JPH0235682Y2 - - Google Patents

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JPH0235682Y2
JPH0235682Y2 JP8542182U JP8542182U JPH0235682Y2 JP H0235682 Y2 JPH0235682 Y2 JP H0235682Y2 JP 8542182 U JP8542182 U JP 8542182U JP 8542182 U JP8542182 U JP 8542182U JP H0235682 Y2 JPH0235682 Y2 JP H0235682Y2
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JP
Japan
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tension bar
coal
retaining wall
ground
buried pipe
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JP8542182U
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JPS58187508U (ja
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプール式撒物貯蔵設備に応用できる貯
炭場に関するものである。
第1図は従来の貯炭場の第1の例で、積付けら
れた石炭1の側圧による擁壁2の水平滑りに対し
て、斜杭3によつて抵抗させている(一般の土止
め擁壁で杭がある場合の例)が、この場合には大
量の斜杭が必要で、不経済であつた。
第2図は従来の貯炭場の第2の例で、石炭圧に
よる擁壁2の水平滑りに対して貯炭場の全底面に
わたつて施工された鉄筋コンクリート床版によつ
て抵抗させ、その床版は沈下しないように杭5が
打設されているが、この場合には大量のコンクリ
ート床版と杭が必要であり、やはり不経済であつ
た。
第3図と第4図は従来の貯炭場の第3の例で第
3図は底面の平面図、第4図は第3図のA〜A断
面図である。図において石炭圧による擁壁2の水
平滑りに対して相対する擁壁2の底板を繋いだテ
ンシヨンバー6によつて抵抗させているが、この
場合上載石炭圧により地盤沈下が発生した場合に
は、第4図の破線の如くテンシヨンバー6は撓
み、テンシヨンバー6の切断及び擁壁2の転倒等
の被害を招く虞れがあつた。
本考案は前記従来の欠点を解消するために提案
されたもので、貯炭場の底部に相対する擁壁の底
板部を結合するテンシヨンバーを設けると共に、
同テンシヨンバーを埋設管内に通すことにより、
上載の石炭鉛直圧がテンシヨンバーに作用しない
ようにして、同テンシヨンバーの切断、擁壁が転
倒する等の虞れの全くない貯炭場を提供せんとす
るものである。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第5図は本考案の実施例を示す貯炭場の底面
の平面図、第6図は第5図のB〜B断面図、第7
図は第6図の部分詳細図、第8図は第7図のC−
C断面図である。図において1は積付けられた石
炭、2は擁壁、5は杭、7はテンシヨンバー、8
は埋設管、9は建屋、10は地盤、11は接続管
である。
さて本プール式貯炭場は、積付けられた石炭1
を支持する鉄筋コンクリート製擁壁2、防塵を目
的として設けられた建屋9、擁壁2を支持する杭
5、相対する擁壁の底板2aを繋いだテンシヨン
バー7、それを内部に保護している埋設管8、そ
の埋設管を屈折可能にするために設けられた接続
管11等によつて構成されている。また地盤10
は、軟弱地盤においては、上載の石炭1の鉛直圧
に耐えるように、適当な地盤改良等が施工され
る。第6図における埋設管8は建設当初の状態、
第7図における埋設管8は地盤沈下後の状態を示
す。
次に作用を説明すると、擁壁2は石炭1により
大きい側圧を受けて水平滑りが発生し、この滑り
は相対する擁壁で釣合つた力が作用する。従つて
相対する擁壁2の底板2aをテンシヨンバー7で
結合することにより、この滑りに抵抗することが
できる。テンシヨンバー7は上載の石炭圧が作用
しないように、また地盤沈下の影響を受けないよ
うに埋設管8の内部に保護された構造となつてい
る。
地盤10は石炭1の上載圧力により圧密沈下を
起こし、第7図に示すように埋設管8は地盤沈下
に追従して沈下する。第8図において破線は建設
当初の埋設管8の位置、実線は地盤沈下後の埋設
管8の位置を示し、テンシヨンバー7の位置は地
盤沈下の影響を受けず不動である。またテンシヨ
ンバー7には鋼製の丸鋼、ワイヤー等が使用され
る。埋設管8は鉄筋コンクリート製、鋼製等が使
用され、その管径は地盤沈下量を想定して決定さ
れる。
擁壁の水平滑りを斜杭やコンクリート床版によ
り抵抗させるよりも、テンシヨンバーにより抵抗
させる方が合理的であり、従つて杭の数量を減じ
ることができ経済的である。本考案は擁壁の底板
部を結合するテンシヨンバーを埋設管内に通すよ
うにしたので、上載の石炭鉛直圧力により地盤沈
下が発生しても、テンシヨンバーには全く影響が
なく、従つてテンシヨンバーが撓むことによる切
断、擁壁の転倒等の被害を防ぐことができ、安全
である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来の貯炭場における
擁壁部の構造を示す断面図、第3図は従来の他の
貯炭場の底面を示す平面図、第4図は第3図のA
〜A断面図、第5図は本考案の実施例を示す貯炭
場の底面の平面図、第6図は第5図のB〜B断面
図、第7図は第6図の要部の詳細図で、地盤沈下
後の状態を示す断面図、第8図は第7図のC〜C
拡大断面図である。 図の主要部分の説明、1……石炭、2……擁
壁、7……テンシヨンバー、8……埋設管、10
……地盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯炭場の底部に相対する擁壁の底板部を結合す
    るテンシヨンバーを設けると共に、同テンシヨン
    バーを埋設管内に通したことを特徴とする貯炭
    場。
JP8542182U 1982-06-10 1982-06-10 貯炭場 Granted JPS58187508U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8542182U JPS58187508U (ja) 1982-06-10 1982-06-10 貯炭場

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8542182U JPS58187508U (ja) 1982-06-10 1982-06-10 貯炭場

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58187508U JPS58187508U (ja) 1983-12-13
JPH0235682Y2 true JPH0235682Y2 (ja) 1990-09-28

Family

ID=30094293

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JP8542182U Granted JPS58187508U (ja) 1982-06-10 1982-06-10 貯炭場

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JPS58187508U (ja) 1983-12-13

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