JPH0232890A - 高彩度の色再現性にすぐれた印刷法 - Google Patents

高彩度の色再現性にすぐれた印刷法

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JPH0232890A
JPH0232890A JP18254888A JP18254888A JPH0232890A JP H0232890 A JPH0232890 A JP H0232890A JP 18254888 A JP18254888 A JP 18254888A JP 18254888 A JP18254888 A JP 18254888A JP H0232890 A JPH0232890 A JP H0232890A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は6色の一次色インキと墨インキの7色の印刷イ
ンキから成る高彩度の色再現性にすぐれたインキシステ
ムを用いた印刷法に関する。
〔従来の技術] プロセス印刷の技術は印刷機、製版技術などに近年著し
い技術革新がつづき、印刷インキも印刷の高速化に対応
するように改良が行われている。
しかし、印刷インキの色彩は、長年、黄・紅・藍・墨の
4色構成に変わりがなく、個々の色についても新しい発
色範囲の広い顔料の出現も望み薄の現状である。
そこで、現状のプロセス印刷は黄・紅・藍の3原色によ
る2色ずつの刷り重ねで赤・緑・青紫の光の3原色に相
当する色を再現するシステムによっている。
[発明が解決しようとする課題] プロセス印刷の場合は減法混色と並置混色の併用によっ
て広範囲の色再現を行っているが、印刷インキの3原色
が理想的な分光屓射率分布を備えていないため、発色の
範囲に制約を生じ、特に−次色(黄・紅・藍)と二次色
(赤・緑・青紫)の中間の色、例えば橙・黄緑・青緑・
群青色・紫・赤紫の色相では彩度の高い色の発色が不充
分である。
このような欠点を補うために更に3色の原色を加えて、
上記の発色不良の部分を補おうとしたのが本発明のシス
テムである。
本発明は現状のプロセス印刷のシステムを残して3色を
補う方法により、現存の顔料により高彩度の色再現性に
すぐれた印刷法を提供することを目的とするものである
[課題を解決するための手段] すなわち本発明は、標準条件でオフセット印刷した場合
のベタ印刷面のxYz表色系による色度が、 紅インキでY17〜22%、x0.40−0.46、y
o 、23〜0.26 橙インキでY26−33%、x0.51〜0.55、F
0.34〜0.37 黄インキでY60〜75%、x0.40−0,46,7
0,47r0.5 0 緑インキでY32〜43%、x0.19〜0.22、y
0.  34〜041 藍インキでY20〜27%、x0.16〜0.19、y
 0.19〜0,23 紫インキでY14〜20%、x0.23〜0.26.7
0.14〜0.18 墨インキでY2〜8%、x0.30〜0.34、y0.
30〜0.34 の範囲内にある7色の印刷インキを用い、色環上で互い
に隣接する2色の有彩色インキと墨インキあるいは隣接
する3色の有彩色インキの刷り重ねを印刷面の部分によ
って使い分けることを特徴とする高彩度の色再現性にす
ぐれた印刷法である。
ここに言う色環は第1図に示すものであり、3色の組合
せとは、「紅・橙・墨」、「橙・黄・墨」、「黄・緑・
墨」、「緑・藍・墨」、「藍・紫・墨」、「紫・紅・墨
」、「紅・橙・黄」、「橙・黄・緑」、「黄・緑・藍」
、「緑・藍・紫」、「藍・紫・紅」、「紫・紅・橙」の
12通りを指し、各組合せにおいてはその内の112色
が用いられない場合も含む。
本発明において、3色を追加する場合の色の選び方は、
赤・祿・青紫の光の3原色を当てる方法と、−次色、二
次色からどちらかにずらして3色を選択する方法が考え
られるが、ここでは橙色、青みの緑、紫を選んで本発明
のシステムを構成している。
これにより一次色が6色、二次色が6色となり発色の範
囲が拡がってくる。刷り重ねの場合は減法混色となるた
め、高彩度さを維持するには、主波長が近い色同士を刷
り重ねることが有利であるため、6色の一次色をもつこ
とは鮮やかさのキープに有力な手段として働く。本発明
のシステムでは更に暗い色をつくるために墨インキを組
み合わせて、7色によるセットインキとなる。
本発明の印刷法では、7色セットインキによってひとつ
の色表現システムが構成されている。このカラーシステ
ムは、墨インキの網点濃度を縦軸とした十二角錐、ある
いは表現の仕方によってはダビデの星形雑の形をもつ色
立体として表現できる(第2図参照)。
この色立体では、周辺に高彩度色をめぐらし中心に向か
って徐々に明度が上がり中心の白色点(紙の色)に収れ
んする清色領域を頂上にもち、無彩色軸を下に向かうに
従って徐々に墨の網点レベルが増大する同一ブラックレ
ベル色平面が積み重なり、墨インキの網点濃度が大きく
なるに従い同一ブラックレベル色平面の面積は小さくな
り、やがて、墨100%で1点に収れんする。
この色立体においては、隣接する2つの一次色の刷り重
ねによって中間色が表現されるため、−次色同士の刷り
重ねから生ずる色の濁りが比較的少ないため、色の明る
さあるいは色の濁りは、墨インキ網点濃度にほぼ依存す
る。
そして、この色立体は一次色の隣接2色と墨の網点濃度
の3因子のみによって規定されるカラーシステムである
。従ってひとつの色の表示は三つの記号量によって表現
される。
その例を示すと〔紅100%・橙0%・墨θ%]、[i
50%−黄50%・墨0%]、[緑80%・藍20%・
墨10%1等の表現となる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
第3図に標準条件でオフセット印刷した場合の本発明の
システムの7色セットインキ−次色のベタ印刷面および
二次色のベタ刷り重ね印刷面の分光反射曲線を示す。こ
の内の4色は通常のプロセスインキと同一であり、それ
らの二次色のグラフは第4図に示す。これらのグラフで
は反射率が100%に近いほど色は明るく、形がシャー
プなほど鮮やかなはっきりした色ということができる。
また、これらの色度をマンセル色度の色相−彩度(JI
S  Z−8721三属性による色の表示方法による)
図上にプロットしたものを第5図に示すが、通常の4色
プロセス印刷の場合に比較して本発明のシステムがより
広い発色範囲をもっていることが判る。この図では外側
にあるほど彩度の高い色ということができる〇 第1表は本発明の7色の印刷インキのベタ印刷面および
隣接する2色の有彩色インキのベタ刷り重ね印刷面のマ
ンセル値、主波長および色の純度を示している。
第2表は従来より用いられている4色プロセス印刷イン
キのベタ印刷面および隣接する2色の有彩色インキのベ
タ刷り重ね印刷面のマンセル値、主波長および色の純度
を示している。
(以下余白) 本実施例に用いたインキは、 第3表に示す。
第3表 紫使用印刷インキー覧表 (いずれも大日精化工業株式会社製オフセットインキ)
これらの表から従来の4色プロセス印刷に比較して本発
明の印刷法がより高彩度色あるいはより高純度の色を印
刷表現できることが明らかである。
また、一般の4色プロセス印刷では、各色を異なったス
クリーン角度で製版・印刷しており、モアレが生じない
限界として、O’  15゜45’  75°のスクリ
ーン角度を用いている。
本システムでは7色の印刷インキを用いるので、理想的
に七つのスクリーン角度を用いたいが、そうするとモア
レが生ずる。製版上の工夫が必要ではあるが一つのスク
リーン角度を反対色関係にある2色すなわち「紅・緑」
、「橙・藍」、「黄・紫」で共用する方法をとることに
よってモアレ現象を回避する。本システムは部分的にみ
ると隣接2色と墨あるいは隣接3色の有彩色インキによ
る色再現システムであるため、共用してもモアレが生じ
ないこととなる。特別に反対色同士の刷り重ねを行いた
い場合には、使われていないスクリーン角度を一方の色
に用いることによって解決することができる。
[発明の効果] 本発明の方法では、XYz表色系による色度が特定の範
囲内に入るような、7色の印刷インキ、即ち、紅インキ
、橙インキ、黄インキ、緑インキ、藍インキ、紫インキ
、及び墨インキを用い色環上で互いに隣接する2色の有
彩色インキと墨インキの3色あるいは隣接する3色の有
彩色インキを刷り重ねることによって色再現をなす印刷
法であるため、従来の黄、紅、藍の三原色インキを刷り
重ね、補助的に墨インキを用いる方法と比較して高彩度
の色表現ができる利点がある。
従って、本発明の印刷法は各種美術印刷、ポスター、カ
レンダー等の印刷に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は6色の一次色印刷インキの色環上の位置関係を
示し、隣接する2色あるいは3色の組合せおよび反対色
の関係が明確になるようにしている。図の中の記号はM
・・・紅インキ、0・・・橙インキ、Y・・・黄インキ
、G・・・緑インキ、C・・・藍インキ、■・・・紫イ
ンキ、B・・・墨インキの色を示し、以下の図において
も同一である。 第2図は本発明の印刷法によって表現できる色空間の形
−色立体を示している。 第3図は本発明の7色の印刷インキのベタ印刷面および
隣接する2色の有彩色インキのベタ塗り重ね印刷面の分
光反射率曲線を示している。 第4図は従来より用いられている4色プロセス印刷イン
キのベタ印刷面および隣接する2色の有彩色インキのベ
タ刷り重ね印刷面の分光反射率曲線を示している。 第5図はマンセル色度の色相−彩度グラフ上に本発明の
7色の印刷インキのベタ印刷面および隣接する2色の有
彩色インキの刷り重ねにより表現される色相・彩度を実
線で、従来より用いられている4色プロセス印刷インキ
のそれを破線で示す。 特許出願人 大日精化工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 標準条件でオフセット印刷した場合のベタ印刷面の
    XYZ表色系による色度(JIS Z−8701XYZ
    表色系及びX_1_0、Y_1_0、Z_1_0表色系
    による色の表示方法による)が、 紅インキでY17〜22%、x0.40〜0.46、y
    0.23〜0.26 橙インキでY26〜33%、x0.51〜0.55、y
    0.34〜0.37 黄インキでY60〜75%、x0.40〜0.46、y
    0.47〜0.50 緑インキでY32〜43%、x0.19〜0.22、y
    0.34〜0.41 藍インキでY20〜27%、x0.16〜0.19、y
    0.19〜0.23 紫インキでY14〜20%、x0.23〜0.26、y
    0.14〜0.18 墨インキでY2〜8%、x0.30〜0.34、y0.
    30〜0.34 の範囲内にあり、かつ印刷インキの主成分顔料が、紅イ
    ンキはカーミン6B、橙インキはパーマネントレッド2
    B、レーキレッドCとジスアゾイエローの混合物、黄イ
    ンキはジスアゾイエロー、緑インキは銅フタロシアニン
    グリーン、藍インキは銅フタロシアニンブルー、紫イン
    キはジオキサジンバイオレット、墨インキはカーボンブ
    ラックである7色の印刷インキからなり、色環上で互い
    に隣接する2色の有彩色インキと墨インキの刷り重ねあ
    るいは隣接する3色の有彩色インキを印刷面の部分によ
    って使い分けることを特徴とする高彩度の色再現性にす
    ぐれた印刷法。 (ここに言う色環は第1図に示すものであり、3色の組
    合せとは、「紅・橙・墨」、「橙・黄・墨」、「黄・緑
    ・墨」、「緑・藍・墨」、「藍・紫・墨」、「紫・紅・
    墨」、「紅・橙・黄」、「橙・黄・緑」、「黄・緑・藍
    」、「緑・藍・紫」、「藍・紫・紅」、「紫・紅・橙」
    の12通りを指し、各組合せにおいてはその内の1、2
    色が用いられない場合も含む。)
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