JPH0233883Y2 - - Google Patents

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JPH0233883Y2
JPH0233883Y2 JP1984057116U JP5711684U JPH0233883Y2 JP H0233883 Y2 JPH0233883 Y2 JP H0233883Y2 JP 1984057116 U JP1984057116 U JP 1984057116U JP 5711684 U JP5711684 U JP 5711684U JP H0233883 Y2 JPH0233883 Y2 JP H0233883Y2
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JP
Japan
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cavity
water
hole
main cavity
rectifying
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JP1984057116U
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JPS60168559U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は道路消雪用散水ノズルに係わり、特に
ノズル体に散水孔と通じる空洞部を設け、この空
洞部の中央に連通孔を有する水量調節部材を設け
てなり、空洞部に整流機能を有するようにした道
路消雪用散水ノズルに関する。
[従来の技術] 従来のこの種のものとして実開昭56−133352号
公報には、ノズル体に散水孔と通じる空洞部を設
け、この空洞部の中央に連通孔を有する水量調節
部材を設けた道路調節用散水ノズルにおいて、前
記空洞部は巾大で散水孔が接続する主空洞部と、
この主空洞部の下部に連通して主空洞部より巾小
に形成され前記連通孔からの流水を整流する整流
空洞部とを備えたものが開示されている。また実
開昭54−134306号公報には、主空洞部の上部に凸
状円弧面が形成された散水ノズルが開示されてい
る。
[考案が解決しようとする課題] 後者従来技術においては、円弧面が浅く横向き
となつて、その上部に横設された散水孔が接続さ
れているものであるが、このような散水ノズルに
おいては、主空洞部から流入した上向きの水の流
れが横向きとなつて散水孔から外部へ排出される
ものであるため、損失水頭が大きく、散水量や散
水距離の低下が懸念される。
本考案は前記問題点を解決して、損失水頭が小
さく散水量や散水距離の改善を図つた散水ノズル
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案はノズル体3に散水孔10と通じる空洞
部8を設け、この空洞部8の中央に連通孔20を
有する水量調節部材14を設けた道路消雪用散水
ノズルにおいて、前記空洞部8は巾大の主空洞部
8aと、この主空洞部8aの下部に連通して主空
洞部8aより巾小に形成され前記連通孔20から
の流水を整流する整流空洞部8bと、前記空洞部
8aの上部に立上り状態で連通形成されるととも
に上部に斜設した前記散水孔10が接続される凸
状円弧面8dを形成した絞流空洞部8cとを有し
て構成される。
[作用] 整流空洞部8b、主空洞部8a、絞流空洞部8
cを縦方向に水が流れて散水口10より外部へ散
水できる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して
説明する。
第1図、第2図において、1は道路内に埋設し
た送水管であり、この送水管1の所々に立上り管
2が立設している。3はノズル体であり、下部に
設けられた受孔4にパツキング5を介し前記立上
り管2が嵌挿している。6は通水孔7を有する隔
壁であり、この隔壁6の上部に空洞部8が連設さ
れている。
9はノズル体3の頭部の中央に前記空洞部8と
連通して形成された操作孔であり、10は頭部に
前記空洞部8と連通して形成された散水孔であ
る。11は頭部に工具孔12を有する案内部であ
り、ドライバー溝13を頭部に有する水量調節杆
14がパツキング15を介して遊転自在に内在し
ている。16は前記操作孔9の下部に設けられた
雌螺子部であり、前記案内部11がノズル体3の
上面より下げて挿入螺着している。17は案内部
11の上部に嵌着するゴム、プラスチツク等によ
り形成されたキヤツプである。18は隔壁6の上
面に形成された凹部であり、前記案内部11の下
端が嵌入している。19は水量調節杆14の下半
部に設けられた導孔であり、この導孔19に連通
して水量調節杆14の下部周面に連通孔20が設
けられている。21は前記連通孔20に対応して
前記案内部11に形成された連通孔である。前記
空洞部8は、巾大の主空洞部8aと、この主空洞
部8aの下部と連通して、前記連通孔20に対応
する箇所に設けた巾小な整流空洞部8bと、前記
空洞部8aの上部と連通して、前記案内部11の
上部と対応する箇所まで上方に立上り状態で延出
した巾小な整流空洞部8cとからなり、前記絞流
空洞部8cの上部には凸状の円弧面8dが形成さ
れ、この円弧面8dに接続して仰角の小さな例え
ば20〜40度位の散水孔10が連通形成している。
しかして、送水管1からの地下水は立上り管2
→通水孔7→導孔19→連通孔20,21を経て
空洞部8に流入し、満水して散水孔10から散水
される。その場合連通孔20,21から空洞部8
内に流入した流水は径小な整流空洞部8bの周壁
に衝突して次第に整えられ整流となつて径大な主
空洞部8aに流入し次いで径小な絞流空洞部8c
に流入して絞られかつ案内されながら散水孔10
より仰角の小さな状態で散水するものである。そ
して主空洞部8aからの水は立上り状に形成され
た絞流空洞部8cによつて上向き方向の流れに整
流されて円弧面8dにより沿いながら案内されて
散水孔10へ至るものである。尚ゴムキヤツプ1
7を取り外してドライバー溝13にドライバーを
当てて水量調節杆14を回転することにより対設
する連通孔20,21相互の重なり量が可変して
散水量が調整される。またゴムキヤツプ17を外
して案内部11を取り外すことにより操作孔9か
らノズル体3内を清掃する。
このように上記実施例においては、水量調節杆
14の連通孔20を通して空洞部8内に流入した
流水を整流空洞部8b内にて整流し主空洞部8a
を経たのち絞流空洞部8cによつて絞られかつ案
内されながら散水孔10より散水されるものであ
るため、従来のような複雑な構造の水量調節管を
必要とせず、しかも整流空洞部8bを主空洞部8
aに比べ非常に小さく形成でき小型化を図ること
ができる。
さらに絞流空洞部8cは立上り状態に設けられ
るとともに、この絞流空洞部8cの上部に、斜設
した散水孔10を接続したことにより、主空洞部
8aからの水の流れを斜設した散水孔10の下端
に向つて上向きとできるため、損失水頭が少なく
外部へ散水することができる。
しかも絞流空洞部8cの上部、すなわち散水孔
10が接続される箇所には円弧面8dが形成され
ているため、円弧面8dにより水はスムースに斜
設された散水孔10へ案内され、損失水頭を一層
少なくできる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく本考案の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば水量調節構造は連通孔を
有する水量調節部材を用いた適宜タイプに適用可
能であり、また整流空洞部の形状などは適宜選定
すればよい。
[考案の効果] 本考案はノズル体3に散水孔10と通じる空洞
部8を設け、この空洞部8の中央に連通孔20を
有する水量調節部材14を設けた道路消雪用散水
ノズルにおいて、前記空洞部8は巾大の主空洞部
8aと、この主空洞部8aの下部に連通して主空
洞部8aより巾小に形成され前記連通孔20から
の流水を整流する整流空洞部8bと、前記空洞部
8aの上部に立上り状態で連通形成されるととも
に上部に斜設した前記散水孔10が接続される凸
状円弧面8dを形成した絞流空洞部8cとを有し
てなり、水量調節部材14の連通孔20からの流
水を整流し得る空洞構造を備えるとともに、主空
洞部8aからの水の流れは立上り状の絞流空洞部
8cへ上向きとなり、また絞流空洞部8c内の水
は円弧面8dに沿つて案内されて斜設された散水
孔10へ至るため損失水頭を少なくできる道路消
雪用散水ノズルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例であ
り、第1図は全体断面図、第2図は分解斜視図で
ある。 3……ノズル体、8……空洞部、8a……主空
洞部、8b……整流空洞部、8c……絞流空洞
部、8d……円弧面、10……散水孔、14……
水量調節杆(水量調節部材)、20……連通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノズル体3に散水孔10と通じる空洞部8を設
    け、この空洞部8の中央に連通孔20を有する水
    量調節部材14を設けた道路消雪用散水ノズルに
    おいて、前記空洞部8は巾大の主空洞部8aと、
    この主空洞部8aの下部に連通して主空洞部8a
    より巾小に形成され前記連通孔20からの流水を
    整流する整流空洞部8bと、前記空洞部8aの上
    部に立上り状態で連通形成されるとともに上部に
    斜設した前記散水孔10が接続される凸状円弧面
    8dを形成した絞流空洞部8cとを有することを
    特徴とする道路消雪用散水ノズル。
JP5711684U 1984-04-18 1984-04-18 道路消雪用散水ノズル Granted JPS60168559U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5711684U JPS60168559U (ja) 1984-04-18 1984-04-18 道路消雪用散水ノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5711684U JPS60168559U (ja) 1984-04-18 1984-04-18 道路消雪用散水ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60168559U JPS60168559U (ja) 1985-11-08
JPH0233883Y2 true JPH0233883Y2 (ja) 1990-09-11

Family

ID=30581344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5711684U Granted JPS60168559U (ja) 1984-04-18 1984-04-18 道路消雪用散水ノズル

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532206Y2 (ja) * 1986-03-18 1993-08-18
JPS63166452A (ja) * 1986-12-29 1988-07-09 Yoshiki Asano 消雪ノズル
JPH053230Y2 (ja) * 1987-03-28 1993-01-26
JPH0523235Y2 (ja) * 1987-04-02 1993-06-15

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532890U (ja) * 1978-08-26 1980-03-03
JPS56133352A (en) * 1980-03-01 1981-10-19 Bayer Ag Polymer dispersion and manufacture
JPS596899U (ja) * 1982-07-05 1984-01-17 株式会社日立製作所 多層プリント板

Patent Citations (3)

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JPS60168559U (ja) 1985-11-08

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