JPH0232328A - 露光装置 - Google Patents
露光装置Info
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- JPH0232328A JPH0232328A JP18261688A JP18261688A JPH0232328A JP H0232328 A JPH0232328 A JP H0232328A JP 18261688 A JP18261688 A JP 18261688A JP 18261688 A JP18261688 A JP 18261688A JP H0232328 A JPH0232328 A JP H0232328A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2227/00—Photographic printing apparatus
- G03B2227/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
- G03B2227/325—Microcapsule copiers
Landscapes
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野
B 発明の概要
C従来の技術
D 発明が解決しようとする課題
E 課題を解決するための手段(第1図)F 作用
G 実施例
G1露光装置の構成
G2露光時の動作
G3他の実施例の説明
H発明の効果
A 産業上の利用分野
本発明は、感光性カプセルを有するシート等の感光材料
を使用したプリンタに好適な陰極線管を露光源とした露
光装置に関する。
を使用したプリンタに好適な陰極線管を露光源とした露
光装置に関する。
B 発明のRA要
本発明は、感光性カプセルを有するシート等の感光材料
を使用したプリンタに好適な陰極線管を露光源とした露
光装置であって、複数の水平走査線が発光により形成し
得る陰極線管と、この陰極線管の表示面を臨む位置で垂
直走査方向に感光材料を走行させる走行手段とを有し、
走行手段による感光材料の走行に従って水平走査線の数
だけ陰極線管より多重露光を行う露光装置において、複
数の水平走査線による多重露光の内、所定本の水モ走査
線から一定の輝度による露光を行うと共に、残りの水平
走査線から、画像の階調に応じて輝度を変化させて露光
を行うようにしたことにより、陰極線管だけを光源とし
た簡単な構成で所謂バイアス露光が像露光と共に行われ
、感光材料の持つダイナミックレンジを最大限に生かし
た良好な露光が行われるようにしたものである。
を使用したプリンタに好適な陰極線管を露光源とした露
光装置であって、複数の水平走査線が発光により形成し
得る陰極線管と、この陰極線管の表示面を臨む位置で垂
直走査方向に感光材料を走行させる走行手段とを有し、
走行手段による感光材料の走行に従って水平走査線の数
だけ陰極線管より多重露光を行う露光装置において、複
数の水平走査線による多重露光の内、所定本の水モ走査
線から一定の輝度による露光を行うと共に、残りの水平
走査線から、画像の階調に応じて輝度を変化させて露光
を行うようにしたことにより、陰極線管だけを光源とし
た簡単な構成で所謂バイアス露光が像露光と共に行われ
、感光材料の持つダイナミックレンジを最大限に生かし
た良好な露光が行われるようにしたものである。
C従来の技術
従来、感光性カプセルを使用したカラー画像のプリント
紙へのプリント方法が提案されている(特開昭59−3
0537号公報等)、このプリント方法は、第6図に示
す如く、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン
、ホリアミド等よりなる感光シートベース(1a)上に
複数の黄、マゼンタ。
紙へのプリント方法が提案されている(特開昭59−3
0537号公報等)、このプリント方法は、第6図に示
す如く、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン
、ホリアミド等よりなる感光シートベース(1a)上に
複数の黄、マゼンタ。
シアンのマイクロカプセル(2Y) 、 (2M)
、 (2C)を均一に塗布してマイクロカプセル層(
2)を形成した感光シートであるマイクロカプセルシー
ト(1)を使用する。この夫々の黄、マゼンタ、シアン
のマイクロカプセル(2Y) 、 (2M) 、
(2G)はゼラチン、ポリビニアルコール、アラビアゴ
ム等の比較的柔らかい外殻に覆われた内部に、フォトク
ロミック染料、エレクトロクロミック染料、ロイコ染料
等の色素の前駆体(又は色素)と、エチレン性不飽和化
合物等を含有する光硬化性組成物とが含まれた物質が封
入され、特定の波長の光を照射すると光硬化性組成物が
硬化してマイクロカプセル自体が硬化するようになって
いて、青色光の照射により黄の色素の前駆体が含まれた
マイクロカプセル(2Y)が硬化し、緑色光の照射によ
りマゼンタの色素の前駆体が含まれたマイクロカプセル
(2M)が硬化し、赤色光の照射によりシアンの色素の
前駆体が含まれたマイクロカプセル(2c)が硬化する
ようにしである。
、 (2C)を均一に塗布してマイクロカプセル層(
2)を形成した感光シートであるマイクロカプセルシー
ト(1)を使用する。この夫々の黄、マゼンタ、シアン
のマイクロカプセル(2Y) 、 (2M) 、
(2G)はゼラチン、ポリビニアルコール、アラビアゴ
ム等の比較的柔らかい外殻に覆われた内部に、フォトク
ロミック染料、エレクトロクロミック染料、ロイコ染料
等の色素の前駆体(又は色素)と、エチレン性不飽和化
合物等を含有する光硬化性組成物とが含まれた物質が封
入され、特定の波長の光を照射すると光硬化性組成物が
硬化してマイクロカプセル自体が硬化するようになって
いて、青色光の照射により黄の色素の前駆体が含まれた
マイクロカプセル(2Y)が硬化し、緑色光の照射によ
りマゼンタの色素の前駆体が含まれたマイクロカプセル
(2M)が硬化し、赤色光の照射によりシアンの色素の
前駆体が含まれたマイクロカプセル(2c)が硬化する
ようにしである。
そして、第7図に示す如く、このようにして構成される
マイクロカプセルシート(1)に、プリントじたいカラ
ー画像の像光を照射する。この像光の照射は、カラー像
光を三原色に分解して赤色像光の照射と緑色像光の照射
と青色像光の照射とに別けて行い、夫々の像光の照射で
硬化したマイクロカプセル(2a)を形成させる。そし
て、第8図に示す如く、この照射したマイクロカプセル
シート(1)のマイクロカプセル層(2)に顕色紙(3
)を当接させ、ローラ(4a) 、 (4b)により
このシート(1)と顕色紙(3)とを圧力をかけ狭ませ
る。このようにして圧力を加えることで、対応した波長
の光が照射されず硬化していないマイクロカプセル(2
Y) 、 (2M) 。
マイクロカプセルシート(1)に、プリントじたいカラ
ー画像の像光を照射する。この像光の照射は、カラー像
光を三原色に分解して赤色像光の照射と緑色像光の照射
と青色像光の照射とに別けて行い、夫々の像光の照射で
硬化したマイクロカプセル(2a)を形成させる。そし
て、第8図に示す如く、この照射したマイクロカプセル
シート(1)のマイクロカプセル層(2)に顕色紙(3
)を当接させ、ローラ(4a) 、 (4b)により
このシート(1)と顕色紙(3)とを圧力をかけ狭ませ
る。このようにして圧力を加えることで、対応した波長
の光が照射されず硬化していないマイクロカプセル(2
Y) 、 (2M) 。
(2C)の外殻が破壊して、内部の色素前駆体を含む物
質が顕色紙(3)の表面に転写される。この顕色#JE
(31に夫々の色の色素前駆体が転写されることで、こ
の顕色紙(3)の表面が対応した色(黄、マゼンタ。
質が顕色紙(3)の表面に転写される。この顕色#JE
(31に夫々の色の色素前駆体が転写されることで、こ
の顕色紙(3)の表面が対応した色(黄、マゼンタ。
シアン)に発色し、この3色の混合状態によりカラー画
像となり、この顕色紙(3)にカラー画11がプリント
された状態となる。
像となり、この顕色紙(3)にカラー画11がプリント
された状態となる。
ところで、このようにして構成されるマイクロカプセル
I* (21を有するマイクロカプセルシート(1ンに
像光を照射する露光装置として、本出願人は先に1個の
陰極線管を使用して所定の階調の画像の露光を行う露光
装置を提案した(特願昭62−263158号)。この
露光装置による露光は、第9図に示す如き偏平型の陰極
線管(10)により露光するもので、この陰極線管(1
0)は前面の螢光面(10a)が長方形としてあり、こ
の螢光面(10a)に5本の水平走査線であるラインI
11+ 22.β1+ 14+25が電子ビームにより
描かれる如くしである。
I* (21を有するマイクロカプセルシート(1ンに
像光を照射する露光装置として、本出願人は先に1個の
陰極線管を使用して所定の階調の画像の露光を行う露光
装置を提案した(特願昭62−263158号)。この
露光装置による露光は、第9図に示す如き偏平型の陰極
線管(10)により露光するもので、この陰極線管(1
0)は前面の螢光面(10a)が長方形としてあり、こ
の螢光面(10a)に5本の水平走査線であるラインI
11+ 22.β1+ 14+25が電子ビームにより
描かれる如くしである。
そして、第10図に示す如くこの陰極線管(10)の前
面の螢光面(10a )に近接して、マイクロカプセル
シー1− (1)を複数のローラ(12)により水平走
査線と直交する垂直方向に走行可能に配置し、1垂直走
査期間毎に1水平走査線のピッチ分だけ順にマイクロカ
プセルシート(1)を走行させる。さらに、このマイク
ロカプセルシート(1)と螢光面(10a)との間に、
複数の光ファイバーを並べたファイバーチューブアレイ
(12)を配置し、螢光面(10a)の光をマイクロ
カプセルシート(11に導くようにしである。
面の螢光面(10a )に近接して、マイクロカプセル
シー1− (1)を複数のローラ(12)により水平走
査線と直交する垂直方向に走行可能に配置し、1垂直走
査期間毎に1水平走査線のピッチ分だけ順にマイクロカ
プセルシート(1)を走行させる。さらに、このマイク
ロカプセルシート(1)と螢光面(10a)との間に、
複数の光ファイバーを並べたファイバーチューブアレイ
(12)を配置し、螢光面(10a)の光をマイクロ
カプセルシート(11に導くようにしである。
そして、露光時の動作について説明すると、まずフレー
ムメモリ (図示せず)に露光を行う画像情報が記憶さ
せであるとする。この状態で最初の垂直走査期間には、
第11図に示す如く、この陰極線管(10)の螢光面(
10a)の各ラインffi、−g5に、フレームメモリ
に記憶された1番目の水平走査線から5番目の水平走査
線を発光させる。この発光によりマイクロカプセルシー
ト(1)に5ライン露光する。
ムメモリ (図示せず)に露光を行う画像情報が記憶さ
せであるとする。この状態で最初の垂直走査期間には、
第11図に示す如く、この陰極線管(10)の螢光面(
10a)の各ラインffi、−g5に、フレームメモリ
に記憶された1番目の水平走査線から5番目の水平走査
線を発光させる。この発光によりマイクロカプセルシー
ト(1)に5ライン露光する。
そして、次の垂直走査期間には、第12図に示す如<、
各ラインβ1〜15に、フレームメモリに記憶された2
番目の水平走査線から6番目の水平走査線を同様にして
発光させ、マイクロカプセルシート(11に露光する。
各ラインβ1〜15に、フレームメモリに記憶された2
番目の水平走査線から6番目の水平走査線を同様にして
発光させ、マイクロカプセルシート(11に露光する。
このときには、マイクロカプセルシート(1)が直前の
垂直走査期間(第11図)から1水平走査線のピッチだ
けステップ送りで送られているので、この直前の垂直走
査期間に露光した2番目〜5番目の水平走査線上に同じ
2番目〜5番目の水平走査線が露光され、ライン15を
使って新たに6番目の水平走査線が露光される。
垂直走査期間(第11図)から1水平走査線のピッチだ
けステップ送りで送られているので、この直前の垂直走
査期間に露光した2番目〜5番目の水平走査線上に同じ
2番目〜5番目の水平走査線が露光され、ライン15を
使って新たに6番目の水平走査線が露光される。
また、最初に露光された1番目の水平走査線は、露光ラ
インW1としてマイクロカプセルシー日l)上に露光が
行われたラインとして残る。
インW1としてマイクロカプセルシー日l)上に露光が
行われたラインとして残る。
このようにして順次露光を行うことで、第13図に示す
如く、■水平走査線が5回ずつ露光されて順次露光が行
われる。このとき、この5回の露光状態は各画素毎に階
調を判断して行うことで、各画素が6階調に分けた内の
1階調のときは全く露光されず、2階調のときは5回の
同じ走査線の露光の内の最初の1回だけ発光して露光さ
れ、3階調のときは5回の間し走査線の露光の内の2回
だけ発光して露光され、以下順に6階調のときは5回の
露光全てで発光して露光される。このため、階調に応じ
て各画素の露光光量が6段階に変化し、■画面公金て露
光することで6階調の画像がマイクロカプセルシート(
1)に露光される。そして、この露光されたマイクロカ
プセルシート(1)を使用して第8図に示す如き顕色紙
(3)を発色させることでこの6階調の画像のプリント
が行われる。
如く、■水平走査線が5回ずつ露光されて順次露光が行
われる。このとき、この5回の露光状態は各画素毎に階
調を判断して行うことで、各画素が6階調に分けた内の
1階調のときは全く露光されず、2階調のときは5回の
同じ走査線の露光の内の最初の1回だけ発光して露光さ
れ、3階調のときは5回の間し走査線の露光の内の2回
だけ発光して露光され、以下順に6階調のときは5回の
露光全てで発光して露光される。このため、階調に応じ
て各画素の露光光量が6段階に変化し、■画面公金て露
光することで6階調の画像がマイクロカプセルシート(
1)に露光される。そして、この露光されたマイクロカ
プセルシート(1)を使用して第8図に示す如き顕色紙
(3)を発色させることでこの6階調の画像のプリント
が行われる。
また、各水平走査線の発光輝度自体を画像の階調に応じ
て変化させることで、より多くの階調の画像のプリント
が行われる。
て変化させることで、より多くの階調の画像のプリント
が行われる。
D 発明が解決しようとする課題
ところで、このようなプリントを行う際には、マイクロ
カプセルシート(1)に予め弱い一定の光を照射した後
に像光の露光を行うと、広いダイナミックレンジで画像
がプリントされることが知られている。即ち、像光の照
射だけを行った場合には、第14図に示す如く、一定の
光量DOの間ではマイクロカプセル(2Y) 、 (
2M) 、 (2C)の硬化が全く行われず、このD
Oの範囲を越えた光量を照射して初めてマイクロカプセ
ル(2Y) 、 (2M) 。
カプセルシート(1)に予め弱い一定の光を照射した後
に像光の露光を行うと、広いダイナミックレンジで画像
がプリントされることが知られている。即ち、像光の照
射だけを行った場合には、第14図に示す如く、一定の
光量DOの間ではマイクロカプセル(2Y) 、 (
2M) 、 (2C)の硬化が全く行われず、このD
Oの範囲を越えた光量を照射して初めてマイクロカプセ
ル(2Y) 、 (2M) 。
(2C)の硬化が始まる。このため、プリントされる色
の濃度が変化するのは、光量が範囲Doに続く範囲DI
内にあるときである。このマイクロカプセル(2Y)
、 (2M) 、 (2C)が硬化しない範囲Do
では、マイクロカプセル中の酸素02が光の吸収を阻止
しているため、このような現象が発生する。
の濃度が変化するのは、光量が範囲Doに続く範囲DI
内にあるときである。このマイクロカプセル(2Y)
、 (2M) 、 (2C)が硬化しない範囲Do
では、マイクロカプセル中の酸素02が光の吸収を阻止
しているため、このような現象が発生する。
ここで、このDOに相当する光量の−様な光を予めラン
プ等により照射して所謂バイアス露光をした後に像光の
露光を行うと、第15図に示す如(、一定の範囲1)2
を越えるまでは像光の光量の変化に連動してプリントさ
れる色の濃度が変化するようになる。この場合、バイア
ス露光をしないときの色の濃度が変化する範囲D1に比
べ、バイアス露光をしたときの色の濃度が変化する範囲
D2は広くなり、発色濃度の変化がより広いダイナミッ
クレンジで行われるようになる。即ち、DI<D2とな
り、同じ露光装置でより細かく発色濃度を制御すること
ができるようになる。このバイアス露光は、像光の露光
の直前(1分以内)又は直後(1分以内)に行うと上述
した効果が得られる。
プ等により照射して所謂バイアス露光をした後に像光の
露光を行うと、第15図に示す如(、一定の範囲1)2
を越えるまでは像光の光量の変化に連動してプリントさ
れる色の濃度が変化するようになる。この場合、バイア
ス露光をしないときの色の濃度が変化する範囲D1に比
べ、バイアス露光をしたときの色の濃度が変化する範囲
D2は広くなり、発色濃度の変化がより広いダイナミッ
クレンジで行われるようになる。即ち、DI<D2とな
り、同じ露光装置でより細かく発色濃度を制御すること
ができるようになる。このバイアス露光は、像光の露光
の直前(1分以内)又は直後(1分以内)に行うと上述
した効果が得られる。
ところで、このバイアス露光を行うためには、陰極線管
(10)とは別のランプ等の光源をこの陰極線管(10
)の近傍に配置する必要があり、露光装置の構成がそれ
だけ複雑になる不都合があった。
(10)とは別のランプ等の光源をこの陰極線管(10
)の近傍に配置する必要があり、露光装置の構成がそれ
だけ複雑になる不都合があった。
本発明は斯かる点に鑑み、別の光源を必要としない簡単
な構成でバイアス露光が行われるこの棟の露光装置を提
供することを目的とする。
な構成でバイアス露光が行われるこの棟の露光装置を提
供することを目的とする。
E :JA題を解決するための手段
本発明の露光装置は、例えば第1図に示す如(、複数の
水平走査線が発光により形成し得る陰極線管(27)と
、この陰極線管(27)の表示面(27a )を臨む位
置で垂直走査方向に感光材料(1)を走行させる走行手
段(12)とを有し、走行手段(12)による感光材料
(1)の走行に従って水平走査線の数だけ陰極線管(2
7)より多重露光を行う露光装置において、複数の水平
走査線による多重露光の内、所定本の水平走査線から一
定の輝度による露光を行うと共に、残りの水平走査線か
ら、露光を行う画像の階調に応じて輝度を変化させて露
光を行うようにしたものである。
水平走査線が発光により形成し得る陰極線管(27)と
、この陰極線管(27)の表示面(27a )を臨む位
置で垂直走査方向に感光材料(1)を走行させる走行手
段(12)とを有し、走行手段(12)による感光材料
(1)の走行に従って水平走査線の数だけ陰極線管(2
7)より多重露光を行う露光装置において、複数の水平
走査線による多重露光の内、所定本の水平走査線から一
定の輝度による露光を行うと共に、残りの水平走査線か
ら、露光を行う画像の階調に応じて輝度を変化させて露
光を行うようにしたものである。
ド 作用
本発明の露光装置によると、陰極線管(27)からの露
光が、一定の輝度によるバイアス露光と、画像の階調に
応じた輝度による像光の露光とに時分割で分けられて行
われ、陰極線管(27)だけを光源とした簡単な構成で
バイアス露光が像露光と共に行われ、感光材料のダイナ
ミックレンジを最大限に生かした良好な露光が行われる
。
光が、一定の輝度によるバイアス露光と、画像の階調に
応じた輝度による像光の露光とに時分割で分けられて行
われ、陰極線管(27)だけを光源とした簡単な構成で
バイアス露光が像露光と共に行われ、感光材料のダイナ
ミックレンジを最大限に生かした良好な露光が行われる
。
G 実施例
以下、本発明の4光装置の一実施例を、第1図〜第4図
を参照して説明しよう。
を参照して説明しよう。
G1露光装置の構成
本例は上述した如きマイクロカプセル層(2)を有する
感光材料であるマイクロカプセルシート(1)に露光す
る露光装置で、第1図において(21)は映像信号入力
端子を示し、この入力端子(21)に露光を行う静止画
の映像信号が供給される如くしである。そして、この入
力端子(21)に得られる映像信号を、映像信号処理回
路(22)に供給する。
感光材料であるマイクロカプセルシート(1)に露光す
る露光装置で、第1図において(21)は映像信号入力
端子を示し、この入力端子(21)に露光を行う静止画
の映像信号が供給される如くしである。そして、この入
力端子(21)に得られる映像信号を、映像信号処理回
路(22)に供給する。
この映像信号処理回路(22)は、供給される映像信号
を記憶するメモリ (図示せず)を備え、このメモリに
一旦映像信号を記憶させる。そして、このメモリから映
像信号を読出す際には、後述する本例の陰極線管(27
)の水平走査線数に対応した映像信号として続出す。即
ち、1垂直走査期間(1■)で96水平走査線の映像信
号を読出し・1垂直走査期間を96水平走査期間(96
H)とする。
を記憶するメモリ (図示せず)を備え、このメモリに
一旦映像信号を記憶させる。そして、このメモリから映
像信号を読出す際には、後述する本例の陰極線管(27
)の水平走査線数に対応した映像信号として続出す。即
ち、1垂直走査期間(1■)で96水平走査線の映像信
号を読出し・1垂直走査期間を96水平走査期間(96
H)とする。
そして、■垂直走査期間毎に読出す水平走査線を1水平
走査線ずつずらし、この1vで96Hの読出した映像信
号の垂直同期信号及び水平同期信号をコントローラ(2
3)に供給する。このコントローラ(23)は、露光の
制御を行うもので、映像信号処理回路(22)から供給
される同期信号に基づいたタイミングで各回路の制御を
行う、即ち、後述するバイアス露光制御回路(24)に
バイアス露光制御信号を供給し、切換スイッチ(25)
に切換制御信号を供給し、発光制御回路(26)に発光
制御信号を供給し、偏向回路(28)に垂直・水平偏向
信号を供給する。
走査線ずつずらし、この1vで96Hの読出した映像信
号の垂直同期信号及び水平同期信号をコントローラ(2
3)に供給する。このコントローラ(23)は、露光の
制御を行うもので、映像信号処理回路(22)から供給
される同期信号に基づいたタイミングで各回路の制御を
行う、即ち、後述するバイアス露光制御回路(24)に
バイアス露光制御信号を供給し、切換スイッチ(25)
に切換制御信号を供給し、発光制御回路(26)に発光
制御信号を供給し、偏向回路(28)に垂直・水平偏向
信号を供給する。
そして、映像信号処理回路(22)は、メモリから読出
した1垂直走査期間で96水平走査期間の露光用映像信
号を、赤色信号R1縁色信号G及び青色信号Bの原色信
号に分離する。そして、この分離した原色信号R,G及
びBを映像信号処理回路(22)内で信号レベルに応じ
て画素毎に階調付けし、メモリから同一水平ラインの情
報を読出す毎に階調に応じて信号レベルを変える如くし
である。
した1垂直走査期間で96水平走査期間の露光用映像信
号を、赤色信号R1縁色信号G及び青色信号Bの原色信
号に分離する。そして、この分離した原色信号R,G及
びBを映像信号処理回路(22)内で信号レベルに応じ
て画素毎に階調付けし、メモリから同一水平ラインの情
報を読出す毎に階調に応じて信号レベルを変える如くし
である。
この場合、赤色信号Rは同一水平ラインの13回の続出
しで1組の階調付けによるレベル変化が行われ、緑色信
号G及び青色信号Bは同一水平ラインの15回の続出し
で1組の階調付けによるレベル変化が行われる。そして
、このように信号レベルが制御される原色信号R,G及
びBを夫々バイアス露光制御回路(24)に供給する。
しで1組の階調付けによるレベル変化が行われ、緑色信
号G及び青色信号Bは同一水平ラインの15回の続出し
で1組の階調付けによるレベル変化が行われる。そして
、このように信号レベルが制御される原色信号R,G及
びBを夫々バイアス露光制御回路(24)に供給する。
このバイアス露光制御回路(24)は、コントローラ(
23)からバイアス露光制御信号が後述するタイミング
で供給されると、映像信号処理回路(22)から供給さ
れる原色信号R,G及びBを最大レベルの信号として出
力する。この場合、赤色信号R1緑色信号G及び青色信
号Bの各色毎に個別にレベルの制御が行われ、バイアス
露光制御信号が供給されないときには、映像信号処理回
路(22)からの原色信号R,G及びBをそのまま出力
する。そして本例においては、このバイアス露光制御信
号により、赤色信号Rを16垂直走査期間毎に3垂直走
査期間をバイアス露光用の最大レベルの信号とし、緑色
信号G及び青色信号Bを1f4直走直走間毎に1垂直走
査期間をバイアス露光用の最大レベルの信号とする。そ
して、このバイアス露光制御回路(24)が出力する原
色信号R,G及びBを、夫々切換スイッチ(25)の赤
色用固定接点(25R)、緑色用固定接点(25G)及
び青色用固定接点(25B )に供給する。この切換ス
イッチ(25)は、コントローラ(23)からの切換制
御信号に基づいて、可動接点(25a )が切換ねり、
この可動接点(25a)に得られる原色信号R,G及び
Bを、発光制御回路(26)に供給する。この場合本例
においては、コントローラ(23)が映像信号処理回路
(22)から供給される同期信号により水平走査期間を
検出し、各傘立走査期間中のIH〜32Hの水平走査期
間では青色用固定接点(25B)に可動接点(25a)
を接続させ、33H〜64Hの水平走査期間では緑色用
固定接点(25G)に可動接点(25a )を接続させ
、65H〜96Hの水平走査期間では赤色用固定接点(
25R)に可動接点(25a )を接続させるように切
換制御信号を供給する。そして、発光制御回路(26)
は、コントローラ(23)から垂直帰線区間発光停止用
の発光制御信号が供給されている間、切換スイッチ(2
5)側から供給される原色信号R,G及びBの出力を停
止する。
23)からバイアス露光制御信号が後述するタイミング
で供給されると、映像信号処理回路(22)から供給さ
れる原色信号R,G及びBを最大レベルの信号として出
力する。この場合、赤色信号R1緑色信号G及び青色信
号Bの各色毎に個別にレベルの制御が行われ、バイアス
露光制御信号が供給されないときには、映像信号処理回
路(22)からの原色信号R,G及びBをそのまま出力
する。そして本例においては、このバイアス露光制御信
号により、赤色信号Rを16垂直走査期間毎に3垂直走
査期間をバイアス露光用の最大レベルの信号とし、緑色
信号G及び青色信号Bを1f4直走直走間毎に1垂直走
査期間をバイアス露光用の最大レベルの信号とする。そ
して、このバイアス露光制御回路(24)が出力する原
色信号R,G及びBを、夫々切換スイッチ(25)の赤
色用固定接点(25R)、緑色用固定接点(25G)及
び青色用固定接点(25B )に供給する。この切換ス
イッチ(25)は、コントローラ(23)からの切換制
御信号に基づいて、可動接点(25a )が切換ねり、
この可動接点(25a)に得られる原色信号R,G及び
Bを、発光制御回路(26)に供給する。この場合本例
においては、コントローラ(23)が映像信号処理回路
(22)から供給される同期信号により水平走査期間を
検出し、各傘立走査期間中のIH〜32Hの水平走査期
間では青色用固定接点(25B)に可動接点(25a)
を接続させ、33H〜64Hの水平走査期間では緑色用
固定接点(25G)に可動接点(25a )を接続させ
、65H〜96Hの水平走査期間では赤色用固定接点(
25R)に可動接点(25a )を接続させるように切
換制御信号を供給する。そして、発光制御回路(26)
は、コントローラ(23)から垂直帰線区間発光停止用
の発光制御信号が供給されている間、切換スイッチ(2
5)側から供給される原色信号R,G及びBの出力を停
止する。
そして、発光制御回路(26)が出力する原色信号R,
G及びBを、陰極線管(27)の電子銃に供給する。
G及びBを、陰極線管(27)の電子銃に供給する。
この陰極線管(27)は、偏平型の陰極線管で、前面の
螢光面(27a )が水平走査方向に長い長方形として
あり、第2図に示す如くこの螢光面(2?a)に上から
順に16本の青色発光用ライン!B1.βB2・・・・
JBIGと16本の緑色発光用ライン4Gt+#G2・
・・・βG1Gと16本の赤色発光用ラインβR11i
!R2・・・・JRLIliが水平走査線として電子ビ
ームにより描かれる如くしである。なお、ラインj?B
1cとラインJG1との間及びラインβ04Gとライン
/RLとの間は、16水平ライン分あけである。
螢光面(27a )が水平走査方向に長い長方形として
あり、第2図に示す如くこの螢光面(2?a)に上から
順に16本の青色発光用ライン!B1.βB2・・・・
JBIGと16本の緑色発光用ライン4Gt+#G2・
・・・βG1Gと16本の赤色発光用ラインβR11i
!R2・・・・JRLIliが水平走査線として電子ビ
ームにより描かれる如くしである。なお、ラインj?B
1cとラインJG1との間及びラインβ04Gとライン
/RLとの間は、16水平ライン分あけである。
また、コントローラ(23)から出力される水平同期信
号H及び垂直同期信号Vを偏向回路(28)に供給し、
この偏向回路(28)から陰極線管(27)に取付けら
れた偏向コイルに水平及び垂直偏向信号を供給する如く
しである。
号H及び垂直同期信号Vを偏向回路(28)に供給し、
この偏向回路(28)から陰極線管(27)に取付けら
れた偏向コイルに水平及び垂直偏向信号を供給する如く
しである。
そして、第1図に示す如くこの陰極線管(27)の前面
の螢光面(27a)に近接して、マイクロカプセルシー
ト(1)を複数のローラ(12)により水平走査線と直
交する垂直方向に走行可能に配置し、1垂直走査期間毎
に1水平走査線のピッチ分だけ順にマイクロカプセルシ
ート(11を走行させる。さらに、このマイクロカプセ
ルシート(1)と螢光面(27a)との間に、複数の光
ファイバーを並べたファイバーチューブアレイ (29
)を配置し、螢光面(27a )の光をマイクロカプセ
ルシートl)に導くようにしである。
の螢光面(27a)に近接して、マイクロカプセルシー
ト(1)を複数のローラ(12)により水平走査線と直
交する垂直方向に走行可能に配置し、1垂直走査期間毎
に1水平走査線のピッチ分だけ順にマイクロカプセルシ
ート(11を走行させる。さらに、このマイクロカプセ
ルシート(1)と螢光面(27a)との間に、複数の光
ファイバーを並べたファイバーチューブアレイ (29
)を配置し、螢光面(27a )の光をマイクロカプセ
ルシートl)に導くようにしである。
G2露光時の動作
次に、本例の露光装置による露光時の動作について説明
する。まず入力端子(21)に露光を行う静止画像の映
像信号を供給し、この映像信号を1内面分映像処理回路
(22)内のメモリに記憶させる。そして、この記憶さ
せた映像信号に基づいて露光用の映像信号を作成する。
する。まず入力端子(21)に露光を行う静止画像の映
像信号を供給し、この映像信号を1内面分映像処理回路
(22)内のメモリに記憶させる。そして、この記憶さ
せた映像信号に基づいて露光用の映像信号を作成する。
即ち、メモリに記憶された映像信号を、1垂直走査期間
に96水平走査線ずつ続出す。このとき、1垂直走査期
間毎に1水平ラインずれた96水平走査線の信号を順次
続出す。
に96水平走査線ずつ続出す。このとき、1垂直走査期
間毎に1水平ラインずれた96水平走査線の信号を順次
続出す。
そして、この1垂直走査期間(IV)毎に読出された9
6水平走査線(96H)の信号は、切換スイッチ(25
)での切換によりIH〜32Hの区間は青色信号B、3
3H〜64Hの区間は緑色信号G、65H〜96Hの区
間は赤色信号Rが得られるようになり、1垂直走査期間
毎に時分割で各色信号が合成される。そして、この合成
色信号が陰極線管(27)に供給されることにより、第
2図に示した如き螢光面(27a)の発光ラインi!8
1〜E81G、!!Gl〜βGLG 、 fR1〜j!
utsにより各水平走査線が形成される。即ち、1垂直
走査期間中のIH〜16Hの区間の青色信号Bにより青
色発光ラインN81〜βB1εの発光が制御され、17
H〜32Hの区間では発光が行われず、33H〜4BH
の区間の緑色信号Gにより緑色発光ラインfG1〜i!
Gi6の発光が制御され、49H〜64Hの区間では発
光が行われず、65H〜80Hの区間の赤色信号Rによ
り赤色発光ラインβR1〜βuieの発光が制御され、
81H〜96Hの区間では発光が行われない。この場合
、818〜96Hの区間は、電子ビームの垂直帰線期間
として使用される。このようにして、1垂直走査期間中
の各色毎に16Hの信号による水平ラインが形成される
。
6水平走査線(96H)の信号は、切換スイッチ(25
)での切換によりIH〜32Hの区間は青色信号B、3
3H〜64Hの区間は緑色信号G、65H〜96Hの区
間は赤色信号Rが得られるようになり、1垂直走査期間
毎に時分割で各色信号が合成される。そして、この合成
色信号が陰極線管(27)に供給されることにより、第
2図に示した如き螢光面(27a)の発光ラインi!8
1〜E81G、!!Gl〜βGLG 、 fR1〜j!
utsにより各水平走査線が形成される。即ち、1垂直
走査期間中のIH〜16Hの区間の青色信号Bにより青
色発光ラインN81〜βB1εの発光が制御され、17
H〜32Hの区間では発光が行われず、33H〜4BH
の区間の緑色信号Gにより緑色発光ラインfG1〜i!
Gi6の発光が制御され、49H〜64Hの区間では発
光が行われず、65H〜80Hの区間の赤色信号Rによ
り赤色発光ラインβR1〜βuieの発光が制御され、
81H〜96Hの区間では発光が行われない。この場合
、818〜96Hの区間は、電子ビームの垂直帰線期間
として使用される。このようにして、1垂直走査期間中
の各色毎に16Hの信号による水平ラインが形成される
。
そして、この螢光面(27a)に近接して配されたマイ
クロカプセルシート(1)に各水平ラインにより形成さ
れる像光が露光される。このとき、1垂直走査期間毎に
1水平ラインずつすれた信号が映像信号処理回路(22
)から供給されると共に、■垂直走査期間毎に1水平ラ
インに相当するピ・ノチずつマイクロカプセルシート+
11が移動するので、マイクロカプセルシー1− (1
1の同一箇所に、青色信号Bによる16回の露光と緑色
信号Gによる16回の露光と赤色信号Rによる16回の
「光とが行われる。
クロカプセルシート(1)に各水平ラインにより形成さ
れる像光が露光される。このとき、1垂直走査期間毎に
1水平ラインずつすれた信号が映像信号処理回路(22
)から供給されると共に、■垂直走査期間毎に1水平ラ
インに相当するピ・ノチずつマイクロカプセルシート+
11が移動するので、マイクロカプセルシー1− (1
1の同一箇所に、青色信号Bによる16回の露光と緑色
信号Gによる16回の露光と赤色信号Rによる16回の
「光とが行われる。
このため、この各色毎の16回の多重露光により細かく
階調付けられたカラー画像の露光が行われる。
階調付けられたカラー画像の露光が行われる。
そして本例においては、各色毎に16回行う多止露光中
、1回(青色B、緑色G)又は3回(赤色R)の露光が
最大の輝度によるバイアス露光として行われる。即ち、
本例の露光時の垂直周期のタイミング図である第3図を
参照して説明すると、垂直同期信号が第3図Aに示す間
隔で得られるとすると、バイアス露光制御回路(24)
によるバイアス露光用の最大レベル信号Sが、青色信号
B(第3図B)及び緑色信号G(第3図C)は16垂直
走査期間毎に1垂直走査期間供給され、赤色信号R(第
3図D)は16垂直走査期間毎に3垂直走査期間供給さ
れる。そして、切換スイッチ(25)でこの各色信号を
時分割により合成した信号を、第4図に水平周期毎に示
す。この第4図において、第4図Aは水平同期信号であ
る。この合成色信号は、上述した如き切換スイッチ(2
5)の切換により1垂直走査期間中のIH〜32Hで青
色信号Bが得られ、33H〜64Hで緑色信号Gが得ら
れ、65H〜96Hで赤色信号Rが得られる信号である
。この場合、例えば最初の垂直走査期間(1■)の合成
色信号を第4図Bに示すと、この1■の垂直走査期間中
は青色信号B、緑色信号G及び赤色信号Rが全てバイア
ス露光用の最大レベル信号Sであるため、1■の走査期
間中全て最大レベル信号Sとなる。また、2〜3番目の
垂直走査期間(2V〜3V)の合成色信号は、第4図C
に示す如く、赤色信号Rだけがバイアス露光用の最大レ
ベル信号Sであるため、IH〜64Hまでは露光する自
(象の階調に応じた色信号(青色信号B及び緑色信号G
)が得られ、65H〜96Hの水平走査期間で最大レベ
ル信号Sが得られる。また、4〜16番目の垂直走査期
間(4V〜16■)の合成色信号は、第4図りに示す如
く、IH〜96Hの全ての水平走査期間で露光する画像
の階調に応じた色信号となる。そして、17番目の垂直
走査期間以降はこの16垂直走査期間の状態が繰り返さ
れる。
、1回(青色B、緑色G)又は3回(赤色R)の露光が
最大の輝度によるバイアス露光として行われる。即ち、
本例の露光時の垂直周期のタイミング図である第3図を
参照して説明すると、垂直同期信号が第3図Aに示す間
隔で得られるとすると、バイアス露光制御回路(24)
によるバイアス露光用の最大レベル信号Sが、青色信号
B(第3図B)及び緑色信号G(第3図C)は16垂直
走査期間毎に1垂直走査期間供給され、赤色信号R(第
3図D)は16垂直走査期間毎に3垂直走査期間供給さ
れる。そして、切換スイッチ(25)でこの各色信号を
時分割により合成した信号を、第4図に水平周期毎に示
す。この第4図において、第4図Aは水平同期信号であ
る。この合成色信号は、上述した如き切換スイッチ(2
5)の切換により1垂直走査期間中のIH〜32Hで青
色信号Bが得られ、33H〜64Hで緑色信号Gが得ら
れ、65H〜96Hで赤色信号Rが得られる信号である
。この場合、例えば最初の垂直走査期間(1■)の合成
色信号を第4図Bに示すと、この1■の垂直走査期間中
は青色信号B、緑色信号G及び赤色信号Rが全てバイア
ス露光用の最大レベル信号Sであるため、1■の走査期
間中全て最大レベル信号Sとなる。また、2〜3番目の
垂直走査期間(2V〜3V)の合成色信号は、第4図C
に示す如く、赤色信号Rだけがバイアス露光用の最大レ
ベル信号Sであるため、IH〜64Hまでは露光する自
(象の階調に応じた色信号(青色信号B及び緑色信号G
)が得られ、65H〜96Hの水平走査期間で最大レベ
ル信号Sが得られる。また、4〜16番目の垂直走査期
間(4V〜16■)の合成色信号は、第4図りに示す如
く、IH〜96Hの全ての水平走査期間で露光する画像
の階調に応じた色信号となる。そして、17番目の垂直
走査期間以降はこの16垂直走査期間の状態が繰り返さ
れる。
このように本例の露光装置によるマイクロカプセルシー
1− (11への露光は、陰極線管(27)の螢光面(
27a )の発光が、バイアス露光用の最大レベル信号
による発光と画像の階調に応じたレベルの信号とで時分
割で分けられて行われ、陰極線管(27)だけを露光用
の光源とした簡単な構成で、バイアス露光と像光の露光
とが行われ、ランプ等のバイアス露光用の光源が不要に
なる。このため、本例の露光装置により露光されたマイ
クロカプセルシート(1)は、バイアス露光が行われて
発色濃度の変化が広いダイナミックレンジで行われるよ
うになり、マイクロカプセルシート(1)が持つ発色特
性が最大限に生かされてカラー画像のプリントが行われ
るようになる。なお、赤色信号Rと他の色信号とでバイ
アス露光を行う期間(n光量)を変えたのは、各色のマ
イクロカプセル毎に最適なバイアス露光量が異なるため
である。
1− (11への露光は、陰極線管(27)の螢光面(
27a )の発光が、バイアス露光用の最大レベル信号
による発光と画像の階調に応じたレベルの信号とで時分
割で分けられて行われ、陰極線管(27)だけを露光用
の光源とした簡単な構成で、バイアス露光と像光の露光
とが行われ、ランプ等のバイアス露光用の光源が不要に
なる。このため、本例の露光装置により露光されたマイ
クロカプセルシート(1)は、バイアス露光が行われて
発色濃度の変化が広いダイナミックレンジで行われるよ
うになり、マイクロカプセルシート(1)が持つ発色特
性が最大限に生かされてカラー画像のプリントが行われ
るようになる。なお、赤色信号Rと他の色信号とでバイ
アス露光を行う期間(n光量)を変えたのは、各色のマ
イクロカプセル毎に最適なバイアス露光量が異なるため
である。
G3他の実施例の説明
なお、上述実施例においては複数の垂直走査期間(16
走査期間)毎に時分割でバイアス露光を行うようにした
が、各垂直走査期間内で所定の水平走査期間だけバイア
ス露光を行うようにしても良い。部ち、第5図Aの垂直
同期信号及び第5図Bの水平同期信号で示される1垂直
走査期間内の合成色信号(第5図F)を、青色信号Bの
最初の1水平走査期間(IH)と緑色信号Gの最初の1
水平走査期間(33H)と赤色信号Rの最初の3水平走
査期間(65H〜67H)とが、バイアス露光用の最大
レベル信号Sになるように制御する。このために、合成
前の各色信号として、青色信号B(第5図C)及び緑色
信号G(第5図D)は、32水平走査期間毎に1水平走
査期間最大レベル信号Sとし、他の水平走査期間で画像
の階調に応じたレベルの信号が得られるようにする。ま
た赤色信号R(第5図E)は、32水平走査期間毎に3
水平走査期間最大レベル信号Sとし、他の水平走査期間
で画像の階調に応じたレベルの信号が得られるようにす
る。そして、合成色信号を得るための切換スイッチでの
切換は、第1図例の切換スイッチ(25)と同様に行う
。
走査期間)毎に時分割でバイアス露光を行うようにした
が、各垂直走査期間内で所定の水平走査期間だけバイア
ス露光を行うようにしても良い。部ち、第5図Aの垂直
同期信号及び第5図Bの水平同期信号で示される1垂直
走査期間内の合成色信号(第5図F)を、青色信号Bの
最初の1水平走査期間(IH)と緑色信号Gの最初の1
水平走査期間(33H)と赤色信号Rの最初の3水平走
査期間(65H〜67H)とが、バイアス露光用の最大
レベル信号Sになるように制御する。このために、合成
前の各色信号として、青色信号B(第5図C)及び緑色
信号G(第5図D)は、32水平走査期間毎に1水平走
査期間最大レベル信号Sとし、他の水平走査期間で画像
の階調に応じたレベルの信号が得られるようにする。ま
た赤色信号R(第5図E)は、32水平走査期間毎に3
水平走査期間最大レベル信号Sとし、他の水平走査期間
で画像の階調に応じたレベルの信号が得られるようにす
る。そして、合成色信号を得るための切換スイッチでの
切換は、第1図例の切換スイッチ(25)と同様に行う
。
このようにすることで、第1図例と同様に所定期間で時
分割に像光の露光とバイアス露光とが行われるようにな
り、第1図例と同様の作用・効果を得ることができる。
分割に像光の露光とバイアス露光とが行われるようにな
り、第1図例と同様の作用・効果を得ることができる。
また、第3図及び第4図に示した如き垂直走査期間毎の
バイアス露光と像光露光との切換わりと、第5図に示し
た如き水平走査期間毎の切換わりとを、組合わせるよう
にしてもよい。即ち、第3図及び第4図に示した信号の
像光露光を行う垂直走査期間の所定の水平走査期間で、
バイアス露光を行うようにしてもよい、このようにする
ことで、より細かくバイアス露光量の制御が行える。
バイアス露光と像光露光との切換わりと、第5図に示し
た如き水平走査期間毎の切換わりとを、組合わせるよう
にしてもよい。即ち、第3図及び第4図に示した信号の
像光露光を行う垂直走査期間の所定の水平走査期間で、
バイアス露光を行うようにしてもよい、このようにする
ことで、より細かくバイアス露光量の制御が行える。
さらに、本発明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を
逸税することなく、その他種々の構成が取り得ることは
勿論である。
逸税することなく、その他種々の構成が取り得ることは
勿論である。
H発明の効果
本発明の露光装置によると、陰極線管だけを光源とした
簡単な構成でバイアス露光が像露光と共に行われ、マイ
クロカプセルシート等の感光材料の持つダイナミックレ
ンジを最大限に生かした良好な露光が行われる利益があ
る。
簡単な構成でバイアス露光が像露光と共に行われ、マイ
クロカプセルシート等の感光材料の持つダイナミックレ
ンジを最大限に生かした良好な露光が行われる利益があ
る。
第1図は本発明の露光装置の一実施例を示す構成図、第
2図は第1図例の陰極線管の螢光面を示す構成図、第3
図及び第4図は夫々第1図例の説明に供するタイミング
図、第5図は本発明の露光装置の他の実施例を示すタイ
ミング図、第6図。 第7図及び第8図は夫々マイクロカプセルを使用したプ
リント方法の説明に供する線図、第9図は陰極線管の例
を示す斜視図、第10図は露光部の例を示す構成図、第
11図、第12図及び第13図は夫々露光状態の例を示
す線図、第14図及び第15図は夫々バイアス露光の説
明に供する露光特性図である。 (1)はマイクロカプセルシート、(12)はローラ、
(22)は映像信号処理回路、(23)はコントローラ
、(24)はバイアス露光制御回路、(25)は切換ス
イッチ、(27)は陰極線管である。 lフイ70刀プt’1L−1 8九杖柱を云(1コ 第7図
2図は第1図例の陰極線管の螢光面を示す構成図、第3
図及び第4図は夫々第1図例の説明に供するタイミング
図、第5図は本発明の露光装置の他の実施例を示すタイ
ミング図、第6図。 第7図及び第8図は夫々マイクロカプセルを使用したプ
リント方法の説明に供する線図、第9図は陰極線管の例
を示す斜視図、第10図は露光部の例を示す構成図、第
11図、第12図及び第13図は夫々露光状態の例を示
す線図、第14図及び第15図は夫々バイアス露光の説
明に供する露光特性図である。 (1)はマイクロカプセルシート、(12)はローラ、
(22)は映像信号処理回路、(23)はコントローラ
、(24)はバイアス露光制御回路、(25)は切換ス
イッチ、(27)は陰極線管である。 lフイ70刀プt’1L−1 8九杖柱を云(1コ 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数の水平走査線が発光により形成し得る陰極線管と、
該陰極線管の表示面を臨む位置で垂直走査方向に感光材
料を走行させる走行手段とを有し、上記走行手段による
上記感光材料の走行に従って水平走査線の数だけ上記陰
極線管より多重露光を行う露光装置において、 上記複数の水平走査線による多重露光の内、所定本の水
平走査線から一定の輝度による露光を行うと共に、 残りの水平走査線から、画像の階調に応じて輝度を変化
させて露光を行うようにしたことを特徴とする露光装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18261688A JPH0232328A (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18261688A JPH0232328A (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 露光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0232328A true JPH0232328A (ja) | 1990-02-02 |
Family
ID=16121404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18261688A Pending JPH0232328A (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0232328A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06100043A (ja) * | 1992-09-22 | 1994-04-12 | Ajinomoto Co Inc | 吸湿物質の輸送方法 |
-
1988
- 1988-07-21 JP JP18261688A patent/JPH0232328A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06100043A (ja) * | 1992-09-22 | 1994-04-12 | Ajinomoto Co Inc | 吸湿物質の輸送方法 |
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