JPH0232054A - 5,5−ジフルオロ−6−オキソ−pge誘導体 - Google Patents

5,5−ジフルオロ−6−オキソ−pge誘導体

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JPH0232054A
JPH0232054A JP17801688A JP17801688A JPH0232054A JP H0232054 A JPH0232054 A JP H0232054A JP 17801688 A JP17801688 A JP 17801688A JP 17801688 A JP17801688 A JP 17801688A JP H0232054 A JPH0232054 A JP H0232054A
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difluoro
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Hirohisa Wakatsuka
若塚 弘久
Tadao Okegawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上皇■且立国 本発明は新規なプロスタグランジンEffl導体に関す
る。
さらに詳しく言えば、 ■) 抗潰瘍作用を有する一般式 0H 〔すべての記号は、後記と同じ意味を表わす、〕で示さ
れる新規な5.5−ジフルオロ−6−オキソ−PGE誘
導体、 2) それらの製造方法および 3) それらを有効成分として含有する抗潰瘍剤に関す
る。
又王立背景 プロスタグランジン(以下、PGと略記する。)は次の
構造を有するブロスタン酸の誘導体であり、種々のタイ
プのものが知られている。
PGは一般に多くの薬理的性質を有する。例えば、血圧
降下作用、利尿作用、血小板凝集抑制作用、胃酸分泌抑
制作用および胃腸の潰瘍を抑制する作用、気管支拡張作
用、脂肪分解阻害作用、卵着床阻害作用などを有してい
る。そのため、種々の薬剤として用いることが可能であ
る。
ところが、PGをある薬効を持つ薬剤として用いようと
する際、その作用以外の作用はほとんどの場合、副作用
として発現することとなり、PGの研究は目的とする作
用とそれ以外の作用との分離に終始しているといっても
過言ではない。
抗潰瘍作用の場合も例外ではなく、この作用のみが強く
、その他の作用かないかまたは弱く、抗潰瘍剤として実
用化できる化合物は知られていない。
日 (”シ゛と る舌 本発明の課題は、他の作用に比べて抗潰瘍作用のみが選
択的に強いPGE誘導体を提供することにある。
発y廊J1丞 今回、本発明者らは、6−オキソ−PGE誘導体に対し
、5位にフッ素原子を2個導入することにより必要な抗
潰瘍作用は保持しながらも、他の作用が弱い化合物が得
られることを発見し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は 1) −数式 C式中、R1は水素原子または炭素数1〜8のアルキル
基を表わし、 R2は単結合または炭素数1〜4のフルキレン基を表わ
し、 R3は(i)炭素数1〜8のアルキル基、(11)炭素
数1〜8のアルキル基で置換されているかまたは無置換
の炭素数4〜7 のシクロアルキル基、または (iii )塩素原子、トリフルオロメチル基または炭
素数1〜4のアルキル基1個で置 換されているかまたは無置換のフェニ ルまたはフェノキシ基 を表わし、 Bはエチレン基またはtrans−ビニレン基を表わす
ただしRtが単結合である場合はR2は(置換)フェノ
キシ基を表わさない。〕 で示される5、5−ジフルオロ−6−オキソ−pcE3
3導体、そのシクロデキストリン包接化合物、およびR
1が水素原子である場合のその非毒性塩、2) それら
の製造方法および 3) それらを有効成分として含有する抗潰瘍剤に関す
る。
−i式(I)におけるR1は、いずれの場合も好ましい
が特に好ましいのはメチル基である。
−a式(1)におけるBは、いずれの場合も好ましいが
、特に好ましくはtrans−ビニレン基である。
−i式(1)におけるl?t  Hffの組合せとして
は、ペンチル基、1−メチルヘキシル基、3−ブチルシ
クロペンチル基、3−クロロフェノキシメチル基が好ま
しいが、特に好ましくは3−ブチルシクロペンチル基で
ある。
本発明においては、特に指示しない限り異性体はこれを
すべて包含する。例えば、アルキル基は直鎖および分枝
鎖のアルキル基を含む。また各式で示される化合物は通
常用いられるようにその各式で表示される対掌体をも金
色している。
各式において、通常用いられるように、破線(−−−−
−)はα−配置、先細太線(−)はβ−配置を表わし、
波線(−一ν)は、α−またはβ−配置またはこれらの
混合物を表わす。
非亘1塩 一般式(1)においてR1が水素原子を表わす本発明化
合物は、公知の方法で塩に変換される。塩は非毒性でか
つ水溶性であるものが好ましい。適当な塩としては、ア
ルカリ金属(ナトリウム、カリウム等)の塩、アルカリ
土類金属(カルシウム、マグネシウム等)の塩、アンモ
ニウム塩、薬学的に許容される有機アミン(テトラメチ
ルアンモニウム、トリエチルアミン、メチルアミン、ジ
メチルアミン、シクロペンチルアミン、ベンジルアミン
、フェネチルアミン、ピペリジン、モノエタノールアミ
ン、ジェタノールアミン、トリス(ヒドロキシメチル)
アミノメタン、リジン、アルギニン、N−メチル−D−
グルカミン等)の塩等が挙げられる。
シクロ−′キス 1ン   人 一般式([)で示されるPGE誘導体はα−β−あるい
はT−シクロデキストリンあるいはこれらの混合物を用
い2日本特許790979号または特開昭47−390
57号明細書記載の方法を用いることにより、シクロデ
キストリン包接化合物に交換することができる。
シクロデキストリン包接化合物に変換することにより、
安定性が増大し、また水溶性が大きくなるため、薬剤と
して使用する際好都合である。
H人の「I@゛ −a式(+)で示される本発明化合物は一数式OR’ 〔式中、R4はテトラヒドロピラン−2−イル基、テト
ラヒドロフラン−2−イル基または1−エトキシエチル
基を表わし、その他の記号は前記と同じ意味を表わす。
〕 で示される化合物を加水分解反応に付すことにより製造
することができる。
加水分解反応は公知であり、例えば水と混和しうる不活
性有機溶媒(THF 、ジオキサン、アセトン等)中、
酸(酢酸、p−1−シル酸、シュウ酸、塩酸、臭化水素
酸またはこれらの混合物等)の水溶液を用いて、0°C
〜90゛Cの温度で行なわれる。
主附生立製造方抜 一般式(n)で示される本発明化合物の中間体は次頁に
示される反応工程式に従う一連の公知の反応により製造
することができる。
次頁の反応工程式中の各記号は下記の意味を表わすか、
または前記と同じ意味を表わす。
R4−・−2−テトラヒドロピラニルオキシ、2−テト
ラヒドロフラニルオキシ、または1−エトキシエチル基
、 R5・−アシル基。
比重ffi 本発明の化合物を製造するための出発物質および各試薬
は、それ自体 公知であるかまたは公知本発明化合物は
、前述したように抗潰瘍作用を有し、その他の作用が比
較的弱いPGE誘導体である。
例えば、実験室の実験で、i)胃酸分泌抑制作用、11
)ストレス潰瘍抑制作用、ii)下痢、iv)降圧作用
を測定したところおのおの以下の様な値を示した。
表I 薬理活性 各実験は以下の様にして行なった。
i)胃酸分泌抑制作用 12時時間量させたSO系誰性ラットをウレタン麻酔下
、食道を結さくし、十二指腸内より胃内にカニユーレ(
2本)をそう人し、1本より生理食塩水を 持続注入し
、他方より排出する液のpHを測定した。ペンタガスト
リンを尾静脈から注入することで上昇する分泌を、大腿
静脈より持続注入した本発明化合物が抑制するのを排出
液のpHにより算出した。
ii)ストレス潰瘍抑制作用 24時時間量させたWistar系雄性ラットに本発明
化合物を経口投与し、その直後より、水浸拘束負荷(水
温22°C)を6時間行なった。終了後、胃を摘出し、
ホルマリンで固定し、切開、内部に発生した潰瘍の長さ
より算出した。
1j)下痢 雄性ピーグル犬を一夜絶食したのち、本発明化合物を経
口投与し、嘔吐、下痢の症状を8時間観察した。
iv)降圧作用 バルビタール麻酔した成人の頚動脈および大腿動脈に血
圧測定/薬物投与用カテーテルをそう人した。PGE 
、および本発明化合物をおのおの静脈内投与し、PGE
Iの降圧作用を1として相対活性を算出した。
医jjトΣ二通月〜 一般式(1)で示される本発明化合物、その非毒性塩ま
たはそれらのシクロデキストリン包接化合物を前記した
目的で用いるには、通常全身的あるいは局所的に、経口
又は非経口で投与される。
投与量は年令、体重、症状、治療効果、投与方法、処理
時間等により異なるが、通常成人ひとり当たり、1回に
つき0.11rg〜500t1gの範囲で1日1回から
数回経口投与されるかまたは成人ひとり当り、1回につ
き0.011!g〜50ugの範囲で1日1回から数回
非経口投与される。もちろん前記したように、投与量は
種々の条件で変動するので、上記投与量範囲より少ない
量で十分な場合もあるし、また範囲を越えて必要な場合
もある。
本発明による経口投与のための固体組成物としては、錠
剤、散剤、顆粒剤等が含まれる。このような固体組成物
においては、ひとつまたはそれ以上の活性物質が、少な
くともひとつの不活性な稀釈剤、例えば乳糖、マンニト
ール、ブドウ糖、ヒドロキシプロピルセルロース、微結
晶セルロース、デンプン、ポリビニルピロリドン、メタ
ケイ酸アルミン酸マグネシウムと混合される。組成物は
、常法に従って、不活性な希釈剤以外の添加剤、例えば
ステアリン酸マグネシウムのような潤滑剤や繊維素グル
コン酸カルシウムのような崩壊剤を含有していてもよい
。錠剤または丸剤は必要により白糖、ゼラチン、ヒドロ
キシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースフタレートなどの胃溶性あるいはIli溶性物
質のフィルムで被膜してもよいし、また2以上の層で被
膜してもよい。さらにゼラチンのような吸収されうる物
質のカプセルとしてもよい。
経口投与のための液体組成物は、薬剤的に許容される乳
濁剤、溶液剤、懸濁剤、シロップ剤、エリキシル剤等を
含み、−船釣に用いられる不活性な希釈剤、例えば精製
水、エタノールを含む。この組成物は不活性な希釈剤以
外に湿潤剤、懸濁剤のような補助剤、甘味剤、風味剤、
芳香剤、防腐剤を含有していてもよい。
経口投与のためのその他の組成物としては、ひとつまた
はそれ以上の活性物質を含み、それ自体公知の方法によ
り処方されるスプレー剤が含まれる。
本発明による非経口投与のための注射剤としては、無菌
の水性または非水性の溶液剤、懸濁剤、乳濁剤を包含す
る。水性の溶液剤、懸濁剤としては、例えば注射用蒸留
水及び生理食塩水が含まれる。非水溶性の溶液剤、懸濁
剤としては、例えばプロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、オリーブ油のような植物油、エタノール
のようなアルコール類、ポリソルベート80(登録商標
)等がある。このような組成物は、さらに防腐剤、湿潤
剤、乳化剤、分散剤のような補助剤を含んでもよい。こ
れらは、例えばバクテリア保留フィルターを通す濾過、
殺菌剤の配合または照射によって無菌化される。これら
はまた無菌の固体組成物を製造し、使用前に無菌水また
は無菌の注射用溶媒に溶解して使用することもできる。
非経口投与のためのその他の組成物としては、ひとつま
たはそれ以上の活性物質を含み、それ自体公知の方法に
より処方される外用液剤、軟コウのような塗布剤、平削
及びペッサリー等が含まれる。
゛よび 以下、参考例および実施例により、本発明を詳述するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
クロマトグラフィーによる分離の箇所に示されているカ
ッコ内の溶媒は、使用した溶出溶媒または、展開溶媒を
示し、割合は体積比を表わす。
特別な記載がない場合は、IRは、液膜法で測定してい
る。
署ILL (9α、11α、15α)−(13E)−9−(t−プ
チルジメチルシリルオキシ)−11,15−ビス(テト
ラヒドロビラン−2−イルオキシ) −1,2,3,4
,5,6−ヘキサツルブロストー13−エン酸メチルエ
ステルの合成 O5i+ 0THP      0T)IP 2−オキサ−3−オキソ−6−5yn −((IE)−
3−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)オクテニル)
 −7−anti −(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)−cis−ビシクロ(3,3,0)オクタン(5g
L水酸化カリウム水溶液(5%、30−)およびメタノ
ール(50m)の混合物を50°Cで1時間半かくはん
した。反応混合物に水−エーテル(60m−150rt
dl”)の混合液を5辷o ’cで0.5N塩酸(60
yd)を加えたのち分液した。BtOAc抽出液を合わ
せた有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧濃縮した。
残留物をエーテルに溶かし、水冷下、ジアゾメタンのエ
ーテル溶液を溶液が黄色を呈するまで滴下したのち減圧
濃縮した。
残留物(5,5g)、L−ブチルジメチルシリルフロラ
イド(2,7m) 、イミダゾール(1,87g)およ
びoMF(17m)の混合物を室温で一夜かくはんした
反応液に水を加え、ヘキサン−EtOAc(1:1)の
混合液で抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(ヘキサン
−エーテル)で精製し、下記物性値を有する標題化合物
(5,79g)を得た。
TLC:Rf  O,70(ヘキサン:EtOAc =
1 : 1)  ;IR: ν 2950.2860.
1740.1460.1435.13801320、1
250.1200.1130.1080.102098
0、860.830.775  cIK−’皇j■11 (9α、 11α、15α)−(13B)−9−(t−
ブチルジメチルシリルオキシ)−If、15−ビス(テ
トラヒドロビラン−2−イルオキシ) −1,2,3,
4,5−ペンタツルプロスト−13−エン−6−オール
O5++ OT!(P       0THP 水素化リチウムアルミニウム(5,4g)のエーテル(
150成)懸濁液にO′Cで参考例1で合成した化合物
(5,79g)のエーテル(70d)溶液を滴下し、室
温で15分間かくはんした0反応液に飽和硫酸マグネシ
ウム水溶液を加えたのち、分液した。有機層をろ過し、
ろ液を濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィ (ヘキサン−EtOAc )で精製し、下記物
性値を有する標題化合物(4,31g)を得た。
TLC:Rf  O,19と0.22(ヘキサン: E
tOAc=2:1) ;■R:  ν 3450.29
30.2860.1460.1375.1320゜12
00、1180.1130.1020.865.830
゜775C1−’ 1m (9α、11α、15α)−(13E)−9−(t−ブ
チルジメチルシリルオキシ)−11,15−ビス(テト
ラヒドロビラン−2−イルオキシ) −1,2,3,4
,5−ペンタノイルプロスト−13−エン−6−アール
O3i+ 0T)IF      0THP オキサリル クロライド(1,0311Ii)の塩化メ
チレン(407)溶液に01150 (1,76m)お
よび塩化メチレン(5ml)の混合液を一78°Cで滴
下し、同温度で20分間かくはんした。この溶液に参考
例2で合成した化合物(4,31g )の塩化メチレン
(25mN)溶液を一78°Cで滴下し、15分間かく
はんした。反応液にトリエチルアミン(5,66d)を
−78°Cで滴下し、同温度で10分間かくはんし、0
°Cに昇温後30分間かくはんした。
反応液に水を加えE tOAcで抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃
縮した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(ヘキサン
−EtOAC)で精製し、下記の物性値を有する標題化
合物(4,22g)を得た。
TLC:Rf  O,51と0.55(ヘキサン: E
tOAc=2:1) ;■R:  ν 2940.2B
60.1725.1460.1380.1260゜12
20、1200.1180.1130.10B0.10
20゜870、830.815.780.740 ct
m−’貴4目」t (6αβ、9α、11α、15α)−(13E)−1,
9−ビス(tブチルジメチルシリルオキシ) −5,5
−ジフルオロ−6−ヒドロキシ−11,15−ビス(テ
トラヒドロビラン−2−イルオキシ)プロスト−3−イ
ン−13−エンの合成 0THP       0THP 参考例3で合成した化合物(2,2g)と亜鉛(塩酸処
理済:2.49g)の乾燥↑)IF (35戚)懸濁液
に、5−ブロモ−5,5−ジフルオロ−5−(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)−2−ペンチン(1,78g
)の乾燥THF(25d)溶液を水冷下滴下した。反応
液に塩化第二水銀(0,10g)を加え、かくはんしな
がら超音波照射を70分間行なった。反応液に塩酸−T
)IF(IN塩酸1.5 MlとTHF 13.5m)
の混合液を加え、かくはんした。反応液をろ過し、Rt
OAcを加え分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィ(ヘキサン:EtOA
c =8 : 1 )で精製し、下記物性値を有する標
題化合物(2,11g)を得た。
TLC:Rf  O,27と0.17と0.12(ヘキ
サン:l!tOAc −4: 1 )  ;IR:  
ν 3425.2940.2860.2260.146
0.1440゜1380、1355.1320.125
5.1200.11801110、1050.1020
. 910.・870 840養111足 (6αβ、9α、11α、15α)−(13E)−5,
5−ジフルオロ−1,6,9−1−ジヒドロキシ−11
,15−ビス(テトラヒドロビラン−2−イルオキシ)
プロスト−3−イン−13−エンの合成 0THP      0THP 参考例4で合成した化合物(700mg)の乾燥THF
(LomN)?fi液に0°Cでテトラブチルアンモニ
ウムフルオライドのTHF溶液(I M i 1.89
d)を滴下し、30分間かくはんし、さらに5°Cで一
夜かくはんした。反応液に水を加え、E tOAcで抽
出した。
抽出液を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィ(ヘキサン−EtOAc )で精製し、下記物
性値を存する標題化合物(419■)を得た。
TLC:Rf  O,13と0.08(ヘキサン: E
tOAc=1:3) ;IR:  ν 3450〜33
40.2930.2850.2250.1430゜13
70、1340.1320.1200.1120.10
20゜970 900 860 800  cm皇」I
1影 (6αβ、9α、11α、15α)−(13E)−5,
5−ジフルオ0−11.15−ヒス(テトラヒドロピラ
ン−2−イルオキシ)プロスト−13−エンーL6,9
−トリオールの合成 0THP      0THP 参考例5で合成した化合物(308mg) 、リンドラ
−触媒(450■)、ベンゼン(3d)およびシクロヘ
キサン(3d)の混合物を水素雰囲気下、室温で3時間
かくはんした。反応液にクロロホルムを加えたのち、ろ
過し、ろ液を減圧濃縮し、下記物性値を有する標題化合
物(311■)を得た。
TLC:Rf  O,17(CIIzCZz:EtOA
c =3ニア ;二回展開);IR:  ν 3440
〜3350.2930.2860.1440.1380
゜1345、1320.1280.1260.1200
.1180゜1120、1070.1020.970.
860.810 cva−’皇IL工 (11α、 15α)−(13E)−5,5−ジフルオ
ロ−6,9−ジオキソ−11,15−ビス(テトラヒド
ロピラン−2−イルオキシ)プロスト−13−エン−1
−アールの合成 0THP      0THP オキサリル クロライド(480μりの塩化メチレン(
10m)溶液に一78℃で[)MSO(818μりの塩
化メチレン(4r11)溶液を滴下し、20分間かくは
んした。この溶液に参考例6で合成した化合物(311
■)の塩化メチレン(6,5ad)溶液を滴下後30分
間かくはんした。この溶液にトリエチルアミン(2,6
d)を滴下し、−78°Cで30分間かくはんしたのち
O′Cまで昇温し、20分間かくはんした。
反応液に水を加えEtO^Cで抽出した。抽出液を飽和
食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮
した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(ヘキサン
−EtOAc )で精製し、下記物性値を有する標題化
合物(170■)を得た。
TLC:Rf  0.42 (ヘキサン:EtOAc 
−1: 1)  iIR: ν 2940.2B60.
1740.1450.1440.13851355、 
1325. 1265. 1200. 1120. 1
080゜1020、 980. 910. 870. 
815  am−’皇Ji亀 (11α、15α)−(131E)−5,5−ジフルオ
ロ−6,9−ジオキソ−11,15−ビス(テトラヒド
ロピラン−2イルオキシ)プロスト−13−エン酸メチ
ルエステルの合成 0THP      0THP 参考例7で合成した化合物(168mg)のアセトン(
3d)溶液にジョーンズ試薬(2,67M ; 337
 ul>を−25℃で滴下し、同温度で30分間かくは
んした。
反応液にイソプロピルアルコールを一20°Cで加えた
のち、水冷しはげしくかくはん中の水−エーテル混合液
に注いだ。[EtOAcを反応混合液に加え、分液した
。有機層を水、飽和食塩水で、洗浄後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧′a縮した。
残留物のEtOAc溶液にジアゾメタンのエーテル溶液
を滴下した0反応液を減圧濃縮し、残留物をシ(133
■)を得た。
TLC:Rf  O,53(ヘキサン: EtOAcI
R: ν  2940,2860,1740,1440
゜1260.1200,1125,108σ。
910、 870. 815. 740−1:1); 1350.1320゜ 1020、 970 cm−’ 実、1Ll (11α、15α)−(13E)−5,5−ジフルオロ
−1115〜ジヒドロキシ−6,9−ジオキソプロスト
−13−エン酸メチルエステルの合成 −EtOAc )で精製し、下記物性値を有する標題化
合物(57■)を得た。
TLC:Rf  O,37(EtOAc) ;IR: 
 ν 3370.2950.2930.2850.1?
30.1430゜1365、1200.1170.10
70  cm−’実11旺勤p乞」吐 参考例1〜5および実施例1と同様の操作により次表■
に示される物性値を有する化合物を得た。
6n      6゜ 参考例8で合成した化合物(130■)、酢M(2,3
#11り、水(ld)およびTIIF (0,3d)の
混合物を50℃で2時間かくはんした0反応液に水を加
えたのち、EtOAcで抽出した。抽出液を飽和食塩水
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、トルエンを加え
たのち減圧濃縮した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1は水素原子または炭素数1〜8のアルキ
    ル基を表わし、 R^2は単結合または炭素数1〜4のアルキレン基を表
    わし、 R^3は(i)炭素数1〜8のアルキル基、(ii)炭
    素数1〜8のアルキル基で置換されているかまたは無置
    換の炭素数4〜7 のシクロアルキル基、または (iii)塩素原子、トリフルオロメチル基または炭素
    数1〜4のアルキル基1個で置 換されているかまたは無置換のフェニ ルまたはフェノキシ基 を表わし、 Bはエチレン基またはtrans−ビニレン基を表わす
    。 ただしR^2が単結合である場合はR^3は(置換)フ
    ェノキシ基を表わさないものとする。〕 で示される5,5−ジフルオロ−6−オキソ−PGE誘
    導体、そのシクロデキストリン包接化合物、またはR^
    1が水素原子である場合のその非毒性塩。 2)(11α)−(15S)−(13E)−15−〔(
    1S,3S)−3−ブチルシクロペンチル)−5,5−
    ジフルオロ−11,15−ジヒドロキシ−6,9−ジオ
    キソ−16,17,18,19,20−ペンタノルプロ
    スト−13−エン酸メチルエステル。
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