JPH0233140Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0233140Y2 JPH0233140Y2 JP1982055283U JP5528382U JPH0233140Y2 JP H0233140 Y2 JPH0233140 Y2 JP H0233140Y2 JP 1982055283 U JP1982055283 U JP 1982055283U JP 5528382 U JP5528382 U JP 5528382U JP H0233140 Y2 JPH0233140 Y2 JP H0233140Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- base
- capacitor
- oscillation
- oscillation circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 37
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 26
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 20
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 18
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 3
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- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、空気圧縮機及び圧縮空気除湿装置の
凝縮機などにおいて発生する水分を電気的に検知
する装置において、油などの成分を含むものでも
正確に検知できるように静電容量方式を応用した
液面検知装置に関するものである。
凝縮機などにおいて発生する水分を電気的に検知
する装置において、油などの成分を含むものでも
正確に検知できるように静電容量方式を応用した
液面検知装置に関するものである。
従来の液面検知装置においては、電気抵抗方式
のものや静電容量方式のものが採用されている。
しかしながら電気抵抗方式のものでは電極に油な
どの不純物が付着すると電気抵抗が変化し正確な
検知を行うことができなくなると言つた不都合が
あつた。またコンデンサ容量方式のものとして
は、第1図に示されるようにコンデンサC1とコ
イルLとを並列接続してなる共振回路を含みトラ
ンジスタTrのコレクタ、エミツタ及びベースに
それぞれコンデンサC2、抵抗R1及びダイオード
Dを接続し、ベース、コレクタ間に抵抗R2を接
続したハートレー型の発振回路と、前記共振回路
をなすコンデンサC1及びコイルLの並列回路の
一端にその一端が接続されている抵抗R3とこの
抵抗R3の他端に接続される検知電極と、前記発
振回路の発振ゲインの変化に応じて動作する回路
とを備え、被検出物が前記電極に接近あるいは接
触したことにより変化する容量に基づく前記発振
回路の選択度Qを変化させることにより発振ゲイ
ンを変化させるようにした液面検知装置が知られ
ている。そしてこの型の装置においては、選択度
Qを変化させ間接的に容量を検知するので周波数
は比較的低くとも良く回路を小型化することが出
来るといつた長所を有していた。しかし発振駆動
トランジスタの動作点を液面接触検知時に安定化
させる為にトランジスタのベースに抵抗器R3を
設けて検出しなければならないといつた不具合が
あつた。
のものや静電容量方式のものが採用されている。
しかしながら電気抵抗方式のものでは電極に油な
どの不純物が付着すると電気抵抗が変化し正確な
検知を行うことができなくなると言つた不都合が
あつた。またコンデンサ容量方式のものとして
は、第1図に示されるようにコンデンサC1とコ
イルLとを並列接続してなる共振回路を含みトラ
ンジスタTrのコレクタ、エミツタ及びベースに
それぞれコンデンサC2、抵抗R1及びダイオード
Dを接続し、ベース、コレクタ間に抵抗R2を接
続したハートレー型の発振回路と、前記共振回路
をなすコンデンサC1及びコイルLの並列回路の
一端にその一端が接続されている抵抗R3とこの
抵抗R3の他端に接続される検知電極と、前記発
振回路の発振ゲインの変化に応じて動作する回路
とを備え、被検出物が前記電極に接近あるいは接
触したことにより変化する容量に基づく前記発振
回路の選択度Qを変化させることにより発振ゲイ
ンを変化させるようにした液面検知装置が知られ
ている。そしてこの型の装置においては、選択度
Qを変化させ間接的に容量を検知するので周波数
は比較的低くとも良く回路を小型化することが出
来るといつた長所を有していた。しかし発振駆動
トランジスタの動作点を液面接触検知時に安定化
させる為にトランジスタのベースに抵抗器R3を
設けて検出しなければならないといつた不具合が
あつた。
そこで、本考案はかかる従来技術の欠点に鑑み
コイルとコンデンサとを並列接続してなる共振回
路を含むベース同調型の発振回路と、共振回路の
一端が接続されている検知電極と発振回路の発振
利得の変化に応じて動作する弁別回路とを備え水
等の液体が前記電極に接触することにより発生す
る静電容量を介して発振回路の選択度Qを変化さ
せ発振利得を変化させるようにした液面検知装置
を提供するものである。
コイルとコンデンサとを並列接続してなる共振回
路を含むベース同調型の発振回路と、共振回路の
一端が接続されている検知電極と発振回路の発振
利得の変化に応じて動作する弁別回路とを備え水
等の液体が前記電極に接触することにより発生す
る静電容量を介して発振回路の選択度Qを変化さ
せ発振利得を変化させるようにした液面検知装置
を提供するものである。
以下第2図から第7図に図示された実施例に従
つて本考案を詳細に説明する。図において1は、
本考案に係る液面検知装置であり、図示しない電
源、アースに接続された発振回路及び弁別回路の
ブロツク2が回路基板3上に接続されており、該
基板3の下方には止めネジ4によつて検知電極5
が接着されている。さらに前記発振回路及び弁別
回路のブロツク2及び回路基板3は水等の液体が
入り込まないように電極5と絶縁体6を介して絶
縁された保護ケース7で覆われている。また回路
部は、第3図に示すように二次コイルL20とコン
デンサC10とを並列接続してなる共振回路を含む
ベース同調型の発振回路と弁別回路8と二次コイ
ルL20に接続された検知電極5とから構成されて
いる。
つて本考案を詳細に説明する。図において1は、
本考案に係る液面検知装置であり、図示しない電
源、アースに接続された発振回路及び弁別回路の
ブロツク2が回路基板3上に接続されており、該
基板3の下方には止めネジ4によつて検知電極5
が接着されている。さらに前記発振回路及び弁別
回路のブロツク2及び回路基板3は水等の液体が
入り込まないように電極5と絶縁体6を介して絶
縁された保護ケース7で覆われている。また回路
部は、第3図に示すように二次コイルL20とコン
デンサC10とを並列接続してなる共振回路を含む
ベース同調型の発振回路と弁別回路8と二次コイ
ルL20に接続された検知電極5とから構成されて
いる。
すなわち発振回路はトランジスタTrのコレク
タが一端が電源に接続された一次コイルL10の他
端と接続され、エミツタが安定化用の抵抗R10を
介してアースと接続され、ベースがバイアス用の
抵抗R20及びR30を介してそれぞれ電源とアース
に接続され並びに結合コンデンサC20を介して二
次コイルL20と検知電極5との間に接続されたベ
ース同調型のものからなる。尚、本実施例では、
安定化用のコンデンサC30がその一端を一次コイ
ルL10に他端を結合コンデンサC20に接続してお
り、また二次コイルL20とコンデンサC10とを並列
接続してなる共振回路の一端をアースに接続して
いる。
タが一端が電源に接続された一次コイルL10の他
端と接続され、エミツタが安定化用の抵抗R10を
介してアースと接続され、ベースがバイアス用の
抵抗R20及びR30を介してそれぞれ電源とアース
に接続され並びに結合コンデンサC20を介して二
次コイルL20と検知電極5との間に接続されたベ
ース同調型のものからなる。尚、本実施例では、
安定化用のコンデンサC30がその一端を一次コイ
ルL10に他端を結合コンデンサC20に接続してお
り、また二次コイルL20とコンデンサC10とを並列
接続してなる共振回路の一端をアースに接続して
いる。
さらに弁別回路8が発振出力の出るトランジス
タTrのエミツタに接続されている。第4図では
第3図で示す構成のものに、ダイオードDが検知
電極5と二次コイルL20間に接続された実施例を
示す。
タTrのエミツタに接続されている。第4図では
第3図で示す構成のものに、ダイオードDが検知
電極5と二次コイルL20間に接続された実施例を
示す。
上記の構成において本考案に係る装置では、検
知電極5に水等の液体が接触していない場合に
は、発振コイルL20と発振コンデンサC10によつて
決定される選択度において発振しているが、水等
の液体が電極5に接触すると液体の誘電率が空気
に比較して大きい為に電極5とアース間に静電容
量が発生する。
知電極5に水等の液体が接触していない場合に
は、発振コイルL20と発振コンデンサC10によつて
決定される選択度において発振しているが、水等
の液体が電極5に接触すると液体の誘電率が空気
に比較して大きい為に電極5とアース間に静電容
量が発生する。
するとこの静電容量は、コイルL20とアース間
の静電容量となり回路の選択度Qを変化させる。
この場合にコイルL10からコンデンサC20及びC30
を介してトランジスタTrのベースに発振電圧の
変化分が印加されるので、回路の選択度Qは、結
果的に著しく変化するようになる。
の静電容量となり回路の選択度Qを変化させる。
この場合にコイルL10からコンデンサC20及びC30
を介してトランジスタTrのベースに発振電圧の
変化分が印加されるので、回路の選択度Qは、結
果的に著しく変化するようになる。
またベースの直流的動作点はバイアス用の抵抗
R20,R30により安定化されており、検知電極が
液体に接触しても発振周波数が、コンデンサC10
とコイルL20の値により決定されるので殆んど変
化せず選択度Qのみを変化させることが出来る。
そして選択度Qが変化すると発振出力が変化す
る。するとこれを弁別回路8が検知し警報器等の
手段に検知出力として信号を送るようになつてい
る。
R20,R30により安定化されており、検知電極が
液体に接触しても発振周波数が、コンデンサC10
とコイルL20の値により決定されるので殆んど変
化せず選択度Qのみを変化させることが出来る。
そして選択度Qが変化すると発振出力が変化す
る。するとこれを弁別回路8が検知し警報器等の
手段に検知出力として信号を送るようになつてい
る。
ここで本考案に係る装置における検知容量Cと
選択度Q、選択度Qと発振出力電圧V及び検知容
量Cと発振出力電圧Vとの関係は第5図、第6
図、第7図にあらわされるように、検知容量Cが
大きくなると直線的に選択度Qは小くなり、選択
度Qが大きくなるとそれに比例して発振出力電圧
Vは大きくなり、また検知容量Cが大きくなると
発振出力電圧Vは小さくなるという関係にある。
選択度Q、選択度Qと発振出力電圧V及び検知容
量Cと発振出力電圧Vとの関係は第5図、第6
図、第7図にあらわされるように、検知容量Cが
大きくなると直線的に選択度Qは小くなり、選択
度Qが大きくなるとそれに比例して発振出力電圧
Vは大きくなり、また検知容量Cが大きくなると
発振出力電圧Vは小さくなるという関係にある。
また発振出力電圧Vは、抵抗R10を変化させれ
ば、周波数を変化させることなく感度調整するこ
とができる。
ば、周波数を変化させることなく感度調整するこ
とができる。
以上説明したように本考案に係る装置は、発振
部がトランジスタと直結されていない別の発振用
のコイルL20及び固定容量のコンデンサC10とから
構成されために比較的低い周波数(例えば数百K
Hz)で発振させることが出来るので製造上の取り
扱いが極めて簡単であると共に、検出静電容量の
発生によつて発振周波数を殆んど変化させること
なく安定した選択度Qの急激的でかつ直線的な変
化を得ることが出来るので液体検知を正確に行う
ことができるのである。また選択度Qを直線的に
変化させることが出来るので検知容量に対する直
流出力を得るための回路設計が容易である。さら
に感度調整も単に安定用抵抗R10を変化させるだ
けで簡単に行うことができるのである。さらにト
ランジスタのベースに抵抗器R3を設けなくとも
安定した検出を行なうことができる。
部がトランジスタと直結されていない別の発振用
のコイルL20及び固定容量のコンデンサC10とから
構成されために比較的低い周波数(例えば数百K
Hz)で発振させることが出来るので製造上の取り
扱いが極めて簡単であると共に、検出静電容量の
発生によつて発振周波数を殆んど変化させること
なく安定した選択度Qの急激的でかつ直線的な変
化を得ることが出来るので液体検知を正確に行う
ことができるのである。また選択度Qを直線的に
変化させることが出来るので検知容量に対する直
流出力を得るための回路設計が容易である。さら
に感度調整も単に安定用抵抗R10を変化させるだ
けで簡単に行うことができるのである。さらにト
ランジスタのベースに抵抗器R3を設けなくとも
安定した検出を行なうことができる。
第1図は従来の液体検知装置をあらわす回路
図、第2図は、本考案の一実施例の構造を示す略
断面図、第3図及び第4図は、本考案に係る装置
の実施例を示す回路図、第5図から第7図は動作
を示すためのグラフである。
図、第2図は、本考案の一実施例の構造を示す略
断面図、第3図及び第4図は、本考案に係る装置
の実施例を示す回路図、第5図から第7図は動作
を示すためのグラフである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コイルとコンデンサとを並列接続した共振回
路を含んで構成されるベース同調型の発振回路
と、前記共振回路をなすベース同調回路とコン
デンサの並列接続された回路の一端が接続され
た検知電極と、前記発振回路の発振出力電圧に
応じて動作する弁別回路とからなり、前記検知
電極に水等の液体が接触した際に発生する静電
容量の変化により発振回路の選択度Qを直線的
に変化させるようにした装置において、前記ベ
ース同調型の発振回路が、トランジスタのコレ
クタをその一端が電源に接続された一次コイル
L10の他端と接続し、エミツタを安定化用の抵
抗を介してアース部と接続し、ベースを電源と
アース部との間に直列に接続された二つのバイ
アス用の抵抗R20,抵抗R30間及び結合コンデ
ンサC20を介して二次コイルL20とコンデンサ
C10からなる発振回路・検知電極5間と接続し
たもので構成されていることを特徴とする液面
検知装置。 (2) ベース同調型の発振回路において、安定化用
のコンデンサC30が、一次コイルと検知電極の
間に接続されていることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の液面検知装置。 (3) 検知電極5と発振回路との間にダイオードD
を接続したことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項又は第2項記載の液面検知装置。 (4) 安定化用の抵抗R10が、感度調整可能に可変
抵抗器で構成されていることを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項から第3項までのい
ずれか1項記載の液面検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5528382U JPS58158329U (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 液面検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5528382U JPS58158329U (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 液面検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58158329U JPS58158329U (ja) | 1983-10-22 |
JPH0233140Y2 true JPH0233140Y2 (ja) | 1990-09-06 |
Family
ID=30065869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5528382U Granted JPS58158329U (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 液面検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58158329U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5195873A (ja) * | 1975-02-20 | 1976-08-23 |
-
1982
- 1982-04-16 JP JP5528382U patent/JPS58158329U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5195873A (ja) * | 1975-02-20 | 1976-08-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58158329U (ja) | 1983-10-22 |
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