JPH023473A - 水希釈しうる結合剤、その製造方法およびその使用 - Google Patents

水希釈しうる結合剤、その製造方法およびその使用

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JPH023473A
JPH023473A JP64000866A JP86689A JPH023473A JP H023473 A JPH023473 A JP H023473A JP 64000866 A JP64000866 A JP 64000866A JP 86689 A JP86689 A JP 86689A JP H023473 A JPH023473 A JP H023473A
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JP64000866A
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ハランド・ブルム
Peter Hoehlein
ペーテル・ヘーライン
Wolfhart Wieczorrek
ヴオルフハート・ヴイエクゾレク
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09D133/04Homopolymers or copolymers of esters
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、(a)ヒドロキシル基と少なくとも部分中和
されたカルボキシル基とを有する共重合体。
および(b)架橋性樹脂に基づく新規な水希釈しうる結
合剤、その製造方法、並びに被覆用組成物もしくは封止
用配合物におけるその使用に関するものである。
〔従来の技術〕
有機溶剤におけるアクリル単量体とビニル単量体との共
重合体は、たとえば加水分解耐性および貯蔵安定性、最
小の黄色化、高い耐候性および良好な艶保持性を含む多
数の顕著な特性を特徴とする。使用する溶剤は、結合剤
から作成される結合剤系の経済性に著しく影響を及ぼす
。何故なら、溶剤は焼付工程の際に被覆材中に混入され
ず、寧ろたとえばその後の燃焼によって環境汚染をでき
るだけ減少させるべくさらに除去せねばガらないからで
ある。
一般に水性結合剤を安定化させるための乳化剤または比
較的多量の有機補助溶剤を含有する共重合体系の水希釈
しうる結合剤を使用しうろことが知られている(たとえ
ばG、Y、タラツク、 s、p、ポ/チス、ペイント・
アンド・レジ/、第1コ巻(/9ざ3)、第3弘頁以降
、ドイツ公開公報第、3209’12/号、ヨーロッパ
特許出願第93263号またはヨーロツノ!特許出願第
10!1−293号参照)。
乳化剤は被覆材のラッカー特性、たとえば水および洗剤
に対する耐性、耐候性および/iたは艶に悪影響を及ぼ
す。
水希釈しうる結合剤における比較的多量の有機溶剤の使
用は、一般に製造過程に起因する。何故表ら、これは重
合反応もしくは重縮合反応の際の撹拌可能な粘度および
熱交換制御を可能にすると共に、製造されたラッカーは
均展性、クレータ−形成および艶に関し対応の被覆材に
おける一層好適な特性レベルを示すからである。
ヨーロツノ4%許出願第02/ざ906号は、乳化剤を
含有せずかつ架橋性樹脂と組合せて処理することにより
3ts未満の有機溶剤を含有するラッカーを形成しうる
ような水希釈しうる共重合体を記載している。これらか
ら得られるラッカーおよびフィルムは、調和した全特性
レベルを特徴とする。
たとえば透明コート結合剤のような各種の用途には1弾
性値と悪条件(たとえば短い通気時間、高い空気湿度、
低温度などを含む)での比較的大きい層厚さに関する使
用安全性との両者を改善することが望ましい。
〔発明の要点〕
今回、主としてヨーロツ/母特許出願第01/g904
号に相当する種類の水希釈しうる結合剤は、上記特性に
関しく特に比較的厚い層における使用安全性に関し)、
共重合体中に存在するヒドロキシル基が共重合体の生成
前、その最中もしくはその後にヒドロキシル基とラクト
ンとの間の開環エステル形成によってラクトンで少なく
とも部分改変されれば、相当に改善しうろことを突き止
めた。
ラクトン(4Iに6−カプロラクトン)によるヒドロキ
シル基含有の共重合体の改変はドイツ公開公報M 30
27771.号、米国特許筒t4og、2.ti6号お
よびヨー四ツ14特許出願第O/3/ダ9り号から既に
知られているが、これらの先行刊行物は溶剤含有の被覆
用組成物に関するものであって水希釈しうる結合剤につ
き或いは特に水希釈しうる被覆用組成物によって形成さ
れる比較的厚い層の蓄積問題につき何も述べておらず、
したがって本発明の基礎となる問題を解決する動機はこ
れらの先行刊行物から得られない。
したがって、本発明は水希釈しうるラッカー被覆用組成
物または封止用配合物、特に水性の透明ラッカーおよび
表面ラッカーのための水希釈しうる結合剤に関するもの
である。本発明の結合剤は3〜4tO重量部の架橋性樹
脂と、40〜9!;重量部のカルがキシル基もしくは酸
無水物基またはその両者を有しかつヒドロキシル基をも
有する共重合体との混合物であり、さらにカルボキシル
基もしくは酸無水物基は水に対する結合剤の溶解性もし
くは分散性を付与するのに必要な程度まで少なくとも部
分的にカルボキシレート基に変換されており、前記共重
合体はα、β−不飽和カル?ン酸とヒドロキシアルキル
アクリレートもしくはメタクリレートとオレフィン系単
量体とヒト四キシを含まないアクリレートもしくはメタ
クリレートと必要に応じ他のモノ−もしくはIリー不飽
和単量体とを共重合させて得られ、かつ共重合体におけ
るヒドロキシル基の少なくとも30%はラクトンでのエ
ステル化によって改変されている。
本発明によれば。
(&)  カルボキシル基および/または酸無水物基を
有しかつヒドロキシル基をも有し、カルボキシル基もし
くは酸無水物基が水に対する結合剤の溶解性もしくは分
散性を付与するのに必要な程度まで少なくとも部分的に
カル−キシレート基に変換されており、かつ (a1)メタクリル酸、アクリル酸、マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸および無水マレイン酸よりなる群から
選択される少なくとも1種の化合物であるα、β−不飽
和カルデン酸成分の4−.25重量部と。
(aU)  ヒドロキシアルキル基に2〜7個の炭素原
子を有するメタクリル酸もしくはアクリル酸の少なくと
も1種のヒドロキシアルキルエステルの全部で3〜グO
重量部と。
(aj)  (i)クロルもしくはアルキルによす適宜
置換されかつ全部でg〜72個の炭素原子を有すルビニ
ルもL<はイソグロイニルインゼン、および(ii)ア
ルキル基に7〜9個の炭素原子を有するアルキルメタク
リレートよりなる群から選択される少なくとも1種のオ
レフィン系1単量体の全部で75〜33重量部と、 (a+)  (i)ヒドロキシル基を含まずかつアルコ
ール成分に/〜/と個の炭素原子を有するアクリレート
、および(11)ヒドロキシル基を含まずかつアルコー
ル成分に3〜/g個の炭素原子を有するメタクリレート
よりなる群から選択される少なくとも1種のオレフィン
系不飽和単量体の全部で20〜ざ0重量部と、必要に応
じ (a5)他のモノ−もしくはポリ−不飽和単量体の全部
で20重量部までと の共重合によって得られた共重合体60〜93重合部と
(b)  架橋性樹脂S−ダO重量部との混合物より実
質的になり、共重合体(a)におけるヒドロキシル基の
少なくとも30%がラクトン改変型で存在することを特
徴とする水希釈しうる結合剤が提供される。
さらに本発明は。
(a)  上記(a1)〜(a、t)に示した単量体を
共重合させ、この共重合体中に存在するカル?ン酸基お
よび/または無水カルボン酸基を水に対する結合剤の溶
解性もしくは分散性を保証するのに必要な程度まで少な
くとも部分的にカル−キシレート基に変換し、かつ このようにして得られた共重合体を (b)3〜lIO重量部の架橋性樹脂、および必要に応
じ (a)  ラッカー技術から公知の助剤および添加剤と
混合することによる、これら結合剤の製造方法にも関し
、この方法は共重合体(a) Kおけるヒドロキシル基
の少なくとも30%を共重合反応の前。
その最中またはその後に開環エステル形成によりラクト
ンで改変させることを特徴とする特さらに本発明は水希
釈しうるラッカー、被覆用組成物または封止用配合物、
特に水性の透明ラッカーおよび表面ラッカーにおけるこ
れら結合剤の使用にも関するものである。
共重合体(a)は、上記量の単量体(a1)〜(all
)を共重合させ、必要に応じ単量体(aよ)を用いて製
造される。
単量体(a1)は好ましくはメタクリル酸、アクリル酸
、マレイン酸および/または無水マレイン酸である。こ
れら単量体の混合物も使用することができる。成分(&
1)は、好ましくは7〜/6を金部の量で使用される。
成分(C2)は好ましくはアクリル酸ヒドロキシエチル
、メタクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸もしくは
メタクリル酸−一および3−ヒドロキシプロピル、アク
リル酸もしくはメタクリル酸コ3−もしくはグーヒドロ
キシブチルまたはこれら単量体の混合物である。成分(
aコ)は好ましくは70〜30重量部の量で使用される
成分(C3)は芳香族ビニルもしくはイソプロペニル化
合物、たとえばスチレン、α−メチルスチレン、ビニル
トルエン、p−クロルスチレン、C1〜C4アルキルで
置換され九スチレ/核、またはアルキル基に/〜ダ個の
炭素原子を有するアルキルメタクリレート、たとえばメ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、並びにメタク
リル酸プロピル異性体またはメタクリル酸ブチル異性体
、或いはこれら不飽和化合物の混合物である。成分(a
、?)は好ましくはスチレン、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチルまたはこれ
ら化合物の混合物で構成される。成分(C3)は好まし
くは20〜!;0重量部の量で使用される。
成分(aすはたとえばアクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸プロピル、アクリル酸イソプロピル、
アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸
t−ブチル、(メト)アクリル酸ペンチル、(メト)ア
クリル酸ヘキシル、(メト)アクリル酸コーエチルヘキ
シル、(メト)アクリル酸オクチル、(メト)アクリル
酸ラウリル、(メト)アクリル酸ステアリル、アクリル
酸ぺ/ジルまたはアクリル酸コーフェニルエチルのよう
な化合物である。成分(aりは好ましくは23〜box
量部の量で使用される。
任意成分である(C3)はたとえば(1)α、β−不飽
和不飽和共重合性化合物見ばビニルトリエトキシシラン
、ビニルトリメトキシシラ/、ビニルトリアセトキシシ
ラン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、N−メ
チロール(メト)アクリルアミド、N−メトキシメチル
(メト)アクリルアミド。
N−ビニルピロリドンまたはこれら化合物の混合物、或
いは(11)共重合しうる?す不飽和化合物、たとえば
ヘキサン−/、6−シオールービスーアクリレート。
トリメチロールプロパン−ビス−アクリレート。
トリメチロールゾロ−母ンートリスーアクリレート。
ペンタエリスリトールトリスアクリレート、ジビニルヘ
ンセ/、少なくとも二官能性のインシアネートと当量の
ヒドロキシアルキル(メト)アクリレートとの反応生成
物、たとえばドイツ公告公報第1/gl、g3/号、米
国特許第3.7g’1011−0号−&fF−ハH,G
、エリアス 「マクロモレキュールJIEIJiL。
ヒューチイヒ・ラント・ウエプフーフエアラーク出版、
バーゼル ハイデルベルク、ニューヨーク。
第671.頁、第7ダtI〜7弘6頁、第10/;1頁
以降に記載された種類のオリゴマーブタジェン単独重合
体および共重合体、SOO〜3000の数平均分子量と
300=!;00tt沃素/物質/gのライジス沃素価
とを一般に有しかつ必要に応じ混合物に対したとえば上
記したような他のコモノマーをSOチまで含有しかつ必
要に応じたとえばヒドロキシル基およびカルブキシル基
のような官能基を有するブタジェン単独重合体および共
重合体である。
成分(aj)は全部で20重量部まで、好ましくは70
重量部までの量にて使用され、上記(11)で例示した
ポリ不飽和化合物は一般に最高で3重量部まで、%lI
C2重量部までの食で使用される。
共重合体は1選択された単量体混合物を有機溶液中でラ
ジカル開始共重合させて製造される。有機溶剤の比率は
、共重合体を用いて作成されるラッカーがく10%、好
ましくはく5%、より好ましくはく2.!−%の溶剤を
含有するか或いは使用した溶剤の7部が樹脂溶融物から
蒸留されて最終ラッカー中に上記した低い溶剤含有量を
得るように最初から設計される。
共重合に適する溶剤はたとえばn−ブタノール、n−ペ
ンタノール、イソペンタノール、n−ヘキサノール、シ
クロヘキサノール、ヘプタツール。
メチルグリコール、エチルグリコール、メチルグリコー
ル、メトキシグロ/#ノール、エトキシグロノノール、
プトキシグロzJ?ノール、メチルジグリコール、エチ
ルシクリコール、フチルジグリコールのようなアルコー
ル類;グリ;−ル酸メチルエステル、グリコール酸エチ
ルエステル、グリコール酸ブチルエステル、酪酸メチル
エステル、酪酸エチルエステル、酪酸ブチルエステルお
よびこれらの混合物;および他のアルコール類およびエ
ーテル類、たとえばジメチルジグリコール、ジメチルプ
ロピレングリコール;並びにその他の溶剤。
たとえばN−メチルビロリド/、溶剤ナフサ、炭酸エチ
ル、酢酸ブチル、キシレン、トルエン、シクロへキサン
、ジアセトンアルコール、メチルイソブチルケトン、ア
セトンおよび上記溶剤の混合物である。
適する溶剤の選択はラクトンによる改変工程をどのよう
に行なうかに依存し、これについては後記に一層詳細に
説明する。
適する開始剤は有機過酸化物、たとえば過酸化ジペンゾ
イル、過酸化ジ−t−ブチル、ヘキサン酸t−プチルー
ベルオキシーコーエチル、過酸化ジデカノイル、並びに
アゾ化合物、たとえばアゾジイソブチロニトリルであっ
て、その量は0.3〜IO重量%である。
所望の分子量を得るには、たとえばn−ドデシルメルカ
グタ/もしくはメルカプトエタノールのような調節剤も
0.0/〜bsの量で使用することができる。
本発明による共重合体は一般に5ooo〜100.θO
Oの平均分子量を有し、これはたとえば検量されたスチ
ラダルにおけるグル透過クロマトグラフィーにより測定
することができる。
共重合は一般にgθ〜/ざ0℃の温度で行なわれる。
好ましくは、共重合は少なくともbos溶液で行なわれ
、溶剤と必要に応じ単量体混合物の7部とが一般に先ず
最初に導入されかつ所望の反応温度まで加熱される。残
余の単量体混合物および開始剤を3〜6時間かけて連続
I/ノ注入する。重合が完結した後、溶剤の7部を必要
に応じ留去し。
これをたとえばさらに重合反応に再使用することができ
る。
好ましくは蒸留はO07〜0.0/バールの圧力下で6
0〜ハ20℃の容器温度にて行なわれる。これは常圧で
行なうこともできる。さらに、溶剤は不活性がス(たと
えばN2.Co□など)の激しい流れを導入して駆達す
ることができる。
ここで1本発明の必須の特徴は、共重合体におけるヒド
ロキシル基の少なくとも30%、好ましくは60〜/θ
θチがラクトン環を開環させるエステル化反応によりラ
クト/で改変されることである。この改変は、ヒドロキ
シル基7個に対し7分子のラクトンを付加すること、お
よび特定のラクト/に相当するオリがエステル単位を形
成しながらヒドロキシル基/個当り数分子のラクトンを
付加することの両者を包含すると了解され、末端ヒドロ
キシル基はいずれの場合にも特定ラクトンに相当するヒ
ドロキシアルキルエステル基の形態で存在する。一般に
ラクトン成分は、改変のため各未改変ヒドロキシル基に
つき20分子までのラクトン、好ましくは5分子までの
ラクトン、より好ましくは7分子までのラクトンが存在
するような量で使用される。
適するラクトンは、たとえば環中に3〜131′固の炭
素原子を有するものである。これらの環はさらに各種の
置換基を有することもできる。好適ラクトンはγ−ブチ
ロラクトン、δ−バレロラクトン、ε−カグロラクトン
、β−ヒドロキシ−β−メチル−δ−バレロラクトン、
λ−ラウリルラクトンまたはその混合物である。8−カ
プロラクトンおよびγ−ブチロラクト/が特に好適であ
る。
ラクトン成分によるヒドロキシル基の改変は共重合反応
の前、その最中またはその後に行なうことができる。
したがって第1具体例において、ラクトン改変はヒドロ
キシ官能性単量体(a2)を100〜/40℃の温度に
て必要に応じ適当な触K(たとえば錫に基づく触媒、た
とえば酸化ジブチル錫、ジラウリン酸ジブチル錫)の存
在下にラクトン成分と直接反応させることからなり、空
気を反応混合物中に通過させる。たとえばハイドロキノ
ンモノエチルエーテルおよび同様に作用する化合物など
の少量の重合開始剤を必要に応じて添加することができ
る。上記観察によれば、好ましくは反応は、後に共重合
されるヒドロキシ官能性単量体の少なくとも30%が少
なくとも7分子のラクトンまたは数分子のラクトンで改
変されるよう表置的割合にて行なわれる。このように改
変されたヒドロキシ官能性単量体を1次いで必要に応じ
未改変のヒドロキシ官能性単量体(a2)と組合せて他
の単量体と共重合させる。
改変反応がこのように行なわれる場合、共重合のための
溶剤の選択は臨界的でなく、かつ上記に例示した任意の
溶剤を使用することができる。
第2具体例において、ラクトンによる改変は。
共重合反応における溶剤としてラクトン成分を最初に同
時導入するか或いはこれを単量体混合物と一緒に反応容
器に4ンプ注入することからまっている。重合温度に応
じて、重合はラクトンと生成されたヒドロキシ官能性単
量体もしくは共重合体との間の急速な反応を多かれ少な
かれ伴う。反応温度が低い程、ラクトンは最初により高
い溶剤特性を有し、したがって反応を完結させるには反
応混合物を重合反応の終了近くまたは反応後にラクトン
の完全な混入を保証するのに充分高い温度まで加熱せね
ばならない。この反応の実施方法は、たとえば溶剤の比
率を最小化させることができる。
何故なら、低い重合温度にてラクトンは比較的遅く混入
され、したがって重合熱の逸散を支持すると共に、反応
混合物の撹拌性を向上させるからである。重合の完結後
1反応熱の大部分が逸散されており、かつラクトンを完
全に混入するべく温度を上昇させまたは適する触媒を添
加するととができる。したがって、この反応は高粘度に
おいても制御することができる。
ラクトンによる改変の他の具体例は、重合の完結時に反
応混合物へラクト/を添加すること、すなわち重合体と
ラクトンとを反応させてラクトン改変された共重合体を
生成させることからなっている。
最後に挙げた一つの具体例においては、先ず最初にヒド
ロキシ官能性溶剤を全く使用しないのが有利である。何
故なら、そうしないと溶剤および改変剤が互いに反応し
うるがらである。
ラクトンによる改変反応の最後に挙げた2つの具体例に
おいては、さらに原理的にカルボキシル含有単量体また
は重合体のカルボキシル基を改変剤と部分的に反応させ
るととも可能である。所定比率のこの種の第2生成物は
、本発明による生成物に対し、何ら悪影響を及埋さない
製造後、ラクトン改変された共重合体を適する中和剤の
添加によって水溶性型もしくは水分散性型にする。この
目的で、中和剤と必要に応じ水とを撹拌しながら熱樹脂
溶融物に少しづつ同時滴加することができ、或いは樹脂
溶融物を約ざo′ctで加熱された中和剤の水溶液に注
ぎ入れ、次いで70℃にて7〜2時間撹拌する。
中和には、有機アミン類および水溶性無機塩基(たとえ
ば水酸化ナトリウムおよびカリウムまたはアンモニア)
を使用することができる。
たとえばトリエチルアミン、ジェタノールアミン、トリ
エタノールアミン、メチルジェタノールアミン、ジエチ
ルエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、ブタ
ノ−ルア之ン、ジプタノールアミ/、モルホリンのよう
な有機アミン類およびアンモニア、並びにこれら中和剤
の混合物を必要に応じエーテル基もしくはエステル基を
有する比較的高分子量の他のアミン類と共に使用するの
が好適である。中和しうるカルボキシル基の少なくとも
2Of&、好ましくは23〜9o%が中和工程の後に水
性共重合体分散物にて塩形成により中和される。
水性樹脂型のpH値は好ましくはt、0〜9.!rの範
囲である。中和の程度および分子量に応じて、このよう
に製造された水性共重合体はポンプ輸送可能な粘度のた
め30〜!;O%の固形物含有量を有する。水中に溶解
もしくは分散された共重合体におけるカル?キシレート
基の含有量は、一般に固形物100.当り30〜300
 ミIJ当量の範囲である。
共重合体樹脂は、添加された中和剤の量および溶剤の残
留量に応じて、部分的に溶解されかつ部分的に分散され
る。溶解する成分は、中和の程度が増大しかつ助溶剤の
含有量が増加するにつれて増大する。分散はコロイド溶
液を介して透明樹脂溶液まで変化することができる。架
橋性樹脂と組合せることによりラッカー工業で一般的に
用いられる顔料並びにその他の助剤および添加剤を添加
した後、これら共重合体から低い有機溶剤含有量を有す
るラッカーを得ることができ、これらラッカーは分散助
剤または表面活性物質なしにも極めて高い貯蔵安定性を
示す。
既製の結合剤を作成するには、ラクトン改変された水溶
性もしくは水分散性共重合体樹脂を適する架橋性樹脂(
b)と組合せる。既製の結合剤は一般に1.0〜9.!
−重量部の共重合体(a)と3〜l/LO重量部の架橋
性樹脂(b)とを含有する。
適する架橋性樹脂は、たとえばアミド−およびアミン−
ホルムアルデヒド樹脂、フェノール性樹脂、アルデヒド
およびケトン樹脂、たとえばフェノール−ホルムアルデ
ヒド樹脂、レゾール樹脂、フラン樹脂、尿素樹脂、カル
パミ/酸エステル樹脂、トリアジン樹脂、メラミン樹脂
、ベンゾグアナミン樹脂、シアナミド樹脂、アニリン樹
脂であって、H,ワグナ−、H,F、サルクスにより「
ラッカープラスチック」〔カール・ハンサー・フエアラ
ーク出版、ミュンヘン(/971) 〕に記載された種
類である。
他の適する架橋性樹脂は、たとえばイソホロンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、l、4!
−ジイソシアナトシクロヘキサン、ビス−(4t−イン
シアナトシクロヘキシル)−メタン。
/、3−ジイソシアナトベンゼン、へ弘−ジイソシアナ
トベンゼン、コ、グージイソシアナトー/−メチルベン
ゼン、/、3−ジイソシアナトーコーメチルベンゼン、
/、3−ビス−イソシアナトメチルベンゼン、 2.’
I−ビス−イソシアナトメチル−7、S−ジメチルベン
ゼン、ビス−(ターインシアナトフェニル)−プロパン
、トリス−(4−4ソシアナトフエニル)−メタン、ト
リメチル−7,6−ジイソシアナトヘキサンに基づく、
或いはラッカー中のポリイソシアネート(たとえば/、
乙−ジイソシアナトヘキサンに基づくビウレットプリイ
ソシアネート)に基づくブロックトポリイソシアネート
またはコ、<2−および/またはコ、6−ジイツシアナ
トトルエンに基づく或いは一方ではイソホロンジイソシ
アネートと他方では低分子量ポリヒドロキシル化合物(
たとえばトリメチロールプロ・イン、異性体プロ/4/
ジオールもしくはブタンジオールまたはこれら?リヒド
ロキシル化合物の混合物とに基づくウレタン2ツカ−プ
リイソシアネートである。これら4リイソシアネートの
ための適するブロック剤は、たとえばメタノール、エタ
ノール、ブタノール、ヘキサノール、シクロヘキサノー
ルベンジルアルコールのよりす一価アルコール類;たと
えばアセトキシム、メチルエチルケトキシムのようなオ
キシム類;たとえばC−カグロラクタムのようなラクタ
ム類;またはフェノール類である。
好適な架橋性樹脂はメラミン樹脂および尿素樹脂、%に
アルキル鎖中に7〜5個の炭素原子を有スルアルキル化
メラミンホルムアルデヒド樹脂。
たとえばブチル化および/またはメチル化またはメトキ
シメチル化メラミン樹脂である。
共重合体成分(a)の親水性改変は一般に、架橋性樹脂
自身が水溶性もしくは水分散性物質でない場合、架橋性
樹脂の分散性を保証するのに充分なものである。
実質的に成分(a)と(b)とよりなる本発明の水性結
合剤は、透明ラッカーとして直接使用することができる
。本発明による結合剤は一般に熱架橋しうる系であって
、120℃より高い温度、好ましくは720〜7g0℃
の範囲の温度にて架橋状態まで変化する。
以下に例として示す種類の標準的なラッカー助剤および
添加剤も、成分(a)および(b)並びに必要に応じ(
a)よりなる本発明の結合剤組成物に添加することがで
きる。
本発明による結合剤を用いてこのように作成されるラッ
カーは標準的な顔料および充填剤(これらは両者とも有
機もしくは無機とすることができる)を結合剤固形物に
対し30〜/gO%の量で含有することができ、その例
はたとえば二酸化チタン、酸化鉄、酸化鉛、酸化亜鉛、
酸化クロム。
硫化カドミウム、並びにカルシウム、マグネシウム、バ
リウム、ストロンチウムおよびアルミニウムのクロム酸
塩、硫酸塩および珪酸塩、カーがンブラック、タルク、
グラファイト、燐酸マンガン。
硫化亜鉛、アゾ染料、フタロシアニン錯体、キナクリド
/、アントラキノ/、チオインジゴ染料など、並びにこ
れらおよびその他の顔料の混合物である。
たとえば酸化防止剤、均展助剤1発泡阻止剤。
UV吸収剤、沈降防止剤々どの標準的添加剤も使用する
ことができる。
直ちに使用しうるラッカーは一般に30〜63チの全固
形物含有量を・有しかつ低含有量、すなわちく10To
、好ましくはく、t%、より好ましくはく、2.、!−
%の揮発性有機物質を特徴とする。
本発明による結合剤を含有した被覆用組成物は優秀な貯
蔵安定性を示す、ダ0℃にて3ケ月間にわたり貯蔵した
後でさえ、劣化の徴候を示さな八本発明による結合剤は
透明ラッカーおよび表面ラッカーの製造に特に適してい
るが、厚い層の被覆材または封止用配合物の製造にも使
用することができる。
本発明による系は耐熱性基板の被覆に特に適しており、
任意の常法、たとえば噴霧被覆、浸漬被覆、ロール被覆
、展延被覆または流延などの方法で施こすことができる
。適する基板は必要に応じ予備処理された材料、たとえ
ば金属、ガラス、木材、プラスチック、段が−ル、セラ
ミックまたは紙である。さらに、本発明による結合剤は
繊維用′の印刷インキの製造、或いは紙もしくは皮革の
ための含浸用もしくは強化用材料の製造にも適している
本発明による系の焼付は温度は、一般に3〜30分間の
焼付は時間につき120〜1g0℃である。
しばしば、焼付は前に3〜20分間にわたり被覆材に通
気するのが好適であると判明した。
これらから作成されたラッカーおよび被覆材は。
次の性質を含め多数の有利な性質を特徴とするニー水に
よる良好な希釈性; −たとえば高い空気湿度のような悪条件下においても問
題のない処理および高い使用安全性;−大きい層厚さの
形成; 一各種の基板に対する良好な接着性1 −ラッカーフィルムの高弾性と結びついた極めて大きい
硬度。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をさらに説明し、ここでチは
全て重量%である。
比較例(Ep−A−2/に906) 320gのn−ブタノールを、不活性がス入口と加熱系
と冷却系と2本の供給・臂イブとが装着された31の撹
拌槽に導入しかつ/2!’Cまで加熱した。525gの
アクリル酸n−ブチルと300gのアクリル酸エチルと
795gのスチレ/と/kartのメタクリル酸メチル
と15gのアクリル酸ヒドロキシエチルと15gのメタ
クリル酸ヒドロキシエチルと/gOgのメタクリル酸と
30gのn−ドデシルメルカプタンとの混合物を次いで
弘時間かけて連続的にポング注入した。同時にn−ブタ
ノール30gにおけるヘキサン酸t−プチルペルオキシ
ーコーエチル30gを3時間かけて添加した。次いで1
重合混合物を723℃にて3時間撹拌し、次いでn−ブ
タノールを常圧で留去し、蒸留は不活性ガスの激しい導
入によって促進させた。蒸留後の樹脂溶融物の固形物含
有量はデ17%であった。
脱イオン水/g97gにおける117gのジメチルエタ
ノールアミンの溶液を、約goctで冷却された樹脂溶
融物−・撹拌しながら少しづつ添加し。
この添加後にコ時間撹拌した。
実施例/ ll10gのn−ブトキシェタノールを、不活性がス入
口と撹拌機と冷却系と加熱系とが装着され九弘!の反応
容器に導入しかり/、2f′C4で加熱した。yso、
のメタクリル酸とgaogのメタクリル酸メチルとgs
o、のアクリル酸n−ブチルと200gのアクリル酸エ
チルと90gのスチレンとメタクリル酸ヒドロキシエチ
ル330gおよびε−カプロラクタムa弘Ogの反応生
成物′(各成分を0.1%のt−ブチルハイドロキノン
および0.2%のp−)ルエンスルホン酸の存在下に7
90℃にて3時間加熱することにより作成)SりOgと
/3gのn−ドデシルメルカプタンとの混合物を次いで
9時間かけて導入した。同時に。
炭化水素混液におけるヘキサン酸t−プチルベルオキシ
ーコーエチルの70%溶液/り/gt!r時間かけて添
加した。反応混合物を次いで725℃にてコ時間撹拌し
た。このようにして得られた樹脂溶融物はg乙t、sの
固体物含有量を有した。
この樹脂溶融物2g20gをqoctで加熱された脱イ
オン水3000gにおけるg乙θgのジメチルエタノー
ルアミンの溶液に撹拌下に導入し、次いで70℃にてコ
時間撹拌し6次いで濾過した。
実施例コ !;girtのジエチレングリコールジメチルエーテル
を、不活性ガス入口と撹拌機と冷却系と加熱系とが装着
された31の反応容器に導入しかつ152℃まで加熱し
た。qso、のメタクリル酸とll30gのモノアクリ
ル酸/、ll−ブタンジオールと乙/θgのメタクリル
酸メチルと90gのスチレンと/’700.のアクリル
酸n−ブチルとの混合物を次いでグ時間かけて添加した
。同時に、炭化水素混液におけるヘキサン酸t−ブチル
ペルオキシーニーエチルの70%溶液/7/gをS時間
かけて導入した。152℃にて7時間撹拌した後。
4too、のε−カプロラクトンを添加し、かつ混合物
をさらに3時間撹拌した。このようにして得られた樹脂
溶融物はgよ7%の固形物含有量を有した。
この樹脂溶融物2630gを70℃まで加熱された脱イ
オン水に2gg0ttにおけるジメチルエタノールアミ
/g−gの溶液に撹拌して入れた。70℃にて2時間後
、この混合物を濾過した。
実施例3 //りgのジエチレングリコールジメチルエーテルと9
3gの8−カプロラクトンとアクリル酸/90g、スチ
レ:/200g、アクリル酸n−ブチルざoog、モノ
アクリル酸へグーブタンジオール2g0g、メタクリル
酸−一ヒドロキシプロピルittog、メタクリル酸メ
チル390gおよびメルカプトエタノール20gの単量
体混合物210gとを、撹拌機と冷却系と加熱系と不活
性ガス入口とが装着された3ノの反応容器に導入しかり
715℃まで加熱した。次いで、単量体混合物の残部を
127gのe−カプロラクトンと共にダ時間かけて添加
した。同時に、炭化水素混液におけるヘキサン酸t−プ
チルペルオキシーコーエチルのりOts溶液/lAgを
S時間かけて添加し。
次いで155〜/’70℃にて3時間撹拌した。このよ
うにして得られた樹脂溶融物はqlAgsの固形物含有
量を有した。脱イオン水2!;g/、におけるメチルジ
ェタノールアミン10!;gの溶液をこの樹脂溶融物/
9JIIgに添加し1次いで70℃にて数時間にわたり
分散または溶解させた。
比較例および本発明による実施例にしたがって得られた
水性結合剤成分を、gO:20の重量比(固形物に対し
)にてインブタノールにおける90チ溶液として市販の
メラミン−ホルムアルデヒド樹脂〔サイメル(登録商標
)32り、すなわちアメリカン・シアナミド・カンパニ
ー社の製品〕と混合し、噴霧粘度まで希釈しかつグリス
除去された鋼材シートに施こした。室温にて13分間に
わたり通気した後、フィルムを1lIo℃にて20分間
焼付けし1次の結果が得られた: 無傷のフィルム厚さ   θ    +    +  
  +硬  度         O+    +  
  +弾  性         +    +++溶
剤耐性        O+    +    ++:
許容できる 0:まだ許容できる m:許容できない 無傷で得られるフィルム厚さ: く3Sμmニー 〉33μm:0 〉60μm :+ 硬度(see、とじて表わすケーニッヒ振子硬度):<
100sec、 : − 〉100tree、 : 0 )/4’0sec、: + 弾性(電として表わすエリクセン押込み):く3趨: ”)3rxs:0 ) l= nx : + 溶剤耐性(メチルイソブチルケト/が含浸された木綿ウ
ールプラグ<100”、− 〉100”、0 〉200:+ 顔料処理したラッカーについても匹敵しうる結果が得ら
れた。
以上1本発明の実施態様を示せば次の通りである: /(a)カルブキシル基もしくは酸無水物基またはその
両者を有しかつヒドロキシル基をもさらに有し、カルブ
キシル基もしくは酸無水物基が水に対する結合剤の溶解
性もしくは分散性を付与するのに必要な程度まで少なく
とも部分的にカルボキシレート基に変換されており、か
つ (a1)メタクリル酸、アクリル酸、マレイン酸。
フマル酸、イタコン酸および無水マレイン酸よりなる群
から選択される少なくとも1種の化合物であるα、β−
不飽和カルデン酸成分のグル2!r11部と。
(a2)  ヒドロキシアルキル部分に2〜q個の炭素
原子を有するメタクリル酸もしくはアクリル酸の少なく
とも1種のヒドロキシアルキルエステルの全部で5−9
0重量部と。
(IL、?)  (i)クロルもしくはアルキルにより
置換されかつ全部で3〜72個の炭素原子を有する置換
もしくは未置換のビニルもしくはインゾロベニルベンゼ
ン、および(11)アルキル部分に1〜4個の炭素原子
を有するアルキルメタクリレートよりなる群から選択さ
れる少なくとも1種のオレフィン系単量体の全部で15
〜33重量部と、 (a4)  (i)ヒドロキシル基を含まずかつアルコ
ール成分に7〜18個の炭素原子を有するアクリレート
、および(11)ヒドロキシル基を含まずかつアルコー
ル成分に3〜/g個の炭素原子を有するメタクリレート
よりなる群から選択される少なくともgo重量部と。
(aj)  他のモノ−もしくはポリ−不飽和単量体の
0〜20重量部と の共重合によって得られた共重合体60〜93重合部と
(b)  架橋性樹脂夕〜lI0重量部との混合物より
実質的になり、共重合体(a)におけるヒドロキシル基
の少なくとも′30チがラクト/改変型で存在すること
を特徴とする水希釈しうる結合剤。
ユ 上記(a1)〜(aりに示した単量体を共重合させ
この共重合体中に存在するカルゲン酸基もしくは無水カ
ルゲン酸基を水に対する結合剤の溶解性もしくは分散性
を付与するのに必要な程度まで少なくとも部分的にカル
ボキシレート基に変換し、さらに共重合体もしくは単量
体に存在するヒドロキシル基の少なくとも30%を共重
合の前、その最中もしくはその後に開環エステル形成に
よりラクトンで改変させ1次いでこのように得られた共
重合体を3〜弘0重量部の架橋性樹脂と混合することを
特徴とする上記第1記載の水希釈しうる結合剤の製造方
法。
3 共重合体が (a1)メタクリル酸、アクリル酸、マレイン酸。
無水マレイン酸もしくはその混合物の全部で7〜76重
量部と、 (a2)アクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒ
ドロキシエチル、アクリル酸ニーもしくは3−ヒドロキ
シプロビル、メタクリル酸コーもしくは3−ヒドロキシ
プロピル、アク’)ル酸2−、?−4.L<は4−ヒド
ロキシブチルおよび/またはメタクリル酸λ−13−も
しくはグーヒドロキシブチルの全部で70〜3ox量部
と。
(a3)スチレン、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸ブチルもしくはその混合物の全部
で20〜5OxX部と。
(a4)  アクリル酸メチル、アクリル酸エチルアク
リル酸n−プロ♂ル、アクリル酸イソプロピル、アクリ
ル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸t
−ブチル (メト)アクリル酸コーヘンチル (メト)
アクリル酸n−ヘキシル(メト)アクリル酸コーエチル
ヘキシル、(メト)アクリル酸n−オクチル、(メト)
アクリル酸n−ラウリル、(メト)アクリル酸n−ステ
アリル。
アクリル酸ヘンシル、アクリル酸コーフェニルエチルも
しくはその混合物の全部で、23〜60重量部と、 (a、t)  他のモノ−もしくは?リーオレフィン系
不飽和単量体の10重量部までと の共重合生成物である上記第2項記載の方法。
久 共重合体もしくは単量体に存在するヒドロキシル基
の少なくともる0%を共重合の前、その最中もしくはそ
の後にラクトンで改変させる上記第2項記載の方法。
よ ラクトンがε−カプロラクトンである上記第9項記
載の方法。
衣 結合剤が上記第1項記載の水希釈しうる結合剤であ
ることを特徴とする、結合剤を含有する改良された水希
釈しうるラッカー、被覆用組成物もしくは封止用配合物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)カルボキシル基もしくは酸無水物基または
    その両者を有しかつヒドロキシル基をもさらに有し、カ
    ルボキシル基もしくは酸無水物基が水に対する結合剤の
    溶解性もしくは分散性を付与するのに必要な程度まで少
    なくとも部分的にカルボキシレート基に変換されており
    、かつ (a1)メタクリル酸、アクリル酸、マレイン酸、フマ
    ル酸、イタコン酸および無水マレイン酸よりなる群から
    選択される少なくとも1種の化合物であるα,β−不飽
    和カルボン酸成分の4〜25重量部と、 (a2)ヒドロキシアルキル部分に2〜4個の炭素原子
    を有するメタクリル酸もしくはアクリル酸の少なくとも
    1種のヒドロキシアルキルエステルの全部で5〜40重
    量部と、 (a3)(i)クロルもしくはアルキルにより置換され
    かつ全部で8〜12個の炭素原子を有する置換もしくは
    未置換のビニルもしくはイソプロペニルベンゼン、およ
    び(ii)アルキル部分に1〜4個の炭素原子を有する
    アルキルメタクリレートよりなる群から選択される少な
    くとも1種のオレフィン系単量体の全部で15〜55重
    量部と、 (a4)(i)ヒドロキシル基を含まずかつアルコール
    成分に1〜18個の炭素原子を有するアクリレート、お
    よび(ii)ヒドロキシル基を含まずかつアルコール成
    分に5〜18個の炭素原子を有するメタクリレートより
    なる群から選択される少なくとも1種のオレフィン系不
    飽和単量体の全部で、20〜80重量部と、 (a5)他のモノ−もしくはポリ−不飽和単量体の0〜
    20重量部と の共重合によつて得られた共重合体60〜95重量部と
    、 (b)架橋性樹脂5〜40重量部と の混合物より実質的になり、共重合体(a)におけるヒ
    ドロキシル基の少なくとも30%がラクトン改変型で存
    在することを特徴とする水希釈しうる結合剤。
  2. (2)請求項1の(a1)〜(a5)に示した単量体を
    共重合させ、この共重合体中に存在するカルボン酸基も
    しくは無水カルボン酸基を水に対する結合剤の溶解性も
    しくは分散性を付与するのに必要な程度まで少なくとも
    部分的にカルボキシレート基に変換し、さらに共重合体
    もしくは単量体に存在するヒドロキシル基の少なくとも
    30%を共重合の前、その最中もしくはその後に開環エ
    ステル形成によりラクトンで改変させ、次いでこのよう
    に得られた共重合体を5〜40重量部の架橋性樹脂と混
    合することを特徴とする請求項1記載の水希釈しうる結
    合剤の製造方法。
  3. (3)結合剤が請求項1記載の水希釈しうる結合剤であ
    ることを特徴とする、結合剤を含有する改良された水希
    釈しうるラッカー、被覆用組成物もしくは封止用配合物
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