JPH0234093A - 静止画の伝送装置 - Google Patents

静止画の伝送装置

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JPH0234093A
JPH0234093A JP18517088A JP18517088A JPH0234093A JP H0234093 A JPH0234093 A JP H0234093A JP 18517088 A JP18517088 A JP 18517088A JP 18517088 A JP18517088 A JP 18517088A JP H0234093 A JPH0234093 A JP H0234093A
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JP
Japan
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signal
image data
mode
memory
period
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Application number
JP18517088A
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English (en)
Inventor
Toru Minematsu
徹 峰松
Masahisa Someya
賢久 染谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段(第1図〉F 作用 G 実施例 G、第1の実施例(第1図〜第3図) G2他の実施例 H発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は静止画の伝送装置に関する。
B 発明の概要 この発明は、例えば公衆電話回線を使用して、いわゆる
テレビ電話を実現する場合において、画像用メモリに対
する画像データの占有アドレスを選定することにより、
画素密度が異なっても適切な処理ができるようにしたも
のである。
C従来の技術 テレビ電話を実現する場合、ビデオ信号をそのまま伝送
すると、広帯域の専用回線が必要となるので、そのよう
なテレビ電話は、企業が重要な会議などに使用する場合
はともかく、個人が手軽に使用することは困難である。
したがって、個人用のテレビ電話においては、一般の公
衆電話回線を使用せざるを得ないが、−般の公衆電話回
線は音声用であり、その伝送帯域が300〜3400H
z程度しかない。したがって、この場合には、画像は静
止画とし、そのビデオ信号を時間軸伸張して伝送するこ
とになる。
また、その静止画も1フレームの全画素を伝送すると、
かなりの時間を必要としてしまい、実用的ではない。し
たがって、画素は適当な割り合いで間引いて伝送するこ
とになる。
そこで、以上のことを考慮してTTC標準方式と呼ばれ
る次のような規格が考えられている。
すなわち、まず、画面モード(画面フォーマット)であ
るが、これは第6図に示すように、l モードAのとき(第6図A) 水平画素数・・・・160画素 垂直画素数・・・・100画素 縦  横  比・・・・3:4 階   調・・・・16階調以上 モードBのとき(第6図B) 水平画素数・・・・96画素 垂直画素数・・・・100画素 縦  横  比・・・・5:4 階   調・・・・16階調以上 である。
なお、階調を16階調とすれば、1画素は4ビツトで表
現できるので、画像データのデータ量は、モードAのと
き 160画素×100画素×4ビット=64にビットモー
ドBのとき 96画素×100画素×4ビット=38.4 kビット
となる。
次に、画像データを伝送するときの信号フォーマットで
あるが、これは第7図のとおりである。
すなわち、相手との回線が接続されているとき、送信側
のテレビ電話において画像の送り出しキーを押すと、送
信側から受信側へと、期間TI、例えばT、  =0.
4秒間にわたって、デュアルトーン信号DLTNが送出
される。この信号DLTNは、受信側のテレビ電話を通
常の通話モードから画像の受信モードに強制的に切り換
えるための信号である。
このため、この信号DLTNは、NTSC方式における
色副搬送周波数f c(−3,579545M)Iz)
の交番信号Scを、周波数f、、f、、例えば、 f 、 = f c/1784 =2006 Hz・・
・・・・S。
f = = f c/2192=1633Hz・・・・
” S2にそれぞれ分周し、その分周信号St、S2を
混合した一部レベルの信号である。したがって、この信
号DLTNは、周波数f、、f、の信号成分が期間T。
にわたって連続するので、受信側において、容易に、か
つ、確実に音声信号などと識別できる。
そして、期間T1 に続いて期間T2、例えばT2=0
.4秒にわたって無信号期間とされる。
次に、期間T2 に続いて期間T3 、例えばT。
;0.1秒間にわたってフレーム同期信号FSYNが送
出される。この信号FSYNは、以後に続く信号のタイ
ミングの基準となる頭出し信号であるとともに、以後の
信号の周波数及び位相の基準となる信号でもある。この
ため、信号FSYNは、信号Scを周波数f3、例えば
、 f s = f c/2048=17481(z ・・
・・・・S 3に分周した分周信号S3 とされるとと
もに、位相が0°の信号S、と、180°の信号S3 
とが所定の順序で組み合わされた信号である。また、信
号FSYNのレベルは、この伝送される一連の信号の最
大レベルとされる。なお、期間T、は、厳密には信号S
3の176サイクル期間(=0.1 秒)である。
続いて期間T二、例えばT4 =0.07秒間にわたっ
て振幅較正信号ACALが送出される。この信号ACA
Lは、受信側のテレビ電話において、電話回線の伝送利
得のばらつきに対して以後に続く信号のレベルを補正す
るための信号である。このため、信号ACALは、信号
S3 が所定のレベル(16階調)及び位相(0°また
は180°)に振幅及び位相変調された信号であり、1
28サイクルにわたって送出される。したがって、期間
T4 は、信号S3 の128サイクル期間である。
さらに、続く期間T、に識別コードIDが送出される。
このコードIDは、送信する画像のモード、送信側のテ
レビ電話機の通信能力などを“0”及び1″のバイナリ
コードで示すものである。
このため、識別コードIDは、信号S3 がバイナリコ
ードの“0”または1”にしたがってO。
または180°に位相変調された信号であり、コードI
Dの長さく期間T5 の長さ)は、信号S3 の64サ
イクルの整数倍とされる。
そして、期間T、に続く期間T6 に画像データが送出
される。この場合、この画像データの送出は、信号S、
を画像データにより振幅・位相変調し、その被変調信号
Smを送出することにより実現される。
ただし、このとき、第8図に示すように(この図は16
階調の場合を示す)、信号Sm(Ss)の1サイクルが
1画素の画像データに割り当てられ、その1サイクルの
振幅及び位相が、1画素の画像データにしたがって変調
されるとともに、画素が黒レベル(第0階調)のとき、
信号Smは位相が0゜で振幅が最大、白レベル(第15
階m)のとき、位相が180°で振幅が最大とされる。
なお、信号Smの振幅が最小のときでも、その振幅が0
にならないように変調が制限され、したがって、最小振
幅時でも信号Smが途切れることはなく、信号S、がキ
ャリア信号としてて存在することになる。また、階調が
16階調以上の場合も上述に準じて信号Smの振幅が細
分化される。
したがって、モードAの場合、1画面は160画素X1
00画素であるから、 T s = 160 X 100 X 1/ f 3’
、9.2秒 となる。また、モードBの場合は、同様にしてT! =
96 X100 Xi/ f 3≧5.5秒 となる。
第4図は上述の規格にしたがったテレビ電話機の一例を
示す。ただし1、この例においては、通常の電話機に接
続してテレビ電話を実現するアダブク形式に構成した場
合である。
同図において、(11)は一般の公衆電話回線、(12
)は通常の電話機を示し、これらはコネクタ(21)、
 (22)  を通じてこのテレビ電話アダブクに接続
される。
また、(31)は自分の顔などを撮像する撮像管、(3
4)は4ビツトのA/Dコンバータ、(35)は4ビツ
トのD/Aコンバータ、(38)は画像を表示する例え
ば4型の偏平受像管、(41)は相手に送出する画像デ
ータをストアするメモIJ 1. (42)は相手から
送られてきた画像データをストアするメモリ、(43)
はそのメモリコントローラを示し、メモリ(41)、 
(42)  はそれぞれモードへの1画面分である64
にビットの容量を有する。また、メモリコントローラ(
43)はゲートアレイにより構成され、メモリ(41)
、 (42)  の書き込み及び読み出しなどに必要な
信号を形成するとともに、若干のビデオ信号処理も行う
さらに、(44)は相手に送出する画像データを被変調
信号Sm に変換するデジタル変調回路を示し、これは
、信号S3 をクロックとして4ビツトのD/A変換を
行うことにより並列4ビツトの画像データを信号S+n
 に変換するものである。
また、(52)は相手から送られてきたデュアルトーン
信号DLTNを検出する検出回路、(55〉は受信した
較正信号ACALに基づいて受信信号のレベルを補正す
る利得制御アンプ、(56)は復調回路、(71)はこ
の装置全体の動作を制御するための8ビツトのマイクロ
コンビ二一夕により構成されたシステムコントローラを
示し、このシスコン(71)には動作状態を表示する複
数OL E、D(72)と、動作モードを人力するため
のキー(スイッチ) (73A)〜(73F)とが接続
される。
さらに、(81)はマスククロツタ用の形成回路を示す
。この形成回路り81)自体は、一般のビデオカメラな
どにおいて使用されるNTSC方式の同期信号形成用の
1チツプICであり、したがって、この形成回路(81
)は水晶発振子を有し、色副搬送波信号Sc(周波数f
c)、垂直及び水平同期パルスPv。
Ph及び複合同期パルス5YNCが出力される。
そして、この形成回路(81)からの同期パルスPv、
Phが偏向回路(82)に供給されて垂直及び水平偏向
信号が形成され、これら信号が撮像管(31)の垂直及
び水平偏向コイル(310)  に供給されるとともに
、パルスPv、Ph が偏向回路(83)に供給されて
垂直及び水平偏向信号が形成され、これら信号が受像管
(38)の垂直及び水平偏向コイル(38D)に供給さ
れる。なお、このとき、撮像管(31)及び受像管(3
8)における走査は、15%程度のオーバースキャンと
され、モードへのときの画像が、画面−杯の大きさとな
るようにされる。
また、同期パルスPv、Phが、コントローラ(43)
及びシスコン(71)に輝度信号のタイミングを示す信
号として供給され、形成回路(81)からの信号SCが
コントローラ(43)に供給されるとともに、シスコン
(71L特にシスコン<71)のCPUにそのクロック
として供給される。さらに、信号Scが分周回路(84
)に供給されて信号31〜S、に分周され、信号S3 
がコントローラ(43)に供給されるとともに、変調回
路(44)にキャリア信号として供給される。
さらに、(91)〜(93)はスイッチ回路であるが、
これらスイッチ回路〈91)〜(93)は制御信号ライ
ン(図示せず)を通じてシスコン(71)により制御さ
れる。また、(74S)  はリレー接点であり、その
リレー(74)もシスコン(71)により制御される。
そして、この装置を使用していないときには、リレー接
点(74S)  が図の状態にあり、電話機(12)が
接点(74S)  を通じて回線(11)に接続された
状態にある。したがって、この場合には、電話機(12
)を通常の電話機のように使用でき、相手との通話を行
うことができる通話モードにある。
また、通話モードにあるとき、電源を入れると、スイッ
チ回路(91)〜(93)はシスコン(71)により図
の状態とされる。そして、撮像管(31)からNTSC
方式に準拠した輝度信号syが取り出され、この信号S
yがプリアンプ(32)を通じてプロセッサ回路(33
)に供給されてガンマ補正及びAGCなどが行われてか
らスイッチ回路り91)を通じてA/Dコンバータ(3
4)に供給されるとともに、形成回路(81)からの信
号Scがスイッチ回路(92)を通じてコンバータ(3
4)にクロックとして供給され、信号Syは周波数fc
で標本化及び量子化されて4ビット並列のデジタル輝度
信号Py とされる。
そして、この信号Pyがコントローラ(43)において
、詳細は後述するが、画面モードに、かかわらず160
画素×100画素の信号とされてからD/Aコンバータ
(35)に供給されるとともに、信号Scがコンバータ
(35)にクロックとして供給されて信号Py はもと
のNTSC方式に準拠したアナログの輝度信号sy に
変換され、この信号syが加算回路(36)に供給され
て同期パルス5YNCが付加され、この同期パルス5Y
NCの付加された信号Syがビデオアンプ(37)を通
じて受像管(38)に供給される。
したがって、電源を入れると、撮像管(31)の撮像し
ている画像を、動画の状態で受像管(38)によりモニ
タできるモードとなる。
そして、このモニタモードにあるとき、キー(73A)
  〜(73F) のうちの「撮る」キー(73B) 
 を押すと、このキー出力に基づいてシスコン(71)
によりコントローラ(43)が制御され、コンバータ(
34)からの信号Pyがコントローラ(43)を通じて
メモリ(41)に供給、されるとともに、コントローラ
フ43)からメモ!J (41)に信号Scの周期でラ
イト信号及びアドレス信号が供給されて1フイールドの
信号pyのうちの上記した160画素×100画素の画
像データがメモリ(41)に書き込まれてストアされる
そして、画像データがメモ’J (41)に書き込まれ
ると、続いてコントローラ(43)からメモリ(41)
に信号Scの周期でリード信号及びアドレス信号が供給
されてメモリ(41)にストアされた画像データが順次
繰り返し読み出されて静止画の信号py として取り出
され、この信号Pyがコントローラ(43)を通じてコ
ンバータ(35)に供給される。したがって、受像管(
38)にはメモ’I (41)にストアされている画像
データが静止画として、すなわち、「撮る」キー(73
B)  を押したときの画像が静止画として表示される
また、この静止画の表示されているとき、キー(73A
) 〜(73F) のうちの「見る」キー(73^)を
押すと、このキー出力に基づいてシスコン(71)によ
りコントローラ(43)が制御されて再びモニタ状態と
なり、撮像管(31〉の撮像している画像が動画の状態
で受像管(38)に表示される。
したがって、キー(73A)、 <738)  の操作
を繰り返すことにより、必要な画像あるいは好みの画像
の画像データをメモリ(41)にストアできる。
そして、メモリ(41)に画像データがストアされてい
る状態のとき(このとき、受像管(38)には、その静
止画が表示されている)キー(73A)  〜(73F
)のうちの「送る」キー(73C)  を押すと、この
キー出力に基づいてシスコン(71)によりリレー(7
4)が駆動され、その接点(74S)  は図とは逆の
状態に接続される。
さらに、シスコン(71)により分周回路(84)から
の信号Sl、S2 がスイッチ回路(93)を通じて加
算回路(45)に供給され、加算回路(45)からは信
号S、、S2の加算信号、すなわちデュアルトーン信号
DLTNが取り出され、この信号DLTNが、送り出し
レベル規整用のアッテネータ(46)−不要信号成分ヲ
除去スるバンドパスフィルタ(47)→トランス(48
)→接点(74S)  の信号ラインを通じ回線(11
)へと送り出される。
そして、この信号DLTNが期間T、にわたって送り出
されると、シスコン(71)により回路(44)、 (
93)が制御されて無信号期間T2 とされ、続いて期
間T3〜Ts にシスコン(71)から変調回路(44
)に所定の変調信号が供給されるとともに、変調回路(
44)の処理が許可されて信号FSYN、 ACAL、
  I Dが順次形成され、これら信号が加算回路(4
5)を通じて上述のように電話回線(11)へと順次送
出される。
そして、期間T、に続いて期間Ts になると、コント
ローラ(43)からメモリ(41)に信号S3 の周期
でリード信号及びアドレス信号が供給されてメモリ(4
1)からは信号S、の周期で、すなわち、信号S、の1
サイクルにつき1番地(1画素分4ビット)の速度で画
像データが読み出され、この画像データがコントローラ
(43)を通じて変調回路(44)に供給されて被変調
信号Sm とされ、この信号Smが、同様にして回線(
11)へと送り出される。
なお、期間TI−T6 には、L E D(72>が点
滅して画像データの送り出しモードであることが表示さ
れる。
そして、期間T6 が経過し、すべての画像データの送
り出しが完了すると、リレー(74)は駆動されなくな
り、その接点(73S)が図の状態に復帰して再び通話
モードとなる。
なお、動画をモニタしている状態から「撮る」キー(7
3B> を押さずに「送る」キー(73C)を押した場
合には、キー(73B)  を押したときと同様にして
キー(73C)  を押した時点の画像データがメモリ
(41)にストアされ、続いてその画像データが上述の
ようにして回線(11)へと送り出される。
一方、通話中に相手から画像データが送られてきた場合
には、その先頭に位置するデュアルトーン信号DLTN
が、回線(11)→接点(74S)→トランス(51)
の信号ラインを通じて検出回路(52)に供給されて信
号DLTNが検出され、この検出出力がシスコン(71
)に供給される。
すると、その検出出力に基づいてシスコン(71)によ
りリレー(74)が駆動されて接点(74S)  は図
とは逆の状態に接続される。
したがって、続いて期間T、〜T、に信号FSYN〜I
Dが送られてくると、これらの信号は、回線(11)→
接点(74S) →トランス(48)→アンプ(54)
→利得制御アンプ(55)の信号ラインを通じて復調回
路(56)に供給され、その復調出力がA/Dコンバー
タ(57)に供給されるとともに、分周回路(84)か
らの信号S3 がコンバータ(57)にクロックとして
供給されてその復調出力はデジタル化され、このデジタ
ル信号が期間T、〜T、にわたって順次シスコン(71
)に供給される。
こうルで、期間Ts には、フレーム同期信号PSYN
に基づいてシスコン(71)の出力により復調回路(5
6)の復調時にふける基準位相が0@に規整されるとと
もに、シスコン(71)における期間T、以後の信号に
対する同期信号とされる。また、期間T4 には、較正
信号ACALに基づいてシスコン(71)の出力により
アンプ(55)の利得が制御されて以後の信号のレベル
が補正される。さらに、期間T。
には、識別コードIDに基づいてシスコン(71)によ
り続く画像データ(信号S+n)に対する所定の準備が
行われ、例えばスイッチ回路(91)、 (92) が
図とは逆の状態に接続される。
そして、期間T6 にアンプ(55)から信号SIT+
が得られるが、この信号5ITlが復調回路(56)に
供給されてアナログの輝度信号Syが復調され、すなわ
ち、信号Saの1サイクルごとに1つの画素の階調を示
すレベルの輝度信号syが復調され、この信号Syがス
イッチ回!8(91)を通じてA/Dコンバータ(34
)に供給されるとともに、分周回路(84)からの信号
S、がスイッチ回路(92)を通じてA/Dコンバータ
(34)及びコントローラ(43)にクロックとして供
給される。
こうして、復調回路(56)からの輝度信号syが、コ
ンバータ(34)において分周回路(84)からの信号
S3 に同期してデジタル信号Py(画像データ)に変
換され、この信号Pyがコントローラ(43)を通じて
受信用のメモリ(42)に供給されるとともに、マント
ローラ(43)から分周回路(84)からの信号S3に
同期したライト信号及びアドレス信号がメモリ(42)
に供給されて信号Pyがメモ!J (42)に順次書き
込まれてストアされる。
そして、このとき、信号Pyの書き込みと同時に(時分
割式に〉、コントローラ(43)からメモリ(42)に
信号Scの周期でリード信号及びアドレス信号が供給さ
れてメモ’J (42)にストアされた画像データが順
次繰り返し読み出されて静止画の信号Py として取り
出され、この信号PyがD/Aコンバータ(35)に供
給される。したがって、相手から送られてきた画像デー
タが、受像管(38)にその伝送速度にしたがって上か
ら順に静止画として表示されていくとともに、期間T、
を終了したとき、完全な1枚の静止画が表示されること
になる。
なお、画像データの受信処理をしている期間T〜T6 
にはL E D(72)が点滅して画像データの受信モ
ードであることが表示される。
そして、期間T6が終了すると、リレー(74)が駆動
されな(なり、その接点(74S) が図の状態に復帰
するとともに、スイッチ回路(91)〜(93)も図の
状態とされ、以後、再び通話モードとなる。
こうして、相手から画像データが送られてくると、その
画像データがメモリ(42)にストアされて受像管(3
8)に静止画として表示される。
また、メモ’J (41)に相手に送るべき画像データ
がストアされ、メモリ(42)に相手から送られてきた
画像データがストアされている場合には、キー(73A
) 〜(73ε)のうちの「相手」キー(73D)を押
した時には、メモIJ(42)から画像データが読み出
され、この読み出された画像データが輝度信号Syに変
換されて受像管(38)に供給され、「自分」キー (
73B)  を押したときには、メモIJ(41)から
画像データが読み出され、この画像データが輝度信号s
y に変換されて受像管(38)に供給される。したが
って、キー(730)、 (73B)  により相手に
送る画像と、相手から送られてきた画像とを自由に選択
して表示することができる。
次に、モードA及びモードBにおけるメモリ(41)、
 (42)  及びコントローラ(43)の動作につい
て説明しよう。
第5図は、メモリ(41)、 (42)  のアドレス
マツプを示し、これは、モードAの160画素×100
画素及び1画素につき4ビツトの画像データに対応して
160番地×100番地及び1番地につき4ビツトの容
量を有する。なお、図中、「0」〜「15999 Jの
数字は、そのアドレス番号を示す。
また、このメモ!I (41)、 <42)  は、い
わゆるビデオRAM方式とされているもので、第0番地
、第159番地、第15840番地、第15999番地
が、モードAの画面のときの左上、右上、左下、右下に
対応する。そして、メモ’J (41)または(42)
の画像データを受像管(38)に画像として表示する場
合には、同図Aに示すように、画面モードにかかわらず
、メモリ(41)または(42)の全アドレスを対象と
して、かつ、受像管(38)の水平及び垂直走査位置に
対応するアドレスからその画像データがモード八で読み
出されて信号Pyとして取り出される。
なお、キー(73A)  〜(73F)  のうち、キ
ー(73F)がモードキーであり、そのキー出力がシス
コン(71)により判別され、その判別結果がコントロ
ーラ(43)に供給される。
そして、例えば「撮る」キー(73B) を押すことに
より、自分の静止画の画像データがメモ!J (41)
に書き込まれるときには、このとき、モードキー(73
F)  が指定している画面モードにかかわらず、メモ
IJ(41)の全アドレスを対象として、かつ、撮像管
(31)の水平及び垂直走査位置に対応するアドレスに
、その走査位置の画像データが、モードAで書き込まれ
る。
そして、このとき、上述のように、メモリ(41)の全
アドレスに対して読み出しが行われているので、受像管
(38)には、自分の静止画が、モードキー <73F
)  で指定した画面モードに関係なくモードAで表示
される。
そして、モードキー(73F)  がモードAを指定し
ている場合に、「送る」キー(73C) を押したとき
には、期間T6 にメモ!J (41)の第0番地から
第15999番地までの画像データが、そのアドレスの
昇順に、すなわち、撮像管(31)の撮像順に連続して
、かつ、信号S、をクロックとして順次読み出され、信
号Sm に変換されて回線(11)に送り出される。
また、モードキー(73F) がモードBを指定してい
る場合に、「送る」キー(73C)  を押したときに
は、期間T、に、例えば同図已に太線で囲ったアドレス
の画像データ、すなわち、第32番地、第127番地、
第15872番地、第15967番地を頂点とする方形
のアドレスエリアの画像データがそのアドレスの昇順に
連続して、かつ、信号S、をクロックとして順次読み出
され、信号Smに変換されて回線(11)に送り出され
る。
一方、相手から画像データが送られてきた場合には、シ
スコン(71)において識別コードIDから画面モード
が判別され、その判別結果がコントローラ(43)に供
給される。
そして、画面モードがモードへのときには、期間T6 
に、同図Aに示すようにメモIJ(42)の全アドレス
に対してその昇順に、画像データが受信した順序で書き
込まれる。
そして、このとき、上述のようにメモリ(42)のすべ
てのアドレスに対して表示のための読み出しが行われて
いるので、受像管(38)には、そのモード八で送られ
てきた画像データがモードAの画面として正しく表示さ
れる。
また、送られてきた画像データがモードBのときには、
期間T6 に、メモ’J (42)のうち、同図Bに実
線で囲ったエリアのアドレスに対してその昇順に、画像
データが受信した順序で書き込まれる。
そして、このとき、メモリ(42)のすべてのアドレス
に対して表示の読み出しが行われているので、太線のエ
リア外のアドレスから読み出しが行われたとき、そのデ
ータはモ・−ドAのときの古い画像データなどとなるが
、これはコントローラ(43)ニおいてマスクされる。
したがって、受像管(38)には、モードBで送られて
きた画像データがモードBの画面として正しく表示され
る。
参考文献:特願昭62−155145号、膚願昭63−
133019号などの明細書及び図面 D 発明が解決しようとする課題 ところで、上述においては、画面モードがモードA及び
モードBの場合であるが、第6図Cにも示すように、 水平画素数・・・・320画素 垂直画素数・・・・160画素  ] としたモード、すなわち、モード八に対して画面サイズ
はモードAのままで水平画素数を2倍にしたモード(以
下、これを「モードC」と呼ぶ)が考えられている。
したがって、このモードCに対処できるようにする場合
には、メモリ(41)、 (42) の容量を、320
番地(水平方向)X100番地(垂直方向)とし、モー
ドCのときには、そのアドレスエリアのすべてを使用し
、モードA、Bのときには、そのアドレスエリアの一部
を使用することになる(モードBのとき、第5図Bの太
線内のアドレスだけを使用したように)。
ところが、そのようにすると、モードCのときには、モ
ードAと同じ画像サイズで水平、画素数が2倍になるの
で、すなわち、画素密度が2倍になるので、送り出し用
の画像データ(撮像管(31)からの画像データ)をメ
モ!J (41)に書き込む場合、モードCのときには
、モードAのときの2倍の速度で画像データを書き込む
必要がある。
また、メモ’) (41)、 (42)  の画像デー
タを受像管(38)に静止画として表示するためにモー
ドCで読み出す場合も、同様の理由により、モードAの
ときの2倍の速度で読み出す必要がある。
したがって、モードCを実現する場合には、メモ!J 
(41)、 (42)  は高速のものでなければなら
ず、全体として大幅なコストアップとなってしまう。
この発明は、このような問題点を解決しようとするもの
である。
E 課題を解決するための手段 このため、この発明においては、例えば、モードAに必
要とされる容量のメモリを2個設け、モードA、Bのと
きには、そのメモリの一方だけを使用し、モードCのと
きには両方のメモリを1画素ごとに交互に使用するよう
にしたものである。
F 作用 メモリは、モードCのときでも、モードA、  Bのと
きと同じ速度で読み出し及び書き込みが行われる。
G 実施例 G1 第1の実施例 第1図は、モードCの場合におけるメモリ(41)につ
いて示すもので、メモリ(41)として第5図Aに示す
ように160番地×100番×4ビットの容量を有する
メモ!j (41A)、 (41B) が設けられる。
また、A/Dコンバータ(34)とメモリ(41^)。
(41B>  のデータ端子り。−D、との間に、4ビ
ツトの入力用ラッチ(61A)、 (61B)  が設
けられるとともに、メモリ(41A)、 (41B) 
 のデータ端子り、−D3とD/Aコンバータ(35)
との間に、4ビツトの出力用ラッチ(62A)、 (6
2B)  と、セレクタ (スイッチ回路) (63)
  とが設けられる。
さらに、信号Pv、 Ph、 Scに基づいて所定のタ
イミングのアドレス信号ADRS 、ライト信号WRT
及びリード信号RDが形成され、これら信号がメモリ(
41A)、 (41B)  のアドレス端子A。−A 
I 3、ライトイネーブル端子WE及びアウトプットイ
ネーブル端子OEに供給される。また、図示はしないが
、ラッチ(IA)〜(62B> 及びセレクタ(63)
にも所定のタイミングの制御信号が供給される。
このような構成において、送り出し用の画像データ(撮
像管(31)からの画像データ)をメモリ(41)に書
き込むときには、第2図に示すタイミングで書き込まれ
る。
すなわち、同図において()の付かない数字は、画面の
左上の画素を始点とする画素あるいはその画素データの
番号を示し、()の付いた数字は、メモリ(41^)、
 (41B)  のアドレスを示す。また、同図におい
て、期間Tは、モードAにおける信号Pyの1画素期間
を示し、(T=1/fc)  したがって、モードCに
おいては、同図Aに示すように期間Tはコンバータ(3
4)から2つの画像データpy、pyが取り出される。
そして、このデータPMが、ラッチ(61A)、 (6
1B)に供給されて同図B、Cに示すようにデータPy
は1画素分ごとに交互にラッチ(61A)、 (61B
)  にラッチされる。したがって、ラッチ(61A>
、 (61B>  の内容は、はぼ期間Tにわたってラ
ッチ(61A>、 (61B)に保持されていることに
なる。そして、このラッチ(61A)、 <61B) 
 の内容がメモリ(41A)、 (41A)  にそれ
ぞれ供給される。
また、このとき、アドレス信号ADR5が、同図りに示
すように、期間Tごとに、かつ、ラッチ(61A)。
(61B) のデータ変化に対して所定の位相関係をも
って変化するとともに、ライト信号WRTが、同図Eに
示すように、期間Tごとに、かつ、アドレス信号ADR
Sに対し所定の位相関係をもって変化する。
したがって、同図F、Gに示すように、メモリ(41A
>、 (41B)  には、信号WRTの立ち上がり時
点ごとに、その時点にアドレス信号ADRSが示すアド
レスに、その時点にラッチ(61A)、 (61B) 
 の保持している画像データpy、pyが書き込まれる
また、表示用の画像データ(受像管(38)への画像デ
ータ)をメモ’J (41)から読み出すときには、第
3図に示すタイミングで読み出される。
すなわち、アドレス信号ADRSが、同図Aに示すよう
に、期間Tごとに変化していくとともに、リード信号R
Dが同図Bに示すように、期間Tごとに、かつ、アドレ
ス信号ADRSに対し所定の位相関係で変化する。
したがって、同図C,Dに示すように、メモリ(41^
)、 (41B) からは、信号RDの立ち下がり時点
からやや遅れた時点ごとに、この時点にアドレス信号A
DRSの示すアドレスの画像データpy、pyがラッチ
(62A>、 (62B)  に供給されて同図E、F
に示すようにラッチ(62A)、 (62B)  にラ
ッチされる。
そして、このラッチ(62A)、 (62B)  のデ
ータpy。
Pyがセレクタ(63〉により期間T/2ごとに交互に
取り出されて同図Gに示すようにもとのシリアルな画像
データPy とされ、このデータPyがD/Aコンバー
タ(35)に供給される。
こうして、この発明によれば、モードCにおける送り出
し用の画像データ及び表示用の画像データの、メモ!j
 (41)に対する書き込み及び読み出しが行われるが
、この場合特に、この発明によれば、第2図及び第3図
に示すように、メモリ(41^)。
(41B)  に対する画像データの書き込み及び読み
出しは、期間Tごとに行われるとともに、この期間Tは
、モードA、Bにおける1画素期間であるからメモリ(
41A)、 (41B)  はモードA、Bに対応した
アクセスタイムのメモリでよく、高速のメモリを必要と
することがなく、コストダウンができる。
さらに、メモリ(41^)、 (41B)  に対する
アドレス信号ADRS 、ライト信号WRT、  リー
ド信号RD及びラッチ(62A)、 (62B)  に
対するラッチ信号は、それぞれ同一の信号でよく、形成
が簡単である。
また、モードA、Bのときには、メモリ(41A)。
(41B)  を選択的に使用することにより2画面分
の画像データを独立してストアすることができる。
G2他の実施例 なお、上述において、メモ!J (42)についても同
様に構成することができる。また、ラッチ(61A)。
(61B)  と(62A)、 (62B)  とを兼
用することもできる。
さらに、メモリ(41)、 (42)  が5−RAM
であってもD−RAMであっても、基本的には同様に構
成できる。
H発明の効果 この発明によれば、第2図及び第3図に示すように、メ
モリ(41A)、 (41B>  に対する画像データ
の書き込み及び読み出しは、期間Tごとに行われるとと
もに、この期間Tは、モードΔ、Bにおける1画素期間
であるからメモ!I (41A)、 (41B)  は
モードA、Bに対応したアクセスタイムのメモリでよく
、高速のメモリを必要とすることがなく、コストダウン
ができる。
さらに、メモリ(41A)、 (41B)  に対する
アドレス信号^DR3、ライト信号WRT、IJ−ド信
号RD及びラッチ(62A)、 (62B)  に対す
るラッチ信号は、それぞれ同一の信号でよく、形成が簡
単である。
また、モードA、Bのときには、メモ!J (41A)
(41B) を選択的に使用すること、により2画面分
の画像データを独立してストアすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一例の系統図、第2図〜第8図はそ
の説明のための図である。 (31)は撮像管、(34)はA/Dコンバータ、(3
5)はD/Aコンバーク、(38)は受像管、(41)
、 (42)はメモ!J 、(44)は振幅・位相変調
回路、(56)は復調回路、(71)はシスコンである
。 代  理  人 伊  藤 貞 同 松  隈  秀  盛 タイミング゛°チャート 第2図 タイミンTチャート 第3図 イg8フォーマγト 第7図 (16511五12 to n  tz ta 14  ts(−赤の肩−〇
・1゜ 仄 白 波形図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1の画面モードの静止画の画像データと、上記第1の
    画面モードの静止画よりも画素密度の高い第2の画面モ
    ードの静止画の画像データとを、音声用の伝送ラインを
    通じて送受信する伝送装置において、 上記第2の画面モードの静止画の大きさに対応した大き
    さのアドレスを有するメモリを第1及び第2のメモリに
    分割し、 標準の水平及び垂直周波数を有する輝度信号の画像デー
    タを上記メモリにアクセスするとき、上記画像データの
    うち、連続する偶数番目の画像データと、奇数番目の画
    像データとを、第1及び第2のラッチを通じて上記第1
    及び第2のメモリに同時にアクセスするようにした静止
    画の伝送装置。
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