JPH0233169Y2 - - Google Patents

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JPH0233169Y2
JPH0233169Y2 JP1980185944U JP18594480U JPH0233169Y2 JP H0233169 Y2 JPH0233169 Y2 JP H0233169Y2 JP 1980185944 U JP1980185944 U JP 1980185944U JP 18594480 U JP18594480 U JP 18594480U JP H0233169 Y2 JPH0233169 Y2 JP H0233169Y2
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ultrasonic
storage chamber
rotating mirror
waves
ultrasonic transducer
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JP1980185944U
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  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は所定の方向からずれて派生する超音
波のノイズの影響を減少させる超音波診断装置の
超音波探触子に関する。
一般に、超音波振動子から発振させる超音波
は、その強度を示す指向特性曲線を調べると超音
波の送受信面に垂直な方向に強い指向性を有する
が(以下この最大強度を有する方向を指向性軸と
いう。)、この指向性を持つ方向からずれて無指向
性のサイドローブと呼ばれる弱い音波も同時に派
生する。
従つて、超音波診断装置の超音波探触子に使わ
れている超音波振動子から超音波が出射され、回
転ミラーによつて反射されて目的とする試験体に
超音波が放射され、臓器等の被検体の層状に固有
音響インピーダンスの異つた境界面によつて反射
された反射(断層)信号波が前記回転ミラーで反
射されて超音波振動子を励振し、この励振は電気
信号として検出されることによつて試験体の状態
を知る情報を得ることができるようにされてい
る。
従来の超音波探触子においては超音波振動子及
びその超音波振動子により発振される超音波を超
音波出射部より導出し、かつ走査するための前記
回転ミラーを収容する収容室を形成する支持部材
が金属製であつたので、超音波の指向性軸からは
ずれた前記サイドローブが収容室の内壁に反射し
てこの反射波が目的とする被検体の反射信号波に
ノイズとなつて混入するため、臓器等の被検体に
関する信号波を鮮明に得ることができなかつた。
そのため適確な超音波診断をすることが難しかつ
た。
この考案は上記事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、超音波の指向性軸
からはずれた方向に派生するサイドローブと呼ば
れる無方向性の音波によるノイズを減少させ、よ
り正確な超音波診断ができる超音波探触子を提供
することにある。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
図中1は腹腔内の検査等に用いられる硬性鏡を
示す。この硬性鏡1は接眼レンズを付設した接眼
部2を備えた操作部3に挿入部4を連結してな
る。前記挿入部4内には観察のための観察レンズ
系5及び照明光を伝達するための導光部材6が挿
通されていると共に種々の処置具を挿入できるた
めのチヤンネル7が設けられている。
符号8は超音波診断装置で、前記硬性鏡1のチ
ヤンネル7内に挿入可能な中空の軸9の一端に超
音波探触子10、他端に駆動操作部11を連絡し
て構成されている。
この超音波探触子10は中央部にわん曲自在の
軟性チユーブ12を配し、この軟性チユーブ12
の先端側に超音波発振部13、後端側に超音波探
触子10と軸9とを連結する為の連結部材14を
連結して構成されている。
前記超音波発振部13は第2図に拡大して示さ
れている如く、可撓性を有する筒状のカバー15
の内腔に、筒状の支持部材16を内装して収容室
17を構成し、この収容室17内に超音波振動子
18および回転ミラー19を内装してなる。上記
支持部材16は(例えばポリカーボネート等の)
合成樹脂材料等の音波の反射の少い材料から作ら
れていることがこの考案の特徴となつている。
超音波振動子18は、カバー15の先端側に、
超音波送・受信面20を収容室17の内方に向け
た状態で支持部材16に固定支持され、また回転
ミラー19はその軸部19aが支持部材16の後
部側にベアリング21を介して回転自在に支持さ
れており、かつ所定傾斜角を有する反射面19b
が超音波振動子18の超音波送・受信面20に対
峙しており、この収納室17の側部に超音波出入
窓が形成され、超音波振動子18の超音波送・受
信面20から出射して回転ミラー19の反射面1
9bにて反射された超音波が前記超音波出入窓及
びカバー15の側壁に設けられた超音波出射部2
2から出射されるように設定されている。
回転ミラー19は、軸部19aの後方に連絡す
る軟性シヤフト23(軟性チユーブ12のわん曲
に追従する様になつている。)、駆動軸24、ジヨ
イント25、モーター26からなる回転駆動系に
より回動されるようになつており、それによつて
超音波出射部22から出射される超音波の走査が
行なわれるようになつている。
以上のように構成された超音波診断装置8を第
1図に示すように超音波探触子10が、硬性鏡1
の観察窓27の前方に位置するようにチヤンネル
7を介して硬性鏡1に装着し、トラカールなどの
案内管を案内として、超音波探触子10を硬性鏡
1の挿入部4と共に体腔内に挿入する。
そして、超音波発振部13の超音波出射部22
を体腔内の臓器等の被検体に密接させ、その状態
で超音波を発振させると同時にモーター26を駆
動させることにより超音波の走査が行なわれ、そ
の超音波のエコー波である断層信号により、臓器
等の被検体の診断ができる。
さて、超音波振動子18から発振される超音波
は一般に第3図の超音波の強さを示す曲線28に
示すように超音波送・受信面20にほぼ垂直な方
向の指向性を有するが、超音波の指向性軸29か
らはずれた無方向性のサイドローブと呼ばれる曲
線30で示す弱い音波が発生する。
このサイドローブは回転ミラー19の反射面1
9bで反射されて指向性軸の反射方向と異なる方
向へ進むことになり、その一部は、収容室7を形
成する支持部材16の内壁16aに当たるが、本
願による支持部材16は合成樹脂等の音波の反射
の少ない材料によつて作られている為、サイドロ
ーブが効果的に吸収され、このサイドローブの内
壁16aによるエコー波を大巾に減少させること
ができる。その為指向性軸29方向の超音波のエ
コー波へのサイドローブによるノイズを減少させ
ることができるので、より鮮明な断層信号が得ら
れ、従つて正確な診断が可能となる。
以上説明したようにこの考案によれば、超音波
の指向性軸から外れたサイドローブを効果的に吸
収でき、このサイドローブの収納室内壁による反
射波を大幅に減少させてこのサイドローブによる
ノイズを減少させ、鮮明な断層信号が得られると
いつた効果を有し、又前記サイドローブを吸収す
る部材によつて超音波振動子、回転ミラーの軸受
を保持して構成を簡略化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は超
音波診断装置を内視鏡とともに示す断面図、第2
図は超音波発振部付辺を拡大して示す断面図、第
3図は超音波振動子から発振される超音波の強さ
を示す特性曲線を示す図である。 1……硬性鏡、8……超音波診断装置、10…
…超音波探触子、13……超音波発振部、15…
…カバー、16……支持部材、17……収容室、
18……超音波振動子、19……回転ミラー、2
0……超音波送・受信面、29……指向性軸、3
0……サイドローブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 最外層を形成する先端有底状の筒状カバー内
    に、音波の反射の少ない材料にて筒状に形成さ
    れ、且つ内腔を収納室として該収納室の側部に超
    音波出入窓を設けた支持部材を内装し、この支持
    部材の収納室内に、超音波送・受信面と反射面と
    を相対峙させて超音波振動子と回転ミラーとを設
    け、前記超音波振動子の超音波送・受信面と回転
    ミラーの反射面とを音波の反射の少ない収納室内
    壁で囲繞し、且つ前記音波の反射の少ない材料か
    らなり前記超音波振動子、回転ミラーを収納した
    収納室を有する支持部材で、これら超音波振動
    子、回転ミラーの軸受の少なくとも一方を保持す
    るよう構成したことを特徴とする超音波探触子。
JP1980185944U 1980-12-24 1980-12-24 Expired JPH0233169Y2 (ja)

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JP1980185944U JPH0233169Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24

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JP1980185944U JPH0233169Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57108153U JPS57108153U (ja) 1982-07-03
JPH0233169Y2 true JPH0233169Y2 (ja) 1990-09-06

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ID=29987448

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5199092A (ja) * 1975-01-13 1976-09-01 Centre Tech Deiendeisutorie Me
JPS54109490A (en) * 1978-02-15 1979-08-28 Hitachi Ltd Ultrasonic probe of tube insertion type

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5090687U (ja) * 1973-12-18 1975-07-31

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Publication number Publication date
JPS57108153U (ja) 1982-07-03

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