JPH0235133Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0235133Y2 JPH0235133Y2 JP1984045832U JP4583284U JPH0235133Y2 JP H0235133 Y2 JPH0235133 Y2 JP H0235133Y2 JP 1984045832 U JP1984045832 U JP 1984045832U JP 4583284 U JP4583284 U JP 4583284U JP H0235133 Y2 JPH0235133 Y2 JP H0235133Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- conductor
- insulators
- snow
- yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 28
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 22
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N (r)-(6-ethoxyquinolin-4-yl)-[(2s,4s,5r)-5-ethyl-1-azabicyclo[2.2.2]octan-2-yl]methanol;hydrochloride Chemical compound Cl.C([C@H]([C@H](C1)CC)C2)CN1[C@@H]2[C@H](O)C1=CC=NC2=CC=C(OCC)C=C21 QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N 0.000 description 2
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Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は逆V吊懸垂装置の改良に関するもので
ある。
ある。
懸垂鉄塔の碍子連に碍子汚損その他の原因によ
つて碍子を増結する場合、V吊或いは逆V吊の懸
垂装置は碍子連1が斜めとなつているので、碍子
連が鉛直となる直吊懸垂装置に比べ碍子をより多
く増結できる。しかし、両碍子連1のなす交叉角
γを大きくとり過ぎると鉄塔アーム2とジヤンパ
線3との絶縁間隔が問題となるので、交叉角γを
あまり大きくできない。このため、ジヤンパ線と
その直下の鉄塔アーム又は地上との絶縁距離も大
きくとれない難点がある。従つて、増結碍子箇所
が制限され、鉄塔の新設、かさ上げ等の問題が起
こり易い。又、第1図において、逆V吊懸垂装置
では、左右両径間の導体着氷雪に不平等が生じ片
径間の着氷雪が脱落すると、脱落径間側碍子連例
えば右側の碍子連が仮想線で示す如く大きくたる
んでアークホーン4,4が接近しせん絡事故を起
こすことがあつた。
つて碍子を増結する場合、V吊或いは逆V吊の懸
垂装置は碍子連1が斜めとなつているので、碍子
連が鉛直となる直吊懸垂装置に比べ碍子をより多
く増結できる。しかし、両碍子連1のなす交叉角
γを大きくとり過ぎると鉄塔アーム2とジヤンパ
線3との絶縁間隔が問題となるので、交叉角γを
あまり大きくできない。このため、ジヤンパ線と
その直下の鉄塔アーム又は地上との絶縁距離も大
きくとれない難点がある。従つて、増結碍子箇所
が制限され、鉄塔の新設、かさ上げ等の問題が起
こり易い。又、第1図において、逆V吊懸垂装置
では、左右両径間の導体着氷雪に不平等が生じ片
径間の着氷雪が脱落すると、脱落径間側碍子連例
えば右側の碍子連が仮想線で示す如く大きくたる
んでアークホーン4,4が接近しせん絡事故を起
こすことがあつた。
本考案は前記の点に鑑みてなされたものであ
り、碍子の大幅な連結を既設懸垂鉄塔で行えるよ
うにすると共に、着氷雪脱落によるせん絡事故の
防止、不平等着氷雪による導体たれこみの抑制及
びスリートジヤンプ時の導体跳躍量の低減を図る
ことができる逆V吊懸垂装置の提供を目的として
いる。
り、碍子の大幅な連結を既設懸垂鉄塔で行えるよ
うにすると共に、着氷雪脱落によるせん絡事故の
防止、不平等着氷雪による導体たれこみの抑制及
びスリートジヤンプ時の導体跳躍量の低減を図る
ことができる逆V吊懸垂装置の提供を目的として
いる。
この目的を達成するため本考案の逆V吊懸垂装
置においては、懸垂鉄塔のアームにヨークを線路
方向に揺動可能に取付け、このヨークの両側にそ
れぞれ碍子連を連結しヨークの中央下部に長幹支
持碍子を連結して長幹支持碍子と両碍子連とでジ
ヤンパ線をV状に配設すると共に、両碍子連の交
叉角を懸垂鉄塔の許容導体不平均張力から定まる
許容限度内に設定したことを特徴とするものであ
る。
置においては、懸垂鉄塔のアームにヨークを線路
方向に揺動可能に取付け、このヨークの両側にそ
れぞれ碍子連を連結しヨークの中央下部に長幹支
持碍子を連結して長幹支持碍子と両碍子連とでジ
ヤンパ線をV状に配設すると共に、両碍子連の交
叉角を懸垂鉄塔の許容導体不平均張力から定まる
許容限度内に設定したことを特徴とするものであ
る。
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明
する。第2図において、5は鉄塔アーム2の下面
に取付けられた懸垂装置取付金具、6は懸垂装置
取付金具5にUクレビス7を介して線路方向に揺
動可能に取付けられた菱形ヨーク、8は菱形ヨー
ク6の両側にそれぞれ連結された碍子連、9は菱
形ヨーク6の中央下部に連結された長幹支持碍子
である。
する。第2図において、5は鉄塔アーム2の下面
に取付けられた懸垂装置取付金具、6は懸垂装置
取付金具5にUクレビス7を介して線路方向に揺
動可能に取付けられた菱形ヨーク、8は菱形ヨー
ク6の両側にそれぞれ連結された碍子連、9は菱
形ヨーク6の中央下部に連結された長幹支持碍子
である。
ジヤンパ線10は図示の如く、両碍子連8,8
の下端に取付けられた上向きの溝を有する導体ク
ランプ11,11と長幹支持碍子9の下端に取付
けられた下向きの溝を有する導体クランプ12と
により把持されてV状に配設される。この長幹支
持碍子9は剛体であるから、ジヤンパ線10を押
下げてV状に配設すると共に、鉄塔アーム2との
所要絶縁距離を確保している。又、両碍子連8,
8のなす交叉角γは懸垂鉄塔の許容導体不平均張
力から定まる許容限度までとることができるの
で、既設懸垂鉄塔で碍子を大幅に増結できる。
又、長幹支持碍子9を境に、左右両側にそれぞれ
長幹支持碍子9、菱形ヨーク6、導体張設により
張設された碍子連8及びジヤンパ線部分とで3角
枠を構成しているから、左右両径間の着氷雪が発
生して例えば右側径間の着氷雪脱落による右側導
体のジヤンピングがあつても、左側の3角枠には
直接影響をうけず、右側の3角枠も右側の碍子連
8及び右半部のジヤンパ線部分がたわむだけであ
るから、右側碍子連8のたるみ量は長幹支持碍子
9の欠如した従来品に比べ半減し、アークホーン
によるせん絡事故の防止に役立つ。
の下端に取付けられた上向きの溝を有する導体ク
ランプ11,11と長幹支持碍子9の下端に取付
けられた下向きの溝を有する導体クランプ12と
により把持されてV状に配設される。この長幹支
持碍子9は剛体であるから、ジヤンパ線10を押
下げてV状に配設すると共に、鉄塔アーム2との
所要絶縁距離を確保している。又、両碍子連8,
8のなす交叉角γは懸垂鉄塔の許容導体不平均張
力から定まる許容限度までとることができるの
で、既設懸垂鉄塔で碍子を大幅に増結できる。
又、長幹支持碍子9を境に、左右両側にそれぞれ
長幹支持碍子9、菱形ヨーク6、導体張設により
張設された碍子連8及びジヤンパ線部分とで3角
枠を構成しているから、左右両径間の着氷雪が発
生して例えば右側径間の着氷雪脱落による右側導
体のジヤンピングがあつても、左側の3角枠には
直接影響をうけず、右側の3角枠も右側の碍子連
8及び右半部のジヤンパ線部分がたわむだけであ
るから、右側碍子連8のたるみ量は長幹支持碍子
9の欠如した従来品に比べ半減し、アークホーン
によるせん絡事故の防止に役立つ。
しかして両碍子連8,8の交叉角γは懸垂鉄塔
の許容導体不平均張力から定まる限度までとるこ
とができるから、不平等着氷雪による導体たれこ
みを抑制する効果及びスリートジヤンプ時の導体
跳躍量を低減する効果を向上させることができ
る。
の許容導体不平均張力から定まる限度までとるこ
とができるから、不平等着氷雪による導体たれこ
みを抑制する効果及びスリートジヤンプ時の導体
跳躍量を低減する効果を向上させることができ
る。
以下これを説明する。第3図、第4図、第5図
及び第6図に示す図表は、本扱装置を下記条件で
実施した結果得られたものである。
及び第6図に示す図表は、本扱装置を下記条件で
実施した結果得られたものである。
導 体 :240゜ACSR
想定最大張力:2900Kg〔100Kg/m2風圧、15℃〕
着氷雪重量 :0〜3Kg/m〔0℃〕−0Kg/m
〔0℃〕
碍子装置長 :6.2m
碍子連交叉角γ:0゜〜120゜
径 間 長 :300m−300m2連続径間
第3図は片径間の着氷雪がある場合の左右両径
間における導体不平均張力△Tと着氷雪重量との
関係を示す図表、第4図は図中右上に示す如き導
体配列における左側径間の中間導体に着氷雪脱落
が生じたときの相間接近距離H1と着氷雪重量と
の関係を示す図表である。第3図及び第4図にお
いて、交叉角γが大きくなると、碍子連の線路方
向への流れ量の抑制度合が大きくなるため、鉄塔
アームに加わる導体不平均張力が大きくなる反
面、導体のたわみ量が小さくなる。このため、相
間短絡に至る確率が著しく小さくなり、不平等着
氷雪による導体たるみ防止装置として非常に有効
である。
間における導体不平均張力△Tと着氷雪重量との
関係を示す図表、第4図は図中右上に示す如き導
体配列における左側径間の中間導体に着氷雪脱落
が生じたときの相間接近距離H1と着氷雪重量と
の関係を示す図表である。第3図及び第4図にお
いて、交叉角γが大きくなると、碍子連の線路方
向への流れ量の抑制度合が大きくなるため、鉄塔
アームに加わる導体不平均張力が大きくなる反
面、導体のたわみ量が小さくなる。このため、相
間短絡に至る確率が著しく小さくなり、不平等着
氷雪による導体たるみ防止装置として非常に有効
である。
第5図は本案装置の径間インピーダンス△T/
△S〔但し△T:左右両径間の導体不平均張力、
△S:主に着氷雪重量による導体実長の伸び〕と
交叉角γとの関係を示す図表、第6図は着氷雪脱
落による導体最大跳躍量と交叉角γとの関係を示
す図表である。第5図において、着氷雪重量0
Kg/m、1Kg/m、2Kg/m、3Kg/m共に交叉
角γを大きくとるに従つて相間インピーダンスが
大きくなり、交叉角100°以上ではその傾向が著し
い。従つて、第6図に示すように交叉角γが増大
する程導体跳躍量は低減し、交叉角80゜程度で略
半減することになる。
△S〔但し△T:左右両径間の導体不平均張力、
△S:主に着氷雪重量による導体実長の伸び〕と
交叉角γとの関係を示す図表、第6図は着氷雪脱
落による導体最大跳躍量と交叉角γとの関係を示
す図表である。第5図において、着氷雪重量0
Kg/m、1Kg/m、2Kg/m、3Kg/m共に交叉
角γを大きくとるに従つて相間インピーダンスが
大きくなり、交叉角100°以上ではその傾向が著し
い。従つて、第6図に示すように交叉角γが増大
する程導体跳躍量は低減し、交叉角80゜程度で略
半減することになる。
以上説明した如く本考案によれば、長幹支持碍
子で鉄塔アームとジヤンパ線との上下間隔を必要
最小絶縁間隔にとることができ、又、両側碍子連
の最大交叉角γは懸垂鉄塔の許容導体不平均張力
から定まる許容限度までとることができるので、
ジヤンパ線とその直下鉄塔アーム又は地上との距
離を長くとり得ると共に、既設懸垂鉄塔における
碍子増結個数の大幅な増加を図ることができる。
従つて、碍子増結に際し鉄塔の新設やかさ上げ工
事の割合が減ることとなり設備費を低減できる。
又、本案装置は長幹支持碍子を境として両側にそ
れぞれ碍子連、ヨーク、長幹支持碍子及びジヤン
パ線部分とで3角枠を構成するから、不平等着氷
雪の脱落径間碍子連のたわみを軽減でき、せん絡
事故を防止できる。又、不平等着氷雪による導体
たるみの抑制効果及びスリートジヤンプ時の跳躍
量の低減効果が大きい。
子で鉄塔アームとジヤンパ線との上下間隔を必要
最小絶縁間隔にとることができ、又、両側碍子連
の最大交叉角γは懸垂鉄塔の許容導体不平均張力
から定まる許容限度までとることができるので、
ジヤンパ線とその直下鉄塔アーム又は地上との距
離を長くとり得ると共に、既設懸垂鉄塔における
碍子増結個数の大幅な増加を図ることができる。
従つて、碍子増結に際し鉄塔の新設やかさ上げ工
事の割合が減ることとなり設備費を低減できる。
又、本案装置は長幹支持碍子を境として両側にそ
れぞれ碍子連、ヨーク、長幹支持碍子及びジヤン
パ線部分とで3角枠を構成するから、不平等着氷
雪の脱落径間碍子連のたわみを軽減でき、せん絡
事故を防止できる。又、不平等着氷雪による導体
たるみの抑制効果及びスリートジヤンプ時の跳躍
量の低減効果が大きい。
第1図は従来装置の概略構成図、第2図は本考
案の実施例を示す側面図、第3図は左右両径間に
おける導体不平均張力と片径間着氷雪重量との関
係を示す図表、第4図は着氷雪が脱落した場合の
相間接近距離と着氷雪重量との関係を示す図表、
第5図は径間インピーダンスと交叉角γとの関係
を示す図表、6図は着氷雪脱落による導体最大跳
躍量と交叉角γとの関係を示す図表である。 2……鉄塔アーム、6……菱形ヨーク、8……
碍子連、9……長幹支持碍子、10……ジヤンパ
線。
案の実施例を示す側面図、第3図は左右両径間に
おける導体不平均張力と片径間着氷雪重量との関
係を示す図表、第4図は着氷雪が脱落した場合の
相間接近距離と着氷雪重量との関係を示す図表、
第5図は径間インピーダンスと交叉角γとの関係
を示す図表、6図は着氷雪脱落による導体最大跳
躍量と交叉角γとの関係を示す図表である。 2……鉄塔アーム、6……菱形ヨーク、8……
碍子連、9……長幹支持碍子、10……ジヤンパ
線。
Claims (1)
- 懸垂鉄塔のアームにヨークを線路方向に揺動可
能に取付け、このヨークの両側にそれぞれ碍子連
を連結しヨークの中央下部に長幹支持碍子を連結
して長幹支持碍子と両碍子連とでジヤンパ線をV
状に配設すると共に、両碍子連の交叉角を懸垂鉄
塔の許容導体不平均張力から定まる許容限度内に
設定したことを特徴とする逆V吊懸垂装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4583284U JPS60160026U (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 逆v吊懸垂装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4583284U JPS60160026U (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 逆v吊懸垂装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60160026U JPS60160026U (ja) | 1985-10-24 |
JPH0235133Y2 true JPH0235133Y2 (ja) | 1990-09-21 |
Family
ID=30559672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4583284U Granted JPS60160026U (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 逆v吊懸垂装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60160026U (ja) |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP4583284U patent/JPS60160026U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60160026U (ja) | 1985-10-24 |
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