JPH0235776Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0235776Y2
JPH0235776Y2 JP11345385U JP11345385U JPH0235776Y2 JP H0235776 Y2 JPH0235776 Y2 JP H0235776Y2 JP 11345385 U JP11345385 U JP 11345385U JP 11345385 U JP11345385 U JP 11345385U JP H0235776 Y2 JPH0235776 Y2 JP H0235776Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
pressure contact
contact force
pressing
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11345385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6223828U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11345385U priority Critical patent/JPH0235776Y2/ja
Publication of JPS6223828U publication Critical patent/JPS6223828U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0235776Y2 publication Critical patent/JPH0235776Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は布地接着機における圧接力表示装置
に関し、更に詳細には、布地をプレスする際に布
地に加える圧接力を正確に表示する布地接着機に
おける圧接力表示装置に関する。
(従来技術) この考案に係る布地接着機にあつては、多種類
の布地のプレスを行ない、それぞれ所定の剥離強
度を持たせる必要があつた。
そのため、布地接着機にあつては、圧接力調整
ツマミを設けてその圧接力を調整していた。
ところが、調整される圧接力が表示されていな
いため、作業者の感によつてその調整が行なわ
れ、常に均一な剥離強度を得ることは困難であつ
た。
そこで、従来、第6図に示すように、前記圧接
力調節ツマミ1の基端部の回りに目盛り2を設け
て、このツマミ1の回転量によつて圧接力を調整
していた。
しかしながら、このものは、圧接力調整ツマミ
1によつて直接布地を加圧するものではなく、こ
のツマミ1の回転に連動した別の加圧手段が布地
のプレスを行なうものであり、このツマミ1によ
つて把握された圧接力には、機械的誤差が多分に
含まれていた。
したがつて、圧接力調整ツマミ1における圧接
力の表示は正確なものではなく、多種類の布地に
常に適正な圧接力でプレスを施すことができなか
つた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、あらゆる種類の布地に対して常に
正確な圧接力でプレスを施すことができるように
正確にその圧接力を表示する布地接着機における
圧接力表示装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記の問題点に鑑みなされたもので
あつて、先端部に圧接力調整ツマミを設け、基端
部にはネジ部を設けて回転可能に立設した圧接力
調整体と、前記ネジ部に螺合する螺合体と、前記
圧接力調整体の回転に伴なつて、この螺合体を介
して側壁間に回転可能に支持され、その一端部に
圧接力表示体を取付けた押圧棒と、この押圧棒に
一体に成形された複数個の突出部により押圧され
る押圧板とよりなる布地接着機における圧接力表
示装置である。
(作用) 従つて、圧接力調整体の先端部の圧接力調整ツ
マミを回転させると、これに伴ない、圧接力調整
体の基端部のネジ部が回転し、このネジ部に螺合
する螺合体が回転し、この螺合体の回転によつ
て、側壁間に支持された押圧棒が回転するのであ
る。この押圧棒の回転によりこの押圧棒に一体に
成形された複数個の突出部が回転し、この突出部
により押圧板が押圧され、布地が押圧板によりプ
レスされるようになつている。
又、この押圧棒の一端部には圧接力表示板が取
付けられており、押圧棒の回転に伴ない回転し、
前記押圧板に加えられた圧接力が直接表示される
のである。
したがつて、この圧接力表示装置にあつては、
布地のプレスの際、加えられる圧接力を直接この
表示板により表示するため、正確な圧接力を作業
者に表示することができる。更には、正確な圧接
力が表示されるため、あらゆる種類の布地に対し
て常に適正な圧接力でプレスを施すことができる
のである。
(実施例) 以下に、図面を参照して、この考案の好適な実
施例を例示的にくわしく説明する。ただし、この
実施例に記載されている構成部品の形状、相対位
置等は特に特定的な記載がないかぎりは、この考
案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
なく、単なる説明例にすぎない。
この考案の布地接着機における圧接力表示装置
は、圧接力調整ツマミを設けた圧接力調整体と、
この調整体の回転に伴なつて、回転する押圧棒
と、この押圧棒の回転に伴なつて押圧される押圧
板と、前記押圧棒の一端部に取付けた圧接力表示
板とより構成されている。
さて、第1図〜第3図に示すように、圧接力調
整体13は、棒状であつて、この中間部と基端部
とが支持アーム25によつて立設した状態で回転
可能に支持されている。その先端部には円形の板
状の圧接力調整ツマミ11が先端を包むように嵌
着され、基端部にはネジ部14が隣接した螺合体
15のネジ山に接触するように嵌着されている。
なお、圧接力調整ツマミ11は、ハンドルであ
つてもよく、この場合には圧接力の調整を一層ス
ピーデイーに行なうことができる。
螺合体15は歯車であつて、押圧棒16の一端
近傍に嵌着されている。この螺合体15は前記ネ
ジ部14のネジ山に螺合され、ネジ部14の図中
矢印A方向への回転に連動して図中矢印B方向へ
回転するようになつている。
押圧棒16は前記圧接力調整体12の回転に伴
なつて、螺合体15を介して側壁23間に回転可
能に支持されている。即ち、押圧棒16は前記圧
接力調整体13の回転に伴ない、この圧接調整体
13の基端部に嵌着されたネジ部14のネジ山と
螺合する螺合体15の回転により回転できるよう
に側壁23間に支持されている。
又、この押圧棒16はその一端に円盤状であつ
て、その表面に等間隔に目盛りを設けた圧接力表
示板12がボルト22により取付けられると共
に、その中間部には2個の突出部17がこの押圧
棒16と一体に成形されている。
この突出部17は押圧棒16の中間部に等間隔
に設けられたカムであつて、押圧棒16の回転に
伴なつて押圧板18の上部に設けられた突条26
を押圧するようになつている。
なお、この突出部17は前記押圧棒16と一体
に成形された棒状突起であつて、その先端が半球
状に成形されたものであつてもよく、カムに比べ
てその装置内における占有容積を少なくすること
ができる。
なお、この突出部17は押圧棒16の中央に1
個設けてもよい。
第1図に示すように押圧板18は長方形の板で
あつて、その両端近傍に2つの貫通孔(図示しな
い)が設けられ、この貫通孔に支柱20が通され
ている。
更に、押圧板18の下面には前記支柱20が貫
通したバネ体19が床面27との間に介装され、
押圧板18を支承している。
このように、前記押圧棒16の突出部17の押
圧により、押圧板18が押圧され、押圧板18と
その下方に配置されたベルト30との間に移送さ
れる布地(図示しない)がプレスされるようにな
つている。
次に、この考案の布地接着機における圧接力表
示装置の作用について説明する。
まず、第1図〜第3図に示すように、圧接力調
整体13の先端部に設けた圧接力調整ツマミ11
を図中矢印A方向へ回転させる。この圧接力調整
ツマミ11の回転に伴ない、圧接力調整体13の
基端部に設けられたネジ部14が回転し、このネ
ジ部と螺合する歯車により構成された螺合体15
が図中矢印B方向へ回転する。
続いて、螺合体15が嵌着する押圧棒16が螺
合体15の回転と共に同一方向に回転する。
押圧棒16の回転は、その一端に取付けられた
圧接力表示板12を回転させ、圧接力調整ツマミ
11により、調整された圧接力が圧接力表示板1
2に設けられた目盛によつて表示されるのであ
る。
一方、第1図、第4図及び第5図に示すよう
に、押圧棒16と一体に成形され、その中間部に
等間隔に設けられた突出部17、即ちカムは押圧
棒16の回転と共に回転してその下方に設けた押
圧板18の上面の突条26を押圧する。
押圧板18はその両端近傍の貫通孔を貫通する
支柱20により固定され、更に押圧板18をこの
下面と床面27との間に介装されたバネ体19が
上下動可能に支承するようになつている。
上述した押圧板18はこのバネ体を介してその
下方に配置したベルト30との間に移送される布
をプレスするようになつている。
従つて、押圧棒16の回転は、圧接力表示板1
2にて、そのプレスするときの圧接力として表示
され、一方、この押圧棒16の回転は、押圧板1
8を押圧し、この押圧板18の押圧によつて布地
をプレスするようになつているため、圧接力表示
板12により表示される圧接力と実際に布地に対
してプレスする際の圧接力との間には誤差を生じ
ることがなく、正確にその圧接力を作業者に表示
することができ、あらゆる種類の布地に対して常
に適正な圧接力でプレスを施すことができるよう
になつている。
(考案の効果) 以上、詳述した如く、この考案は、先端部に圧
接力調整ツマミを設け基端部にはネジ部を設けて
回転可能に立設した圧接力調整体と、前記ネジ部
に螺合する螺合体と前記圧接力調整体の回転に伴
なつてこの螺合体を介して側壁間に回転可能に支
持され、その一端部に圧接力表示板を取付けた押
圧棒とこの押圧棒に一体に成形された複数個の突
出部により押圧される押圧板とよりなるものであ
つて、押圧棒の回転によつて押圧板を押圧し、布
地をプレスし、圧接力表示板にその圧接力を表示
するようになつているため、表示される圧接力と
プレスする際の圧接力との間に誤差が生じること
がなく、常に正確な圧接力を作業者に表示するこ
とができる。
又、このものは、正確な圧接力を表示すること
ができるため、あらゆる種類の布地に対して常に
適正な圧接力でプレスを施すことができ、2枚の
布地を貼り合せる場合に剥離強度が強すぎる或い
は弱すぎるといつたことをなくし、その作業性を
一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の布地接着機における圧接力
表示装置の正面図、第2図は同じく第1図の左側
面図、第3図は同じく第1図の右側面図、第4図
は突出部の回転により押圧板が押圧されバネ体が
収縮した状態を示す縦断面図、第5図は突出部が
押圧板を押圧していない状態を示す縦断面図、第
6図は従来の圧接力調整ツマミとその回りに設け
た目盛りとを示す平面図である。 符号の説明、10……圧接力表示装置、11…
…圧接力調整ツマミ、12……圧接力表示板、1
6……押圧棒、17……突出部、18……押圧
板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端部に圧接力調整ツマミを設け、基端部に
    はネジ部を設けて回転可能に立設した圧接力調
    整体と、前記ネジ部に螺合する螺合体と、前記
    圧接力調整体の回転に伴なつて、この螺合体を
    介して側壁間に回転可能に支持され、その一端
    部に圧接力表示板を取付けた押圧棒と、この押
    圧棒に一体に成形された複数個の突出部により
    押圧される押圧板とよりなる布地接着機におけ
    る圧接力表示装置。 (2) 前記圧接力表示板が円盤状であつて、その表
    示板に等間隔に目盛りを設けたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の布地接
    着機における圧接力表示装置。 (3) 前記突出部が押圧棒に等間隔に設けられたカ
    ムであることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の布地接着機における圧接力表
    示装置。
JP11345385U 1985-07-24 1985-07-24 Expired JPH0235776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11345385U JPH0235776Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11345385U JPH0235776Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6223828U JPS6223828U (ja) 1987-02-13
JPH0235776Y2 true JPH0235776Y2 (ja) 1990-09-28

Family

ID=30995274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11345385U Expired JPH0235776Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0235776Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6223828U (ja) 1987-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE3991592C1 (de) Vorrichtung zum Heißsiegeln
KR20000036022A (ko) 매트리스 내부 스프링 구조체 조립 장치
DE19642557A1 (de) Meßvorrichtung zur Messung von Bauteilen
JPH0235776Y2 (ja)
DE2954652C2 (ja)
US3678738A (en) Test device for trim assemblies
JPS6354559B2 (ja)
JPH0121669Y2 (ja)
DE849440C (de) Durch ein Fuehlorgan, z. B. Waermefuehler, betaetigter Kippschalter
DE2658011C2 (ja)
KR101229270B1 (ko) 자수기용 피자수물 클램핑 장치
CN213456344U (zh) 一种新型钢筋标距仪
JPS6321533Y2 (ja)
CN221292637U (en) Gilt embossing press with adjustable limit structure
US753629A (en) Holder for forming ornamental articles.
JPH0433900Y2 (ja)
KR0125552Y1 (ko) 프레스용 보조다이
JPH03118091A (ja) ボタン縫いミシン
DE2322288B2 (de) Waage, insbesondere Briefwaage
JPH0752693Y2 (ja) ミシンにおける糸張力制御装置
JPS5931698Y2 (ja) 皮革張り装置の把持装置
JPH0720661Y2 (ja) 配向機
AT241255B (de) Einrichtung zum Ausführen von Nähten mit einem vorbestimmten Nahtverlauf
JPS6226073Y2 (ja)
JPH0344553B2 (ja)