JPH0233164Y2 - - Google Patents

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JPH0233164Y2
JPH0233164Y2 JP16415082U JP16415082U JPH0233164Y2 JP H0233164 Y2 JPH0233164 Y2 JP H0233164Y2 JP 16415082 U JP16415082 U JP 16415082U JP 16415082 U JP16415082 U JP 16415082U JP H0233164 Y2 JPH0233164 Y2 JP H0233164Y2
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Priority to US06/544,064 priority patent/US4594879A/en
Priority to DE19833338991 priority patent/DE3338991A1/de
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガスクロマトグマフ等の検出器とし
て使用されブリツジの不平衡電圧から被測定流体
の熱伝導度変化量を検出する熱伝導度検出器に関
する。
このような熱伝導度検出器のセル構造の一つと
して第1図に示すいわゆる分流直通形構造が知ら
れている。第1図において、例えばステンレス鋼
であるブロツク1には、例えばフイラメントでな
る発熱体2が挿設される貫通孔3および所定の流
体が導入される導入孔4が穿設されると共に、該
導入孔4に導入された流体が二分されてのち夫々
貫通孔3およびバイパス孔7を経てブロツク1外
へ導出されるように第1内部流路5、第2内部流
路6、およびバイパス孔7が設けられている。ま
た、発熱体2は、装着ねじ8およびシール用ガス
ケツト9等を用いて貫通孔3内に配置されてい
る。更に、使用に際しては、第1図のようなセル
を4個用いて4つの発熱体2でブリツジを構成す
ると共に、2個のセルには被測定流体を流し残り
2個のセルには参照流体を供給することにより、
該ブリツジの不平衡電圧から被測定流体の熱伝導
度が検出されるようになつている。
然し乍ら、上記従来例においては、被測定流体
等の同一流体が2個のセルに流されるような構成
であるため、これら流体の流量アンバランスや熱
伝導度検出応答遅れが生じ易いという欠点があつ
た。
本考案は、かかる欠点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は上述のような欠点を有しない分
流直通形の熱伝導度検出器を提供することにあ
る。
本考案の特徴は、分流直通形の熱伝導度検出器
において、第1および第2の発熱体が挿設される
第1および第2の貫通孔に対し夫々略45度の角度
をなす両方向へこれら貫通孔の夫々流入口および
流出口から合計8個の内部流路を穿設し、第1お
よび第4の内部流路が夫々第5および第8の内部
流路と結合してなる流路を、上記第1および第2
の貫通孔に対する夫々のバイパス流路として構成
したことにある。
以上、本考案について図を用いて詳細に説明す
る。第2図は本考案実施例の要部構成断面図であ
る。第2図において、例えばアルミニウムでなる
ブロツク10には互いに略平行となるように第1
および第2の貫通孔11,12が穿設されてお
り、該貫通孔11,12には夫々例えばフイラメ
ントでなる発熱体13,14が夫々挿設されるよ
うになつている。該発熱体13,14が挿設され
る前に、第1および第2の貫通孔11,12の
夫々の流入口11a,12aから該貫通孔11,
12と夫々略45度の角度をなす両方向へ第1〜第
4の内部流路15a〜15dが穿設されている。
また、第1および第2の貫通孔11,12の夫々
の流出口11b,12bからも該貫通孔11,1
2と夫々略45度の角度をなす両方向へ第5〜第8
の内部流路15e〜15hが穿設されている。該
内部流路15e〜15hと上記内部流路15a〜
15dは夫々4個ずつ結合されて略W字形の夫々
の流路を形成するとともに、上記第1および第4
の内部流路15a,15dが夫々上記第5および
第8の内部流路15e,15hと結合されて上記
第1および第2の貫通孔11,12を主流路とす
るときの夫々のバイパス流路を形成している。更
に、上記第2および第3の内部流路15b,15
cの結合部に所望の流体を導入する導入孔16
と、上記第6および第7の内部流路15f,15
gの結合部から上記流体を導出する導出孔17と
が、第1および第2の貫通孔11,12と略平行
方向に穿設されている。該導入孔16および導出
孔17には、導入孔16内に上記流体を導く導入
パイプ18aおよび導出孔17内から上記流体を
導出する導出パイプ18bが挿設されると共に、
これらパイプ18a,18bが折れ曲げられるの
を防止するため例えばソロバン玉のような補強部
材19a,19bが夫々パイプ18a,18bに
よつて貫通され且つブロツク10に着設されるこ
とが多い。また、上記第1および第2の発熱体1
1,12は、夫々リード線20a,20bおよび
22a,22bに接続され、且つ例えばハーメチ
ツクシール21a,21bおよび23a,23b
が施こされることによつて夫々上記第1および第
2の貫通孔11,12内所定部分に位置するよう
に封着されている。
上記構成からなる本考案の実施例において、被
測定流体や参照流体でなる所定の流体が導入孔1
6内に供給されると、該流体は導入孔16を経て
のち二分されて第2および第3の内部流路15
b,15cを流れる。また、第2内部流路15b
を経由してのち更に二分されて第1貫通孔11お
よび第1,第5の内部流路15a,15eを流
れ、再び合流して第6内部流路15fを流れる。
同様にして、上記第3内部流路15cを経由する
流れも更に二分され第2貫通孔12および第4,
第8の内部流路15d,15hを流れてのち、再
び合流して第7内部流路15gを流れる。更に、
第6および第7の内部流路15f,15gを流れ
る上記流体は、三たび合流して導出孔17を経て
ブロツク10外へ導出される。
第3図は、上述のような本考案実施例の使用例
説明図である。第3図において、100,200
は上記ブロツク10に相当するブロツクであり
夫々導入孔101,201から内部に夫々例えば
被測定流体および参照流体が導入され、図示しな
い夫々の導出孔から導出されるようになつてい
る。また、102,202および103,203
は夫々上記発熱体13および14に相当する発熱
体であり、ブリツジが構成されている。該ブリツ
ジには定電流源300から電流が供給されると共
に、該ブリツジに生ずる不平衡電圧が検出回路4
00で検出されることにより、上記被測定流体の
熱伝導度変化量が測定される。
上記詳しく説明したような本考案の実施例によ
れば、被測定流体(若しくは参照流体)が同一の
セルに供給され、且つ該セル内でほぼ同一形状の
対掌体形に構成されている内部流路を流れるた
め、被測定流体(若しくは参照流体)の流量バラ
ンスがよく熱伝導度検出の応答遅れも生じないと
いう利点がある。また、被測定流体や参照流体の
流量変動にも影響されにくくベースラインの安定
した熱伝導度検出信号が得られるという利点もあ
る。更に、ハーメチツクシール21a,21b等
で貫通孔11等の開口部をシールするだけで内部
流路15a〜15h同志の結合シールは不要であ
るため、ブロツク10内で流体の漏れが生ずる可
能性も従来例に比して激減し構造が簡単であるこ
とと相まつて検出信号の信頼性が向上するという
利点も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は分流直通形熱伝導度検出器の従来例要
部説明図、第2図は本考案実施例の要部構成断面
図、第3図は本考案実施例の使用例説明図であ
る。 1,10,100,200……ブロツク、2,
13,14,102,103,202,203…
…発熱体、3,11,12……貫通孔、4,1
6,101,201……導入孔、5,6,15a
〜15h……内部流路、17……導出孔、300
……一定電流源、400……検出回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 第1および第2の発熱体が挿設される第1お
    よび第2の貫通孔と、該貫通孔と夫々略45度の
    角度をなす両方向へ該貫通孔の夫々の流入口か
    ら穿設されると共に4個結合して略W字形の流
    路を形成する第1〜第4の内部流路と、前記貫
    通孔と夫々略45度の角度をなす両方向へ該貫通
    孔の夫々の流出口から穿設されると共に4個結
    合して略W字形の流路を形成する第5〜第8の
    内部流路と、前記第1および第2の貫通孔と略
    平行方向に穿設され前記第2内部流路と第3内
    部流路の結合部へ所定の流体を導入する導入孔
    と、前記第1および第2の貫通孔と略平行方向
    に穿設され前記第6内部流路と第7内部流路の
    結合部から前記流体を導出する導出孔とを備
    え、前記第1および第4の内部流路が夫々前記
    第5および第8の内部流路と結合して形成され
    る夫々の流路が前記第1および第2の貫通孔に
    対する夫々のバイパス流路として構成されると
    共に、前記発熱体によつて前記流体の熱伝導度
    が検出されることを特徴とする熱伝導度検出
    器。 2 前記貫通孔の夫々の流入口および流出口の各
    所定部分が前記発熱体挿設後夫々ハーメチツク
    シールで封着されてなる実用新案登録請求範囲
    第(1)項記載の熱伝導度検出器。
JP16415082U 1982-10-28 1982-10-29 熱伝導度検出器 Granted JPS5968252U (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16415082U JPS5968252U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 熱伝導度検出器
GB08327947A GB2131180B (en) 1982-10-28 1983-10-19 Thermal conductivity detector for use with gas chromatograph
US06/544,064 US4594879A (en) 1982-10-28 1983-10-21 Thermal conductivity detector
DE19833338991 DE3338991A1 (de) 1982-10-28 1983-10-27 Waermeleitfaehigkeitsmesser
NL8303729A NL8303729A (nl) 1982-10-28 1983-10-28 Thermische geleidbaarheidsdetector.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16415082U JPS5968252U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 熱伝導度検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5968252U JPS5968252U (ja) 1984-05-09
JPH0233164Y2 true JPH0233164Y2 (ja) 1990-09-06

Family

ID=30359963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16415082U Granted JPS5968252U (ja) 1982-10-28 1982-10-29 熱伝導度検出器

Country Status (1)

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JP (1) JPS5968252U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5968252U (ja) 1984-05-09

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