JPH0233956B2 - - Google Patents

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JPH0233956B2
JPH0233956B2 JP60249918A JP24991885A JPH0233956B2 JP H0233956 B2 JPH0233956 B2 JP H0233956B2 JP 60249918 A JP60249918 A JP 60249918A JP 24991885 A JP24991885 A JP 24991885A JP H0233956 B2 JPH0233956 B2 JP H0233956B2
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coil
crucible
pair
magnetic field
coils
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Aaru Mashuuzu Debitsudo
Jee Kuriigaa Robaato
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CHITANYUUMU METARUSU CORP OBU AMERIKA
Original Assignee
CHITANYUUMU METARUSU CORP OBU AMERIKA
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Publication of JPH0233956B2 publication Critical patent/JPH0233956B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B7/00Heating by electric discharge
    • H05B7/02Details
    • H05B7/144Power supplies specially adapted for heating by electric discharge; Automatic control of power, e.g. by positioning of electrodes
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B7/00Heating by electric discharge
    • H05B7/18Heating by arc discharge
    • H05B7/20Direct heating by arc discharge, i.e. where at least one end of the arc directly acts on the material to be heated, including additional resistance heating by arc current flowing through the material to be heated
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Furnace Details (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電気アーク装置及びこれに関連する方
法に関するものであつて、より具体的には、係る
装置によつて生成されるインゴツトに望ましくな
い表面むらが形成されることを効果的に防止する
手段に関する。
(従来技術の説明) 真空式のアーク炉に於て、電極及びアークを流
れる電流によつて溶極を順送りに溶かしてゆき、
るつぼ内の金属を溶融させることは以前から知ら
れている。消耗性の電極、すなわち溶極は、電極
と溶湯との間隔を一定に保ちながらるつぼ
(crucible)の中に連続的に進んでゆく。るつぼ
の壁体を銅で形成し、内側にジヤケツトを設けて
水などの冷却物質を通過させることも知られてい
る。
係る装置にあつては、概して、得られたインゴ
ツトに表面むらが生じており、インゴツト表面を
滑らかなものとする削取り作業が行なわれてい
る。表面むらはスパツタによつて生じる。スパツ
タはアークの作用によつて発生するものであつ
て、金属粒が生じこれが飛散して溶融池レベルよ
りも上の冷たいるつぼ壁と接触し、ここで金属粒
は冷却されて固まり多孔質の不均一な塊となるの
である。更に、溶融池から放出されるガスや、電
極が溶けて溶融金属から発生するガスが、金属の
小滴を生ぜしめ、るつぼの内部壁の上に蓄積され
て固まるのである。溶融池レベルが上昇するにつ
れて、溶融池の液体金属の一部がるつぼ壁に沿つ
て多孔質の塊に溶け込み、インゴツトには望まし
くない、いぶし状表面(matted surface)が形
成される。このような表面むらがあると、インゴ
ツトの外表面を均一に滑らかなものとするのに追
加の処理工程が必要となるばかりでなく、金属の
損失も伴う。
米国特許第3636228号はアーク位置に関する情
報を提供するサーボ機構に使用されるトランスデ
ユーサを開示している。
米国特許第3680163号は金属の清浄化に関する
装置を開示しており、電極の中に磁界用コイルを
配備し、アークに影響を及ぼすことにより、溶融
物の撹拌を効果的に行なう補助的な作用を果たす
ものである。
米国特許第2849658号は炉の中に狭い磁場を形
成するために用いられるスコープの限られた磁極
片を開示している。米国特許第2652440号も又、
幾つかの局部磁極片を用いて狭磁場を発生する装
置を開示している。
米国特許第3683094号は回転する電極ホイール
を備えたアーク炉を開示している。3つのコイル
によつて形成される磁場は、電極ホイールの回転
によつて生ずるアークの回転運動を抑える傾向に
ある。
これら従来技術の開示があるとは言うものの、
所望の滑らかな表面を備えたインゴツトを生成す
ることの出来る真空式のアーク炉の必要性が依然
として要請されている。
(発明の要約) 本発明は上記の必要性に合致するものであつ
て、表面の滑らかさを有効にコントロールするこ
との出来る装置及びそれに関する方法を明らかに
するものである。
本発明にあつては、るつぼは電極を受けるため
の開口を形成し、電極は開口を通過させてるつぼ
の中に配備される。電気アークは、電極とるつぼ
の中の溶湯との間に維持される。電気コイルの第
1の対は、るつぼの対向する側部に配置し、発生
する磁場がるつぼ内部の全体を略均一に横切る様
にしている。同じ様に、第2と第3の対の電気コ
イルをずらせて(offset)配備し、他のコイルと
オーバーラツプさせている。コイルは時間的に間
隔をあけて順次励磁するから、コイルの各々の対
が同時に最大の磁場強度に達することはない。そ
の結果、コイルによつて発生させられる磁場の回
転はコントロールされて第1の向きとなる。この
磁場によつて、アークプラズマはるつぼの壁の方
に押しやられ、更にアークプラズマはコントロー
ルされた速度でるつぼ内部の周りを同じ向きに移
動させられる。この回転するアークプラズマによ
つて、るつぼの内部壁に蓄積された金属の多孔質
のマツト状部分は再溶融されるから、インゴツト
表面は一層滑らかなものとなつて一層望ましい表
面がもたらされる。
予め決められたサイクル、望ましくは略正弦波
のサイクルにて、且つ予め決められた位相差にて
電気コイルを励磁するための望ましい手段を設け
ている。
本発明の方法は、望ましくは3対以上の電気コ
イルを用い、位相をずらして順次励磁することに
より均一な磁場を供給し、アークプラズマが所定
の回転を行なえるようにしたものである。コイル
を順次励磁させていく順序は、周期的に逆転さ
せ、磁場の回転方向を逆転させることによりアー
クプラズマの回転方向も逆転させ、インゴツト内
の結晶配列構造を改善している。
本発明は、表面の粗さが最小なインゴツトを作
る真空式の電気アーク装置及びこれに関連する方
法を明らかにすることを目的としている。
本発明はインゴツトの凝固後に研削又は切削の
必要性及び係る作業に伴う金属の損失を、最小な
もの又は削除することの出来る装置及び方法を明
らかにすることをもう1つの目的とする。
本発明はインゴツトの所定の均質性を維持しつ
つ、インゴツトの外部を完全に溶融させて滑らか
な表面とすることの出来る装置を明らかにするこ
とを更に目的とする。
本発明はるつぼの幅及び長さ部分の全体に略均
一な磁場を加えることの出来る装置を明らかにす
ることを更に目的とする。
本発明のこれら及びその他目的については、添
付の図面に基づく以下の記載からより完全に理解
されるであろう。
(望ましい実施例の説明) 第1図及び第2図に、るつぼ2と冷却ジヤケツ
ト3を示しており、図示の形態では断面が略円筒
形である。るつぼ2と冷却ジヤケツト3の外部に
は、これらを取り囲む様にして略矩形のエアーコ
イルを配備している。第1図及び第2図の矢印は
コイルの巻き方向を示している。このコイルの巻
き方向をみれば、従来の電磁気の法則を用いて発
生する磁場の方向を決めることが出来るであろう
ことは理解されるであろう。
本発明の望ましい実施例は3対のコイルを用い
ているが、必要に応じて、コイル対を追加させる
ことも出来る。コイル4と6を一対としてるつぼ
2の対向する側部に配置している。図示の形態で
は、コイル4と6の巻き方向は反対の向きである
ことは理解されよう。対となるコイルのうちの第
1のコイルの巻き方向を、その対の他方のコイル
の巻き方向と同じとすることが望ましい。
この2つのコイルの中心を通る軸線はるつぼの
中心を通過させるのが望ましい。同じ様に、コイ
ル8と10を一対にし、コイル12と14を一対
にする。各々のコイルの幅(W)はるつぼの内径
(D)より大きくするのが望ましいことは理解される
であろう。その結果、コイルによつて発生した磁
場はるつぼ内部の幅全体を覆うことが出来る。こ
のコイル幅(W)に合わせてコイルを均一に巻
き、コイルを適当に励磁させれば、るつぼ内部の
全幅を横切る略均一な磁界が発生することにな
る。コイル対は、直列回路に於て電流を予め決め
られた向きにするための補助的な磁場極性を形成
できるように直列に巻くのが望ましい。各コイル
は、例えば、銅線の上にNo.12のソリツドエナメル
を250ターンさせたものを用いることが出来る。
ここではエアーコイルを用いるのが望ましいが、
必要に応じてソリツドコアのコイルを用いること
も出来る。
第1図及び第2図に示す本発明の更に望ましい
特徴は、略均一な強さの磁場がるつぼの幅を横切
つて形成され得るように、一対のコイルの側部を
隣りの対のコイルの側部とオーバーラツプさせて
いる点にある。この目的を達成するために、第2
図に示す如く、隣りの矩形コイルの高さを変える
ことにより、入れ子式に嵌まる様にしている。第
2図に示す如く、コイル14,8の高さはコイル
12,6よりも低いから、前者のコイルが後者の
コイルの中に入ることが出来る。この様にオーバ
ーラツプさせることは本質的なものではないが、
コイルに必要とされるスペースを小さくし、コイ
ル対に要求される磁界の強さを小さくし、所定の
磁界強さをアークゾーンに供給出来るようにする
という点で望ましい。
本発明の望ましい実施例に於て、溶極は、チタ
ン、ジルコニウム、スチール、これらのいずれか
の合金等の他、アークによつて溶融する消耗性の
その他物質から作られたものを用いることが出来
る。
以下の記載から明らかな如く、コイルの夫々の
対は、最も強い磁場に各コイル対が同時に達する
ことがないように電気的に励磁される。正味の磁
場の強さはいかなる時も略一定の振幅であつて、
電気的に励磁する周波数に応じた速度で第1の方
向に回転する。このように、電極と溶湯間のアー
クは、コイルによつて発生する磁場との相互作用
によつてるつぼの内部壁のすぐ近くの位置まで強
制的に送られ、アークはるつぼの内部壁の周りを
第1の方向に回転させられることになる。コイル
を励磁させる順次を変えることによつて、アーク
の回転方向は反対の向きに変えられる。本発明の
望ましい実施例に於て、コイルの各対が最大磁場
の発生と方向は、隣りのコイル対と約60度位相が
ずれ、そのコイルは更に次のコイルと60度位相が
ずれている。コイルを励磁するモードは正弦波に
近似したものを用いるのが望ましい。
第3図に於て、一対のコイル8,10は互いに
一定の間隔を設けて配備され、電極22は直径が
るつぼの壁24よりも小さい円筒形としている。
コイル8が励磁すると、平行線20で示される磁
束線から成る均一なフイールドが送られ、るつぼ
の全幅を横切る。図示の形態では、るつぼは垂直
な軸線を有し上部が開口しており、コイルによつ
て水平方向の磁場が発生する。第3図の様にして
加えられた磁場は、金属浴と一定の間隔をあけて
その上に設けられた電極と、溶湯との間のアーク
を、磁場の方向にノーマルな位置のるつぼの壁の
方に移動させるのである。コイルを励磁するサイ
クルは、ある地点で、コイル8,10に加えられ
る電流を小さくしてコイル6,4(第1図)に加
えられる電流を大きくし、これをサイクルが完全
に終了するまで続けるのである。装置は、毎分約
1乃至20回、望ましくは約2乃至10回、アークを
回転させることが一般的には望ましい。又、約5
乃至10分毎にアークの回転方向を変えることが一
般的には望ましいが、この逆転させる周期につい
ては約1分以上の任意の時間を定めることが出来
る。
第4図に示す正面図に於て、磁束線は十字マー
クとして符号20で示されており、アーク26は
るつぼの周壁24に達している。これによつて金
属浴30の中に垂直方向の回転運動が生じ、アー
ク26の内、直接入つてくるものと回転するもの
とが結合して表面を再溶融するから、表面34が
滑らかなインゴツトが得られる。第4図に示す如
く磁場はるつぼの全高さ部分を拡がり、電極は磁
場の上まで突出している。金属浴に加えられる運
動力はアークの移動とそれに関連する金属の移動
によつて発生する。更に又、液体金属の中を流れ
る電流によつて発生する磁場とコイルによつて発
生する磁場との相互作用によつて、ある力が溶湯
に加えられる。この相互作用は溶湯に於ける重要
な攪拌効果をもたらすものである。
るつぼ壁24とジヤケツト壁25との間のスペ
ース32は、水などの冷却液が流れるチヤンバー
として供される。るつぼ自体は、例えば銅などの
適当な非磁性材料から作ることが出来る。ジヤケ
ツトは、例えば、ステンレス綱などの非磁性材料
から作ることが出来る。
本発明に使用される一対のコイルは、例えば、
Standard Handbook for Eletrical Engineers.
第10版、McGrawhill Book Company.第381頁、
1969年に開示されたヘルムホルツコイルを変形し
たものを用いることが出来る。
第5図は本発明の装置の望ましい実施例につい
て更にその詳細を示すものである。コイルのオー
バーラツプする範囲をより詳細に示している。概
して、コイルの幅はるつぼ2の内径よりも大きく
してオーバーラツプさせることが望ましい。これ
によつて、コイルを順次励磁したとき、磁場にギ
ヤツプが形成されるのが防がれ、るつぼ内部の横
部を横切る磁場は連続的なものとなる。第4図に
示す如く、磁場は各水平レベルの範囲内で略連続
している。ここで用いられる「順次」及びこれに
関連する用語は、ある一対のコイルによつて発生
する最大の磁場が他の対のコイルによつて発生す
る最大の磁場とが位相がずれていることを意味す
る。2つのコイルが同時に励磁しないことを意味
するものと理解してはならない。このシーケンス
は、一方のコイルの励磁が完全に終了してから他
方のコイルが励磁するまでの間隔として区別され
るものである。
第5図に於て、シールド38がコイルの外部に
配備され磁気の放射を防ぐ役割を果たす。シール
ドは例えばカーボン鋼やシリコン鋼などの適当な
透磁性の材料から作ると都合が良い。このシール
ド38は、該シールドの外部に形成される望まし
くない漂遊磁界を最小なものとする作用ばかりで
なく、コイルによつて発生する磁場の低いリラク
タンスの帰路となるものでもある。シールド38
の高さはコイルの高さ以上とすることが望まし
い。第5図に示す形態では、コイル対12,14
がピーク振幅で励磁され、コイル対4,6及びコ
イル対8,10がピーク振幅の2分の1で補助す
る方向に励磁され、符号40で示される磁力線を
相互に発生させている。
第6図は所定の位相差で所定のコイルを励磁さ
せる手段を図式的に示している。コイル対4,
6、8,10、12,14は、各対が第1のコイ
ルを第2のコイルと直列に電気的に接続して対と
なし、各コイルによつて発生する磁場が、別のコ
イルが発生する磁場と、極性及び方向が同じとな
るようにしている。適当なAC電流がリード56,
58を介してコイル励磁手段に加えられる。可変
の変圧器60が電圧を約0乃至160VACまで下げ
る働きをする。変圧器54は115VACの制御電力
を供給し、一連のモータ駆動式正弦波ポテンシヨ
メータ62,64,66(ソリツドステートに相
当する)が連結され、各ポテンシヨメータは一対
のコイルに繋つている。ポテンシヨメータは120
度位相がずれていることは重要である。論理回路
70,72,74は、夫々ポテンシヨメータ6
2,64,66及びブリツジ回路82,84,8
6と繋がつており、ブリツジ回路から0乃至±
150VのDC出力にて0乃至±75ampを供給する。
フアイヤリング回路76,78,80は、夫々
論理回路70,72,74と接続され、SCRブ
リツジ回路82,84,86の点弧角(firing
angles)を制御する働きをする。固体ブリツジ8
2,84,86はDC電圧及び電流を発生させて、
コイル対4,6、8,10及び12,14を作動
させる。このようにして、所定の順序にて所定の
関係をもつてコイルを励磁させることによつて、
一定の振幅を持つた回転磁場を形成することがで
きることは理解されるであろう。磁場の回転方向
を逆転させるには、3つのフアイヤリング回路の
うちのいずれか2つ、例えば78,80からの出
力を切り替えることによつて行なわれる。
第7図は、周波数の低い正弦波ゼネレータの1
つの相の動作を説明する図である。コイル4,
6、8,10または12,14の如き一対のコイ
ルは符号100及び102で示されている。これ
らコイル固体ブリツジ104,106に電気的に
繋がれており、これらブリツジは正弦波を変化さ
せ得るDC励磁電流を供給する働きをする。全波
SCRブリツジ104は60ヘルツの供給電圧によ
つて数百回フアヤイリングされ、コイル100,
102を介して1つの方向に電流を供給する。次
に、全波SCRブリツジ106は60ヘルツの供給
電圧によつて数百回フアイヤリングされ、コイル
100,102を介して反対方向に電流を供給す
る。尚、いかなる時でも、ブリツジ回路104又
は106の内いずれか1つだけがコイル対10
0,102に電流を供給する。フアイヤリング回
路110,112によつて、コイル100,10
2の励磁電流の振幅が制御される。スイツチ回路
114はステアリングロジツク116からの指示
を受けるが、これはどんな形のロジツクでも構わ
ない。そして、サインゼネレータ118はコイル
100,102に電流出力を発生させてサイン波
形に近似させる。サインゼネレータ118は、フ
アイヤリングコントロール回路110,112に
対する信号電圧をコントロールするため、低周波
型(約1乃至20cpm)のものが望ましい。コイル
の電流方向を逆転させるには、スイツチ回路によ
つてブリツジ104をオフにし、ブリツジ106
をオンにし、同じ様に作動させればよい。コイル
電流の振幅は、フアイヤリング回路110,11
2によつてコントロールされ、ブリツジ104,
106からの出力電圧を変える働きをする。
従つて本発明の方法は、るつぼと、るつぼ内の
溶融金属と、るつぼの中に配備し溶湯から所定の
距離だけ突出する電極とを用いるものである。磁
場を発生させるコイル対をるつぼ外部の周りに配
備し、順次励磁させていくことにより発生する最
大の磁場の位相が互いに約60度ずれるようにして
いる。夫々のコイルを励磁させる電流は、正弦波
に近似するよう制御するのが望ましい。電極から
溶融金属に送られるアークは、るつぼの内部壁近
傍の溶湯部分にまで移動させ第1の方向に回転さ
せるのが望ましい。コイル励磁手段をコントロー
ルすることにより、回転方向を逆転させることが
出来るし、又特定のコイルによつて発生する磁場
の回転速度や強さを変えることも出来る。水平の
磁場はDCアーク電流が発生する磁場と相互作用
し、回転アークプラズマをしてインゴツト表面の
凝固部分を再溶融させることが出来るから、所望
通りの滑らかな表面を得ることができる。
上記の記載は真空式の装置及び方法について説
明したものであるが、本発明はこれに限定される
ものではない。説明の都合上、ここでは円形のる
つぼの場合について記載したが、例えば矩形等の
他の形状を用いることも出来る。
ミニマムとして3対のコイルを用いることが望
ましいが、これよりも多い、例えば、4対又は6
対などのコイル対を用いることも出来る。
上記の如く、本発明は真空式の電気アーク炉に
よつて作られるインゴツトの表面を、経済的且つ
簡単に再溶融させて滑らかな表面とする効果的な
手段を明らかにするものである。これは磁場を発
生させるコイルを対にしてそのユニークな位置決
め及び制御を行なうことによつて達成される。
前述した本発明の具体的な実施例は単に説明の
ためであつて、当該分野の専門家であれば、特許
請求の範囲に規定された本発明から逸脱すること
なくその細部について種々の変更を加えることが
出来ることは理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用される装置の1つの形態
を部分的に図式化して示した平面図、第2図は第
1図の装置の正面図、第3図は発生した磁場がる
つぼを横切る状態を図式的に示した図、第4図は
第3図の4−4線に沿うるつぼの断面図、第5図
は本発明の原理を更に詳しく説明する図、第6図
は電気コイルの励磁をコントロールする手段の1
つの形態を示す図、第7図は本発明のコイルをコ
ントロールする手段を図式的に示した図である。 2……るつぼ、3……冷却ジヤケツト、4,
6,8,10,12,14……コイル、20……
磁束線、22……電極、26……アーク、30…
…金属浴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電極を受けるための開口を設けたるつぼと、
    開口を通りるつぼの中に挿入した電極と、るつぼ
    の両側に配備されてるつぼを横切る磁場を発生さ
    せるための第1の電気コイル対と、るつぼの両側
    に配備されてるつぼを横切る磁場を発生させるた
    めの第2の電気コイル対とを備え、前記第1のコ
    イル対の周囲の少なくとも1部は前記第2のコイ
    ル対とずらせており、るつぼの両側に配備されて
    るつぼを横切る磁場を発生させるための第3の電
    極対を備え、前記第3のコイル対の少なくとも一
    部は前記第1のコイル対と前記第2のコイル対と
    ずらせており、これらコイル対を励磁させる手段
    を備えている電気アーク装置。 2 電気アーク装置は真空式のアーク装置である
    特許請求の範囲第1項に記載の電気アーク装置。 3 コイル対は、るつぼに対して該るつぼの内部
    の略全幅を横切る略均一な磁場が発生されうる様
    な大きさと形状である特許請求の範囲第2項に記
    載の電気アーク装置。 4 コイルはるつぼに対して略水平な磁場が発生
    されうる様に配置されている特許請求の範囲第3
    項に記載の電気アーク装置。 5 3対のコイルを備え、各コイル対の横部は隣
    のコイル対とオーバーラツプさせている特許請求
    の範囲第4項に記載の電気アーク装置。 6 シールド手段をコイルの外部に配備しコイル
    からの磁場がシールドの外部に出て行かないよう
    にしている特許請求の範囲第5項に記載の電気ア
    ーク装置。 7 コイル励磁手段はコイル対を順次励磁させる
    手段を備え、電極とるつぼの中の溶融金属との間
    のアークを、るつぼの周囲を第1の方向に回転さ
    せると共に、コイル励磁手段はアークの回転方向
    を逆転させる手段を備えている特許請求の範囲第
    6項に記載の電気アーク装置。 8 コイル励磁手段は、第1のコイル対のピーク
    励磁と第2のコイル対のピーク励磁と位相をずら
    せ次に第3のコイル対のピーク励磁と位相をずら
    すための手段を備えている特許請求の範囲第7項
    に記載の電気アーク装置。 9 コイル励磁手段は、アークを電極の外側端部
    に押しやり、該アークを移動させてるつぼの内壁
    近傍の金属浴と接触させる手段を備えている特許
    請求の範囲第8項に記載の電気アーク装置。 10 コイル励磁手段は磁場の位相を約60度ずら
    す手段を備えている特許請求の範囲第9項に記載
    の電気アーク装置。 11 コイル対の各コイルは該コイル対の他のコ
    イルと電気的に接続されている特許請求の範囲第
    10項に記載の電気アーク装置。 12 コイルの形状は略矩形である特許請求の範
    囲第11項に記載の電気アーク装置。 13 コイル励磁手段は正弦波に近似しうる様各
    コイル対への電流を変化させる手段を備えている
    特許請求の範囲第12項に記載の電気アーク装
    置。 14 コイル励磁手段はポテンシヨメータ手段を
    備えている特許請求の範囲第13項に記載の電気
    アーク装置。 15 コイル励磁手段はサインゼネレータ手段を
    備えている特許請求の範囲第14項に記載の電気
    アーク装置。 16 3対のコイルは平面が略6角形の形状であ
    る特許請求の範囲第2項に記載の電気アーク装
    置。 17 電極は消耗性電極である特許請求の範囲第
    2項に記載の電気アーク装置。 18 コイルはエアーコイルとして供される特許
    請求の範囲第2項に記載の電気アーク装置。 19 るつぼの上部は開口している特許請求の範
    囲第2項に記載の電気アーク装置。 20 電気アーク炉を作動させる方法に於て、 るつぼと、るつぼ内部の溶融金属と、るつぼの
    中に拡がる電極と、3対以上の電気コイルとを配
    備し、各対の各コイルは同じ対の他方のコイルと
    側部が対向整列する関係にて配備しており、 コイルの第1の対を励磁してるつぼの中に磁場
    を発生させ、 コイルの第2の対を励磁させてるつぼの中に磁
    場を発生させ、 コイルの第3の対を励磁してるつぼの中に磁場
    を発生させ、 これらコイル対は、各コイル対が発生させる最
    大の磁場が別のコイルによつて発生させられる最
    大の磁場と時間がずれる様にこれらコイル対を順
    次励磁させ、 この磁場によつて電極とるつぼ内部との間のア
    ークを位置決めし、このアークをるつぼの周りの
    第1の方向に積極的に移動させることから構成さ
    れる電気アーク炉の運転方法。 21 るつぼを真空式の電気アーク炉に配備し、
    各々のコイル対の間のるつぼの内部を横切る略均
    一な磁場を順次供給する特許請求の範囲第20項
    に記載の方法。 22 アークの回転方向を周期的に逆転させる特
    許請求の範囲第21項に記載の方法。 23 コイル対を略正弦波のパターンに励磁する
    特許請求の範囲第22項に記載の方法。 24 るつぼは略垂直の軸線を備え上部が開口し
    ており、略水平の方向に磁場を発生させる特許請
    求の範囲第23項に記載の方法。 25 アークは毎分約1乃至20回の割合で回転す
    る特許請求の範囲第24項に記載の方法。 26 磁場をコイル対の一方のコイルから該コイ
    ル対の他方のコイルに向けて移動させている特許
    請求の範囲第25項に記載の方法。 27 略均一な磁場によつてるつぼ内部の略全体
    が覆われる様に磁場を発生させる特許請求の範囲
    第26項に記載の方法。 28 るつぼから遠ざかる方向にコイルから放散
    される磁場の通路を妨げることが出来る様にコイ
    ルを遮断する特許請求の範囲第27項に記載の方
    法。 29 アークの回転方向は約5乃至10分毎に逆転
    させる特許請求の範囲第28項に記載の方法。 30 アークによつてるつぼの内部壁又はその近
    傍の凝固された物質を再溶融しインゴツトの表面
    のむらを防いでいる特許請求の範囲第29項に記
    載の方法。 31 コイルによつて発生した磁場を低リラクタ
    ンスの帰路を経て戻す特許請求の範囲第29項に
    記載の方法。 32 各コイル対が発生する最大の磁場は次のコ
    イル対と約60度位相がずれる様にコイルを順次励
    磁させる特許請求の範囲第31項に記載の方法。 33 磁場がるつぼを完全に覆うことが出来る様
    コイル対の互いに隣り合う部分はオーバーラツプ
    させている特許請求の範囲第32項に記載の方
    法。
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