なる斜角に対応出来るから、工事も迅速性を向
上する事が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例に於けるクランプと側枠との関係を
示す正面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】川に単純Tげた橋を架設した状態の平面図であ
る。
【図5】単純Tげたを形成する型枠の全体図である。
【図6】斜角70度の単純Tげたを底枠上に形成する場
合の平面図である。
【図7】斜角80度の単純Tげたを底枠上に配置する場
合の平面図である。
【図8】底枠上に斜角70度及び80度の単純Tげたを
重ねて配置した場合の想定図である。
【図9】図8の拡幅部の部分拡大図である。
【図10】固定枠の外面に補助板を配置した異なる実施
例の正面図である。
【図11】図10の左側面図である。
【図12】図10のB−B線断面図である。
【図13】図10のC−C線断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01D 21/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向の両端に設けた幅広部と、中央
    部に設けた細幅の本体部とを連結する拡幅部とを形成し
    た単純Tげた用の型枠に於て、拡幅部の底枠の両端に側
    枠を配置し、この側枠の外面に臨ませて、側枠固定用の
    クランプを配置するとともに、底枠よりも外側に底枠と
    一体に固定枠を固定形成し、この固定枠に、接続軸を介
    してクランプの下方向を回動可能に接続し、この接続軸
    を、側枠に対して直角方向となるよう固定枠に形成した
    長穴に、摺動可能に挿通するとともに、接続軸を介して
    側枠とは反対側のクランプと固定枠間に、クサビの打込
    み部を形成した事を特徴とする単純Tげた橋用型枠。
  2. 【請求項2】 接続軸は、ボルト及びナットにより形成
    し、固定枠の長穴にクランプを締付固定し得るものとし
    た事を特徴とする請求項1の単純Tげた橋用型枠。
  3. 【請求項3】 接続軸は、固定枠の長穴への、クランプ
    の締付固定手段を備えないものである事を特徴とする請
    求項1の単純Tげた橋用型枠。
  4. 【請求項4】 固定枠の外面には、補助長穴及び接続軸
    の挿通口を開口した補助板を配置し、この補助板の挿通
    口及び長穴を介してクランプに、接続軸を挿通するとと
    もに補助長穴に挿通した固定ボルトを、固定枠に締め付
    け可能に固定した事を特徴とする請求項1の単純Tげた
    橋用型枠。
JP32357198A 1998-11-13 1998-11-13 単純tげた橋用型枠 Expired - Fee Related JP3203234B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32357198A JP3203234B2 (ja) 1998-11-13 1998-11-13 単純tげた橋用型枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32357198A JP3203234B2 (ja) 1998-11-13 1998-11-13 単純tげた橋用型枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000144638A JP2000144638A (ja) 2000-05-26
JP3203234B2 true JP3203234B2 (ja) 2001-08-27

Family

ID=18156199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32357198A Expired - Fee Related JP3203234B2 (ja) 1998-11-13 1998-11-13 単純tげた橋用型枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3203234B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000144638A (ja) 2000-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3203234B2 (ja) 単純tげた橋用型枠
JPH08151675A (ja) 斜角プレストレストボックスカルバート及び斜角ボックスカルバートへのプレストレス導入方法
JP2883262B2 (ja) 鉄骨の柱の接合部の調整用治具
CN208310218U (zh) 适于预埋槽道用的精确定位型快拆模板
KR100313345B1 (ko) 철책 지주용 클램프
JP2787547B2 (ja) 集水桝用型枠
CA1038603A (en) Drop head supports
JP2583821B2 (ja) コンクリート型枠の固定装置
JP2821735B2 (ja) 基礎コンクリート用連結金物
JPH11293919A (ja) 型枠の保持構造及び保持方法
JP3190455B2 (ja) プレキャストコンクリート部材の接合方法
JP2585870Y2 (ja) 着岩部型枠
JPH0119045Y2 (ja)
JP3025199U (ja) 乾式施工方法に用いる石材固定材
JP3317388B2 (ja) 鋼製コンクリートセグメント製造用の型枠取り付け構造
CN212984287U (zh) 免拆模板用预埋件
JPH0694672B2 (ja) アンカーボルト位置決め用具
JPH0721617Y2 (ja) 基礎工用コンクリートブロック
IL137268A (en) Multipurpose modular concrete form
JPS6242055Y2 (ja)
JPH0649675Y2 (ja) トンネル覆工構造体
JP2640867B2 (ja) 束高調整金具
JP3335990B2 (ja) ズレ止め金具
JPS627681Y2 (ja)
JPH084514Y2 (ja) コンクリート型枠

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees