JPH023198A - 故障検出回路内蔵型メモリ素子 - Google Patents

故障検出回路内蔵型メモリ素子

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JPH023198A
JPH023198A JP63149979A JP14997988A JPH023198A JP H023198 A JPH023198 A JP H023198A JP 63149979 A JP63149979 A JP 63149979A JP 14997988 A JP14997988 A JP 14997988A JP H023198 A JPH023198 A JP H023198A
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line
logic
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JP63149979A
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Inventor
Noriyuki Matsui
範幸 松井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/02Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/38Response verification devices

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概   要〕 故障検出回路内蔵型メモリ素子に関し、出力データを利
用せずに高速にワード線の故障を検出することが可能な
故障検出回路内蔵型メモリ素子を提供することを目的と
し、 2進アドレス信号を与え、指定されたアドレスにデータ
を書き込み、又は指定されたアドレスからデータを読み
出すことを可能とする半導体メモリ素子において、前記
2進アドレス信号によって指定される少なくとも行方向
に走るワード線のいずれか一方を活性化することにより
、活性化されたワード線に接続されたセルをアクセスす
るワード線ドライバと、前記各ワード線に接続され、す
べてのワード線が正常に動作している場合、前記2進ア
ドレス信号によって指定されるワード線がアクセスされ
ることにより、出力線に正常状態を示す論理を出力し、
指定された前記ワード線が故障している場合には、出力
線に正常状態の論理と異なる論理を出力するワード線の
故障を検出するワード線故障検出回路を有するように構
成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高倍転性を必要とする計算機等の記憶装置に
用いられる半導体のメモリ素子に係り、更に詳しくは故
障検出回路内蔵型メモリ素子に関する。
近年システムの高倍転化に対する要求がますます広まり
、特にノンストップコンピュータと呼ばれるシステムで
は、システムダウンが許されず、ビット誤りがあっても
これを訂正して動作し続けることが必要とされる。通常
の大中規模の計算機システムでは、メモリの故障に対し
F CC(ErrorChecking Code )
 と呼ばれる符号を採用し、誤りの検出及び訂正を行っ
て高倍転化を図っている。
ECC符号はS E C−D E D (Single
 Error Cor−rection −Doubl
e Error Detection)と呼ばれる符号
であり、単一誤りを訂正し、2重誤りを検出することが
できる。半導体メモリ素子内部においてワード線が断線
または短絡した場合には多重誤りになる場合が多く、そ
の多重誤りを2重誤りとしてECC回路で検出すること
は可能であり、しかもワード線を2重化して多重誤りを
単一誤りとしてECC回路で訂正する技術もすでに存在
する。
しかしその多重誤りがワード線の故障によるものである
ことを発見するのに時間がかかり、そのため、ワード線
の故障を高速に検出する検出技術がECCによる訂正技
術に先がけて要求される。
〔従来の技術〕
一般にメモリ素子はワード線で特定アドレスを選択し、
データをビット線にのせ、そのビット線をさらに選択し
てデータを読み書きするものである。このようなメモリ
素子は大容量化に伴い、多ビツト入出力の構成をとった
素子が多く使われるようになり、また消費電力を抑える
ためにブロック分割するが、その場合でも同一ワード線
で同時に複数ビットのセルをアクセスする複数セルアク
セス方式が採用されている。
第8図は従来の複数セルアクセス方式の半導体メモリ素
子の第1の構成図である。第8図の半導体メモリ素子は
16ワード×4ビツトのメモリであり、1つのアドレス
線をアクセスした場合に4ビツトのデータが出力される
ものである。同図において1と2はROWアドレスデコ
ーダであり、4ビツトの2進コードの上位ビットをデコ
ードするデコーダである。3のカラムデコーダは4つの
入力から1つを選択する選択回路で、その選択は4ビツ
ト2進アドレスの下位2ビツトによって行われる。ワー
ド線1.2,3.4はROWアドレスデコーダ1の出力
であり、アドレスの上位2ビツトによって1本がアクセ
スされるものである。同様にワード線1’、2’、3’
、4’はROWアドレスデコーダ2の出力であり、同様
に1本がアクセスされる。ワード線1〜4のうち1本が
アクセスされた場合にはそのワード線1上にあるセルの
内容はカラムデコーダ3に入る。従ってビット1に関す
るブロック4はアクセスされるワード線上の4ビツトが
同時にカラムデコーダ3に入り、カラムデコーダ3によ
ってそのうちの1つが選択され、出力データの上位ビッ
トとなる。ビット2においても同様で、ブロック5内に
ある16個のセル内容の中から1つだけが選択され、出
力データの上位から2ビツト目の情報となる。ビット3
に対応するブロック6内にある16個のセルのうちから
1個のセル内容が出力データの第3番目のビットとなる
。同様にビット4に対応するブロック7の16個のセル
から1つのセル内容が選択され、最下位ビットとなる。
第8図の半導体メモリ素子ではワードi  (i=1.
2,3.4)とワード線i′(i’=1’、2’、3’
、4’)は同時にアクセスされる。第8図の構成におい
て、ワード線iまたはi′が断線した場合に、断線した
そのワード線のセル内容は誤りビットとなって出力され
る。
しかしこれは単一誤りであるからECC訂正回路によっ
て訂正可能となる。しかし第8図の構成では各ビット4
,5,6.7は常に動作状態にあるため消費電力の低減
がはかれない。
第9図は従来の複数アクセス方式の第2の構成図である
。同図において8と9はROWアドレスデコーダであり
、2進アドレスの上位2ビツトをデコードするものであ
り、10のカラムデコーダは下位2ビツトを用いて4つ
のブロック11,12.13.14の中から1つのブロ
ックを選んでそのブロックの出力データをそのまま出力
するものである。ワード線1〜8のうちの1つがアクセ
スされるとアクセスされたワード線上のセル内容はカラ
ムデコーダ10の入力となる。すなわち2つのブロック
にまたがる8個のセルの内容が同時にカラムデコーダに
与えられカラムデコーダ10でどちらかのブロックの4
ビツト情報を選んで出力する。従って、ブロック11.
12がアクセスされた場合にはブロック13.14はア
クセスされず消費電力が低減されることになる。すなわ
ちアクセスされないブロックは動作しないため、消費電
力の面から見ると第9図の構成は極めて優れている。
この第9図のメモリ素子ではワード線が断線した場合に
そのワード線に接続されている複数セルはすべてデータ
の最上位から最下位のビットに対応しているため出力デ
ータは多ビットの誤りとして出力される。
第10図はワード線1の点■において断線したメモリブ
レーンの概略図である。このメモリプレーンは第9図の
半導体メモリ素子のブロック11゜12.13.14の
うちの1つに対応し、0点で断線しているワード線1が
アクセスされた場合にピッ)2,3.4に対応するセル
内容が縮退故障となる。従ってカラムデコーダ10の出
力データ線の情報は最大3ビツトの誤りが生じることに
なる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来、ワード線の故障検出はメモリ素子の出力側に接続
されたECC回路によって2重誤りとして検出していた
。従ってECC回路によって検出された2重誤りがワー
ド線の故障によるものであるのか、あるいはワード線に
接続されたセルの故障によるものかを判断するのに時間
がかかるという問題が生じていた。
本発明の目的は、出力データを利用せずに高速にワード
線の故障を検出することが可能な故障検出回路内蔵型メ
モリ素子を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の半導体メモリ素子の構成図である。同
図においてワード線ドライバ15は少なくとも行方向に
走るワード線のいずれか1本を活性化することにより活
性化されたワード線16に接続されたセルをアクセスす
るもの、 ワード線故障検出回路19は各ワード線に各検出用トラ
ンジスタが接続され、すべてのワード線が正常に動作し
ている場合には2進アドレス信号によって指定されるワ
ード線がアクセスされることによりそのワード線に接続
された検出用トランジスタのみ動作して常に出力線20
に正常状態を示す論理を出力し、指定されたそのワード
線が故障している場合にそのワード線に接続された検出
用トランジスタが不動作状態となり出力綿20に正常状
態の論理と異なる論理が出力されるもので、特に、正常
時にはいずれかのワード線が指定されると出力線20は
ローレベルとなり、指定されたワード線が断線、または
グランドに短絡している場合には出力線20がハイレベ
ルとなり、ワード線が電源ラインと短絡している場合に
はチップのディスイネーブル状態において出力線20が
ローレベルに固定されるように動作されるものである。
さらに、そのワード線故障検出回路19は、アドレスが
遷移したことを検出し、データを読み出す前にビット線
18を中間レベルにすることにより読み出しスピードを
高速化するためのアドレス・トランジション・ディテク
タ(Address Transition Dete
ctor )回路が内蔵され、そのワード線の故障検出
の判定タイミングをそのアドレス・トランジション・デ
ィテクタ回路が動作してから一定のタイミング後に行う
判定手段を含む。本発明ではワード線ドライバ15と反
対側の端部でワード線で信号が正常に伝達されているこ
とを検出することを特徴とする。
〔作   用〕
本発明では各ワード線にゲート端子が接続された検出用
トランジスタの各ドレイン端子を共通に接続し、ドツト
オア論理で出力線に接続することにより、正常時には出
力電流が流れるようにし、ワード線が断線している場合
、あるいはワード線がグランドと短絡している場合には
、そのワード線がアクセスされても、出力電流が流れな
いようにし、さらにワード線が電源ラインと短絡してい
る場合には、メモリ素子のディスイネーブル状態におい
て出力電流が流れてしまうようにして、ワード線の故障
をECC回路を用いず検出する。
〔実  施  例〕
次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図は本発明の原理図である。同図において第1図と
同じものは同じ記号で示され、15はワド線16を駆動
するワード線ドライバ、17は1ビツトの情報を格納す
るセル、18はビット線、19はワード線故障検出回路
、20は出力のエラー信号線、21はビット線18を介
して読み出されるセル内容を選択して出力する出カバソ
ファ、22はワード線故障検出回路19においてワード
′!lAl6の故障を検出するタイミングを制御するタ
イミング発生制御回路である。
ワード線ドライバ15は少なくとも行方向に走るワード
線16のいずれか1本を活性化することにより、活性化
されたそのワード線16に接続されたセル17の内容を
ビット方向に読み出すためのドライバ゛である。ビット
方向に読み出されたセル内容は出力バッファ21に入力
され、選択され、出力データとなる。また、ワード線故
障検出回路19は各ワード線16に各検出用トランジス
タが接続されて構成される。もしすべてのワード線16
が正常に動作している場合にはワード線ドライバ15に
与えられる2進アドレス信号によってワード線16の1
本だけが活性化される。そして、そのワード線16に接
続された検出用トランジスタのみが動作して常に出力線
20に正常状態を示す論理が出力される。しかし、もし
その2進アドレス信号によって指定されたそのワード線
が例えば断線している場合、そのワード線に接続された
検出トランジスタが不動作状態となり、出力線20に正
常状態の論理と異なる論理が出力される。
例えば、ワード線16がすべて正常である場合には1.
指定されたワード線に接続される検出用トランジスタが
オン状態となり、出力線20がローレベルとなる。とこ
ろが指定されたワード線16が断線またはグランドに短
絡している場合には、そのワード線に接続された検出用
トランジスタがオフ状態となり、出力線20がハイレベ
ルとなる。
またもしそのワード線が電源ラインと短絡している場合
には、チップのディスイネーブル状態において出力線2
0がローレベルに固定される。またワード線故障検出回
路19において、アドレスが遷移したことを検出し、デ
ータを読み出す前にビット線18を中間レベルにするこ
とにより読み出しスピードを高速化するためのアドレス
・トランジション・ディテクタ回路(ATD)が内蔵さ
れている場合には、そのワード線16の故障検出の判定
タイミングは、タイミング発生制御回路22で制御され
、そのATD回路が動作してから一定のタイミング後に
て行われる。このように本発明は出力データを利用せず
に高速にワード線の故障を検出するものである。
第3図は本発明の詳細な構成図である。同図において第
1図及び第2図と同じものは同じ番号で示され、16は
ワード線、18はビット線、17はセルである。また、
23はワード線ドライバ15の出力部にあるアンド回路
、24はパストランジスタ、25はセル17に接続され
るパストランジスタ、26は本発明のワード線故障検出
回路の一部であるドツトオア回路、27と28は本発明
に利用されるタイミングジェネレータとエラー信号を出
力するバッファ回路である。ワード線ドライバ15の出
力部にあるアンド回路23はワード線ドライバ15に入
力される2進アドレス信号によってどれか1つの出力が
論理1に活性化されるものである。論理1に活性化され
たアンドゲートの出力線29はパストランジスタ24の
ゲート端子を駆動し、その論理1により1つのパストラ
ンジスタ24がオン状態となる。パストランジスタ24
がオン状態となった場合、ワード線16はそのオン状態
のパストランジスタを介してハイレベルに活性化される
。即ちワード綿16のうちどれか1本のみがハイレベル
に活性化され、ワード線に故障がない場合にはその活性
化されたワード線16に接続されたパストランジスタ2
5はすべてオン状態となり、ワード線16上にある行方
向のセル内容はオン状態のパストランジスタ25を介し
てビット線18に伝達され、列方向に伝搬して出カバソ
ファ21 (第2図)に入力する。このようなメモリ素
子において、本発明ではワード線故障検出回路19内の
ドツトオア回路26内の各検出用トランジスタ30のゲ
ート端子がそれぞれワード線16に接続される。そして
、そのソース端子は接地され、ドレイン端子は共通に抵
抗器31を介して電源レベルVDDに接続される。検出
用トランジスタ30はゲート端子にハイレベルが入力さ
れた場合に、オン状態となり、そして、そのオン状態の
トランジスタ30に向かって電源電圧VDflから抵抗
器31を介して電流が流れる。電流が流れれば、すべて
のドレイン端子に共通に接続している節点■の電位はロ
ーレベルになり、その電位は、ドツトオア回路26の出
力線32に伝達される。すなわち検出用トランジスタ3
0のゲート電圧が少なくとも1つハイレベルであればド
ツトオア回路26の出力線32はローレベルになる。
もしワード線16が故障なく正常に動作している場合に
はワード線16のうちどれか1つは常にハイレベルに活
性化されている。というのは、ワード線16はROWア
ドレスデコーダの出力であるから、ROWアドレスデコ
ーダの入力である2進アドレス信号によって指定される
ワード線が必ずハイレベルに活性化されるからである。
すなわちワード線16に故障がなければ検出用トランジ
スタ30のいずれか1つが必ずオン状態になっており、
そのオン状態の検出用トランジスタ30に向かって電流
が電源■。から流れ込み、出力線32は常にローレベル
となる。このように本発明では各ワード線I6にゲート
端子が接続された検出用トランジスタ30の各ドレイン
端子を共通にしてドツトオア論理で出力線32に接続し
、このことにより、正常時に出力電流が常に流れるよう
にしている。このようなメモリ素子において、もしワー
ド線16が断線している場合には断線されたワード線1
6においてROWアドレスデコーダの出力論理は検出用
トランジスタ30に伝達されず、ROWアドレスデコー
ダでそのワード線を活性化しても、ハイレベルの電圧は
そのワード線に接続しているはずの検出用トランジスタ
30をオン状態にさせない。従ってドツトオア回路26
内のすべての検出用トランジスタ30はオフ状態となる
ドツトオア回路26において、すべての検出用トランジ
スタ30がオフ状態であれば抵抗器31を介して電流は
流れず、従ってドツトオア回路26の出力線32はハイ
レベルになる。
また、ワード線16のうち少なくとも1本がグランドに
短絡している場合にもその短絡されたワード線16はR
OWアドレスデコーダでハイレベルに活性化されず、そ
のワード線はローレベルのままとなる。従ってこの場合
においてもドツトオア回路26内の検出用トランジスタ
30はすべてオフ状態となり、抵抗器31を介して電流
は流れず、出力線32はハイレベルとなる。すなわち、
本発明ではドツトオア回路26を用いてワード線が正常
であれば抵抗器31を介して電流が常に流れ、ワード線
が断線している場合、あるいはワード線がグランドに短
絡している場合にはそのワード線をアクセスしても、電
流が流れないようにしている。
また、もしワード線がV。の電源ラインと短絡している
場合にはそのワード線は縮退的にハイレベルに固定され
る。この場合、そのハイレベルに接続された検出用トラ
ンジスタ30はオン状態となるため、出力電流が流れて
しまうので正常時の状態と区別することができなくなる
。しかし、メモリ素子にはチップイネーブル端子があり
、これを用いてディスイネーブルにすればROWアドレ
スデコーダの出力はすべてオフ状態にできる。すなわち
、ディスイネーブル状態では、すべてのワード線16は
不活性状態であり、すべてがローレベルとなる。このよ
うな状)において、もしドツトオア回路26の出力線3
2がローレベルになっているとするならば、その原因は
ワード線16の少なくとも1本が電源ラインと短絡して
いると判断できる。すなわち、ワード線が■。の電源ラ
インと短絡している場合にはメモリ素子のディスイネー
ブル状態において出力電流が流れてしまうことを検出す
る。このようにして、本発明はワード線の断線、ワード
線のグランドへの短絡状態、ワード線の電源ラインへの
短絡状態を検出する。
なお、タイミングジェネレータ27はワード線の故障を
検出するタイミングを制御するもので、そのタイミング
の指定信号をバッファ28に与えると、ドツトオア回路
26の出力論理がバッファ28を介してエラー信号20
として出力される。
最近のメモリ素子において、アドレスが遷移したことを
検出し、データを読み出す前にビット線18を中間レベ
ルにすることにより、読み出しスピードを高速化するこ
とを可能とし、そのためのアドレス・トランジション・
ディテクタ回路(ATlul路)(図示せず)が内蔵さ
れている。このようなATD回路が内蔵されている場合
にはワード線の故障検出に関する判定タイミングはAT
D回路が動作してから一定のタイミング後に行なわれる
第4図はATD回路回路によるビット線イコライズ回路
の実施例である。ATD回路33はアドレス線に接続さ
れ、アドレス線の電圧がハイレベルからローレベル、も
しくはローレベルからハイレベルに変化したことを検出
する。ATD回路33の出力はパストランジスタ36の
ゲート端子に入力され、そのパストランジスタ36のソ
ース端子及びゲート端子はそれぞれ正側のビットライン
34、及び負側のビットライン35に接続される。
この正側のビットライン34および負側のビットライン
35はそれぞれワード線16に接続されるセル17の読
み出し線であり、ワード線16がアクセスされた場合に
、セル17の内容をビット方向に伝達するものである。
このようなスタティックRAMにおいて、ATD回路3
3はアドレスの遷移状態を検出し、その出力線37をハ
イレベルにする。このことによって、パストランジスタ
36がオン状態となる。パストランジスタ36がオン状
態になると正側のビットライン34及び負側のビットラ
イン35は中間レベルになる。ビットライン34.ビッ
トライン35が中間レベルになれば、セル17の読み出
し電圧がハイレベルであろうとローレベルであろうとビ
ットライン34又はビットライン35を介して中間レベ
ルからのレベル変化として出カバソファに伝達する。従
って、遷移する振幅が小さいため読み出しスピードが高
速となる。すなわちATD回路33はアドレスの遷移を
検出し、データを読み出す前にビット線を中間レベルに
し、読み出しスピードを高速化する手段であって、高速
SRAMでは一般に内蔵されている。
第5図はATD回路の詳細図である。
千ノブセレクト信号(C3)がローレベルのとき、アド
レスが論理Oであればゲート39の出力は1、ゲート3
8の出力も1となる。
ゲート38の出力が1であれば、反転回路40の出力は
Oとなり、上側のトランジスタ40′をオン状態とし、
入力された論理1を常に1になるように動作する。反転
回路40の出力の論理0によってゲート41の出力は1
となり、その論理1がゲート42に人力する。従って、
ゲート39の出力の論理lは同様に常に1になるように
制御され、ゲート42の出力はOとなる。この論理0は
反転回路43及び44で少し遅延され、ゲート41に入
力する。従って、アドレスが0であるならばゲート45
の入力は上が1で下がOとなる。同様にアドレスが1で
ある場合にはゲート45の入力は上がOで下が1となる
。従って入力のアドレスが0または1のレベル信号であ
る場合にはATD回路の出力は常に0となる。この状態
でアドレスが0から1に変化したとする。アドレスがO
のとき、ゲート41の出力は1であるから、ゲート42
の出力はアドレスの0から1の変化をそのまま伝達し、
ゲート45の入力を1からOにするため、ATD回路の
出力は0から1に上がる。アドレスが0から1に変化し
、しばらく1のまま固定すると、ATD回路の出力は0
となる。従ってアドレスの遷移後、ATD回路の出力は
0から1になって即、0に下がるようなパルス信号とな
る。
アドレスが1からOに落ちる場合も同様である。
このように、ATD回路はアドレスの遷移状態を検出し
、それをパルスとして出力するものである。
第6図はATD回路による読み出しデータのタイミング
図である。46は1から0又はOから1の遷移のあるア
ドレス信号で、その遷移状態はATD回路により検出さ
れる。ATD回路の出力信号は49に示されるようにそ
のアドレスの遷移後に検出されるパルスである。このパ
ルスのハイレベルによってATD回路の出力に接続され
たパストランジスタ(第4図のパストランジスタ36)
はオン状態になり、正側のビットライン34及び負側の
ビットライン35は同レベルとなり、波形50に示され
るような中間レベルになる。51はセル17から読み出
されるデータ出力信号であり、この信号は、ビット線の
中間レベルかの変化によって、0から1または1から0
に高速に変化する。
なお、ATD回路によるイコライザがない場合には、波
形47.48に示されるように、ビットライン34.3
5は中間レベルではなく、出力データの遷移はイコライ
ザつきの場合の出力データ51と比べて遅れる。
第7図は本発明のATD回路付きのSRAMにおけるワ
ード線故障検出に関するタイミング図である。52のチ
ップセレクト信号(3丁)がローレベルになった後、5
3のアドレス信号は1から0またはOから1に変化した
とする。このアドレスの遷移をATD回路で検出し、検
出したATD出力は54に示されるように■のパルスと
なる。
本発明では、チップセレクト信号がローレベルになり、
イネーブル状態である場合にはワード線の断線及びワー
ド線のグランドへの短絡へのチエツクがドツトオア回路
26によって検出されるが、この検出タイミングは、第
7図に示されるように、アドレスが遷移した後とする。
すなわち、アドレスの遷移をATD回路で検出し、AT
D回路から出力される■のパルスを検出タイミングとし
てバッファ回路28に与え、そのバッファ回路28から
検出結果のエラー信号を出力するようにする。
また、ワード線の■、。の電源レベルへの短絡の検出は
、チップセレクト信号(τ丁)がハイレベルとなり、チ
ンプディスイネーブル状態になった状態で、しかもアド
レスが遷移した後に行われる。
従って、第7図のタイミングに示されるように、チップ
セレクト信号(て丁)が0から1になった後のアドレス
遷移をATD回路で検出し、そのATD回路の出力パル
ス信号■を検出タイミングとする。すなわち、■のパル
ス信号をバッファ回路28に与えてドツトオア回路26
の出力信号をエラー信号として出力する。
このように、本発明のワード線故障検出手段にはアドレ
スが遷移したことを検出し、データを読み出す前にビッ
ト線を中間レベルにすることにより読み出しスピードを
高速化するためのATD回路が内蔵されている場合には
、そのワード線の故障検出の判定タイミングをATD回
路が動作してから一定のタイミング後にて行うようにす
る。
〔発明の効果〕
本発明は、出力データを用いずに従ってECC回路等に
よる多重誤り検出を行わず、ワード線の故障を高速に検
出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体メモリ素子の構成図、第2図は
本発明の原理図、 第3図は本発明の詳細な構成図、 第4図はATD回路によるピント線イコライズ回路の実
施例を示す図、 第5図はATD回路の詳細図、 第6図はATD回路による読み出しデータのタイミング
図、 第7図は本発明のATD回路付きのSRAMにおけるワ
ード線故障検出に関するタイミング図、第8図は従来の
複数セルアクセス方式の半導体メモリ素子の第1の構成
図、 第9図は従来の複数セルアクセス方式の第2の構成図、 第10図は従来のワード線1の点■において断線したメ
モリプレーンの概略図である。 15・・・ワード線ドライバ、 16 ・ ・ ・ワード線、 17・・・セル、 18・ ・ ・ビット線、 19・・・ワード線故障検出回路、 20・・・出力線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)2進アドレス信号を与え、指定されたアドレスにデ
    ータを書き込み、又は指定されたアドレスからデータを
    読み出すことを可能とする半導体メモリ素子において、 前記2進アドレス信号によって指定される少なくとも行
    方向に走るワード線のいずれか一方を活性化することに
    より、活性化されたワード線(16)に接続されたセル
    (17)をアクセスするワード線ドライバ(15)と、 前記各ワード線(16)に接続され、すべてのワード線
    (16)が正常に動作している場合、前記2進アドレス
    信号によって指定されるワード線(16)がアクセスさ
    れることにより、出力線(20)に正常状態を示す論理
    を出力し、指定された前記ワード線(16)が故障して
    いる場合には、出力線(20)に正常状態の論理と異な
    る論理を出力するワード線の故障を検出するワード線故
    障検出回路(19)を有することを特徴とする故障検出
    回路内蔵型メモリ素子。 2)前記ワード線故障検出回路(19)は各ゲート端子
    が各ワード線(16)に接続され、各ドレイン端子が共
    通に一端が電源レベルに接続された抵抗器の他端に接続
    された検出用トランジスタからなるドットオア回路であ
    って正常時にはいずれかのワード線(16)が指定され
    ると前記ドットオア回路の出力が正常状態の論理に対応
    するレベルとなり、指定されたワード線(16)が断線
    または電源レベルの一方に短絡している場合にはその出
    力線(20)が異常状態に対応する論理レベルとなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の故障検出回路内蔵型メモ
    リ素子。 3)前記ワード線故障検出回路(19)は各ゲート端子
    が各ワード線(16)に接続され、各ドレイン端子が共
    通に一端が電源レベルに接続された抵抗器の他端に接続
    された検出用トランジスタからなるドットオア回路であ
    って正常時にはいずれかのワード線(16)が指定され
    ると前記ドットオア回路の出力が正常状態の論理に対応
    するレベルとなり、ワード線(16)が電源レベルの他
    方と短絡している場合にはチップのディスイネーブル状
    態においてその出力線(20)が正常状態を示す論理と
    同じ論理になるように実行する手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の故障検出回路内蔵型メモリ素子。 4)前記ワード線故障検出回路(19)は、アドレスが
    遷移したことを検出し、データを読み出す前にビット線
    (18)を中間レベルにすることにより読み出しスピー
    ドを高速化するためのアドレス・トランジション・ディ
    テクタ回路が内蔵されている場合には、そのワード線(
    16)の故障検出の判定タイミングを前記アドレス・ト
    ランジション・ディテクタ回路が動作してから一定のタ
    イミング後に行うための判定手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の故障検出回路内蔵型メモリ素子。
JP63149979A 1988-06-20 1988-06-20 故障検出回路内蔵型メモリ素子 Pending JPH023198A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5181205A (en) * 1990-04-10 1993-01-19 National Semiconductor Corporation Short circuit detector circuit for memory arrays
JP2015118728A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 インフィネオン テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフトInfineon Technologies AG ワード線アドレス・スキャン

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