JPH0235870A

JPH0235870A - ファクシミリ装置の予約送信方式

Info

Publication number: JPH0235870A
Application number: JP63185894A
Authority: JP
Inventors: Ayako Hatsutori; 彩子服部
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1988-07-26
Filing date: 1988-07-26
Publication date: 1990-02-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕原稿供給用のホッパにセ・ノドされた原稿を、電話回線
が空いた時自動的に送信するファクシミリ装置の予約送
信方式に関し、オペレータの時間浪費を防止することを目的とし、セットされた電話番号を自動発信する機能を備え、相手
装置との間の通信回線が構築された時、ホッパにセント
された原稿を読取って送信するファクシミリ装置におい
て、原稿の送信を指示する予約釦と、該予約釦の押下を
検出した時、装置の動作状態に対応して、セン）された
電話番号の発信の可否を判定し、セントされた電話番号
の発信を指示して相手装置が話中であった場合、所定の
時間毎に該電話番号の発信を指示する制御手段とを設け
、該予約釦が押下された時、装置が稼動中であればアイ
ドル状態となる迄待ち、装置がアイドル状態であれば直
ちに電話番号の発信を行わせ、相手装置が話中であれば
、着信を優先させながら所定の時間毎に該電話番号の発
信を繰り返させて通信回線を構築する構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明はファクシミリ装置に係り、特に原稿供給用のホ
ッパにセットされた原稿を、電話回線が空いた時自動的
に送信するファクシミリ装置の予約送信方式に関する。

情報化社会の発展に伴い、ファクシミリ装置を使用して
書類や図面等を遠障地に送信することが盛んに行われる
ようになって来た。そして、複数の送信先に原稿を連続
して送信する機能のあるものが増え、ファクシミリ装置
が動作している時間が長くなる傾向がある。

ところで、ファクシミリで原稿を送信する場合、送信側
のファクシミリ装置がアイドル状態であっても、着信側
のファクシミリ装置が稼動しており、電話回線が塞がっ
ていると、発信者はファクシミリ装置の前で待機する必
要があり、無駄な時間を消費することとなるが、このよ
うな時間の浪費は防止されることが必要である。

〔従来の技術〕

ファクシミリ装置で原稿を送信する場合、オペレータは
先ずファクシミリ装置の操作パネル等の表示を見て、フ
ァクシミリ装置がアイドル状態であるのを確認し、原稿
をホッパにセットした後、送信先に電話をかけ、相手方
のファクシミリ装置が応答したことを確認したら、送信
スタート釦を押し、送信を開始させる。そして、送信完
了を確認して原稿を持ち返っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ファクシミリ装置がアイドル状態では無く、大量の着信
があった場合、送信がなかなか出来ず、多くの待ち時間
を浪費する。又、ファクシミリ装置がアイドル状態であ
っても、相手方のファクシミリ装置が稼動中であり、話
中であった場合、再度電話をかけ直す必要があり、相手
方のファクシミリ装置の稼動時間によって多くの時間を
浪費し、この間に着信があれば、更に浪費時間が増大す
るという問題がある。

本発明はこのような問題点に鑑み、ファクシミリ装置が
送信中でない場合に、ホッパに原稿をセントし、送信を
指示しておくことにより、ファクシミリ装置が自動的に
電話回線が空き状態となった時、ホッパの原稿を送信す
るようにして、オペレータの時間浪費を防止することを
目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図である。

制御手段４は操作パネル２に設けられた予約釦３−が押
下されると、装置が稼動状態かアイドル状態かを調べる
。そして、装置が稼動中であればアイドル状態となる迄
待ち、アイドル状態であれば直ちに、操作パネル２にセ
ットされた電話番号を自動ダイヤル部８に送出し、網制
御部９を起動して電話回線を接続させる。

自動ダイヤル部８は制御手段４が送出した電話番号を網
制御部９を経て発信し、相手装置からの応答を待つ。

制御手段４は網制御部９を経て相手装置が応答したこと
を検出すると、原稿読取部１のホッパにセントされた原
稿を読取らせ、画像信号を画信号処理部５に送出させる
。画信号処理部５はこの画像信号を圧縮して、モデム７
に送出する。

モデム７は画像信号を変調して網制御部９を経て電話回
線に送出し、相手装置に転送する。

相手装置が稼動中で電話回線が塞がっており、話中音が
返送されると、網制御部９を経て相手装置話中が制御手
段４に通知される。相手装置の話中を検出した制御手段
４は、網制御部９から他のファクシミリ装置からの着信
が叩告されるのを監視し、着信の報告が無く、内部に設
けたタイマ等により所定の時間経過したことを認識する
と、自動ダイヤル部８に指示して、同一電話番号の発信
を行わせる。

制御手段４はこの動作を繰り返し実行させ、相手装置の
応答するのを待つ。そして、相手装置が応答すると前記
同様にして、原稿読取部１からホッパにセットされた原
稿の送信を行わせる。

制御手段４は相手装置が応答する前に、網制御部９を経
て他のファクシミリ装置からの着信を通知されると、こ
の着信を優先して受信させる。そして、モデム７を経て
入力する他のファクシミリ装置からの画像信号を画信号
処理部５６ごて伸長させ、記録部６に送出させて記録さ
せる。

制御手段４はこの受信が完了すると、再び相手装置を呼
び出すため、自動ダイヤル部８に指示して、同一電話番
号の発信を行わせる動作を繰り返す。

１作用〕上記の如く構成することにより、制御手段４は予約釦３
の押下に基づき、装置の動作状態に対応して、電話番号
の送出が可能となると、相手装置との間の通信回線の構
築を計り、自動的にセットされた原稿を送信するため、
オペレータは無駄な待ち時間を浪費せずに原稿の送信を
行うことが出来る。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図で、
第３図は第２図の動作を説明するフローチャートである
。

第１図と同一符号は同一機能のものを示す。プロセッサ
１０はＲＯＭＩＩに格納されているプログラムを読出し
て動作し、第３図■に示す如く、操作パネル２の予約釦
３が押下され、この押下信号が人出力ポート１３を経て
入力するのを監視している。

プロセッサ１０は予約釦３の押下を検出すると、第３図
■に示す如く、ＲＡＭ１２に予約されたことを記録し、
第３図■に示ず如く、装置がアイドル状態であるか調べ
る。そして、アイドル状態で無ければ、第３図■に示す
如く、アイドル状態となったか調べるルーチンに移行し
、装置がアイドル状態となるのを待つ。

５と記録部６が動作しているため、これらを入出力ポー
ト１３を経て制御しており、装置が動作中か否かを判定
出来る。

プロセッサ１０は装置がアイドル状態であれば、第３図
■に示す如く、直ちに人出力ポート１３を経て自動ダイ
ヤル部８を制御し、第１図で説明した如く、電話回線を
接続して電話番号を送出させる。そして、第３図■に示
す如く、相手装置が応答したか調べる。

第１図で説明した如く、相手装置が応答すると、プロセ
ッサ１０は入出力ボート１３を経て原稿読取′部１と画
信号処理部５を制御して、ホッパにセットされた原稿を
送信させる。

相手装置の電話線が塞がっており、話中が返送されでき
た場合、第３図■に示す如く、プロセッサ１０はタイマ
１４をセットする。そして、網制御部９から着信の通知
があるか調べ、着信の通知が無ければ、第３図■に示す
如く、タイマ１４がオンとなっかた調べる。タイマ１４
がオンとなっζいなければ、着信を調べるルーチンに戻
り、着信があれば、第３図■に示す如く、ごの着信を優
先して処理させる。

即ち、第１図で説明した如く、モデム７を経て画信号処
理部５に人力する画像信号を、記録部６を制御して用紙
上に記録させる。

ブロモ・７す１０は着信処理に移行すると、装置がアイ
ドル状態となったか調べる第３図■のルーチンに戻り、
アイドル状態となるのを待つ。

そして、アイドル状態となるとＲＡＭ１２に記録した予
約が解除されたか調べる。予約が解除されていれば、他
の処理に移行し、予約が解除されていなければ、第３図
■に示す電話回線を接続するルーチンに移行する。

第３図■に示す如く、タイマ１４がオンとなると、プロ
セッサ１０は入出力ポート１３を経て自動ダイヤル部８
を制御し、第３図■に示す如く、網制御部９に電話回線
を接続させ、電話番号を送出させるルーチンに戻る。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明はホッパに原稿がセットされ
ておらず、ファクシミリ装置が送信中でない時、予約釦
を押下して、原稿をホッパにセットしておくだけで、フ
ァクシミリ装置が着信中か、相手装置が話中であり、原
稿送信が待たされ状態であった場合、オペレータが送信
可能となる迄待つための時間の浪費を防止することか出
来る。

図において、 ■は原稿読取部、３は予約釦、５は画信号処理部、７はモデム、９は網制御部、１１はＲＯＭ。

１３は入出力ボート、２は換作パネル、４は制御手段、６は記録部、８は自動ダイヤル部、１０はプロセッサ、１２はＲＡＭ。

１４タイマである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、第２図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図、第３図は第２図の動作を説明するフローチャートである
。

Claims

【特許請求の範囲】セットされた電話番号を自動発信する機能を備え、相手
装置との間の通信回線が構築された時、ホッパにセット
された原稿を読取って送信するファクシミリ装置におい
て、原稿の送信を指示する予約釦（３）と、該予約釦（３）の押下を検出した時、装置の動作状態に
対応して、セットされた電話番号の発信の可否を判定し
、セットされた電話番号の発信を指示して相手装置が話
中であった場合、所定の時間毎に該電話番号の発信を指
示する制御手段（４）とを設け、該予約釦（３）が押下された時、装置が稼動中であれば
アイドル状態となる迄待ち、装置がアイドル状態であれ
ば直ちに電話番号の発信を行わせ、相手装置が話中であ
れば、着信を優先させながら所定の時間毎に該電話番号
の発信を繰り返させて通信回線を構築することを特徴と
するファクシミリ装置の予約送信方式。