JPH0235416Y2 - - Google Patents

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JPH0235416Y2
JPH0235416Y2 JP7277385U JP7277385U JPH0235416Y2 JP H0235416 Y2 JPH0235416 Y2 JP H0235416Y2 JP 7277385 U JP7277385 U JP 7277385U JP 7277385 U JP7277385 U JP 7277385U JP H0235416 Y2 JPH0235416 Y2 JP H0235416Y2
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JP
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iron
electrodes
switch
metal wire
operating protrusion
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JP7277385U
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JPS61190381U (ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は金属線を切断する際に用いる溶断器に
係り、詳しくは、金属線の挟持と通電スイツチの
操作をワンタツチに行う溶断器に関する。
〔従来の技術〕
当初、金属線を切断する工具としては刃物を用
いた切断器が一般的であつたが、特に、撚り線を
切断する場合に切り口の撚り線がほどけてばらば
らになつてしまう欠点があつた。
そこで、刃物によらず電流を印加することによ
り金属線を溶断するものが考え出された。これに
より切断面は溶着されるので撚り線がほどけてば
らばらになることがなくなつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の溶断器は、電極への電流印加
用のスイツチが本体とは別個に設けてあつたの
で、金属線の挟持操作と電極部への印加操作とが
別々に行われることとなり、これに判つて操作順
序がくるえば、金属線溶断時に電極接触による火
花放電のために、電極の損傷が発生して、電極を
いためて金属線の溶断が良好に行われなかつた。
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、金属線の挟持と電極部への通
電とをワンタツチで行うことにより、火花放電に
よる電極の損傷を防止して良好に金属線を溶断す
ることができる溶断器の提供にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の問題点を解決する本考案は、先端にそれ
ぞれ二本の電極2a1,2a2又は2b1,2b
2を有し、交差部分に楕円あるいは長円の軸孔3
a,3bを穿孔してなる一組のこて1a,1bを
前記軸孔3a,3bに挿通する枢軸4により回動
自在に連結し、前記こて1a,1bの先端を開放
する方向に付勢するスプリング5をこて間に介在
させると共に、一方のこて1aの対向面に電極へ
の通電を断続する断続スイツチ6を配設し、他方
のこて1bの対向面に断続スイツチ6の操作突起
7を配設して形成し、しかもこて基端を加圧操作
して対向したこての先端の一端が接触し更に加圧
してこて基端を押し込んだ段階で初めて前記操作
突起7が断続スイツチ6を作動せしめる位置関係
に断続スイツチ6と操作突起7を配してなる溶断
器にある。電極2a1,2a2と2b1,2b2
は金属線20を挟持して電流を通電するもので、
電流は2a1〜2a2間または2b1〜2b2間
に通電するようにリード線を接続している。
〔作用〕
本考案では、まず、枢軸4を支点とした回動に
より双方のこて1a,1bの電極2a1,2a
2,2b1,2b2の間に金属線を挟持し、該金
属線挟持後更にこて基端を加圧して押し込んで前
記電極2a1,2a2,2b1,2b2部を支点
として、楕円あるいは長円の軸孔3a,3b内を
枢軸4が移動できるピツチ分だけこて1aとこて
1bとの間隔を近接させ、こて1bに配設した操
作突起7により、こて1aに設けた断続スイツチ
6を押圧させて、前記電極2a1,2a2に通電
させて金属線を溶断する。
〔実施例〕
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すも
のであり、図中10a,10bはこて1a,1b
の絶縁材からなる把持部、11a,11bはこて
1a,1bと電極2a1,2a2,2b1,2b
2との間に介在させる絶縁部材、12は断続スイ
ツチ6部を遮蔽するシールド片、13,15は電
極2a1,2a2,2b1,2b2及び断続スイ
ツチ6に接続されるリード線、14はリード線1
3,15を保持するリードクランパ、20は溶断
される金属線である。
第1図に示す如く構成される本考案の溶断器の
基本動作を第2図乃至第4図に示す。まず、第2
図に示す状態の溶断器の電極2a1,2a2,2
b1,2b2に金属線20を挟持させる如く、こ
て1a,1bの把持部10a,10bを把持し枢
軸4を支点として互いに近接させて第3図のよう
な状態にする。この場合、こて1a,1bは常に
スプリング5により互いに離反する方向に付勢さ
れており、第2図及び第3図における枢軸4の軸
孔3a,3bに対する位置は、軸孔3aの上端及
び軸孔3bの下端であり、すなわち、軸孔3aの
下部及び軸孔3bの上部に、枢軸4が移動し得る
スペースがあいている訳である。
以上のようにして金属線20を挟持した溶断器
の把持部10a,10bをさらに近接させると、
金属線20が挟持したことによりこれ以上近接す
ることができなくなつた電極2a1,2a2,2
b1,2b2部が新たな支点となり、第4図に示
すように、軸孔3a,3bを設けたこて1a,1
bの交差部分が互いに近接する。この場合、枢軸
4の軸孔3a,3bに対する位置は、軸孔3aの
上端から下方に移動し、且つ、軸孔3bの下端か
ら上方に移動した位置となる。
上記の動作、つまり第3図の状態から第4図の
状態にする一連の動きにより、こて1bに設けた
操作突起7がこて1aに設けた断続スイツチ6を
押圧してON状態にさせ、電源からリード線15
を介して送られてきた電流を電極2a1,2a2
または2b1,2b2に流す。
こうして達成される電極1a1,1a2または
電極2b1,2b2への電流の印加により金属線
20を溶断し、溶断後、把持部10a,10bの
把持による電極2a2,2a1間または電極2b
1,2b2間の電流はOFFの状態となる。尚、
第5図は本考案における電気回路の一例を示すも
のであるが、本図において断続スイツチ6は一次
回路側、または溶断電流開閉用の電磁開閉器の操
作回路側に設けてもよい。
〔考案の効果〕
上述の如く本考案によれば、一連のこての把持
操作により金属線の挟持から溶断までをワンタツ
チで行うことができ、金属線の挟持と該金属線へ
の電流の印加のタイミングが狂うことがないの
で、通電時の電極接触のときの火花放電を防止し
て、電極の損傷を無くして、金属線を溶断させる
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図乃至第4図は本考案による溶断器の動作を示す
説明図、第5図は本考案における電気回路の一例
を示す説明図である。 1a,1b:こて、2a1,2a2,2b1,
2b2:電極、3a,3b:軸孔、4:枢軸、
5:スプリング、6:断続スイツチ、7:突起、
20:金属線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に二本の電極をそれぞれ有し且つ交差部分
    に楕円あるいは長円の軸孔をそれぞれ穿孔してな
    る一組のこてを、前記軸孔に挿通する枢軸により
    回動自在に連結し、前記こての先端を開放する方
    向に付勢するスプリングをこて間に介在させると
    共に、一方のこての対向面に電極への通電を断続
    する断続スイツチを配設し、他方のこての対向面
    に断続スイツチの操作突起を配設して形成し、し
    かもこて基端を加圧操作して対向したこての先端
    の一端が接触し更に加圧してこて基端を押し込ん
    だ段階で初めて前記操作突起が断続スイツチを作
    動せしめる位置関係に断続スイツチと操作突起を
    配してなる溶断器。
JP7277385U 1985-05-15 1985-05-15 Expired JPH0235416Y2 (ja)

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JPS61190381U JPS61190381U (ja) 1986-11-27
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