JPH0235122Y2 - - Google Patents

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JPH0235122Y2
JPH0235122Y2 JP3316386U JP3316386U JPH0235122Y2 JP H0235122 Y2 JPH0235122 Y2 JP H0235122Y2 JP 3316386 U JP3316386 U JP 3316386U JP 3316386 U JP3316386 U JP 3316386U JP H0235122 Y2 JPH0235122 Y2 JP H0235122Y2
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JP
Japan
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lamp
housing
vehicle
lid
mounting hole
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JP3316386U
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JPS62145221U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、車体パネルに形成した取付穴部に取
付けられるリアコンビネーシヨンランプ等の車両
用灯具に関する。
《従来の技術》 車両用灯具の1つとして、例えば実開昭59−
645号公報に示されるように、ハウジングを車体
パネルに形成された取付穴部に取付けるようにし
たものが知られている。この車両用灯具は、取付
穴部の中間に形成される補強部を避けるための凹
部をハウジングの後部に形成したものであり、こ
の凹部の両側にランプバルブを配置する構造とな
つている。そして、一方のランプバルブは、灯具
の組付前の状態で凹部の反対側に形成された仮保
持部に保持され、灯具の組付後に、補強部の内側
を回り込ませるようにして所定のバルブ装着部に
装着されるようになつている。つまり、このバル
ブ装着部は、後部交換型に形成されたもので、リ
フレクタを形成するハウジングの後部に装着孔が
形成されており、この装着孔よりランプバルブを
灯室内に挿入してリフレクタの中央に配置するよ
うになつている。これによつて、灯具の組付けの
際に、ランプバルブのコードが邪魔になることも
解消でき、作業の容易化が図られる。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、前述のような車両用灯具では、
一方のランプバルブを仮保持した状態で、このラ
ンプバルブのための装着孔が開口した状態に置か
れる。このため、灯具の搬送時等に装着孔より灯
室内に塵芥が入り込んで、灯具の配光等を劣化さ
せてしまう問題点があつた。
本考案は、このような問題点に鑑み、組付けの
容易性を損うことなく、しかも搬送時等に灯室内
に塵芥が入り込むことのない車両用灯具を提供す
ることを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 すなわち本考案の車両用灯具は、前述した問題
点を解決するために、ハウジングの後部には、車
体パネルの取付穴部に形成された補強部が配置さ
れる逃げ用の凹部が形成され、この凹部を逃げる
部位のハウジング内側にソケツトを保持するため
のホルダ部を設けるとともに、このソケツトに挿
着されたランプバルブを交換するための開閉可能
な蓋部をハウジング後部のランプバルブに対向す
る部位に設けたことを特徴とする。
《作用》 蓋部によつてハウジングの後部が閉蓋され、外
部からの塵芥の侵入が遮断される。また、ランプ
バルブの接続コードがハウジング内部に配置され
ることから、灯具組付け時の邪魔になることもな
い。さらに、蓋部を開いてランプバルブのみの交
換が容易に行なえる。
《実施例》 図は本考案の一実施例による車両用灯具を示す
概略断面図である。
この実施例による車両用灯具は、樹脂製のハウ
ジング1の前面に、インナレンズ2とアウタレン
ズ3とを二重構造で取付けて灯室を画成し、この
灯室内に一対のランプバルブ4を配置したもの
で、車体パネル6に形成した取付穴部7に嵌め込
まれてネジ止め等により固定されるようになつて
いる。なお、車体パネル6とハウジング1との間
にはシール用のパツキン5が介装される。
車体パネル6の取付穴部7は、中間に形成され
た補強部6aにより2分割されており、それぞれ
略方形状に形成されている。
また、ハウジング1は、有底状に形成されてお
り、中間に前記補強部6aを配置するための凹部
8が形成されている。つまり、凹部8は、灯具の
前面側に凹んだもので、灯具の車体パネル6への
取付時に、後方より補強部6aが挿入される逃げ
用のものである。
そしてこの凹部8を逃げる部位のハウジング1
後部内側に、ソケツト9を保持するためのホルダ
部10がハウジング1に一体に形成され、このソ
ケツト9にランプバルブ4が挿着されている。ソ
ケツト9からの接続コード11は、ハウジング1
後部内壁面を沿わされて、ハウジング1後部に取
付けられたコネクタ12に接続されている。
また、ハウジング1の後部には、ランプバルブ
4に対向する部位に一対の蓋部13が形成されて
いる。この蓋部13は、ハウジング1に一体形成
されたもので、その一端に形成された薄肉ヒンジ
部14を介してハウジング1に連設され、この薄
肉ヒンジ部14を支点に回動自在となつている。
この蓋部13は、通常はハウジング1に設けた弾
性体等の係止部材(図示せず)によつて係止さ
れ、灯室を閉蓋するもので、強制的な手動操作に
より係止部材から離脱して後方に回動し得るよう
になつている。
以上のような構成の車両用灯具では、蓋部13
によつて灯室が閉蓋された状態で、搬送及び車体
パネルへの組付けが行なわれることから、搬送中
に灯室内に塵芥が入つてしまうこともない。ま
た、蓋部13を開ければ、ランプバルブ4の交換
も容易に行なえる。そしてこのバルブ交換時に
は、蓋部13の開閉によつてランプバルブ4のみ
の交換が可能なので接続コード11が引つ張られ
て蓋部13の開閉操作が妨げられたり、弛んだ接
続コードが邪魔になることもない。
また、接続コード11が、灯具の後部に露出す
ることもないので、車体パネル6への取付け作業
も極めて円滑に行なえる。さらに、車体に取付け
られた灯具の後部がトランクルーム内に臨む構造
のものにあつては、後部交換式の灯具のようにト
ランクルーム内にコードやソケツトの一部が張出
して、邪魔になることもない。
なお、本考案は上記実施例に限定されることな
く、例えば、別体のホルダ部や蓋部を形成してハ
ウジングに装着する構造のものであつても良い。
《考案の効果》 本考案によれば、蓋部によつて灯室が閉蓋され
た状態で、車両用灯具の搬送及び車体パネルへの
取付けが行われるので、搬送中に灯室内に塵芥が
入り込んで、配光が劣化してしまうこともない。
また、接続コードが、灯具の後部に露出すること
もないので、車体パネルへの取付け作業も極めて
円滑に行なえる。
さらに、車体に取付けられた灯具の後部がトラ
ンクルーム内に臨む構造のものにあつては、後部
交換式の灯具のようにトランクルーム内にコード
やソケツトの一部が張出して、邪魔になることも
ない。
また、蓋部を開くことにより容易にバルブ交換
が行なえる。そして、この蓋部の開閉操作の際
に、接続コードに関係なくバルブのみの交換が行
なえるので、接続コードが蓋部の開閉操作を妨げ
たり、ハウジング内で弛んだ接続コードが加熱し
たバルブに接触して絶縁不良を発生させることも
ない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す車両用灯具の概略
横断面図である。 1……ハウジング、2……インナレンズ、3…
…アウタレンズ、4……ランプバルブ、6……車
体パネル、6a……補強部、7……取付穴部、8
……凹部、9……ソケツト、10……ホルダ部、
11……接続コード、12……コネクタ、13…
…蓋部、14……薄肉ヒンジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングの前面にレンズ体を取付けて灯室を
    画成し、この灯室内にランプバルブを配置して、
    車体パネルに形成された取付穴部に取付けられる
    車両用灯具であつて、前記ハウジングの後部に
    は、前記取付穴部に形成された補強部が配置され
    る逃げ用の凹部が形成され、この凹部を逃げる部
    位の前記ハウジング内側にソケツトを保持するた
    めのホルダ部を設けるとともに、前記ソケツトに
    挿着されたランプバルブを交換するための開閉可
    能な蓋部を前記ハウジング後部の前記ランプバル
    ブに対向する部位に設けたことを特徴とする車両
    用灯具。
JP3316386U 1986-03-10 1986-03-10 Expired JPH0235122Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316386U JPH0235122Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JP3316386U JPH0235122Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62145221U JPS62145221U (ja) 1987-09-12
JPH0235122Y2 true JPH0235122Y2 (ja) 1990-09-21

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