JPH0235803A - 移動体搭載用アンテナ装置 - Google Patents
移動体搭載用アンテナ装置Info
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- JPH0235803A JPH0235803A JP18580388A JP18580388A JPH0235803A JP H0235803 A JPH0235803 A JP H0235803A JP 18580388 A JP18580388 A JP 18580388A JP 18580388 A JP18580388 A JP 18580388A JP H0235803 A JPH0235803 A JP H0235803A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、自動車等の移動体に搭載する移動体搭載用ア
ンテナ装置に関するものである。
ンテナ装置に関するものである。
［従来の技術１
移動体に搭載して使用するアンテナは、固定して使用す
る場合よりも設計上の配慮が必要となる。例えば、車載
用の場合、耐候性の他に、耐振動性・衝撃特性、耐油性
、耐摩耗性（洗車時を考慮）などが要求される。また、
車載用の場合は、外観上及び洗車時、車庫入れ時を考慮
して低背型のアンテナが要求されることも多い。
る場合よりも設計上の配慮が必要となる。例えば、車載
用の場合、耐候性の他に、耐振動性・衝撃特性、耐油性
、耐摩耗性（洗車時を考慮）などが要求される。また、
車載用の場合は、外観上及び洗車時、車庫入れ時を考慮
して低背型のアンテナが要求されることも多い。
更に、近年、移動体通信用周波数帯は、８００ＭＨ２か
ら１ 、５ Ｇ Ｈｚあるいは２．５ＧＨ２帯に移行す
る傾向にあり、アンテナ部と車内の受信機部とを接続す
る同軸ケーブルの損失が無視できなくなってきており、
アンテナ部に高周波増幅器、ミキサ、局部発信器、フィ
ルタ、高周波出力回路部等を内蔵する必要も生じている
。
ら１ 、５ Ｇ Ｈｚあるいは２．５ＧＨ２帯に移行す
る傾向にあり、アンテナ部と車内の受信機部とを接続す
る同軸ケーブルの損失が無視できなくなってきており、
アンテナ部に高周波増幅器、ミキサ、局部発信器、フィ
ルタ、高周波出力回路部等を内蔵する必要も生じている
。
これらの背景から、車載用アンテナとしては、マイクロ
ストリップアンテナを用いて平板形状とし、同時に前記
回路部も一体化して高感度、高出力化する傾向が一般的
である。
ストリップアンテナを用いて平板形状とし、同時に前記
回路部も一体化して高感度、高出力化する傾向が一般的
である。
マイクロストリップアンテナと周辺回路部を一体化して
車体外部に設置しようとすると、ｍｆ＋の理由により、
強固な外殻と、気密性の高い構造のアンテナカバー（あ
るいはケース）が必要となる。
車体外部に設置しようとすると、ｍｆ＋の理由により、
強固な外殻と、気密性の高い構造のアンテナカバー（あ
るいはケース）が必要となる。
しかし、このようなアンテナカバーでアンテナを覆うと
、電波の透過損失が増し、これを避けるため高周波特性
の良好な材料（例えば、テア０ン樹脂など）を使用する
と高価になるという問題がある。また、気密性を良好に
しようとすると、嵌合部の構造が複雑となり、バッキン
グ部品も必要となるため高価になるという問題が生じる
。
、電波の透過損失が増し、これを避けるため高周波特性
の良好な材料（例えば、テア０ン樹脂など）を使用する
と高価になるという問題がある。また、気密性を良好に
しようとすると、嵌合部の構造が複雑となり、バッキン
グ部品も必要となるため高価になるという問題が生じる
。
［発明が解決しようとする課題］
本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、外
殻を構成するアンテナカバーを薄くして耐摩耗特性のみ
を分担し、耐荷重性など構造的強度は内部の発泡ｎ４脂
で実現し、電波の透過損失を少なくし、且つコストを下
げ、また、アンテナカバー内部のアンテナ素子の支持及
びアンテナカバーの内部からの支持を発泡樹脂で行なっ
て、簡易、軽量、低損失且つ安価に実現することを目的
とした移動体搭載用アンテナ装置を提供するものである
。
殻を構成するアンテナカバーを薄くして耐摩耗特性のみ
を分担し、耐荷重性など構造的強度は内部の発泡ｎ４脂
で実現し、電波の透過損失を少なくし、且つコストを下
げ、また、アンテナカバー内部のアンテナ素子の支持及
びアンテナカバーの内部からの支持を発泡樹脂で行なっ
て、簡易、軽量、低損失且つ安価に実現することを目的
とした移動体搭載用アンテナ装置を提供するものである
。
［課題を解決するための手段］
本発明は、アンテナ素子を収納したアンテナカバーの内
部に発泡樹脂を充填したものである。
部に発泡樹脂を充填したものである。
［作用Ｊ
アンテナカバーの内部に発泡樹脂を充填して、発泡樹脂
にてアンテナ素子を支持するようにしたものである。
にてアンテナ素子を支持するようにしたものである。
また、アンテナ素子の近傍には高発泡樹脂を充填し、そ
れ以外には低発泡樹脂を充填して、内部よりアンテナカ
バーを支持すると同時にアンテナ素子の支持も行なうよ
うにしている。
れ以外には低発泡樹脂を充填して、内部よりアンテナカ
バーを支持すると同時にアンテナ素子の支持も行なうよ
うにしている。
更に、少なくともアンテナ素子近傍には高周波損失の少
ない発泡樹脂を充填して、電波の透過損失を少なくして
いる。
ない発泡樹脂を充填して、電波の透過損失を少なくして
いる。
［実施例１
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。！＃
１図はアンテナ部の断面図を、＄２図は斜視図を夫々示
している。背の低いアンテナ本体１から同軸ケーブル２
が導出されており、同軸ケーブル２の先端には信号を出
力するコネクタ３が設けである。アンテナとしてはスト
リップライン型アンテナを使用し、その板状のアンテナ
素子５は、ストリップライン型アンテナのアース板を兼
ねた回路収納箱７と開をあけて配置される。回路収納箱
７からは給電ビン６が突設され、アンテナ素子５を接続
されている。この回路収納箱７及びアンテナ素子５はア
ンテナカバー４と裏板８とで構成される外殻の内部に配
置される。このアンテナカバー４内の全体にわたって発
泡樹脂１１が充填される。この発泡樹脂１１は高発泡樹
脂（例えば硬質ポリウレタンフォーム）であり、本実施
例では常温硬化性樹脂を用いている。また、アンテナカ
バー４には、例えば、ＡＢＳ樹脂等の安価な材料を使用
し、外殻を薄くして、電波の透過損失を減少させている
。
１図はアンテナ部の断面図を、＄２図は斜視図を夫々示
している。背の低いアンテナ本体１から同軸ケーブル２
が導出されており、同軸ケーブル２の先端には信号を出
力するコネクタ３が設けである。アンテナとしてはスト
リップライン型アンテナを使用し、その板状のアンテナ
素子５は、ストリップライン型アンテナのアース板を兼
ねた回路収納箱７と開をあけて配置される。回路収納箱
７からは給電ビン６が突設され、アンテナ素子５を接続
されている。この回路収納箱７及びアンテナ素子５はア
ンテナカバー４と裏板８とで構成される外殻の内部に配
置される。このアンテナカバー４内の全体にわたって発
泡樹脂１１が充填される。この発泡樹脂１１は高発泡樹
脂（例えば硬質ポリウレタンフォーム）であり、本実施
例では常温硬化性樹脂を用いている。また、アンテナカ
バー４には、例えば、ＡＢＳ樹脂等の安価な材料を使用
し、外殻を薄くして、電波の透過損失を減少させている
。
発泡樹脂１１は裏板８に穿孔した注入孔９から注入して
内部で直接発泡させるが、熱硬化性樹脂を直接発泡させ
ると、アンテナカバ−４内部の気圧が上昇するので、裏
板８に排気孔１０を設けている。
内部で直接発泡させるが、熱硬化性樹脂を直接発泡させ
ると、アンテナカバ−４内部の気圧が上昇するので、裏
板８に排気孔１０を設けている。
発泡させる際には、独立気泡が形成されることが望まし
いので、界面活性剤等を混入し、発泡剤としでは７レオ
ンがス等を用いる。
いので、界面活性剤等を混入し、発泡剤としでは７レオ
ンがス等を用いる。
硬質ポリツレタン７オームを利用した場合、電波透過損
失を少なくするため高発泡状態とすることが望ましいが
、アンテナカバ−４内部の支持体として考えると、低発
泡状態とする必要があるので妥協が必要である。
失を少なくするため高発泡状態とすることが望ましいが
、アンテナカバ−４内部の支持体として考えると、低発
泡状態とする必要があるので妥協が必要である。
第３図は他の実施例を示し、アンテナ素子５の近傍に高
発泡樹脂１１＆を充填し、それ以外の部分には低発泡樹
脂１１ｂを充填したものであり、他の構成は第１図の場
合と同様である。尚、発泡樹脂１１ａ、１１１）は予め
形成したものを配置しておいても良い、このように構成
することで、アンテナ素子５近傍の樹脂密度を減少させ
で、電波透過損失（誘電体損失）を少なくすることがで
きる。
発泡樹脂１１＆を充填し、それ以外の部分には低発泡樹
脂１１ｂを充填したものであり、他の構成は第１図の場
合と同様である。尚、発泡樹脂１１ａ、１１１）は予め
形成したものを配置しておいても良い、このように構成
することで、アンテナ素子５近傍の樹脂密度を減少させ
で、電波透過損失（誘電体損失）を少なくすることがで
きる。
また、アンテナ素子５近傍に電波透過損失の少ない材料
を配置することもできる。すなわち、アンテナ素子５の
周辺には、予め発泡させた高発泡ポリスチレン等の、電
波透過損失の少ない樹脂の成形品を配置しておき、アン
テナ素子５から比較的遠い部分（周縁部）には第１図の
場合と同様に硬質発泡ポリスチレン樹脂を充填している
。こうすることにより、高周波特性の良好な熱可塑性樹
脂を組み合わせて使用することが可能になる。また、気
密性を必要とする裏板８付近は、組立後に発泡樹脂を注
入硬化させるため、第１図の場合と同様に密封しである
。
を配置することもできる。すなわち、アンテナ素子５の
周辺には、予め発泡させた高発泡ポリスチレン等の、電
波透過損失の少ない樹脂の成形品を配置しておき、アン
テナ素子５から比較的遠い部分（周縁部）には第１図の
場合と同様に硬質発泡ポリスチレン樹脂を充填している
。こうすることにより、高周波特性の良好な熱可塑性樹
脂を組み合わせて使用することが可能になる。また、気
密性を必要とする裏板８付近は、組立後に発泡樹脂を注
入硬化させるため、第１図の場合と同様に密封しである
。
［発明の効果１
本発明は上述のように、アンテナ素子を収納したアンテ
ナカバーの内部に発泡樹脂を充填したものであるから、
気密性が高く、軽量で、電波透過損失が少なく、且つ安
価な移動体搭載用のアンテナを実現することができる効
果を奏し、また、全体の強度は発泡樹脂により確保され
るので、余分な構造材、支持材が不要になり、部品点数
を減少させることができるなど、実用上の効果が大きい
ものである。また、構造的強度は内部の発泡Ｏ（脂で持
たせることができるので、アンテナカバーを薄くして耐
摩耗特性のみを分担できる。
ナカバーの内部に発泡樹脂を充填したものであるから、
気密性が高く、軽量で、電波透過損失が少なく、且つ安
価な移動体搭載用のアンテナを実現することができる効
果を奏し、また、全体の強度は発泡樹脂により確保され
るので、余分な構造材、支持材が不要になり、部品点数
を減少させることができるなど、実用上の効果が大きい
ものである。また、構造的強度は内部の発泡Ｏ（脂で持
たせることができるので、アンテナカバーを薄くして耐
摩耗特性のみを分担できる。
また、アンテナ素子の近傍には高発泡樹脂を充填し、そ
れ以外には低発泡樹脂を充填して、内部よりアンテナカ
バーを支持すると同時にアンテナ素子の支持も行なうよ
うにしているので、アンテナ素子の支持及びアンテナカ
バーの内部からの支持を簡易、ａｍ、低損失、且つ安価
にすることができる。
れ以外には低発泡樹脂を充填して、内部よりアンテナカ
バーを支持すると同時にアンテナ素子の支持も行なうよ
うにしているので、アンテナ素子の支持及びアンテナカ
バーの内部からの支持を簡易、ａｍ、低損失、且つ安価
にすることができる。
更に、少なくともアンテナ素子近傍には高周波損失の少
ない発泡樹脂を充填して、電波の透過損失を少なくして
いる。
ない発泡樹脂を充填して、電波の透過損失を少なくして
いる。
第１図は本発明の実施例の断面図、第２図は同上の斜視
図、第３図は同上の他の実施例の断面図である。 ４はアンテナカバー ５はアンテナ素子、１１は発泡樹
脂である。 代理人 弁理士 石 １）長 七
図、第３図は同上の他の実施例の断面図である。 ４はアンテナカバー ５はアンテナ素子、１１は発泡樹
脂である。 代理人 弁理士 石 １）長 七
Claims (3)
- （１）アンテナ素子を収納したアンテナカバーの内部に
発泡樹脂を充填して成る移動体搭載用アンテナ装置。 - （２）アンテナ素子の近傍には高発泡樹脂を充填し、そ
れ以外には低発泡樹脂を充填した請求項１記載の移動体
搭載用アンテナ装置。 - （３）少なくともアンテナ素子近傍には高周波損失の少
ない発泡樹脂を充填した請求項１記載の移動体搭載用ア
ンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63185803A JP2614276B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 移動体搭載用アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63185803A JP2614276B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 移動体搭載用アンテナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0235803A true JPH0235803A (ja) | 1990-02-06 |
| JP2614276B2 JP2614276B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=16177161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63185803A Expired - Lifetime JP2614276B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 移動体搭載用アンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2614276B2 (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5585806A (en) * | 1993-12-28 | 1996-12-17 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Flat antenna apparatus having a shielded circuit board |
| US5670745A (en) * | 1993-12-27 | 1997-09-23 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Hermetically sealed case sealed by packing |
| US6539608B2 (en) * | 1996-06-25 | 2003-04-01 | Nortel Networks Limited | Antenna dielectric |
| JP2008085639A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 電子装置 |
| JP2009528717A (ja) * | 2006-02-26 | 2009-08-06 | オリジン・ジーピーエス・リミテッド | 一体化されたアンテナを有するハイブリッド回路 |
| JP2013504259A (ja) * | 2009-09-02 | 2013-02-04 | ローズマウント インコーポレイテッド | 危険場所において使用されるフィールド装置のためのワイヤ・ハーネス |
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| WO2016097182A1 (de) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | Hirschmann Car Communication Gmbh | Wasserdichte lte-antenne mit pu-verguss |
| US9674976B2 (en) | 2009-06-16 | 2017-06-06 | Rosemount Inc. | Wireless process communication adapter with improved encapsulation |
| WO2019078303A1 (ja) * | 2017-10-18 | 2019-04-25 | Ntn株式会社 | カバーおよび車載用フィン型アンテナ装置 |
| JP2020005054A (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-09 | 三菱重工業株式会社 | 内圧防爆用アンテナおよびアンテナの内圧防爆構造、内圧防爆用アンテナの製造方法並びに移動体 |
| JP2020048175A (ja) * | 2017-10-18 | 2020-03-26 | Ntn株式会社 | カバーおよび車載用フィン型アンテナ装置 |
| GB2577808A (en) * | 2018-10-02 | 2020-04-08 | Porsche Ag | Antenna Arrangement |
| US10761524B2 (en) | 2010-08-12 | 2020-09-01 | Rosemount Inc. | Wireless adapter with process diagnostics |
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|---|---|---|---|---|
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| JPS61195005A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-29 | Matsushita Electric Works Ltd | 平面アンテナの保護カバ−用材料 |
-
1988
- 1988-07-26 JP JP63185803A patent/JP2614276B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| CN110994120A (zh) * | 2018-10-02 | 2020-04-10 | 保时捷股份公司 | 天线装置 |
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| GB2577808A (en) * | 2018-10-02 | 2020-04-08 | Porsche Ag | Antenna Arrangement |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2614276B2 (ja) | 1997-05-28 |
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