JPH0233499A - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機Info
- Publication number
- JPH0233499A JPH0233499A JP18324088A JP18324088A JPH0233499A JP H0233499 A JPH0233499 A JP H0233499A JP 18324088 A JP18324088 A JP 18324088A JP 18324088 A JP18324088 A JP 18324088A JP H0233499 A JPH0233499 A JP H0233499A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- tip
- compressor
- inducer
- inducer tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000411 inducer Substances 0.000 claims abstract description 19
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 14
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 6
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract 2
- 206010040844 Skin exfoliation Diseases 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、半径方向に流体が流れる圧縮機の改良に関す
る。
る。
(従来の技術およびその課題)
自動車用エンジン等に備えられるターボチャーツヤのよ
うに低速から最高速まで空気量の変化中が広い運転条件
で効率を維持するためには、コンプレッサに吸入される
空気にインペラのブレードが切り込んでいく吸入側、い
わゆるインデューサチップの形状が重要である(参考資
料・・・[ターボ車の知識と特性」昭和55年10月1
0日、株式会社山海堂発行)。
うに低速から最高速まで空気量の変化中が広い運転条件
で効率を維持するためには、コンプレッサに吸入される
空気にインペラのブレードが切り込んでいく吸入側、い
わゆるインデューサチップの形状が重要である(参考資
料・・・[ターボ車の知識と特性」昭和55年10月1
0日、株式会社山海堂発行)。
ターボチャージャに備えられる圧縮機として、従来例え
ば第2図A、B、Cにそれぞれ示すように、高速で回転
するインペラ1を備え、そのハブ2から突出したブレー
ド3の間に画成される翼間通路4を通る空気を遠心力に
より加速するらのがある。
ば第2図A、B、Cにそれぞれ示すように、高速で回転
するインペラ1を備え、そのハブ2から突出したブレー
ド3の間に画成される翼間通路4を通る空気を遠心力に
より加速するらのがある。
ブレード3の空気吸入側先端に位置するインデューサチ
ップ8は流入する空気の流れに対して平行となるように
回転方向に捩って形成されている。
ップ8は流入する空気の流れに対して平行となるように
回転方向に捩って形成されている。
ところで、インペラ3へ流速W、で流入する流体の流入
角度β1は流体の絶対速度CIと、インペラ3の周速度
u、により決定される0回転速度を一定のまま、流量が
減少する運転を行うと、流体の絶対速度C1は急速に低
下するため、流入角度βが小さくなり、流体に対するイ
ンデューサチップ8の迎え角が大さ(なるので、インデ
ューサチップ8の負圧面8b側では流体が剥離する。
角度β1は流体の絶対速度CIと、インペラ3の周速度
u、により決定される0回転速度を一定のまま、流量が
減少する運転を行うと、流体の絶対速度C1は急速に低
下するため、流入角度βが小さくなり、流体に対するイ
ンデューサチップ8の迎え角が大さ(なるので、インデ
ューサチップ8の負圧面8b側では流体が剥離する。
しかしながら、従来のインペラ1にあっては、各ブレー
ド3に挾まれる通路111sがハブ2からチップ7の全
域でリーディングエツジ5がら後方トレイリングエツジ
6にかけて単調に減少しているため、絶対流速clが小
さい運転条件でインデューサチップ8の負圧面8bで剥
離が起こると、ブレード3の表面で再付着しにくく、発
生した剥離領域Aがトレイリングエツノ6まで拡がって
失速セルが生じる。この失速セルの個数とその回転速度
で決まる特定の周液数で振動を引き起こし、特に失速開
始点付近で振幅が大きくインペラ1から異音が発生する
ことがあった。
ド3に挾まれる通路111sがハブ2からチップ7の全
域でリーディングエツジ5がら後方トレイリングエツジ
6にかけて単調に減少しているため、絶対流速clが小
さい運転条件でインデューサチップ8の負圧面8bで剥
離が起こると、ブレード3の表面で再付着しにくく、発
生した剥離領域Aがトレイリングエツノ6まで拡がって
失速セルが生じる。この失速セルの個数とその回転速度
で決まる特定の周液数で振動を引き起こし、特に失速開
始点付近で振幅が大きくインペラ1から異音が発生する
ことがあった。
本発明は、こうした従来の問題点を解決することを目的
とする。
とする。
(8題を解決するための手段)
上記目的を達成するため本発明では、高速で回転するハ
ブと、このハブから径方向に突出して遠心力により空気
を加速するブレードとを備え、このブレードの吸入側で
径方向先端に位置するインデューサチップの正圧面に突
出する突起部を形成した。
ブと、このハブから径方向に突出して遠心力により空気
を加速するブレードとを備え、このブレードの吸入側で
径方向先端に位置するインデューサチップの正圧面に突
出する突起部を形成した。
(作用)
上記構成に基づき、正圧面に突出する突起部により翼間
通路中を紋ることにより、インデューサチップを通過す
る流体を増速し、負圧面から剥離した流れを再びブレー
ドに付着させて、剥離領域の発達を抑えられる。これに
より、比較的に小流量域までハブ側が失速状態となるこ
とを抑制し、旋回失速の発生する流量域を圧縮機の常用
域外へ移行させることができる。
通路中を紋ることにより、インデューサチップを通過す
る流体を増速し、負圧面から剥離した流れを再びブレー
ドに付着させて、剥離領域の発達を抑えられる。これに
より、比較的に小流量域までハブ側が失速状態となるこ
とを抑制し、旋回失速の発生する流量域を圧縮機の常用
域外へ移行させることができる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を添付したM1図A。
B、Cに基づいて説明する。なお、前記従来例との対応
部分には同一符号を付して示すことにする。
部分には同一符号を付して示すことにする。
図中1はターボチャージャの圧縮機を構成するインペラ
であり、図示しない回転軸により高速で回転し、各ブレ
ード3を介して遠心力により空気を加速するようになっ
ている。
であり、図示しない回転軸により高速で回転し、各ブレ
ード3を介して遠心力により空気を加速するようになっ
ている。
図中8はブレード3の吸入側で径方向先端に位置するイ
ンデューサチップであり、このインデューサチップ8の
空気が衝突する正圧面8aに突起部11を形成して、翼
間通路4の巾Sを局所的に狭める構成とする。
ンデューサチップであり、このインデューサチップ8の
空気が衝突する正圧面8aに突起部11を形成して、翼
間通路4の巾Sを局所的に狭める構成とする。
突起部11はブレード3に沿ってその中心部で最も突出
するように断面山形に形成し、その下流131部fib
とブレード3のリーディングエツジ5閏の輪方向の長さ
11は、ブレード3の軸方向の巾りに対して1./L<
1/3となるように形成する。
するように断面山形に形成し、その下流131部fib
とブレード3のリーディングエツジ5閏の輪方向の長さ
11は、ブレード3の軸方向の巾りに対して1./L<
1/3となるように形成する。
このように構成してあり、次に作用について説明する。
インペラ1へ流速W、で流入する流体の流入角度β1は
流体の絶対速度C1と、インペラの周速度u1により決
定される0回転速度を一定の*ま、流量が減少する運転
を行うと、流体の絶対速度Cは急速に低下するため、流
入角度β1が小さ(なり、迎え角が大軽くなるので、イ
ンデューサチップ8の負圧面8bではブレード3に沿っ
て流体が流れにく(なり、剥離が生じる。
流体の絶対速度C1と、インペラの周速度u1により決
定される0回転速度を一定の*ま、流量が減少する運転
を行うと、流体の絶対速度Cは急速に低下するため、流
入角度β1が小さ(なり、迎え角が大軽くなるので、イ
ンデューサチップ8の負圧面8bではブレード3に沿っ
て流体が流れにく(なり、剥離が生じる。
正圧面81に突出する突起部11と、各突起部11に対
峙する負圧面8bとの間で翼間通路4の巾Sを絞ること
により、インデューサチップ8を通過する流体が増速さ
れ、負圧面8bから剥離した流れを再びブレード3に付
着させ、剥離領域Aの発達を抑えられる。これにより、
比較的に小流量域までハブ2側が失速状態となることを
抑制し、旋回失速の発生する流量域を圧縮機の常用域外
へ移行させることができる。
峙する負圧面8bとの間で翼間通路4の巾Sを絞ること
により、インデューサチップ8を通過する流体が増速さ
れ、負圧面8bから剥離した流れを再びブレード3に付
着させ、剥離領域Aの発達を抑えられる。これにより、
比較的に小流量域までハブ2側が失速状態となることを
抑制し、旋回失速の発生する流量域を圧縮機の常用域外
へ移行させることができる。
また、インデューサチップ8に形成される突起部11は
、設計点におけるブレード3の翼形状に与える制約はほ
とんどなく、圧縮機に与える性能も無視できる。
、設計点におけるブレード3の翼形状に与える制約はほ
とんどなく、圧縮機に与える性能も無視できる。
(発明の効果)
以上の通り本発明によれば、インデューサチップの正圧
面に突起部を突出させ、翼間通路中を絞るようにしたた
め、流速の減少に伴ってインデューサチップの負圧面側
から剥離した流体は突起部により増速されてブレード表
面に再付着させられるので、旋回失速の発生する流量域
を常用域の外に移行させて、振動や異音を防止できる。
面に突起部を突出させ、翼間通路中を絞るようにしたた
め、流速の減少に伴ってインデューサチップの負圧面側
から剥離した流体は突起部により増速されてブレード表
面に再付着させられるので、旋回失速の発生する流量域
を常用域の外に移行させて、振動や異音を防止できる。
第1図Aは本発明の一実施例を示すインペラの正面図、
第1図Bは側面断面図、第1図Cは同じ(円a辰間図で
ある。第2t3!IAは従来例を示すインペラの正面図
、第2図Bは側面断面図、第2図Cは同じく円筒展間図
である。 1・・・インペラ、2・・・ハブ、3・・・ブレード、
4・・・翼間通路、8・・・インデエーサチップ、8a
・・・正圧面、11・・・突起部。 (外1名) 手続補正書 (方式) 事件の表示 昭和63年特許願第183240号 発明の名称 圧縮機 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 神奈川県横浜市神奈用区宝町二番地氏名 (
399)日産自動車株式会社4、代理人 5、補正命令の日付 昭和63年10月5日(発送日昭和63年IO月25日
)6 補正の対象 図面 7、補正の内容 図面中、第1図Cを別紙の通り補正する。 第 図C
第1図Bは側面断面図、第1図Cは同じ(円a辰間図で
ある。第2t3!IAは従来例を示すインペラの正面図
、第2図Bは側面断面図、第2図Cは同じく円筒展間図
である。 1・・・インペラ、2・・・ハブ、3・・・ブレード、
4・・・翼間通路、8・・・インデエーサチップ、8a
・・・正圧面、11・・・突起部。 (外1名) 手続補正書 (方式) 事件の表示 昭和63年特許願第183240号 発明の名称 圧縮機 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 神奈川県横浜市神奈用区宝町二番地氏名 (
399)日産自動車株式会社4、代理人 5、補正命令の日付 昭和63年10月5日(発送日昭和63年IO月25日
)6 補正の対象 図面 7、補正の内容 図面中、第1図Cを別紙の通り補正する。 第 図C
Claims (1)
- 高速で回転するハブと、このハブから径方向に突出して
遠心力により空気を加速するブレードとを備え、このブ
レードの吸入側で径方向先端に位置するインデューサチ
ップの正圧面に突出する突起部を形成したことを特徴と
する圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18324088A JPH0233499A (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18324088A JPH0233499A (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0233499A true JPH0233499A (ja) | 1990-02-02 |
Family
ID=16132228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18324088A Pending JPH0233499A (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0233499A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011007466A1 (ja) * | 2009-07-13 | 2011-01-20 | 三菱重工業株式会社 | インペラおよび回転機械 |
CN108612670A (zh) * | 2018-04-10 | 2018-10-02 | 青岛海信日立空调系统有限公司 | 一种离心风扇和天花板嵌入式空调室内机 |
US11111928B2 (en) | 2015-09-14 | 2021-09-07 | Ihi Corporation | Inducer and pump |
-
1988
- 1988-07-22 JP JP18324088A patent/JPH0233499A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011007466A1 (ja) * | 2009-07-13 | 2011-01-20 | 三菱重工業株式会社 | インペラおよび回転機械 |
CN102365464A (zh) * | 2009-07-13 | 2012-02-29 | 三菱重工业株式会社 | 叶轮和旋转机械 |
US9404506B2 (en) | 2009-07-13 | 2016-08-02 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Impeller and rotary machine |
US11111928B2 (en) | 2015-09-14 | 2021-09-07 | Ihi Corporation | Inducer and pump |
CN108612670A (zh) * | 2018-04-10 | 2018-10-02 | 青岛海信日立空调系统有限公司 | 一种离心风扇和天花板嵌入式空调室内机 |
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