JPH0231824A - セラミック多孔質膜の改質方法 - Google Patents

セラミック多孔質膜の改質方法

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JPH0231824A
JPH0231824A JP18039588A JP18039588A JPH0231824A JP H0231824 A JPH0231824 A JP H0231824A JP 18039588 A JP18039588 A JP 18039588A JP 18039588 A JP18039588 A JP 18039588A JP H0231824 A JPH0231824 A JP H0231824A
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alkoxyalkylsilane
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porous ceramic
porous membrane
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Kazutaka Mori
一剛 森
Masahito Shimomura
下村 雅人
Yasuhiro Tsubaki
泰廣 椿
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセラミック多孔質膜を親油性に改質する方法に
関する。
〔従来の技術〕
従来、セラミックス多孔質膜はフィルターガス分S+a
などと利用されている。
フィルターとして利用されるものの大半は細孔径が約1
 pm以上であり、また、ガス分離模として利用される
ものの多くは細孔径が約11μm以下である。
材質としては、シリカ(stow)*アルミナ(A40
s )を主体とする酸化物、 SiCなどの非酸化物な
どがあげられるが概ね親水性が高く、水と濡れ易い性質
を有する。これらのセラミック多孔質膜の表面を親油性
に改質して、水の透過を抑制し、親油性物質の透過を促
進する選択的透過模を製造する方法もある。この方法は
、アルスキシアルキμシツンなどのシフンカツプラー剤
にセラミック多孔質膜を1〜24時間浸漬して表面の改
質を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の改質法では、Vランカップラー剤中にセラミック
多孔質膜を浸漬する方式であるために、モジュール等に
組み込まれた実装置をそのまま浸漬することはできず、
管状、板状等のセラミック多孔質膜自体の状態で浸漬処
理した後東装置に組み込むことが必要となる。
本発明は、実装置等に組み込まれた状態でそのまま改質
することのできる、効率的な親油性改質方法を提供しよ
うとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、セフミック多孔質膜の表面に、気化すせたア
〜コキシフルキμシランを接触させることを特徴とする
セフミック多孔質膜の親油性への改質方法である。
なお、本発明で使用することのできるアルコキシア〃キ
A/Vフンとは化学式 で示される化合物であって、ここでRle ”t e 
Rsおよび馬はメチA/基、エチ〜基などのアμキ〜基
である。
ア〜フキシアルキyシランによるセフミック多孔質膜の
処理は50〜150°Cの気体状のアルコキシ7μキN
シフンまたはアルコキシ7μキNシフ/を含む気体に該
多孔質膜を11〜24時間接触させて完了する。
〔作用〕
第1図は、本発明を実施する装置の概念図である。この
装置は、円筒形のセラミック多孔質膜5を処理する場合
を示したものでちる。アルコキシアμキfVVヲン8を
ボンデ9で蒸発器2に定量供給するとともに、キャリア
用空気1を蒸発器2に送り、ガスミキサー3で十分に均
一混合した後、上記処理槽4の円筒形セフミック多孔質
膜内に導入する。排ガスからドレイン10(アルフキシ
アルキμシフン)を回収してポンプ11で尤に戻す。一
方、セフミック多孔質膜の外側を、トラップ7を介して
真空ポンプ6に接続する。セフミック多孔質膜の内側の
みを親油性処理するときには、真空ポンプ6を稼動させ
ない。真空ポンプを稼動するときには、アルコキシ7μ
キNシフンが多孔質膜を透過し、嘆全体を親油性処理す
ることができる。
このように、セラミック多孔質膜を気体状アμコキシア
〜キ〜シフンで処理することにより、該多孔質膜表面に
存在する水酸基とアμコキンシフンとが縮合し、シロキ
サン結合を介してアルキy基が導入される。このアルキ
y基によシ、セフミック多孔質膜は親油性物質に対する
親和性が増大するために、水の透過が抑制され、有機溶
剤等の現油性物質の透過が促進されるという、選択的透
過模を得ることができる。
〔実施例〕
セフミック多孔質膜の製造例 5tのアルミニウムイソプロポキシドを80〜90°C
に保持した100tの水中に添加し、アルミニウムイソ
プロポキシドを加水分解しもこれにα6−の濃硝酸を加
え、80〜90℃に24時間保持し、解膠してアルミナ
シμを得た。
このアルミナゾルに細孔直径1500A細孔容積α18
cr:、/lで、形状が直径(外側)10日、厚さ1簡
、長さ150日の一端を封じた円筒形アルミナ多孔質焼
結体を5分間浸漬した後、Q、1モtv / tのけい
酸ナトリウム水溶液に1分間浸漬し、100°Cの水蒸
気中に1時間放置した。この操作を4回繰り返した後、
90℃の熱水中に1分間浸漬することにより、アμカリ
を洗浄除去しセフミック多孔質膜Aを得た。
このセフミック多孔質膜につき、32℃において関係湿
度と水蒸気吸着量の関係を調べたところ、関係湿度13
%、50%、80%でらシ、無次元水蒸気吸着量はそれ
ぞれ[L3,17,1.0であった。ある成分が凝縮を
始める時の細孔半径(凝縮半径)はケルビン式 で与えられる。ここでγは凝縮半径、■は液体の分子室
、σは液体の表面張力、Rは気体定数。
Tは絶対温度、Poは飽和蒸気圧、Pは毛管凝縮を起こ
す圧である。関係湿度は1o o x (P/’PG)
で表わされるので、ケルビン式から前記の関係湿度13
%、50%、80%に対する凝縮直径を求めると、それ
ぞれ10A、50A、92Aとなり、このセフミック多
孔質膜が直径10λ以下の微細孔を有していることがわ
かる。なお、平均細孔径は20大であった。
実施例1 上記のセラミック多孔質膜を第1図の装置を用い次のよ
うに処理して親油性改質を行った。
まずセフミック多孔質膜を処理槽にセットし、2 m 
Hyの減圧下、60〜70℃で4時間乾燥して前処理し
た。
次いで、処理槽を60°Cに加温し、一方、流量6 L
 7分のキャリア用空気に、メトキシトリメチμシツン
を流ik5 CC7分で添加してこれを気化し、上記処
理槽に供給するとともに、真空ポンプで吸引しながら2
時間処理を行って改質セラミック多孔質膜を得た。
実施例2 メトキシトリメチμシフンの代わ)にトリメトキン(メ
チ/I/)シランを用いた以外は実施例1と全く同様に
、セラミック多孔賞嘆を処理し改質セラミック多孔質膜
を得た。
実施例3 市販の細孔径が40大のアルミナ質多孔質膜Bを実施例
2と同様にして、改質セラミック多孔質膜を得た。
透過テスト 未改質のセラミック多孔賞嘆A及びB並びに実施例1〜
3の改質セラミック暎について、円筒形状の膜の開放端
を真空ポンプに接続して25℃のパークロルエチレンお
よび水に浸漬し、円筒形状の内側を2■Hfの減圧にし
てパークロルエチレンおよび水の透過速度を測定した。
測定結果を第1表に示す。
第1表の結果によれば、未改質のセラミック多孔賞嘆A
及びBでは水の透過速度が比較的大であるが、実施例1
〜3の改質セラミック多孔質膜では水の透過が抑制され
、パークロルエチレンの透過速度が大となっていること
が分かる。
第  1  表 各種有機溶剤の分離に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を突流するための装置の概念図である
。 〔発明の効果〕

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セラミック多孔質膜の表面に、気化させたアルコキシア
    ルキルシランを接触させることを特徴とするセラミック
    多孔質膜の親油性への改質方法。
JP18039588A 1988-07-21 1988-07-21 セラミック多孔質膜の改質方法 Expired - Lifetime JPH07114931B2 (ja)

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JPH0231824A true JPH0231824A (ja) 1990-02-01
JPH07114931B2 JPH07114931B2 (ja) 1995-12-13

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