JPH0234225A - 深絞り成形不良検出方法 - Google Patents

深絞り成形不良検出方法

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JPH0234225A
JPH0234225A JP63183850A JP18385088A JPH0234225A JP H0234225 A JPH0234225 A JP H0234225A JP 63183850 A JP63183850 A JP 63183850A JP 18385088 A JP18385088 A JP 18385088A JP H0234225 A JPH0234225 A JP H0234225A
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JP
Japan
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profile
load
deep drawing
forming
ram
Prior art date
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Pending
Application number
JP63183850A
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English (en)
Inventor
Fumihiko Abe
文彦 安倍
Shizuka Yamaguchi
静 山口
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、深絞り成形不良検出方法に関する。
(従来の技術及びその解決すべき諜B)薄板をポンチに
よりコツプ、皿等の所定形状に深絞り成形する場合、ポ
ンチの摩耗や薄板の板厚のばらつき等の種々の成形条件
により成形品に割れ、破断、加工皺等が生じる。成形品
が良品であるか否かの検査は、従来検査員が目視で検査
することが多く、このような検査方法は非能率的であり
、不良品の見落しが生じ易い。また、不良品の発生は、
多くはポンチの摩耗、材料の欠陥等であるが、ポンチ等
の交換時期を正確に判断したり、材料欠陥を個別に検査
することが難しかった。
本発明は斯かる課題を解決するためになされたもので、
深絞り成形により成形したワークの成形不良を短時間に
簡単、且つ、確実に検出する方法を提供することを目的
とする。
(課題を解決する手段) 上述の目的を達成するために本発明に依れば、深絞り成
形時にワークに作用する成形荷重の時間経過に伴うプロ
フィルを検出し、検出した成形荷重プロフィルを基準成
形荷重プロフィルと比較し、比較結果に基づいて前記ワ
ークの成形不良を判定することを特徴とする深絞り成形
不良検出方法が提供される。
(作用) 成形荷重の時間経過に伴うプロフィルは、成形条件の相
違により種々の定型的なパターンを示し、正常成形時に
示すパターンと異常成形時に示すパターンとでは顕著な
相違を示す6本発明は斯かる知見に基づいてなされたも
のであり、成形時に検出した成形荷重プロフィルを基準
成形荷重プロフィルと比較することにより成形不良パタ
ーンの識別が可能であり、このパターンの識別により不
良判別が行われる。
(実施例) 第1図は本発明方法が実施されるプレス装置を示し、プ
レス装置Iはプレスフレーム2、当該プレスフレーム2
に配置されるワーク台3、当該ワーク台3に載置固定さ
れたプレス型67、ワーク台3の上方に、ガイド枠4a
、4bに沿って上下動可能に配置されるアプリケータ4
、当該アプリケータ4の下端に装着されるポンチ5、ア
プリケータ4の上端に下端が固定され、且つ、プレスフ
レーム2の中央のフレーム2aに穿設された孔2bを摺
動可能に嵌挿されるラム6、当該ラム6を上下動させる
トグル装置7等により構成される。
トグル装置7は上方リンク71と、下方リンク72と、
トグル73と、フライホイール74とを備え、これらの
上方リンク71と下方リンク72とトグル73との各一
端は軸75により回動可能に枢支され、上方リンク71
の他端は固定部70に、下方リンク72の他端はラム6
の上端に、トグル73の他端はフライホイール74の周
縁に夫々回動、回転可能に軸支されている。フライホイ
ール74は図示しないモータにより回転され、当該フラ
イホイール74の回転はトグル73及び上、下の各リン
ク71.72を介してラム6に伝達され、当該ラム6が
上下に往復動される。
トグル装置7は上、下の各リンク71.72の枢支点(
軸75の位置)をトグル73により押すとこれらの両リ
ンク71.72が一直線に近付くに従ってリンクの長さ
方向の力、即ち、これらのリンク71.72の長さ方向
に沿って垂直方向に押す力Pが大きくなる0両リンク7
1.72の長さが等しいものとし、垂直線とリンク72
とのなす角をθ、トグル75の押圧力をFとすると、リ
ンク72がラム6を押下する力Pは次式で表される。
P−F/(2tanθ) この力Pはポンチ5が型67に固定されたワークを深絞
り成形する力(以下プレス荷重という)である、従って
、ラム6はワーク深絞り成形時に当該プレス荷重Pの反
力P’  (−P)を受ける。
そこで、このラム6に作用する反力P°を検出する。
ラム6は所定位置例えば、下部を第1図及び第2図に示
すように全周に亘り軸方向と直角方向に断面コ字状に切
り欠かれて細身のネック部6aとされる。そして、ラム
6は、その下端6dがアプリケータ4の上端に形成され
た保合溝4aに着脱可能に嵌合されて連結され、上端6
eが前述したように連結ビン76を介して前記下方リン
ク72の他端に回動可能に連結されてアプリケータ4と
トグル装置7のリンク機構とを連結する。このラム6の
ネック部6aに荷重センサ10が配設されている。
この荷重センサ10は2組のセンサ素子11.11“か
ら成り、一方のセンサ素子11はネック部6aの前面6
bに、他方のセンサ素子11′は裏面に夫々配設されて
いる。センサ素子llは例えば、2枚のストレンゲージ
(歪掛抗素子)を用いたロードセル12、I3により構
成され、これらの各ロードセル12.13は互いに直交
して配置され、一方のロードセル12はネック部6aの
軸方向(縦方向)に沿って、他方のロードセル13は軸
方向と直角方向(横方向)に沿って貼着される。そして
、ロードセル12は矢印A%A°で示すようにネック部
6aの縦方向の縮(歪)に応じて、ロードセル13は矢
印BSB’ で示すように横方向の伸(歪)に応じて夫
々抵抗値が変化する。
ラム6のネック部6aの裏面に配置されるセンサ素子1
1″も前面6bに配置されたセンサ素子11と同様に2
枚のストレンゲージを用いたロードセル12’、13’
 により構成され、且っセンサ素子11と略対称位置に
貼着されている。
この荷重センサ10はラム6による深絞り成形時に当該
ラム6のネック部6aに発生する歪みを検出することに
より当該ラム6に加わる前記プレス荷重の反力を検出す
る。尚、ラム6に細身のネツク部6aを形成して当該ネ
ック部6aの歪みを検出することにより深絞り成形時に
当該ラム6に発生する反力を極めて正確に、且つ、高感
度に検出することが可能となる。又、ラム6はアプリケ
ータ4に着脱可能に連結されるものであるためにワーク
の種類や深絞り量等に応じ、異なるアプリケータに交換
する場合にもラム6の交換は不必要であり、このため、
荷重センサ10はラム6に取りつけたままでよく、作業
性の向上が図られる。
荷重センサ10のセンサ素子11.11“の各ロードセ
ル12.13及び12”、13°は第3図に示すように
ブリッジ回路に接続され、ロードセル12と12’ 、
13と13°との各接続点a、bは所定の電源15に接
続され、ロードセル12と13.12゛と13°との各
接続点c、dは端子10a、10bに接続される。
荷重センサ10の各端子10a、10bは、第4図に示
すパターン判定回路20のストレンアンプ21の入力端
子に接続され、当該ストレンアンプ21の出力端子はア
ナログ−デジタル変換器(以下A/D変換器という)2
2及び比較器23の各入力端子に接続される。比較器2
3の出力端子はA/D変換器22のトリガ入力端子に接
続され、当該A/D変換器22の出力端子は、メモリ2
4及び中央演算処理装置(以下CPUという)25等を
含んで構成されるマイクロコンピータ(以下MCUとい
う)26に接続される。
以下に作用を説明する。
トグル装置7はフライホイール74の回転をトグル73
及び上、下の各リンク71.72を介してラム6を往復
動させ、アプリケーク4を往復動させる。ワーク台3上
に取り付けられる型67は半割りの上下型67A、67
Bからなり(第5図参照)、図示しないワーク搬送装置
によりワーク(薄板)69が型67A、67B間に供給
される。
そして、ワーク69を上下の型67A、67Bに挟持さ
せて固定した後、下動するアプリケータ4の下端に装着
されたポンチ5が型67A、67Bに挟持固定されたワ
ーク69を押し下げ、深絞り成形を行う、このワーク6
9の深絞り成形時にラム6に反力が加わり、ネック部6
aに歪が発生する。荷重センサ10はこのネック部6a
に発生する歪みを検出して対応する電気信号(歪み信号
)■を出力する。
この荷重センサ・10から出力された信号Vはストレン
アンプ21により増幅された後A/D変換器22及び比
較器23に入力される。比較器23は入力する信号■と
基準信号Vsとを比較し、V>V sの時にトリガ信号
ptを出力してA/D変換器22にレベルトリガをかけ
る。A/D変換器22はこのトリガ信号ptを印加され
るとサンプリングを開始して人力する信号VのA/D変
換を行い、当該入力信号Vの波形を時系列でMCU26
のメモリ24に格納する。尚、比較器23の基準信号V
sは後述する深絞り成形時に発生する波形の立ち上がり
を確実に捉えられる程度の電圧レベルに設定され、当該
レベル以上の信号は全てサンプリングを行う。
信号Vの波形のサンプリング周期は使用するプレスの作
動時間により異なるが、本実施例の場合は深絞り成形時
間は約80 m5ecである。従って、波形を400等
分程度にすれば再現性の良い波形が得られるために約2
00μsecの周期でサンプリングしている。
CPU25はメモリ24に格納された正常な深絞り成形
状態の信号波形(以下正常波形という)を記憶しており
、当該記憶している正常波形と各深絞り成形時の各波形
とを逐次比較し、当該波形が正常であるか異常であるか
を判定し、異常と判定したときには異常判定信号Voを
出力する。
第5図は、上下の型67A、67Bに挟持されるワーク
(i板)69がポンチ5でコツプ、皿等の所定の形状に
深絞り加工される状況を示している。深絞り成形の場合
、加工途中でワークに割れ、破断等が発生すると、ポン
チ5に掛かる荷重が通常工程途中で突然小さくなる。第
6図の実線■はワーク69に欠陥が生じた場合の荷重プ
ロフィルを示し、正常な場合のプロフィルIと著しく相
違する。ワーク69に割れが発生すると、ポンチ5が早
く押し下げられ、加工時間が短縮すると共に、最大荷重
も小となる。このような加工不良も荷重プロフィルを監
視することにより検出が可能となる。又、割れや破断が
生じない場合であってもワーク69の板厚が薄い場合、
ポンチ5番ご掛かる荷重プロフィルは第7図の実線■に
示すように正常な荷重プロフィルIに比較して著しく低
下する。
この場合、加工時間は正常加工時と略同じであるが、成
形品に加工皺が生じる場合が多く、成形不良として排除
すべきである。
尚、検出された波形が正常であるか異常であるかの判定
は種々の方法があり、例えば、検出した成形荷重プロフ
ィル及び基準成形荷重プロフィルの、夫々の同じ複数の
時点における成形荷重値の総和を比較し、その差が所定
判別値より大きいとき、成形不良と判定してもよいし、
正常波形の特異プロフィルに着目し、特異時点での成形
荷重値を比較することにより異常を判定するようにして
もよい。
又、本実施例においては、ラム6に加わる深絞り成形時
の反力を検出する荷重センサとして歪み抵抗素子を使用
したロードセルを用いた場合について記述したが、これ
に限るものではなく、他の例えば、圧電変換素子、磁気
抵抗素子、静電容量素子等の荷重−電気変換素子を使用
しても良い。
更に、本実施例においては、ラム6に荷重センサを取り
付けたが、他の例えば、トグル装置のリンクや、アプリ
ケータの下部のポンチ5等に取り付けてもよい、尚、第
1図には、ポンチ5に荷重センサ10′を取りつけた状
態を破線で示しである。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明の深絞り成形不良検出方法に
よれば、深絞り成形時にワークに作用する成形荷重の時
間経過に伴うプロフィルを検出し1、検出した成形荷重
プロフィルを基準成形荷重プロフィルと比較し7、比較
結果に基づいて前記ワークの成形不良を判定するように
したので、種々の不良パターンが識別でき、不良品の大
量発生を未然に防止できると共に、ポンチの交換時期等
が確実に把握することが出来る。
4、
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る深絞り成形不良検出方法を適用
したプレス装置の一実施例を示す一部切欠正面図、第2
図は、第1図に示すプレス装置のラム6の、荷重センサ
の取付の詳細を示す要部拡大図、第3図は、第2図に示
す荷重センサの接続態様を示す回路図、第4図は、成形
されたワークの成形不良を判定するパターン判定回路の
内部構成を示すブロック図、第5図は、プレス深絞り加
工されるワークとポンチの部分断面図、第6図及び第7
図は、第5図に示すポンチによるプレス深絞り加工時に
検出された圧着荷重信号波形のパターンを模式的に示す
グラフである。 1・・・プレス装置、3・・・ワーク台、4・・・アプ
リケータ、5・・・ポンチ、7・・・トグル装置、10
,11.11゜・・・圧力センサ、12.13.12’
 、 13’ ・・・ロードセル、20・・・パターン
判別回路、67A、67B・・・上下型、69・・・ワ
ーク(a板)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 深絞り成形時にワークに作用する成形荷重の時間経過に
    伴うプロフィルを検出し、検出した成形荷重プロフィル
    を基準成形荷重プロフィルと比較し、比較結果に基づい
    て前記ワークの成形不良を判定することを特徴とする深
    絞り成形不良検出方法。
JP63183850A 1988-07-22 1988-07-22 深絞り成形不良検出方法 Pending JPH0234225A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010041662A1 (ja) * 2008-10-07 2010-04-15 新日本製鐵株式会社 金属製プレス成形品の割れ判定方法、装置、プログラム及び記録媒体

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US8464591B2 (en) 2008-10-07 2013-06-18 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Method and apparatus for judging fracture of metal stamped product, program and computer-readable recording medium
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