JPH0235663Y2 - - Google Patents

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JPH0235663Y2
JPH0235663Y2 JP1983134601U JP13460183U JPH0235663Y2 JP H0235663 Y2 JPH0235663 Y2 JP H0235663Y2 JP 1983134601 U JP1983134601 U JP 1983134601U JP 13460183 U JP13460183 U JP 13460183U JP H0235663 Y2 JPH0235663 Y2 JP H0235663Y2
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JP
Japan
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pocket
tape cartridge
piece
folded piece
card
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JP1983134601U
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JPS6041362U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテープカートリツジをインデツクス
カードと共に収納する収納箱に係り、インデツク
スカードの形状に改良を加えたものである。
すなわわち、第1図に示す如き収納箱は箱状の
身8にポケツト16を有する蓋9を回動自在に枢
結してなり、該ポケツト16にテープカートリツ
ジAと共にインデツクスカードCが差し込み装着
される。このインデツクスカードCは、一般に第
5図に示すごとくカード本体19aと、その一側
辺にミシン目による折れ線を介して連設される
切離し可能な折り重ね片19bと、カード本体1
9aの他側辺に折れ線m・nを介して順次連設さ
れる背見出し片19cおよび折り返し片19dと
からなり、カード本体19aが透明蓋9の上壁1
5の内面に添い、背見出し片19cと折り返し片
19dがポケツト16の後面壁および下面壁18
にそれぞれ添うものとなつており、ポケツト16
に差し込み装着されるテープカートリツジAはイ
ンデツクスカードCで包囲された状態で収納保護
される。
しかるに、従来のインデツクスカードCは第5
図に示すごとく折り返し片19dの前後幅寸法が
左右全長に亘つてカード本体19aや背見出し片
19cと同一幅に設定されており、そのために収
納箱Bへのカード装填工程やその後のテープカー
トリツジ組込み工程で次のような問題が生じてい
る。
つまり、インデツクスカードCは第5図中の仮
想線で示す厚紙素材を機械折りして収納箱に自動
装填するのであるが、折り返し片19dをその長
い左右全長において均一に折り返すことは困難
で、折り返し片19dの端縁が多少湾曲する。こ
のように折り返し片19dの先端縁が左右全幅間
の一部で波打ち状に湾曲すると、該先端縁の一部
が前記ポケツト16の下面壁18に密着せずに浮
き離れた状態となり、この浮き離れ部分にテープ
カートリツジAの前端が突つ掛かつてポケツト1
6にテープカートリツジAを円滑に挿入案内でき
なくなりがちであつた。
また、従来のインデツクスカードCは完全に矩
形であるために、自動機械化したとき誤つて2枚
重ねで折ることがあり、そうした場合に前端縁が
完全に一致してしまいやすく、2枚重ねで収納箱
に装着されている事実が検出困難であつた。
この考案は、かかる従来の不具合を解消するた
めに提案されたものであり、インデツクスカード
の形状寸法に改良を加えることにより、収納箱へ
のインデツクスカードの装着性の向上と、テープ
カートリツジの抜き出し時におけるインデツクス
カードの連れ出し防止とを図ることを主眼とす
る。
上記の目的を達成するために本考案では、前述
のインデツクスカードCを備えたテープカートリ
ツジの収納箱において、インデツクスカードCの
折り返し片19dの左右両端部を切欠き、以て折
り返し片19dの左右両端部分x・xの前後幅寸
法t1が、左右中央部分yの前後幅寸法t2よりも小
さくなるように寸法設定し、かつ前後広幅の左右
中央部分yがテープカートリツジAの前端側上下
面に設けた台形状突部5の輪郭の一部にほぼ一致
する形状に形成されていて、該折り返し片19d
の左右両端の切欠き部を介して、前記突部5の左
右両脇部にそれぞれ設けたテープカートリツジ側
のA・B面表示21とテープ走行方向表示22と
が、透明蓋9越しに透視可能であるようにしたこ
とを特徴とするものである。
以下、その詳細を図面に基づき説明すると、第
1図は標準仕様のフイリツプス型テープカートリ
ツジAを収納保管する収納箱を例示している。
対象のテープカートリツジAは、本体ケース1
の中央部の左右に駆動軸挿入孔2,2を有し、内
部左右に磁気テープが巻かれるハブ3,3を各駆
動軸挿入孔2,2上に位置せしめて可回転に装着
したものであつて、本体ケース1の上下面4,4
の前端部における中央部位にヘツド類の挿入口群
の配置幅に亘る横幅で台形状突部5,5が突出形
成されている。そして、この突部5の両脇部分か
ら駆動軸挿入孔2,2の後部に亘つて化粧ラベル
6を貼着するとともに、本体ケース1の上下面4
の後部にはユーザーによつて記録内容が記入され
るタイトルトラベル(図示せず)を貼着すべきス
ペース7が形成されている。
第1図ないし第3図において、本案収納箱Bは
プラスチツク製の身8と、これに回動自在に枢支
連結される透明プラスチツク製の蓋9とからな
る。身8は矩形の底壁10の三辺から前側壁11
および左右側壁12,12を立設し、該底壁10
の内面左右に係止爪13,13を上向きに立設
し、左右側壁12,12の底壁後端縁よりも後方
に延出した部分12a,12aの各内面に枢軸1
4,14を突設してなる。蓋9は矩形の上壁15
の内面後部にテープカートリツジAがインデツク
スカードCと共に前方から抜き差し可能に差し込
み装着されるポケツト16を有し、このポケツト
16の左右側壁17,17が身8の左右側壁1
2,12の後方延出部分12a,12aに内嵌さ
れて、枢軸14,14がポケツト16の左右側壁
17,17に設けた枢軸孔に回動可能に枢結され
ており、該ポケツト16にテープカートリツジA
をインデツクスカードCとともに差し込み、蓋9
を身8の開口上面に閉じ合わせると、係止爪1
3,13がテープカートリツジAの各ハブ3,3
に回り止め状に嵌係止する。この閉蓋状態におい
て、蓋9の前端が身8の前側壁11の上端縁に受
止め支持され、底壁10の後端縁とポケツト16
の下面壁18の前端縁とがほぼ面一状に突き合わ
され、ポケツト16の下面壁18が左右側壁1
2,12の後方延出端間を閉塞する。
第4図において、インデツクスカードCは前後
に長い矩形の厚紙で、蓋9の上壁15の形状に略
一致するカード本体19aと、このカード本体1
9aの前後の一側辺にミシン目による折れ線を
介して連設された折り重ね片19bと、カード本
体19aの他側辺に折れ線m・nを介して順次連
設された背見出し片19cおよび折り返し片19
dとからなる。折り重ね片19bはカード本体1
9aに重合状に折り曲げられ、背見出し片19c
と折り返し片19dとはそれぞれ折れ線m・nを
介してほぼ直角に折り曲げられる。いま、折れ線
・m・nを介して折り重ね片19b,背見出し
片19c,折り返し片19dをカード本体19a
の内面側にそれぞれ折り曲げてインデツクスカー
ドCをポケツト16に前方から差し込み装着する
と、第2図に示すように、カード本体19aが透
明蓋9の上壁15に、背見出し片19cがポケツ
ト16の後面壁20に、折り返し片19dがポケ
ツト16の下面壁18にそれぞれ添い、これらカ
ード本体19a、背見出し片19cおよび折り返
し片19dの各外面に施こされたテープカートリ
ツジAのメーカー名、商品名、品質、テープ種
類、テープ性能などの印刷表示が外部から透視で
きる。
インデツクスカードCの各構成片の内面には書
込み欄が形成されており、ユーザーが折り重ね片
19b、背見出し片19c、折り返し片19dを
カード本体19aの外面側にそれぞれ逆折りして
ポケツト16に再装着すると、同じく第2図に示
す状態となり、この書込み欄が透明蓋9を介して
外部から見えることになる。なお、折り重ね片1
9bはミシン目の折れ線でカード本体19aか
ら切離して検索カードとして保管利用できる。
かかるインデツクスカードCにおいて、本考案
では第4図に示すように、折り返し片19dの左
右両端部分x・xの前後幅寸法t1を左右中央部分
yの前後幅寸法t2より小さく寸法設定したことを
特徴とする。
更に具体的には前後に広幅の左右中央部分yが
テープカートリツジAの台形状突部5にほぼ一致
する台形状で、第3図に示すごとく台形状突部5
の左右両脇部にテープカートリツジのA・B面
(上下面)表示21とテープ走行方向表示22が
それぞれ入れられており、これら表示21,22
が収納箱Bの底面側から透視できる。図示例では
前記化粧ラベル6の一部を台形状突部5の左右両
脇部にまで入り込み状に延出してこの延出部に前
記表示21,22が入れられている。尤も、本体
ケース1の外表面にこれら表示21,22が一体
に形成されていてもよい。
以上説明したように本考案によれば、インデツ
クスカードCの折り返し片19dの左右両端部を
切欠くことにより、折り返し片19dの左右両端
部分x・xの前後幅寸法t1が左右中央部分yの前
後幅寸法t2よりも小さくなるように寸法設定し
た。従つて、この左右中央部分yの先端縁の左右
長さは折り返し片19dの左右方向の全長に対し
て短くなるので、折り返し片19dを前記折れ線
nを介して直角に折り曲げた際に左右中央部分y
の先端縁に生じる波打ち状の湾曲変形が、左右に
短くなつた分だけ少なくなる。しかも折り返し片
19dは全体が折れ線nを支点として元の状態に
復元しようとするが、この復元力は連出端となる
左右中央部分yの先端縁に集中し、左右中央部分
yがその先端縁を含めてポケツト16の下面壁1
8の内面に積極的に密着接当することになる。こ
れにより、予めインデツクスカードCを装着した
透明蓋9のポケツト16にテープカートリツジA
を挿入する際に、テープカートリツジAが折り返
し片19dの左右中央部分yの先端縁に突つ掛か
ることなく円滑に挿入できることになる。かつ、
折り返し片19dの左右中央部分yはポケツト1
6の下面壁18に強く密着して摩擦抵抗が増大し
ているので、テープカートリツジAの抜き出し時
にそも同時にインデツクスカードCの全体が連れ
出されることをよく防止できる。
また、インデツクスカードCが2枚重ねで機械
折りされた場合には、両者の折り返し片19dの
先端縁どうしの位置ズレが左右の切欠かれた段付
き縁部分にも現出されているので、その先端縁ど
うしが一直線状の従来例と異なり、2枚重ねの装
着不良状態にあることを目視にて容易に事前チエ
ツクできる。
更に、折り返し片19dの左右中央部分yは、
テープカートリツジAの前端側上下面に設けた台
形状突部5の輪郭にほぼ一致する形状としてある
から、該突部5の左右両脇部位にそれぞれ設けた
テープカートリツジ側のA・B面表示21とテー
プ走行方向表示22とが、該折り返し片19dの
左右両端の切欠き部を介して透明蓋9越しに外部
から透視できることになり、収納箱にテープカー
トリツジAが入つている状態でA面もしくはB面
でのテープ残量を知ることができて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る収納箱とこれに差し込み
装着されるテープカートリツジおよびインデツク
スカードを示す斜視図、第2図は本案収納箱の閉
蓋状態における縦断側面図、第3図は本案収納箱
の閉蓋状態における底面図、第4図はインデツク
スカードの斜視図である。第5図は従来のインデ
ツクスカードを示す斜視図である。 A……テープカートリツジ、B……収納箱、C
……インデツクスカード、8……身、9……透明
蓋、10……底壁、12……側壁、15……上
壁、16……ポケツト、18……ポケツトの下面
壁、19a……カード本体、19b……折り重ね
片、19c……背見出し片、19d……折り返し
片、20……ポケツトの後面壁、x・x……折り
返し片の左右両端部分、y……折り返し片の左右
中央部分、t1……折り返し片の左右両端部分の前
後幅寸法、t2……折り返し片の左右中央部分の前
後幅寸法。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 底壁10の三辺から前側壁11および左右側壁
    12,12を立設した身8と、 上壁15の内側後部にテープカートリツジAが
    前方から抜き差し可能に挿入支持されるポケツト
    16を有する透明蓋9とからなり、 身8の底壁10より後方に延出した左右側壁1
    2,12の延出部分12a,12aに、ポケツト
    16の左右側壁17,17を開閉回動自在に枢支
    連結してあり、 透明蓋9の内面に添うべくポケツト16に差し
    込み装着されるインデツクスカードCを有し、 インデツクスカードCがカード本体19aに折
    れ線m・nを介して順次直角に折り曲げ連設され
    た背見出し片19cおよび折り返し片19dとを
    有し、 カード本体19aが透明蓋9の上壁15に、背
    見出し片19cがポケツト16の後面壁20に、
    折り返し片19dがポケツト16の下面壁18に
    それぞれ添う収納箱において、 インデツクスカードCの折り返し片19dにお
    ける左右両端部分X・Xの前後幅寸法t1が、該折
    り返し片19dの左右中央部分yの前後幅寸法t2
    よりも小さく設定されており、 折り返し片19dの左右中央部分yが、テープ
    カートリツジAの前端側上下面に設けた台形状突
    部5の輸郭の一部にほぼ一致する形状に形成され
    ていて、該折り返し片19dの左右両端の切欠き
    部を介して、前記突部5の左右両脇部にそれぞれ
    設けたテープカートリツジ側のA・B面表示21
    とテープ走行方向表示22とが、透明蓋9越しに
    透視可能であることを特徴とするテープカートリ
    ツジの収納箱。
JP13460183U 1983-08-30 1983-08-30 テ−プカ−トリッジの収納箱 Granted JPS6041362U (ja)

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JP13460183U JPS6041362U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 テ−プカ−トリッジの収納箱

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JPS6041362U JPS6041362U (ja) 1985-03-23
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JP13460183U Granted JPS6041362U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 テ−プカ−トリッジの収納箱

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838473B2 (ja) * 1978-04-20 1983-08-23 株式会社井上ジャパックス研究所 水添分解装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597103Y2 (ja) * 1981-09-08 1984-03-05 株式会社 ジユ−ンブライド カセツトテ−プのインデツクス兼用葉書

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838473B2 (ja) * 1978-04-20 1983-08-23 株式会社井上ジャパックス研究所 水添分解装置

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JPS6041362U (ja) 1985-03-23

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