JP2589539Y2 - 自動車用灯具 - Google Patents
自動車用灯具Info
- Publication number
- JP2589539Y2 JP2589539Y2 JP1993050674U JP5067493U JP2589539Y2 JP 2589539 Y2 JP2589539 Y2 JP 2589539Y2 JP 1993050674 U JP1993050674 U JP 1993050674U JP 5067493 U JP5067493 U JP 5067493U JP 2589539 Y2 JP2589539 Y2 JP 2589539Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- space
- trunk room
- lamp housing
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用灯具の構造に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の技術としては、例えば図３に示
されているものがある（実開平２−１５０６０５号）。
図中、１はランプハウジングであり、該ランプハウジン
グ１の前面開口部を覆ってレンズ２がシール部材１７に
より気密に装着されている。ランプハウジング１には、
通気孔３が形成されており、ランプハウジング１及び前
記レンズ２より形成された内部空間４と車体内側５をガ
スケット６にて気密的に連通する。９はバルブである。
以上のように構成された自動車用灯具にあっては、通気
孔３によって灯具の内部空間４内外の温度差を小さくし
てレンズ２のくもりを防止し、また、通気孔３が車体内
側５と連通しているため、ランプハウジング１内への
水、埃、排ガスの侵入を防止できるものである。
されているものがある（実開平２−１５０６０５号）。
図中、１はランプハウジングであり、該ランプハウジン
グ１の前面開口部を覆ってレンズ２がシール部材１７に
より気密に装着されている。ランプハウジング１には、
通気孔３が形成されており、ランプハウジング１及び前
記レンズ２より形成された内部空間４と車体内側５をガ
スケット６にて気密的に連通する。９はバルブである。
以上のように構成された自動車用灯具にあっては、通気
孔３によって灯具の内部空間４内外の温度差を小さくし
てレンズ２のくもりを防止し、また、通気孔３が車体内
側５と連通しているため、ランプハウジング１内への
水、埃、排ガスの侵入を防止できるものである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
自動車用灯具にあっては、灯具の内部空間４と車体内側
５とを連通しているため、トランクルームのリッドを閉
める時に発生する圧力によって、灯具内の圧力が上昇
し、シール部材１７に負担がかかり気密性・水密性を損
なうという問題がある。そこで、本考案は、レンズのく
もりを防止すると共に、トランクルームのリッドを閉め
る時に発生する圧力を灯具の内部空間に加わらないよう
にする自動車用灯具を提供することを目的とするもので
ある。
自動車用灯具にあっては、灯具の内部空間４と車体内側
５とを連通しているため、トランクルームのリッドを閉
める時に発生する圧力によって、灯具内の圧力が上昇
し、シール部材１７に負担がかかり気密性・水密性を損
なうという問題がある。そこで、本考案は、レンズのく
もりを防止すると共に、トランクルームのリッドを閉め
る時に発生する圧力を灯具の内部空間に加わらないよう
にする自動車用灯具を提供することを目的とするもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の自動車用灯具としては、ランプハウジング
と、該ランプハウジングの前面開口部を覆って気密に装
着されたレンズと、前記ランプハウジングに形成された
通気孔と、該通気孔とトランクルーム内空間とを結ぶ導
通部材と、常時は通気孔とトランクルーム内空間とを連
通すると共にトランクリッド閉時には前記通気孔と前記
トランクルーム内空間を遮断する一方弁とを備える。
に、本考案の自動車用灯具としては、ランプハウジング
と、該ランプハウジングの前面開口部を覆って気密に装
着されたレンズと、前記ランプハウジングに形成された
通気孔と、該通気孔とトランクルーム内空間とを結ぶ導
通部材と、常時は通気孔とトランクルーム内空間とを連
通すると共にトランクリッド閉時には前記通気孔と前記
トランクルーム内空間を遮断する一方弁とを備える。
【０００５】
【作 用】この自動車用灯具によれば、常時は通気孔と
トランクルーム内空間とが連通されるため、灯具内外の
温度差を小さくでき、レンズのくもりを防止する。ま
た、トランクルーム内空間と連通するために、通気孔か
らの水、埃、排ガス等の侵入を防止する。一方、トラン
クルーム閉時には、通気孔とトランクルーム内空間が遮
断されるため、リッドを閉める時に発生する圧力が灯具
内に加わらないことになる。
トランクルーム内空間とが連通されるため、灯具内外の
温度差を小さくでき、レンズのくもりを防止する。ま
た、トランクルーム内空間と連通するために、通気孔か
らの水、埃、排ガス等の侵入を防止する。一方、トラン
クルーム閉時には、通気孔とトランクルーム内空間が遮
断されるため、リッドを閉める時に発生する圧力が灯具
内に加わらないことになる。
【０００６】
【実施例】以下、本考案の第１実施例を図１及び図２を
用いて詳述する。従来例と同一の部材については、同一
符号を用いる。図１は側面図、図２は図１の全体断面図
である。本実施例の自動車用灯具は、ランプハウジング
１と、ランプハウジング１の前面開口部を覆ってシール
部材１７により気密に装着されたレンズ２と、ランプハ
ウジング１に形成された通気孔３と、通気孔３とトラン
クルーム１３内空間とを結ぶ導通部材１２と、一方弁７
とを備える。一方弁７は、前記通気孔３を囲繞するよう
にランプハウジング１に一方１１ａが固設され且つ大気
に連通した第２通気孔１５が他方１１ｂに形成された弁
室１１と、弁室１１内に配置され通気孔３を開閉可能な
弁体１０と、弁体１０が常時通気孔３を開成するように
弁体１０を保持するバネ手段８とを有する。尚、本実施
例では、弁室１１はランプハウジング１と別体としてい
るが、ランプハウジング１から延びる筒体として一体的
に構成してもよい。弁体１０は、通気孔３に形成された
弁室１１側に突出したフランジ３ａに対向した位置にあ
り、フランジ３ａに係合するフランジ１０ａがランプハ
ウジング１側に向けて突設される。一方弁７は、導通部
材であるゴム製の呼吸グロメット１２に密着され、呼吸
グロメット１２の爪部材１２ａがトランクルーム１３の
リアエンドパネル１４に係合される。この実施例による
と、常時はバネ手段８の圧縮力によって弁体１０が通気
孔３より離間されており、通気孔３及び第２通気孔１５
を介して、灯具の内部空間４がトランクルーム１３と連
通している。従って、灯具内外の温度差を小さくでき、
レンズのくもりを防止する。また、トランクルーム１３
内空間と連通するために、通気孔３から水、埃、排ガス
等が侵入することはない。トランクルーム１３のリッド
（図示省略）を閉める時には、発生する圧力が第２通気
孔１５を通って弁室１１へと伝わり、バネ手段８のバネ
力に抗して弁体１０を車両外側へ押し上げ、弁体１０が
通気孔３を閉塞するので灯具の内部空間４に加わらない
ことになる。従って、自動車用灯具内の気密性・水密性
を損なうことを防止できる。
用いて詳述する。従来例と同一の部材については、同一
符号を用いる。図１は側面図、図２は図１の全体断面図
である。本実施例の自動車用灯具は、ランプハウジング
１と、ランプハウジング１の前面開口部を覆ってシール
部材１７により気密に装着されたレンズ２と、ランプハ
ウジング１に形成された通気孔３と、通気孔３とトラン
クルーム１３内空間とを結ぶ導通部材１２と、一方弁７
とを備える。一方弁７は、前記通気孔３を囲繞するよう
にランプハウジング１に一方１１ａが固設され且つ大気
に連通した第２通気孔１５が他方１１ｂに形成された弁
室１１と、弁室１１内に配置され通気孔３を開閉可能な
弁体１０と、弁体１０が常時通気孔３を開成するように
弁体１０を保持するバネ手段８とを有する。尚、本実施
例では、弁室１１はランプハウジング１と別体としてい
るが、ランプハウジング１から延びる筒体として一体的
に構成してもよい。弁体１０は、通気孔３に形成された
弁室１１側に突出したフランジ３ａに対向した位置にあ
り、フランジ３ａに係合するフランジ１０ａがランプハ
ウジング１側に向けて突設される。一方弁７は、導通部
材であるゴム製の呼吸グロメット１２に密着され、呼吸
グロメット１２の爪部材１２ａがトランクルーム１３の
リアエンドパネル１４に係合される。この実施例による
と、常時はバネ手段８の圧縮力によって弁体１０が通気
孔３より離間されており、通気孔３及び第２通気孔１５
を介して、灯具の内部空間４がトランクルーム１３と連
通している。従って、灯具内外の温度差を小さくでき、
レンズのくもりを防止する。また、トランクルーム１３
内空間と連通するために、通気孔３から水、埃、排ガス
等が侵入することはない。トランクルーム１３のリッド
（図示省略）を閉める時には、発生する圧力が第２通気
孔１５を通って弁室１１へと伝わり、バネ手段８のバネ
力に抗して弁体１０を車両外側へ押し上げ、弁体１０が
通気孔３を閉塞するので灯具の内部空間４に加わらない
ことになる。従って、自動車用灯具内の気密性・水密性
を損なうことを防止できる。
【０００７】
【考案の効果】以上のように本考案の自動車用灯具にお
いては、ランプハウジングと、該ランプハウジングの前
面開口部を覆って気密に装着されたレンズと、前記ラン
プハウジングに形成された通気孔と、該通気孔とトラン
クルーム内空間とを結ぶ導通部材と、常時は通気孔とト
ランクルーム内空間とを連通すると共にトランクリッド
閉時には前記通気孔と前記トランクルーム内空間を遮断
する一方弁とを備えることとしたので、常時は通気孔に
よってトランクルーム内空間と灯具内が連通されるた
め、灯具内外の温度差を小さくでき、レンズのくもりを
防止することができる。また、トランクルーム内空間と
連通するために、通気孔からの水、埃、排ガス等の侵入
を防止することもできる。一方、トランクルーム閉時に
は、通気孔とトランクルーム内空間が遮断されるため、
リッドを閉める時に発生する圧力が灯具内に加わらない
ことになるという実益的効果を有する。
いては、ランプハウジングと、該ランプハウジングの前
面開口部を覆って気密に装着されたレンズと、前記ラン
プハウジングに形成された通気孔と、該通気孔とトラン
クルーム内空間とを結ぶ導通部材と、常時は通気孔とト
ランクルーム内空間とを連通すると共にトランクリッド
閉時には前記通気孔と前記トランクルーム内空間を遮断
する一方弁とを備えることとしたので、常時は通気孔に
よってトランクルーム内空間と灯具内が連通されるた
め、灯具内外の温度差を小さくでき、レンズのくもりを
防止することができる。また、トランクルーム内空間と
連通するために、通気孔からの水、埃、排ガス等の侵入
を防止することもできる。一方、トランクルーム閉時に
は、通気孔とトランクルーム内空間が遮断されるため、
リッドを閉める時に発生する圧力が灯具内に加わらない
ことになるという実益的効果を有する。
【図１】本考案の一実施例を示す自動車用灯具の要部断
面図である。
面図である。
【図２】図１の自動車用灯具の全体断面図である。
【図３】従来例の自動車用灯具の要部断面図である。
１ ランプハウジング ２ レンズ ３ 通気孔 ７ 一方弁 ８ バネ手段 １０ 弁体 １２ 呼吸グロメット（導通部材） １３ トランクルーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−23102（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−123805（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−8207（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−146703（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−150605（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−13603（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−115404（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−46305（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F21Q 1/00 B60Q 3/06 B60R 5/04 F21M 7/00
Claims (1)
- 【請求項１】 ランプハウジングと、該ランプハウジン
グの前面開口部を覆って気密に装着されたレンズと、前
記ランプハウジングに形成された通気孔と、該通気孔と
トランクルーム内空間とを結ぶ導通部材と、常時は通気
孔とトランクルーム内空間とを連通すると共にトランク
リッド閉時には前記通気孔と前記トランクルーム内空間
を遮断する一方弁とを備えることを特徴とする自動車用
灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993050674U JP2589539Y2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 自動車用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993050674U JP2589539Y2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 自動車用灯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719906U JPH0719906U (ja) | 1995-04-07 |
| JP2589539Y2 true JP2589539Y2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=12865494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993050674U Expired - Lifetime JP2589539Y2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 自動車用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2589539Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP1993050674U patent/JP2589539Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0719906U (ja) | 1995-04-07 |
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